年末の記事でも名前を出したけど

これちょっと気になってるんだよな。

ただ、国内版はSEGAかぁ…

同時期に何か他に新作が出るなら

そっちをやろうかなと思うくらいにはちと不安。

どうも、トトです。



前回は旧作の『HADES』を記事にしましたが

ゲームの方もようやく新作の感想記事をば。

待望のシリーズ続編であり、

情報初出の頃から楽しみにしてました(* ゚∀゚)

そんな今年最初の新作ゲームはこちら。



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ENDER MAGNOLIA
Bloom in the Mist

地下に眠る膨大な魔力資源によって栄えた魔法大国「煙の国」。
発展の末に生み出された人工生命「ホムンクルス」は輝かしい未来をもたらすはずだった。
地下から吹き上がる穢れた煙はホムンクルスを狂わせ、暴走する怪物へと変貌した。
ホムンクルスを救済する力を持つ調律師「ライラック」は、下層深くの地下の実験場で目覚め、この国の悲劇に大きく関わる一人の「ホムンクルス」と出会う。
ライラックは契りを結んだホムンクルスと共に、失われた記憶と大切な仲間の行方を探して広大な煙の国での旅を始める。







前作『ENDER LILIES』から約3年半

Binary Haze Interactiveが手がける

2Dスクロールアクションゲームの続編

ENDER MAGNOLIA
Bloom in the Mist


を、PS5でプレイ。

発売日初日から始め、

1週間経つことなく、プレイタイム約24時間で

エンディング2種を見て、無事にトロコン(* ゚∀゚)b

マップ埋めしたい人ならトロコンも難しくない

このトロフィー取得の難易度の低さと

ちょうどいいボリューム感も前作から継続。

そんな「エンダー」シリーズ続編の感想を

つらつらと語っていこうと思います。


まず、ゲームのキモであるアクションに関して。

触っていて心地良いのは前作同様、

感覚的に操作できるシンプルアクションでgood(゚∀゚ *)

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回避(ダッシュ)は最初から実装済み、

パリィも割と早い段階で覚えるのも◯

穢者からホムンクルスに変わった今作の攻撃担当

前作よりもけっこうキャラは減りましたが

メイン
リピート
リキャスト
オート

と役割が明確に4パターンに分かれ、

各キャラ武器、攻撃法が3種類、

さらにそれもそれぞれにレベルアップ要素ありで

キャラは減ったけど、攻撃パターンの減少は

あまり感じませんでしたね。

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メインは前作の黒騎士ポジションであり、

その名の通り、メインアタッカーとなります。

後半に加入してくるレイボルグよりも、

やはり最初から使えるノラの方が使い勝手は良い。

剣、鎌、斧の3種類の内、

個人的によく使っていたのは鎌のリーパーでした。

見た目的にもカッコいいしね(* ゚∀゚)b

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ボタン押しっぱで攻撃し続けるリピート枠は

こちらもやはり後に加入してくるリュサイよりも

初期加入のヨルヴァンのが良いなぁ。

攻撃範囲と威力はリュサイが上だけど、

ヨルヴァンはダウンゲージ特化なので、

敵を早期にダウンさせるには必須のキャラなので。

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その名の通り、一度使うと次の発動までにラグが発生する

リキャスト枠は3人いて、

カウンターの鎖の獣、全体的に優れる七号より、

こちらも初期加入のリトかな。

鎖の獣は敵の攻撃がこないと無意味だし、

七号は強いけどリキャストタイムが長い。

結果、威力はそこそこ、リキャスト短めのリトが使いやすい。

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最初から使えるバーンフィストも前方特化だけど

状態異常の炎上も発生させることができ、

スリップダメージがけっこうおいしいからね。


発動させれば自動でアクションを起こしてくれる

前作にもいた便利枠、オートも3人。

というか2羽と1人?笑

フクロウ好きなワタシとしてはムニン・フギンも良いけど

オート枠最後に加入するローナが強すぎた。

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その場で動かず、範囲内に敵がいれば継続ダメージは強い…

ただ、この仕様はこちらにも適用されるので

ふとしたところでゴリゴリ削られて死ぬ…

ってのは、ちとツライところでしたが。

話を戻して

犬のリードよろしく、ライラックとの距離が離れると

強制的に解除されてしまうものの、

近接を仕掛ける上ではこれ以上ないダメージを叩き出せる。


進行状況やその時その時のダンジョンの敵の傾向、

ボスによって人選、スキルも変えてはいたけど、

ラスボス撃破の際は

メイン∶ノラ - リーパー
リピート∶ヨルヴァン - ドリルショット
リキャスト∶リト - バーンフィスト
R1 オート∶ローナ - 閃光の柱

という組み合わせでやりました。

各スキルのレベルアップに使うアイテムも

被りもあるけど、基本は別々であり、

物語の進行と共に道中で拾える、店で買える、

全キャラの全スキル、レベル最大までに数はピッタリなので

惜しみなくガンガン上げられるのも親切設計。


さらに今作では、「調律奥義」なるものがあり、

前作よりも明確な超必的なものであり、

画的にも派手で、無敵時間もあるので、

映えプレイだけでなく、ちゃんと役立つ必殺技でgood(゚∀゚ *)

