これがもう10年前か…

時の流れ早すぎィ!(。>д<)

どうも、トトです。



さて、今や新譜が出ないこの時期くらいしか書けない

過去作レビューをしておきましょう。

今回のバンド、昨年のFarewell Showをもって解散

1stは前ブログでレビューしてるけど

ちょっと関連記事で出せるほどのものでは…

って感じなので、

今、改めてレビューを書いておきたかったんですよね。

昨今、このバンドの影響を感じるような

R&Bコア、R&Bロックしてるバンドも出てきたので。

そこの関連記事に出せる記事を、というのもあり。

そんな今回取り上げるのはこちらの作品。



Issues_Headspace
Issues『Headspace』
01. The Realest
02. Home Soon
03. Lost-n-Found (On A Roll)
04. Yung & Dum feat. Jon Langston
05. Made To Last
06. Flojo
07. Hero
08. Coma
09. Rank Rider
10. Blue Wall
11. Someone Who Does
12. I Always Knew
13. Slow Me Down





R&B+ポスコアのパイオニアとも言える

US産ポスコアバンドIssues

2枚目のアルバムHeadspace

Rise Recordsから2016年にリリースされました。


1stは漏れなく良かった!何ならその前のEPから!

2ndから右肩下がり…っていうイメージはあったし



前ブログで蔵出しみたく書いた記事でも

あまり満足してない感じで書かれています(。-∀-)笑


しかし、今回は何故この2枚目を選んだかというと

3枚目はMichealも脱退し、よりコア感が減退してたし

それならまだメンバーが揃ってる2枚目

そして1stと3rdの間ってことで

R&B感とコア感のバランスも良かったこと

ってことでコレを選びました。

ただ、やっぱアートワークはクソだせぇと今でも思うがw


そんなIssuesの2枚目のアルバム

それを正当に評価するには

当時、自分もまだまだ経験が浅すぎたのかもしれません。

その評価が覆るかどうか

早速、改めて聴いていこうと思います。




The Realest
掻き鳴らすギターのイントロから耳を突く1曲目。
初っぱからMichaelのラップ調シャウトと
同時に存在感を露わにするSkylerのベースが(* ゚∀゚)イィゾー
そのあとTylerのクリーンからそのまま流れるサビが
フツーにポップで聴きやすいんだよなぁ。
TylerのあとはMichaelもクリーン歌いBメロに。
後半、再びSkylerベースが光るブレイクパートには
スクラッチとシンセも入って賑やかに。
ラストサビで再びキャッチーな歌メロのあと、
余韻を感じさせる長めのアウトロも◯

モトクロスMVとなっているこの曲のMVで
意外なことに、Michealの胸元に
ブリンクのタトゥー入ってんのな!Σ(゚∀゚ノ)ノ
なんだよPOP PUNK好きかよ仲間じゃーんヾ(* ゚∀゚)ノ←





Home Soon
2曲目は重めなポスコアサウンドから幕を開けます。
しかし、やはりどこかリズミカルなのよね。
まずはTylerが静かに歌い出す落ち着いたスタートに。
そして動きが出るMichaelが叫ぶパートへバトンタッチ。
サビはテンポアップして疾走感を出しつつ、
Tylerのファルセットボーカルが気持ち良いなー( ´∀` )
Bメロはやや変拍子っぽい展開も良いですね。
サビの終わりには、しっとりタイトルを歌って締めるのも◯
ラストサビ前にTylerが歌う静音パートもgood( ´∀` )





Lost-n-Found (On A Roll)
初っぱなからMichaelの激しいシャウトと共に
疾走サウンドで勢い良くスタートする3曲目。
そのままブレイクダウンへ流れ叫びまくり!
サビでもツーステップよろしくなアップテンポなまま、
Tylerのクリーンが光る展開にヾ(* ゚∀゚)ノ
後半、エレクトロ風シンセにMichaelクリーンのあと、
終盤はSet It Off"Why Worry"を彷彿とさせるが如く
ゴスペル風の特大コーラス&クラップがgood(゚∀゚ *)


Yung & Dum feat. Jon Langston
頭のTylerの歌メロから耳馴染み良しの4曲目は
そのあとのイントロから早くもサックスの音色が( ´∀` )
そして開始と共にMichaelが叫び、疾走しますヾ(* ゚∀゚)ノ
冒頭と同じメロで歌うサビもキャッチーで
ミドルテンポ→アップテンポに上がるのも◯
Bメロサビでは再びサックスも同時に展開します。
もっとボリューム上げていいよー!(* ゚∀゚)←
Bメロサビ後にはゲストのカントリーシンガーJonが参加、
再び前曲のゴスペル風シンガロング系コーラスのあとに
ラストへ流れていきます。


Made To Last
これまでよりも少しスピードは緩やかながら
Michael+疾走サウンドで幕を開ける5曲目。
ややプログレ調なグルーヴサウンドにTylerクリーンが乗る。
タイトルを歌って締めるサビの雰囲気も良さげ。
Bメロは変わってMichealクリーンから始まり、
疾走感のあるプログレ風サウンドを繰り出します。
Bメロ終わりからタイトルを繰り返すパートが耳に残る。
Michealパート→Tylerパートと切り替わり、ラストサビへ。
シンセを加え、再びタイトルを繰り返し
アウトロはアカペラ風になって締めるのも(* ゚∀゚)イィネ


