ネット社会が発達したことによって

意味不な人が容易に顕在化してきて

今って信じられないほど言動がアレな人いるよね…

こんなもん、そりゃIGも困惑するだろう。

幸運にも自分の周りにはこういう人いないけど

大手中小問わず、主催者さんたちは

頭を悩ます要因の1つだろうな…(´・ω・`)

ホント、どうすりゃこういう思考にいきつくのか

マジで意味わからんもんな…

どうも、トトです。



一本ライブを挟んで

今年8枚目の新譜レビュー

このバンドを取り上げるのも気付けば3度目で

1st以外は順調にレビューしてきています。

でも、前作からは少し空いてのリリースになりましたね。

そんな今回取り上げるのはこちらの作品。




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Grayscale『The Hart』
01. The Hart
02. Kept Me Alive
03. Through the Landslide
04. Talking in My Sleep
05. Let Go
06. Summer Clothes
07. Some Kind of Magic
08. Dance with Your Ghost
09. Don't Leave Me in the Dark
10. Painting Over You
11. Mum II
12. Not Afraid to Die (Album Version)





US産POP ROCK/POP PUNKバンドのGrayscale

4年ぶり4枚目となるアルバムThe Hart

初期から在籍していたFearless Recordsを離れ

Infield Recordsから1/31にリリースされました。


割と早い段階から先行曲はチェックしてましたが

ようやくアルバムリリースとなりましたね。

去年出るかと思ったら今作に先駆けてのEPだったし(。-∀-)

ホント、そういう紛らわしいリリース

やめろってんだよな(。-д-)-3

ま、今回はアルバムのリリース日がわかっていた為

そんな"先行"EPなんて華麗にスルー決め込みましたが。


ともあれ、待望していたのは事実であるので

早速、聴いていこうと思います。




The Hart
今作は1曲目からタイトルトラックで幕を開けます。
わずか71秒のショートトラックで
ピアノの旋律がとても印象的な1曲。
どんどん大きくなっていくのも映画のオープニングのような
今作のオープニングであり、イントロトラック。


Kept Me Alive
変わって2曲目は初っぱなからボーカルで入り、
キャッチーなメロによるPOP ROCKを展開します。
vo/Collinの歌声も、この曲から始まったとき
こんなにBYAMのJakeっぽかったかな?と。笑
10年代前後のエモメロ系POP PUNK/POP ROCKの雰囲気で
試聴1周目からとても耳馴染みが良いヾ(* ゚∀゚)ノ
サビに入ると壮大でエネルギッシュなサウンドにより、
アンセミックな展開を見せるのもgood(゚∀゚ *)
アウトロはアコギでの静かな弾き語りに、
しっとりピアノを鳴らしての締めも良いですね。





Through the Landslide
ノイジーなギターを短く鳴らしたあとは
前曲よりもやや抑えめのテンポで始まる3曲目。
しかし、サビの盛り上がりに関しては
前曲に負けず劣らずで良いですねヾ(* ゚∀゚)ノ
細かく跳ねるような縦ノリ感と、
シンセによるキラキラ感みたいなもの、
Bメロサビ後には壮大なおーおーコーラスでキャッチーに。
ラストサビはそのコーラスによるシンガロング感と
上向く曲調で大いに盛り上がる雰囲気バッチリな展開な
前曲と双璧を為す今作のアンセムに\(^o^)/





Talking in My Sleep
前2曲から打って変わって、
アコギの弾き語りで静かに幕を開ける4曲目。
入りと締めでタイトルを歌うサビを抜け、
Bメロに入るとようやくバンド感も出てきて
ドラムが心地良いリズムを刻んでいきます。
そのまま良い感じのテンポで曲調もわずかに上がり
上向いていくような雰囲気がgood(゚∀゚ *)
ここでも再びバックにコーラスが響き、
ラストサビでもうひと上げ。
ラストはTalkingを繰り返すCollinのボーカルと
後ろのおーおーコーラスがキャッチー。


Let Go
変わって、頭から体を揺らしたくなる
リズミカルな曲調が良い感じの5曲目。
POP ROCK感を取り戻した曲でのサビでは
ヾ(* ≧∀≦)ノ らったー♪
ヾ(* ≧∀≦)ノ らったったーらー♪
のコーラスもシンガロングしたくなる。
一旦落とした先でしっとりとピアノが旋律を奏で、
↑のコーラスが響くラストサビで締めます。





Summer Clothes
少し低めのギターが耳を突く6曲目。
それでもどことなくノリの良いリズムで
ポップなギターロック感もひとしおに。
gt/Andrewのギタープレイが光るなぁ(* ゚∀゚)b
この曲の主役は間違いなく彼だと思います。
タイトル通り、夏に聴きたくなる雰囲気もgood( ´∀` )

マジメに演奏してるMVがほとんどの中で唯一、
コメディパートもあって笑えるMVでgood(゚∀゚ *)w





Some Kind of Magic
まずタイトルを一声放ってから
アップテンポなイントロへと切り替わる7曲目。
このテンポ感、リズム感(* ゚∀゚)スキー
Kids In Glass Housesあたりが浮かんでくる
アッパーでストレートなPOP ROCKしててgood(゚∀゚ *)
これはライブでやっても盛り上がること間違いなし!