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あとはレリックと

シェル、バングル×2、エイドの装備品で

プレイスタイルに合ったものを。

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インタビューでも語っている通り、

戦闘面での難易度的には前作より緩和してますね。

メインプログラマーに「何でも死にゲーにするのはやめませんか」と言われまして、それが僕に刺さりました。彼が言うには「ユーザーとしては、死にゲーは年に1本でいい。それはフロム・ソフトウェアのゲームでいいんです」と言うんです。
「なるほど、たしかに」と思い、議論を重ねるなかで、そういった意見も参考にして、“難しくすることが正義”という価値観は捨てることにしました。

ってのも言ってますからね。

まぁ、死にゲーみたいなヤツは一部いましたが(。-∀-)

話題になってた爆破ネズミ発生装置とかねw

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地下水道なんて割と序盤だったのに

殺傷力ハンパなかったしなぁ(。-∀-)w

しかも序盤だけかと思ったら終盤にも出てくるしw




こうして早期にアプデがくるレスポンスの早さも好感ですが

アプデくる前にクリアしちゃったしな(。-∀-)笑


闘技塔の連戦とかも少しシンドかったですが

ボス戦の中では、ヴェルグリンドが

一撃死並の攻撃力があり、

死にゲーやめるんじゃなかった?(。-д-)

と、思った最初のボスでしたがw

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とはいえ、発想を変えれば何てことはない

上手いことパリィさえ出来れば勝てる相手でしたがw

戦闘で明確につまづいたのはそれくらいかな?

戦闘よりもマップのアスレチックのが

面倒くさぁ…(# ゚皿゚)イライラ

って思った場面は多かった気がします。

↑のネズミがいる「地下水道」はもちろん、

ワープゲートのある「紅き森」「魔術学院」とか。

やっぱ個人的には戦闘の難易度よりも

アスレチック難易度が高い方が苦手なのでね…

ホロウナイトの「白い宮殿」投げたので(。-∀-)

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まぁ、そうして投げることなく全マップ埋められたのも

今作の難易度的にも"できる"範囲内で何よりでしたが。

でも、マップの仕様に関してはホントに(* ゚∀゚)イィネ!

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この手のメトロイドヴァニア系のゲームで

こんなに親切設計のマップはなかなかないと思う。

このゲームやってて迷うことあんまないもんな。


そうして前作と比べ

良くなった点、気になる点はあるものの

前作から継続してることとして、

世界観を構築する「画」の部分と

「音楽」の部分に関しては、やっぱり(* ゚∀゚)イィ!

前作は物語の真相を求め、

どんどん下に潜っていくような感じでしたが、

今作では逆に上に上がっていくようなゲームデザインに。

下層、中層、上層と分かれている通り、

それぞれの生活レベル、荒廃レベルが

ひと目でわかるような背景は見ていて飽きません。

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「中層鉄骨街」では、忍者とか虚無僧みたいな

和風の敵キャラがいるのも良かったし、

ここのボスである七号も浪人みたいな見た目でgood(゚∀゚ *)

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町中や道中には人間やホムンクルスがいて、

前作よりもセリフテキストは大幅に増量されています。

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前作の主人公、白巫女のリリィちゃんは無言でしたが

今作の主人公であるライラックはフツーに喋るので

人となりやキャラクターなどもわかりやすくなりました。

そうしたキャラクターが増え、頭身も上がった?のもあってか、

会話時にモーションがつきましたね\(^o^)/

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前作もなかったワケではないけど多くはなかったし、

今作ではカメラもグッと寄ってくれるようになったので

キャラの動きや細かな表情描写もわかりやすくなってて◎

レストポイントでも会話が発生するようになり、

ライラックも話してる方に視線向けたりするし

こうしたキャラ同士の掛け合いの部分は

前作よりも遥かにパワーアップしていて素晴らしい。

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フギン加入時の会話イベントとか

めっちゃなごむ(*´ω`*)笑

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レストポイントで確認できる「エクストラ」では

ライラックのコスチューム変更や

ネームドキャラ、敵キャラの詳細やモーションも確認でき

ギャラリーではキャラデザやコンセプトアートなども閲覧可

他作ではデラックス版でないと見れないようなものが

フツーに見られるのも良かったですヾ(* ゚∀゚)ノ

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音楽面では、前作に引き続きMiliが担当。

ここに関しては文句ナシですね。

やっぱえぇわぁ…(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)

