そういや年始恒例だった「Spotify Wrapped」と

Rolling Stone誌の「川谷絵音と振り返る」シリーズ

何故に今年はやっていないのかと言うと

Spotifyは年々改悪が進みつまらなくなり、
昨年はとうとうジャンル別の項目が削除されたこと。

RSの方は"音楽シーン"という広い話から
"(10)曲"と範囲が一気に狭まり、
かつ、記事の詳細が紙媒体の方のみになり
ネット記事の方には載らなかったこと。

というのが主な理由です。

「恒例」となるくらい楽しませてもらったし、

今さら声を大にして言う文句もないんですが

その記事を書けない寂しさはちょっとありますね(´・ω・`)

どうも、トトです。



っていう出来事がありましたが

何年ぶりって感じで、当ブログの

新企画

を思いついたので、こうして記事にした次第。

当ブログの読者歴が長い人ほど

ワタシがどれだけ遅咲きなのかは

もはや耳タコなくらいご理解いただけてると思います。笑

だったらその「遅咲き」を

逆手に取ってやろうじゃないか!ヾ(* ゚Д゚)ノ

ってのが、今回の企画に到った経緯です。

前フリが長すぎてもアレなので本題にいきましょう。

題して



Ado
今さら「Ado」を聴いてみた


そうなんです。

まさに「遅咲き」ゆえの「今さら」感。



"うっせぇわ"で一躍時の人となったAdo

その後もドラマや映画、アニメ、その他諸々

タイアップもあり、何かしらのキッカケでもって

Adoを聴いた人は少なくないでしょう。


ところがどっこい

ワタシはこれまでに"まとも"にAdoを聴かずにきたので。

アニメでは当然1コーラスしか聴いてないし、

昨年、国内版のBEST MVに

"ショコラカタブラ"を選出しましたが、

やはり曲よりも"映像"優先で見ていたので。



そんなワタシが、ひょんなことから←

昨年、良くも悪くも大いに話題となった

Ado SPECIAL LIVE 2024「心臓

コレのLIVE BDを見る機会があったのです。

身体のシルエットは出ても、

顔出ししないのはマジで徹底してるんだなw

もはや顔すら黒塗りにしてるんでは?w

そこまで徹底してるのなら

アレはホントにAdoなのか?

なんて思う気持ちもわかるけど、

せっかくライブに来て、

そんな穿った見方しててもつまんないよね。

ライブに行くほど好きな人、ハマった人なら

アレはAdoだって思ってた方が遥かに楽しめるんだし。

それこそ、そこにいもしない外野が口出すことじゃなく、

そうして楽しめる人が楽しめればいい話ですしね。

なんて思いつつも、

そのパフォーマンス自体は圧巻Σ(°ω°ノ)ノ

叫び、がなるだけではないのはわかってましたが

それでもあの音域の幅広さとボーカルパターンの豊富さ

瞬時にスイッチしても声がブレない、ズレない、上ずらない

それをライブで実現、何なら音源以上にパワフルに歌い

2時間以上、全25曲のセトリで歌い切る…

バケモンかコイツ…(;  ゚Д゚)

BDなので音響がクソだったということもなく、笑

非常にクリアな音質でライブ映像を見、驚愕しました。

とはいえ、それでもながら見だったので

全編通して余さず見れたワケではないですが、

その中でもいちばん刺さったのが、ラストの曲


"心という名の不可解"

でした。

まずリズム感、テンポ感が耳馴染み良かったのはもちろん、

何よりサビの歌メロの良さがぶっ刺さりました。

その後、↑YouTubeやSpotifyで音源を聴いたけど

ライブのが良くね…?

