既に公開されているアートワークは素晴らしいんだけど

これを見るに、

やっぱADTRに求めてるアルバムではなさそうなのがな…

配信は来月だけど、聴くの恐いわぁ…

どうも、トトです。



それでは今年11枚目の新譜レビュー

完全に今さら感しかないバンドなんですが

こうしてちゃんと作品を聴き、

ちゃんと記事に取り上げるのは初なのでね…(。-∀-)

ホント、仕事なんてせずに

何不自由なく暮らせる金がない限り、

自分のそういうとこは改善されんわw

ってことで、

今回はそんなベテランメタルコアを取り上げます。




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Bleeding Through『NINE』
01. Gallows
02. Our Brand Is Chaos
03. Dead But So Alive
04. Hail Destruction
05. Lost In Isolation feat. Doc Coyle(God Forbid)
06. Last Breath
07. Path Of Our Disease
08. I Am Resistance feat. Andrew Neufeld(Comeback Kid)
09. Emery
10. War Time feat. Brian Fair(Shadows Fall)
11. Unholy Armada





キャリア25年以上のUS産ベテランメタルコア

Bleeding Through

タイトル通り9枚目となるアルバムNINE

SharpTone Recordsから2/14にリリースされました。


昨年はSABLE HILLS主催のフェス

FLONTLINE FESでの来日もありましたね。

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そこで初見の人も、既に見たことある人も、

きっと虜にしたことであるのは言うまでもなく。

とはいえ、自分はこうして音源を初めて取り上げるので

当然、見れてないワケですが…( ノД`)


が、せっかくこうして新譜に立ち会えたんだし、

早速、聴いていこうと思います。




Gallows
まずオープニングを務める1曲目は
ギターとドラムを交互に展開しつつ
イ"ィ"ィ"ヤ"ァ"ァ"ァ"ア"!!!!
というvo/Brandanのスクリームと共に入り
そのまま序盤は疾走サウンドで駆け抜けますヾ(* ゚∀゚)ノ
コーラスと共にテンポを落とし、
そのままダウンテンポなブレイクダウンで落とし、
そこから再び疾走ォウ!ヾ(* ゚∀゚)ノ
ブラストも高速でとても(* ゚∀゚)イィゾー
後半のブレイクダウン中には、そこに光を差すような
良い意味で不釣り合いな鍵盤の音色がこだまします。
再びコーラスと共に声量多めにテンポを落としつつ、
ラストのブレイクダウンでも叫びまくりでコア感増し増し。


Our Brand Is Chaos
先ほど同様にヘヴィサウンドを鳴らして始まり、
早々にブレイクダウンでスタートを切る2曲目。
Fuck with us and ヾ(* ゚Д゚)ノ find out!!
とシンガロングから始まるのも(* ゚∀゚)イィネ
準備万端!と言いたげな掻き鳴らされるギターのあとは
やっぱり走るぜー!ヾ(* ゚∀゚)ノ
そしてブレイクで落とすぜー!ヾ(* ゚∀゚)ノ
再び冒頭のシンガロングパートを打ち出しながら
後半のブレイクではやはり鍵盤が流れる。
疾走、短いギターソロからのブレイクダウンも(* ゚∀゚)イィゾー
We are the sacrificed!!
と、叫んだあとのブレイクダウン、
そこからさらに低音グロウル+ブラストで
コア感を全面に押し出す展開も(* ゚∀゚)イィゾー
どんどんダウンテンポになっていくブレイクダウン、
からの再びアッパーな展開へと切り替わる終盤。
壮大なストリングス要素と+ブレイクダウンで締めます。





Dead But So Alive
冒頭から低い唸り声を上げる3曲目は
叫び散らしながら高速で走るヾ(* ゚∀゚)ノ
このスピード感たまんねー(* ゚∀゚)
そこからヘヴィにザクザク刻まれるリフと共に
ブレイクダウンに突入し、再び走り出しますヾ(* ゚∀゚)ノ
そのまま疾走感のあるアップテンポなサウンドで
サビはクリーンボーカルになるのは意外な展開。
そこから走って、再びブレイクダウンでガッツリ落とす。
さらに疾走したままのギターソロ、
そこからなだれ込むラストサビでは
key/Martaの女性らしいハイトーンも。





Hail Destruction
4曲目は、旋律的な音色でスタートし
徐々に重いサウンドが加わっていき
Brandanの咆哮から本格的に封を切ります。
準備は万端!疾走パートへヾ(* ゚∀゚)ノ
からのブレイクダウンも安心安定。
バックに流れるコーラスめいたシンセが壮大さを打ち出し
再び疾走からのブレイクダウンへヾ(* ゚∀゚)ノ
バンドサウンドに応えるように力強い鍵盤が響いたあと、
一気にクールダウンして、囁くようなボーカルから
ヘヴィサウンドと共にギターソロへ突入します。
そこから低音スクリームによるブレイクダウン、
アウトロはエコー感のある旋律的な鍵盤でフェードアウト。


