これまでに出ていた情報のまとめと

追加と詳細がある感じの内容でした。

この記事が上がるころには

日本の公演も終わっていますが

ネット上を見る限りは盛り上がりも上々だったよう。

今年、サマソニあたりでもっかい来んかな…

どうも、トトです。



例年1月はあまり蔵出しはないんですが

今年は1月から5枚出します。

本記事で書けそうだけど御蔵入りにしたもの
ホントに御蔵入りだったもの
なんとなく←

と、蔵出し理由もこんな感じ。

そんな中から

いつものようにリリース順に出そうと思います。

本記事での今年最初の新譜レビューはLEXTでしたが、

今年最初に聴いた新譜自体はこの作品でした。




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tuki.15
01. 晩餐歌
02. 月面着陸計画
03. 純恋愛のインゴット
04. アイモライモ
05. マルボロ
06. 星街の駅で
07. シーソー
08. サクラキミワタシ
09. ひゅるりらぱっぱ
10. 地獄恋文
11. 孤独の鯨
12. 一輪花
13. 愛の賞味期限



昨年1年で爆ハネした感のある女子高生シンガーtuki.
15歳の時に作ったという曲で彩られた1stアルバム
15』が1月8日にリリースされました。
年始で新譜がなかったからこそ聴いてみたものの、
これがけっこう良かったんですよね。

一躍時の人になるキッカケとなった代表曲、
昨年末の紅白でも披露したM1. 晩餐歌
良いなとは思いつつも、そこまで刺さらず。
歌もの系でならM8. サクラキミワタシが割と好き。
M6. 星街の駅やM12. 一輪花あたりは
オケ感のあるサウンドで、大きな会場でこそ
真価を発揮しそうな感じはgood(゚∀゚ *)

それよりやっぱアップテンポでバンド感のある
M2. 月面着陸計画
M3. 純恋愛のインゴット
M10. 地獄恋文
あたりのが耳馴染みは良かったですね。
ただ、こういうTHE 邦楽バンド!みたいなサウンドで
日本詞メインの曲ってめちゃくちゃ久々に聴いたので
すんごい懐古心をくすぐられました。笑
M2は爽やか系アニメのOPとかにも合いそうなんだよな。笑
M3はタイトル、内容的にもラブコメ待ったなしだし。
てか、アニメタイアップなんて近い内にありそうだしね。
ただ、M3には今どきらしくラップパートがあったり、
M10. 地獄恋文(インフェルノラブレター)というカナ読みだったり
聴いてて面白いなと思わせる要素があって◯

M5. マルボロは…曲云々よりかは
10代が煙草の銘柄のタイトル、歌詞にも煙草がある曲で
創作に水を差すうるせぇ馬鹿の標的にならないか…
今の時代、そっちのほうが心配になるわ(´・ω・`)

歌詞通りに祭囃子的な和の要素を前面に打ち出した
M9. ひゅるりらぱっぱは(* ゚∀゚)スキー
普段、洋楽ばっか聴いてるけど、
やっぱこういうのは和のサウンドは好きなのよね。
和の弦楽とかとてもgood(゚∀゚ *)です。
明るくノリノリな曲調なのも聴いてて楽しいからね。

そんなM9と双璧を成すほど気に入ったのは
M11. 孤独の鯨
歌詞も良好、何よりワタシ自身がクジラ好きなので( ´∀` )
実際の声のサンプリングか、似たような音を作ったか
そのへんは不明だけど、クジラの鳴き声を入れてるのも
個人的にはとってもgood(゚∀゚ *)でした。
サビのラスト、歌詞とその歌い方的に
月の夜に 吠えぇーるぅー(ホエール)…ってのは
やっぱりちょっと狙ってたりするのかな…?w

と、なにげに(* ゚∀゚)イィネ!と言える作品でした。
顔出ししてないところは、やはりAdoが浮かぶけど
クリーンからダーティまで幅広く歌えるAdoほど
多彩なボーカルワークではないものの、
反面、文字通りクリーンな声質でありながらも
意外と低音気味な耳触り良いボーカルは◯
ただ、本人は顔出し身バレ気にしてないのかな?笑
と思える振る舞いは、それこそイマドキの子っぽいけど
それはそれで色々と思うところはあるな…
Adoほど徹底してないのがね。
Adoは陰キャっぽいけど、tuki.は陽キャっぽいもんなw
まぁ、顔バレ身バレしようが音楽聴くには関係ないので
これからの活躍も楽しみなシンガーですね。