Dance with Your Ghost
8曲目もギターが耳を引くイントロから始まります。
こちらもタイトル通り、踊りたくなるような
体を揺らしたくなる曲調のPOP ROCKを展開。
タイトルにGhostと入ってはいるけど、
ホラー感はなく、むしろエモーショナルかつ、
ファンキーな面を垣間見る良メロ曲。
サビでタイトルを歌うところもわかりやすく、
一緒にシンガロングしたくなる衝動に駆られますね( ´∀` )b
ヾ(* ≧∀≦)ノ dance with your ghost!!





Don't Leave Me in the Dark
再び頭からCollinのボーカルが響く9曲目。
どことなく冬に聴きたくなる
ウィンターソング感があるのは気のせいだろうか。
タイトルを繰り返すのもキャッチーな歌もので、
そのタイトルからくるエモーショナルさも。
しかし、そのタイトルだからこそか
曲調的には光属性感があるんよね。
少しマシンボイス風にエフェクトをかけたボーカルが
徐々にフェードアウトしていくアウトロもgood( ´∀` )


Painting Over You
こちらも再び、ギターでの弾き語りで始まる10曲目。
エモーショナル特化の歌もの2連発。
タイトルを歌ってサビを締めたあと、
Bメロからはストリングスも加わります。
そうしてオケ感もひとしおで
ラストはサウンドもどんどん力強く、
壮大さを増していくようなエンディングに。


Mum II
2017年にリリースされた1st『Adornment』に収録された
"Mum"の続編となる11曲目も静かなスタートに。
こちらは変わって、鍵盤サウンドによる弾き語り感。
進行につれて、どんどん音がハッキリしていきます。
どこか海外アニメーション映画のエンディングのよう。
タイトル的にも、先週末に公開された
『野生の島のロズ』とかにも合いそうな感じ。
というか、これを聴いた時には予告編しか見てなかったのに
ロズの画が脳裏に浮かんできたのも事実なのよね。
内容が母親に捧げるバラードってのも良い。
アウトロはグッと音数が減り、アコギでの
弾き語りのような形で幕を下ろすのもgood( ´∀` )





Not Afraid to Die (Album Version)
2023年9月にシングルとしてリリースされ
今作に収録された中で最初に世に出たこの曲が
今作のラストを飾ります。
Album Versionって付いてるのも
今作に収録することで再録したってことかな。
頭から全開のシンセが響き渡ります。
イマイチバンド感に欠けた今作後半でしたか、
こちらはしっかりバンドサウンドを打ち出した
エモーショナルPOP ROCKになっています。
シンセはバンドサウンドを良い感じに引き立てていて、
壮大なコーラスを引き連れたギターソロを経て
ラストサビは大盛りあがりなサウンドになり、
ラストを務めるにも相応しい雰囲気の締めの1曲。







以上、

Grayscale『The Hart

でした。

期待に応えてくれた良盤でしたー(* ゚∀゚)b

キャリア、アルバムを重ねていく毎に

POP PUNKというよりPOP ROCKに

傾倒していったような気がしていましたが、

それがマイナス方面に転ぶことはなく、

個人的にもバッチリ!受け入れられています。

今作に至っては、wikiで見るジャンルも

Alternative rock
pop rock
arena rock

となっているのも大いに納得。

特にarena rockに関してはその通りで

大きな会場でこそ映えるような雰囲気、

壮大なコーラスやオケ感も散りばめられていて

大会場で真価を発揮するような曲も多かった。

マイケミ的というかね。

それでいてGrayscaleらしさみたいなものもちゃんとあって

尚且つ、少しノスタルジックなもの感じさせる

時代を遡ったような雰囲気の曲があったのも良かった。

何だかんだでアルバムをリリースする毎に

このバンドに対する「好き」を更新できています。


その音楽性からして、レビューカテゴリは

「POP ROCK」の方にしましたが

今作もちゃんと気に入った良盤になりました。

GrayscaleThe Hart

これであとは来日さえあればなー!(。>д<)

と、ライブを見たい欲が掻き立てられるほどに

ライブ映えしそうな曲もバッチリ収録。

是非ぜひ、ご一聴。





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