Lost In Isolation feat. Doc Coyle
こういうイントロ(* ゚∀゚)スキー
からの壮大さをバックにアグレッシブに幕を開ける5曲目。
アッパー展開から早々にブレイクダウンを入れたあと、
MartaのクリーンとBrandanのスクリームを交互に。
サビではMartaをメインに歌メロ感を強めつつ、
ここでのクリーンはゲストのGod ForbidDoc Coyleか?
そこにBrandanのスクリームが入り、
三者三様のボーカルワークを見せるのがgood(゚∀゚ *)
後半はフラグ通りに凶悪なブレイクダウンで落とし、
疾走ギターソロからのラストサビで締めます。


Last Breath
ソウルフルな歌声と鍵盤サウンドが響く6曲目。
攻めまくりな今作の作風に於いて、
唯一の休憩スポットであり、今作イチの美しさを誇る
107秒のインタールード的ショートトラック。


Path Of Our Disease
ヘヴィなギターイントロから反比例して
Martaの妖しいボーカルから幕を開ける7曲目。
疾走感を伴いながらBrandanと共に突き進み、
ヾ(* ゚Д゚)ノ I!! don't!! care!!
の野太いシンガロングがまたアツいヾ(* ゚∀゚)ノ
どこか初期のMotionless In Whiteみたいな
ホラー感を感じさせるサウンドも(* ゚∀゚)イィネ!
ギターソロならぬ、鍵盤ソロを取り入れてるのも◯
ラストを飾るブレイクダウンもgood( ´∀` )





I Am Resistance feat. Andrew Neufeld
エレクトロ系サウンドが鳴るところから
徐々に勢いをつけていくバンドサウンド、
そしてBrandanの咆哮から幕を開ける8曲目。
そのまま疾走パートへとなだれ込み、ブラストに流れる。
合間に挿し込まれるBrandanよりも
ハイピッチなスクリームはAndrewかな?
スピード感に溢れ、2種のスクリームがせめぎ合う展開は◎
変わってサビでテンポを落として
意外と耳触りの良いキャッチーなメロに。
今度は先にブレイクダウンを入れ、
そのあとに疾走しなからのギターソロへ突入。
ブラストからのタイトル咆哮、ラストサビへ流れて締めに。


Emery
旋律的なギターとクリーンから始まる9曲目。
しかし、そのあとのイントロからは
ここまでと同様のヘヴィサウンドを叩きつけます。
ほんのりホラー感をおもわせる鍵盤が(* ゚∀゚)イィネ
サビはMartaがメインで歌い展開に。
割とミドルテンポに進んできたところから、
Bメロでは疾走サウンドの後、ブレイクダウンで落とす
というセオリー通りの展開もgood(゚∀゚ *)
とはいえ、やはり全体的にはミドルテンポで
Martaのクリーンが響く歌もの寄りのヘヴィトラック。


War Time feat. Brian Fair
冒頭から勢い良く始まる10曲目。
そのままブラスト→疾走の流れが気持ち(* ゚∀゚)イィ!
流れるようにブレイクダウンに移行したあと、
Martaが歌うメロディアス展開なサビに。
そこから再び疾走サウンドに乗るギターソロ、
そしてブラスト、さらに走ぃーるヾ(* ゚∀゚)ノ
Shadows FallBrianの出番はブレイクダウンかね。
後半は、さらに追いブレイクダウンで攻めてきます。
ラストサビではMartaが再び前に来て歌う。
コーラスと共にゆっくりフェードアウトしていく締めも◯


Unholy Armada
ラスト11曲目も初っぱなからアグレッシブに開始。
そこから走り出して一気にスピード感を高めます。
ヾ(* ゚Д゚)ノ We are!!
のシンガロングコーラスもgood(゚∀゚ *)
鍵盤パートに入ると雰囲気も変わりますが、
Brandanのスクリームは止まず。
終始シンフォニックなコーラスめいたシンセも(* ゚∀゚)イィネ
再び走りながらの
ヾ(* ゚Д゚)ノ We are!!
これはやはり一緒に叫びたくなりますね。
そしてフラグ通りにブレイクダウンで落とす。
ラスト1分を切ったところからギターソロに突入し、
そのままフェードアウトしていきます。





以上、

Bleeding Through『NINE

でした。

個人的に好きなタイプのメタルコアヾ(* ゚∀゚)ノ

クリーン少なめ、疾走感と熱量あるサウンド、

そこに加わる女性ボーカルと

キーボードによる妖しいホラー的シンセに

シンフォニックで壮大なサウンドも、なんて

気に入る要素しかねぇヾ(* ゚∀゚)ノ


やっぱSABLE HILLSが選ぶバンドは合うわぁ。

UnearthPhinehasBleeding Through

FLONTLINE FESの傾向として、

これからも往年のベテランメタルコアを呼んでくれそうね。

そうなるとシーンに復帰し、

今作にゲスト参加してるShadows Fallあたりも

呼ばれる可能性としては高いのでは?(* ゚∀゚)

まぁ、最近はマジでチケ代マーチ代クソほど高い上に

FLONTLINE近辺で他のライブもあったので

自分はまだ行けてないんですが…

行ける日程とラインナップさえ揃えば

間違いなく行って損しないフェスっぽいんだけどな。


と、今さらながらに聴いた最新作は

非常にワタシ好みのメタルコアでした。

Bleeding Through『NINE

自分のような遅咲きリスナーでなければ

セーブルリスナーも、メタルコアリスナーも、

既に聴いてるバンドなのは間違いなさそうですですが

是非ぜひ、ご一聴。





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