ポストハードコア/メタルコアUntil I Wakeが2023年に脱退したヴォーカルCody Jamisonの復帰を発表。これまでヴォーカルを担当していたJustin Smithは息子との時間を大切にしたいとし脱退。 https://t.co/n3ENIrd4ri
— Rock is not DEAD! (@Tomoki_in_OC) February 1, 2025
ホンマこいつら…
入っちゃ抜け、入っちゃ抜け…w
もうツインボーカルでやれやw
どうも、トトです。
色々と挟みましたが
新譜レビューに復帰。
今回のバンドもウチでは初めまして。
もうキャリアもそこそこあると思うんですけどもね
そもそも何で知ったか覚えてないのも
もはや通常運転となりつつありますね(。-∀-)
そんな今年6枚目の新譜レビューはこちら。

VUKOVI『MY GOD HAS A GUN』
01. This Is My Life and My Trauma
02. Gungho
03. My God Has Got a Gun
04. Fallen Beyond
05. Fuc Kit Up
06. Misty Ecstasy
07. Sno
08. Cowboy
09. Peel
10. Kitty
11. Bladed
スコットランドの女性ボーカルロックバンドVUKOVI
4枚目のアルバム『MY GOD HAS A GUN』が
SharpTone Recordsから1/24にリリースされました。
ベストアートワークには選出するほど好みではないけど
ひと目見て、かなり目を引く印象的なアートワークは
vo/Janine自身が描いた作品なんだとか。
こうしてウチでは初めて取り上げますが
来日…はあったようななかったような気がするけど
とにかく日本と何かしら関わってなかったっけ?
と調べてみると、やはり来日は気のせいで
ベビメタUK TOURのゲストに名前がありました。
そこで見たのが初ではない気がするんだが…(。-ω-)ンー
まぁ、思い出せないキッカケに執着しても仕方なし
当ブログ初選出となったVUKOVI最新作
早速、聴いていこうと思います。
This Is My Life and My Trauma
カセットをセットしたSEで始まる1曲目は、
ゆっくりと不穏な雰囲気で幕を開けるショートトラック。
そこに響いてくる聖歌隊のようなコーラスが
この曲のタイトルを繰り返し、
ヘヴィに掻き鳴らすギターの後
…Bang
のセリフと共に一気にアグレッシブになり、
モッシャー歓喜の激しいサウンドを繰り広げますヾ(* ゚∀゚)ノ
Gungho
頭の小さなボーカルもどこか少しラップ調で始まる2曲目は
イントロからしてニューメタル的な
重くグルーヴ感あるサウンドを展開していきます。
一転、軽快なドラムと共に
Bメロは疾走感のあるサウンドで進んでいきます。
サビに入るとやはりニューメタル感のある
縦ノリヘヴィサウンドが良いですね(* ゚∀゚)
そのあとに控えるグルーヴ感満点の
ヘヴィサウンドによるブレイクパートもgood(゚∀゚ *)
My God Has Got a Gun
今作のタイトルトラックとなる3曲目は
こちらもニューメタルライクなサウンドが続く。
三味線のような和の弦楽っぽい音を最初に
そのあとに重いギターによるイントロ
再び和の弦楽(仮)と、ベースと共に進む感じも
和風アクションゲームのBGMっぽくて良いな。笑
Bメロも同様の展開ながらも、そのあとにくる
悲鳴のようなボーカルと高笑いするクレイジー感、
リロード→ fire!! からのラストサビの流れが(* ゚∀゚)イィネ!