何を隠そう、ワタシは前作からMiliを知り、

その音楽性にハマった者ですからね。

が、全体的には前作のが好きなぁ。

どちらもゲームBGMとしては優秀であるのは大前提として

個人的な好みは、今のところ前作。

ハミング的にでもCassieのボーカル入りの曲は

前作今作どちらも良さげだけど、

それ以外の曲は前作ほどインパクト強いのはなかったかも。

サントラを聴けばまた印象は変わるかもしれないけど

1周やり終えた時点ではこんな感じ。

そのサントラがねー

自分がクリアした1月28日時点では

まだ各サブスクにも配信されていないようで

早く聴きたい!(。>д<)

と、非常に待ち遠しい気持ちひとしおなのです。


最後にストーリー

主人公のライラックとパートナーのノラ

2人とも記憶をなくしており、

道中、その記憶を取り戻しながら

この世界の真相に迫っていくという流れ。

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しかしゲームに限らず、アニメやマンガはもちろんのこと

「ホムンクルス」が出てくる作品に於いて

そのホムンクルスが報われることってあんまないよね…

というのはこちらも同様。

やっぱ"作られた存在"ってことで、

居場所や存在意義みたいのが問われますからね。

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このゲームの特色である

ネームドキャラを仲間にする、救済する際に、

そのキャラの過去を垣間見るムービーシーンは

今作でもバッチリ健在。

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これ、良いよね( ´∀` )

今作ではちょっとキズありのフィルムみたいな質感になってて

そうした画的な面も(* ゚∀゚)イィネ!と思いました。


TIPSに登録されていく文書も、

この世界に関わることはもちろん、

前作に関連あるワードがチラホラ見えるものもあって

前作の続編、同じ世界線の話ってのも伺えてgood( ´∀` )

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エンディングは2種類あり、

入手したレリックを装備する/しないで

それぞれラスボスを倒すことで変化する

ってのも前作を踏襲しています。

クリア後も、ラスボス前のレストポイントに戻されるので

装備を変えてサクッと2種類見れるのも

前作同様に親切設計でありがたいですね( ´∀` )b

また、ラスボスもそんな強くなかったのもなw

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でも、内容としては前作に軍配かなぁ。

序盤はほぼ道なりに進めばストーリーも追えたんだけど

探索範囲が広がって自由度が増してくると

多少、キャラの参入も前後するし、

特定のスキル取得後でないと行けないエリアもあるから尚更。

その途中でイベントが挟まったりすると

中途半端に話が進んだりして

これはどれのどこまでの話だっけ?っていう。

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調律師長と旅の巫女、デクラン、ギルロイ…etc

物語の根幹に関わるようなキャラが出てくると

探索の順番、出会う順番によっては

なんかごちゃごちゃしてきて

頭に「?」が浮かぶことが増えてた印象。

前作はあんまりそういう感じも記憶にないので

イマイチ今作のがスッキリしなかったのはそうかも。

ラスボスおまえなのかよ感も少し(。-∀-)笑

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リリアも何でそんな

ストーリー上、行く必要ないとこにおるんw

リリアを見つけることはライラックの目的じゃなかったんか

とかさ。

リリアなんて上層にいるもんだと思ってたしなぁ。



って感じで、少し思うところはあったけど

サクッと楽しめて、サクッとトロコン。

メトロイドヴァニアという高難度2Dアクションながら

入り口にはもってこいの難易度で遊べる良作なのは

前作と同様です。

何なら正統進化と呼べるほど

しっかりと前作を上回る部分も多く見受けられ

150万本を売り上げた前作と同等か、

それ以上の結果を期待できるかもしれません。

なんて思ってたら、



という喜ばしい結果が\(^o^)/

この時点でマグノリア単体でも約50万ほど出てるか?

まだまだ伸びそうですね。


インタビューでBinary Haze Interactiveの小林さんが

DLCの予定もありません。クリアー後の新要素を追加する大型アップデートは予定していますが、無料で行いますので、有料のコンテンツなどはないです。じつは、『エンダーマグノリア』の後に、すぐ別のタイトルを作ろうという話をすでにしていて、大型アップデートの準備が終わったら、そちらの作品作りに移行すると思います。

こう語られているのも個人的には好感で、

ユーザーフレンドリーなメーカーでもあると思います。

追加されるのは前作同様、ボスチャレとかかな?

何はともあれ、今年最初の新作ゲームとしては

大いに満足するほど楽しめました。

ENDER MAGNOLIA
Bloom in the Mist


の感想でした。





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