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Lilac Kings『The Weight Of Things』
1. If You Hit the Ground
2. White Noise (feat. Properties of Nature)
3. Damn Daniela
4. Midnight Special
5. Limbs (feat. Andy Cizek)
6. Timelapse
7. Don't Go There (feat. Andrés)




USのスワンコア系ポスコアバンドLilac Kings
最新EPのThe Weight Of Things
1/17にリリースされました。
アートワークが個人的にも割と好きです。
Spotifyで、DGDやEidolaから派生するような
「ファンの間で人気」に出てきたバンドを
いつぞやに漁っていた時期があり、
その時にフォローしたバンドの1つですね。

まずM1. If You Hit the Groundを聴いた時に、
え?こんなバンドフォローした覚えないんだが…(; ゚Д゚)
という雰囲気のサウンドで始まり困惑しましたが、
転調してからはしっかりスワンコアライクに。

M2. White NoiseM3. Damn Danielaあたりでは
ちょいちょいハイトーンなクリーンを繰り出しますが
ちょっと…シンドそうというか
リスナーからすると、やや聴き苦しいタイプのハイトーン。
何ならちょっと初期ChiodosCraigヨロシクな
へなちょこ系クリーンの雰囲気すらあるw
その点、M5. Limbsで参加しているAndyが光るわーw
やっぱボーカルクオリティは高いですねぇ( ´∀` )b
ても、M3は曲調自体はリズミカルでgood( ´∀` )

M7. Don't Go Thereでは、シャウトも汚ったねぇw
M5のバッキングではそんな汚くないのにな。
ゲストであるAndrésの方なのかな?
00年代のスクリーモ感のある汚さ(良い意味で)です。
しかし、この曲の終盤ではサックスが!(* ゚∀゚)
Jazzyな雰囲気がとても良く、一旦鳴りを潜め、
ラストにまたくるのも(* ゚∀゚)イィゾー

スワンコア的であるとは言いつつも、
実際のところ00年代スクリーモ好きにも
刺さる人はいるのでは?って感じでした。






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horsegiirL『v.i.p. - very important pony』
1. materiaL hor$e
2. take it offff
3. giirL math
4. eat, sleep, slay, 🔁
5. bby luv x3 (feat. DJ G2G)
6. scene before the kiss xoxo




Spotifyのhyperpopプレイリストから見つけた
horsegiirLのEPv.i.p. - very important pony
Three Six Zero Recordingsから1/24にリリースされました。
Horse Girlとストレートな表記ではなく、
小文字で、girlのiを2つ、lを大文字Lにしてるってのは
独自性を出してリスナーに見つけやすくさせる為かな?
その代わり、ちゃんとhorsegiirLと入力しないと
似たスペルの別物が出てきてしまう気がしますがw

トラックリストを見ても
同じような特徴をもったタイトルが散見されます。
hyperpopのプレイリストから見つけたものの、
未だそこまでハイパーポップに造詣が深くないので
けっこうなEDM系のサウンドじゃん?
っていう印象の1枚でしたが、
それでもちゃんとボーカルがある分、
音だけを垂れ流すEDMよりも耳馴染みは良い。
良いなと思ったものは多くないものの
テンポ感良さげなM3. giirL mathと、
ちゃんと馬の鳴き声が入ったM5. bby luv x3あたりが
個人的には良かったかなーって感じ。
この全6曲でトータル約14分
1曲平均130秒というコンパクトさは現代ならでは。

今回に限らず、プレイリストからフォローする際は
ながら聴きをしつつ、アンテナが反応した曲が流れたら
割と脳死でフォローボタンを押してるので、
見た目からしてこんな馬女だとは気付かなかったw






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I See Ghøsts『Goddamn Fine』
1. Down Here
2. Underwhelmed
3. Fairytales
4. Find Some Peace
5. Goddamn Fine




何で見つけたんだっけな…と、記憶が定かではない
ドイツ産バンドのI See Ghøsts
EPGoddamn Fineが1/24にリリースされました。

今作に1周目の試聴時、毒にも薬にもならんな…と
蔵出しで挙げるのもやめようかと思ったくらい
無味無臭感がありましたが、聴いていく内に
ちゃんと味も臭いもしてきました。笑

"ドイツ"産"ポスコア"にしては、コア感やや低め。
スクリームするロックバンドって印象のが強いです。
少なくとも今作ではクリーンパートのが多いですしね。
5曲の中に、M4. Find Some Peaceという
歌ものまでしっかり収録してありますしね。