とすら思うくらい。

まぁ、そもそもコレが1stアルバムの曲だし、

年月が経ち、ライブともなれば多少のアレンジもする。

とはいえ、音源よりもライブのが遥かに良いと感じました。

そして音源を聴きながら軽く口ずさんでみたけど

いや、やっぱフツーに難しいなw

Adoの曲の中では比較的叫んでない曲ではあるけど

それでもコレをしっかり歌い切るのはすぐには無理だw



で、改めて『狂言』を聴いてみる。



意外とリズミカルで踊れるような曲もあるのね

と、ど頭の3曲

レディメイド

ドメスティックでバイオレンス


を聴いて思いましたが。

まぁ「踊」はタイトルからしてなんですがw

FREEDOM」もライブの方で見ましたが

コレのコール&レスポンスは確かに上がるよね。



これもやっぱライブのが良いわぁ…笑

で、1枚通して聴いても

やっぱり「心という名の不可解」がダントツで好きかな。


続いて、昨年リリースされた最新作『残夢』を聴く。



DIGNITY
ショコラカタブラ
クラクラ
永遠のあくる日
ルル
いばら

と、どこかで聴いたことのある曲が

前作よりも多かった分、こっちのがやや耳馴染みあり。

初聴の曲の中では、

リベリオン
オールナイトレディオ
MIRROR

あたりが個人的には好きでした。



が、「心という名の不可解」を凌ぐものはなかったなぁ。


アルバム未収録のシングル曲なら

最新の「Episode X」が良さげ。




Adoは確かカバー音源も出してたと思いますが

以前、友人が"unravel"を薦めてきましたが、

原曲であるTKと聴き比べても見ても




Adoのが良いな…

と、フツーに思ってしまいましたw

いや、まぁそもそもの話、

TKは時雨でブイブイ言わしてる時から

そんなにハマってなかったしw



そんなAdoさん

昨年は2枚目のアルバムをリリースしたばかりですが

今年の4月にはベスト盤が出ると。



いや、早ぇわw

全40曲収録らしいけど、持ち曲ほぼ全部か?w

シングル限定とかもあるのかもしれないけど

アルバム2枚でベストは早すぎるw

そらほぼ全曲になるわw


とか何とか言いつつも

こうして"今さら"Adoをちゃんと聴き、

良さもわかったので、

ベスト盤を記事にする気はサラサラないけど

次のアルバムが出た際には、

レビュー記事書くことも視野に入れようかと思います。



今ほどこんなに馬鹿みたいな物価高騰になる前、

もっと安価で、小箱でやるような

海外バンドのライブに行っていたコロナ前までは

もちろん海外バンドがメインで行くワケだけど、

そこに出ているサポート、ゲストの

国内バンドを見るのも楽しみにしてました。

そこで良かったバンドはフォローをして、音源を聴く。

やっぱり見つけるキッカケ、聴くキッカケは

ライブなんです。

現地ではなく、収録された映像作品ではあったけど

Adoをちゃんと聴いてみようと思ったキッカケも

この記事で書いたように"ライブ"だったので、

やっぱり自分の音楽観に「ライブ」は必須

ということを改めて実感しました。


新企画の記事として

最初に取り上げたのがAdoになりましたが、

これまでに書いていた【発掘】記事とは違い、

この記事を書く対象として

やはり既にある程度、人気や知名度があるとか

キャリアは長いけど、ちゃんと聴いてなかったなとか

そういったバンドやシンガーが焦点になると思います。

企画のタイトル、記事のタイトルにもしている通り

"遅咲き"な自分には、

国内外問わず、そういうのも山ほどあります。

それに加えて、

流行りもんを聴くとか…┐(´∀`)┌

という、捻くれた逆張り精神も若干あったりするのでw

ま、そもそもそんなヤツでないと

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国内外のレビュー記事の数が

約10倍差になることもないでしょうがw

だから遅咲きになるというセルフいたちごっこに…(。-∀-)w


まぁ、それはさておき

この記事で書けるようなのを知った時と近い時期に

タイミング良く新譜が出ればレビュー記事で書くし、

そうした新譜レビューや、ライブの予習に追われない

年末年始くらいしか、この企画の記事を

まともに書ける時間はないと思いますが…(。-∀-)


とはいえ、ネタに困ることはなさそうな企画なので

色々と取り上げていけたらと思います。

とりあえずは第1弾として

今さら「Ado」を聴いてみた

を、お送りしました。