Fallen Beyond
軽快なドラムとシンセで幕を開けるのは
BMTH系バンドのような雰囲気も感じさせる4曲目。
BMTHではなく、"系"ってのがポイントです。
シンセ要素は全体的にもけっこう盛り込まれていて
ここまでの曲とはまた違う曲調に。
静かに歌う場面ではクラップを煽りそうなビートに乗せ
壮大さを増しつつ、少しテンポアップしたラストサビへ。
Fuc Kit Up
5曲目はイントロなしのボーカル始まり。
しかしわずかに後ろに鳴るシンセ共々、
ほんのりダークなホラー的な雰囲気も。
タイトルを含む歌詞を繰り返すサビは
その雰囲気とは裏腹にキャッチーさを見せます。
Bメロのサビではテンポアップすることで
より耳馴染みが良い縦ノリ感に。
クールダウンしたあともホラーな雰囲気は継続
クラップ?足音?という一定のリズムで進みラストサビへ。
フェードアウトして終わると思いきや、
再びフェードインしてきて…
Misty Ecstasy
間髪入れずに疾走感あるサウンドで幕を開ける6曲目。
ギターが耳を突くサウンドに落とし、再びテンポアップ。
サビは再びテンポを落とし、
歌メロに重きを置いたような展開に。
Bメロサビ終わりのインストパートも
疾走感に乗せたギターが耳を突いてきます。
そして、コーラス増し増しのパートから
そのままコーラスを引き連れてのラストサビも◯
Sno
声量含めた盛り上がりを見せた前曲から一転、
落ち着いた雰囲気の静穏スタートとなる7曲目。
ボーカルが言葉を紡いでいきながら、
要所にヘヴィサウンドが挿し込まれます。
サビをキッカケにバンドサウンドも露わに。
後半は、歌メロと同時に高鳴るギターソロも。
…って、ボーカルと同時展開なんだからソロではないかw
クールダウンし、冒頭のような落ち着きを取り戻したあと
一転してヘヴィサウンドによるブレイクパートは必聴。
どんどん壮大になっていくようなラストは
4分台で収まってるとは思えない雰囲気があります。
Cowboy
特徴的なギターサウンドで幕を開ける8曲目。
シンセもあり、少しオルタナポップ的な雰囲気も。
曲調的に少し影があるポップトラックが
まさにオルタナポップっぽさを感じさせます。
これまでのガッツリ重めなバンドサウンドもなく、
ラスト以外は全体的にバンド感も薄く
今作の中の異色枠でありつつ、良き休憩タイムに。
でも、こういう曲はワタシも(* ゚∀゚)スキー
Peel
ド頭から重いギター帰還すると共に
小気味良いドラムに乗せたボーカルで始まる9曲目。
ホラー感のある悲鳴のあとのサビは
エコー感のあるボーカルとアップテンポな展開に。
ヘヴィサウンドに反してファルセット気味で
浮遊感のあるボーカルのギャップもgood(゚∀゚ *)
重いブレイクから疾走感のあるサウンドへと繋がる。
からの静穏パートを経てのラストサビは
三度、ホラー的な悲鳴から入り、
少しアップテンポに展開します。
Kitty
シンセ再びの始まりを見せる10曲目は
静かに歌いながら
サビに向かいギアを上げていきます。
サビは疾走感のあるドラムにシンセを加え
近年のポスコアっぽさのある展開に。
静と動が交互に押し寄せてくる曲調が
メリハリがあって良いですね。
Bladed
モノローグから幕を開けるラスト11曲目は
そのまま怪しい雰囲気を保ったままボーカルパート、
バンドサウンドに切り替わり、
特徴的なギターと共に歌っていきます。
サビはここでもシンセを加えた
疾走感のあるアップテンポな展開に。
Bメロはそのままバンドサウンドを継続します。
Bメロ終わりで一旦クールダウンさせ、
ゆっくり徐々に上げていくEDMのような展開を見せ
満を持したブレイクダウンで落とすのはgood(゚∀゚ *)
以上、
VUKOVI『MY GOD HAS A GUN』
でした。
音は重さはそこそこに
ガッツリ!ブレイクダウンを入れるようなコア感はなく。
何よりJanineが叫ぶシーンはないですしね。
女性ボーカルによるラウドロック的なサウンドで
近いところではEvanescenceあたりを彷彿とさせました。
シャウトしないNew Years Dayとか?
柔軟に色んな要素を組み合わせたサウンドは
現代らしいモダンさを感じさせます。
M8. Cowboyなんかは、良い意味で
今作の異色枠として良い味変要素だと思います。
また例によって
バンドのキャリアを考えたら
取り上げるのがかなり遅くはなりましたが
VUKOVI『MY GOD HAS A GUN』
叫ばない女性ボーカルゆえの耳馴染み良さに
重いサウンドが響く良バンドでした。
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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