しかし、M1. Down Here
アップテンポで勢いがあり、オープニングにピッタリ。
リロード→ fire!!からのスクリームという、
個人的なツボを抑えたアグレッシブパートがあるのも
(* ゚∀゚)イィネ!って思いました。

そしてタイトルトラックM5. Goddamn Fine
エモーショナルながらもドラムのテンポ感が良く、
クリーンとスクリームが同時に
タイトルで締めるサビもキャッチーであり、
シンガロング衝動に駆られる部分でもあります。
終盤はコーラスによりさらにシンガロング感が高まる。

と、良いとこも見つけられました。
ウチでもそこそこの数の
ドイツ産バンドを取り上げてきましたが
その中でもBreathe Atlantisや、Abandoned In Destiny
あたりが好きな人には刺さるかもですね。






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August Burns Red
『Thrill Seeker: 20th Anniversary Edition』
01. Your Little Suburbia is in Ruins
02. Speech Impediment (feat. Adam Dutkiewicz)
03. Endorphins
04. Too Late for Roses
05. Barbarian (feat. Josh McManness)
06. The Reflective Property
07. A Wish Full of Dreams
08. Consumer
09. A Shot Below the Belt
10. Eve of the End
11. The Seventh Trumpet
12. Pride & Humility (Bonus Track)




USを代表するメタルコアバンドAugust Burns Red
記念すべき1stThrill Seekerリリースから20年
20th Anniversary Editionの記念盤として
1/24にリリースされました。
アートワークも良いですねぇ(* ゚∀゚)
調べてみると15周年盤も出てない?w 擦るねーw
とはいえ、この頃はボーカルもJakeではなく、
初期衝動ゆえの激しさ、05年という時代的にも、
混じり気なしにストレートすぎるメタルコアしてて
単純にメタルコア盤として秀逸なのがね(* ゚∀゚)

M3. Endorphinsでは、ブレイクダウン+シンガロング
M4. Too Late for Rosesは、疾走からのブレイクダウン
M6. The Reflective Propertyでは、
疾走パート、ブレイクダウン、シンガロング、ブラストと
全部入り!ヾ(* ゚∀゚)ノ

M9. A Shot Below the Beltのように
クールダウンパートがあるような曲もあるけど
クリーンボーカル?なにそれおいしいの?レベルで
基本はしっかり攻め攻めなメタルコアしてて清々しい。

そんな中でM10. Eve of the Endでは
約200秒、ボーカルなしのガッツリ!インストナンバー
からの、通常版の最後M11. The Seventh Trumpet
8分を超える大作になっているのも驚いたΣ(゚∀゚ノ)ノ
中盤、後半、アウトロに長めのインストパートはあるけど
おとなしくなることのない8分はすげー(* ゚∀゚)w

そしてこの20周年盤だからこそ
当時のボーカリストJosh McMannessをゲストに招いた
M5. Barbarianとかは激アツよねヾ(* ゚∀゚)ノ

この通り、フツーに良盤なのは明らかで
だからこそ本記事で書こうとは思ったんだけど、
まず周年記念の再録盤ってことと、
他の記事に時間を割いたので蔵出しにしました。







以上、

2025年1月の蔵出しレビューでした。

こうして新年最初の蔵出しを書いていて思いましたが、

今後、いっそのことEPは基本蔵出しにしようか…

なんてことも頭をよぎりました。

普段から言っている通り、

自分が求めているのは、基本的には「アルバム」だし

まして現代では、そうしたアルバムに先駆けて

先行シングルならぬ、"先行EP"みたいな形で

Spotifyに配信されることも少なくない今の状況で、

そんなのに本記事を使いたくないってのもある。

もちろん全部が全部というワケではなく、

先行EPではなく、正式にEPとしてリリースされるなら

それだってフツーに聴くし、

内容が良ければ記事にしたくもなります。

ウチの「2日に1記事」という更新ペース的に

アルバムよりもサクッと聴けるEPは

時にそのペースを守る助けになることも事実ですしね。

なので

EPは蔵出しにすることを意識しつつ、

更新ペースの維持の為と、EPでも良盤だぜ!ヾ(* ゚∀゚)ノ

ってものなら、本記事で書いていこうと思います。

遅ばせながら今年の目標めいたものができたところで

今回はこのへんで終わろうと思います。