Flojo
スクラッチと共にノリ良くリズム良く始まる6曲目。
そこからリズミカルなヘヴィサウンド気持ち(* ゚∀゚)イィ!
そんなリズミカルなR&Bコアな様を見せ、
サビはテンポアップしたと思ったら、縦ノリに。
そこからのMichaelのスクリームもリズムに乗ります。
サウンド面は重さのあるポスコアなのに、
この体を揺らしたくなるリズミカルなのはさすがだなぁ。
今作屈指のR&Bコアナンバーかも(* ゚∀゚)b


Hero
Micheal Jacksonよろしく
アァ━━ヾ(* ≧Д≦)ノ━━ウ!!
と、開口一番はじまる7曲目。
ヘヴィサウンドでコア感イントロを経て、
その後の序盤のテンポ感、リズム感が心地良しで
マスロック的なものを感じさせるAJのギターに乗る
Tylerのクリーンがこれまた良い感じ。
サビもまたキャッチーかつ気持ち良い歌メロ(* ゚∀゚)イィネ
BメロのTylerの裏声気持ち良いなー(* ゚∀゚)
スクラッチと共に落とすブレイクダウンも(* ゚∀゚)イィゾー

再生回数200万回を超えるMVは
LIVE VIDEOな感じになっており、まさにライブシーンは
その盛り上がりがバッチリ把握できる内容に。





Coma
MV曲として耳馴染み良しの8曲目。
リズミカルなヘヴィサウンドにTylerクリーンが乗り、
続くMichaelもシャウト気味なクリーンを披露。
BメロもTylerのボーカルが良いなぁ。
本人自身には色々と問題があるのかもだけど
ボーカリストとしてはかなり好きなんだけどなぁ(。-ω-)-3
ブレイクパートではMichaelもガッツリ叫び、
この曲イチのコアサウンドを展開します。

MVの再生回数は、現在までに730万回を突破。
今作のMVの中でもダントツ、何ならIssuesの中でも上位
Rise Records系のポスコアはどれも凄かったとはいえ
やっぱこの数字は上位グループだと思います。





Rank Rider
9曲目はTylerのボーカルがゆっくりフェードインし、
スクラッチを含めたブレイクダウンでスタート。
ツインボーカルを対比させて進んでいきます。
そのままリズミカルなヘヴィサウンドを刻みつつ、
サビでは跳ねるようなリズムとポップな雰囲気で
この曲もどことなくSIO感があるんだよな。
それに乗るTylerのボーカルがまた良し。
後ろに響く大きなおーおーコーラスがシンガロング案件。
スクラッチ満載なブレイクダウンも(* ゚∀゚)イィゾー


Blue Wall
10曲目はコア感満点のイントロに
高速スクラッチが挿し込まれる展開からスタート。
Tylerも刺すような鋭い雰囲気の歌唱に変わり、
そのままMichaelのスクリームへ切り替わります。
そうしたMichaelが叫ぶシーンもかなり多く
何ならAJがゴリゴリのスクリームしてたりもして
前作の"Stingray Affliction"的ポジションにも思える、
今作の中でもコア感強めな攻め曲です。
当時もやっぱこの曲は刺さったもんなぁ( ´∀` )





Someone Who Does
グルーヴ感あるヘヴィサウンドながらも
やはりどこかリズミカルな雰囲気の11曲目。
冒頭は静音パートでTylerの高速ラップ調ボーカルで進む。
Michaelパートを挟み、サビはがっつりクリーン展開に。
また少しテンポアップし、ハイトーンに
ファルセットかますTylerがまた良いんだよね( ´∀` )b
Bメロには後ろのシンセも存在感を増してきて、
そのままシンセを引き連れてラストサビへ。
そして少し含みのある長めのアウトロで締めます。


I Always Knew
どこぞの通信記録のサンプリングのようなものから始まり
これまでにない静かな幕開けとなる12曲目。
なんかLPにこんな雰囲気の曲なかったかな?と思わせる
124秒のインタールード的インストナンバー。


Slow Me Down
前曲をそのままイントロにし、
同じフレーズで幕を開けるラスト13曲目。
Michaelの激しいスクリームでスタートします。
その後はTylerと交互に歌うように展開していき
タイトルを歌って入るサビには
ヾ(* ≧□≦)ノ Pull me back!!
と、シンガロングよろしくなバッキングコーラスも。
タイトルを何度も歌うのもキャッチーさを引き立たせる
ラストに相応しい少しダークなミドルテンポナンバー。
どんどんテンポを落としていくアウトロで幕を閉めます。







以上、

Issues『Headspace

でした。

2016年当時、これを自分が聴くには

やっぱり早かったかー(。>д<)

ってのをまざまざと実感するくらいには良盤でした。

ポスコアたるMichealのスクリームとヘヴィサウンド、

しかしポスコアにはないリズミカルさと

Tylerの類稀なボーカルによるR&B要素が

しっかりとマッチした作品でした。

てか、今作を改めて聴いて思ったのは

こんなプログレ感あったか…?

ってくらい、リズミカルなサウンドに合わせて

どこか変拍子ちっくなギターも垣間見えたこと。

いや、ホント…

今、聴いてみないとわからないことってあるもんです。

それこそ前ブログで書いた



↑のラインナップにも再考が必要ですね。

これも2016年に書いた記事だし、

「ポスコア」と「ハイトーンクリーン」の2要素が

主な選出理由だったりもしますしね。

ホント、大して知らん内に

こういうことやるもんじゃないわ(。-∀-)w


ともあれ、こうして改めて聴いたことで

しっかり良さを実感することができました。

そして、今後のR&B系バンドの関連記事にも

出せそうな記事が完成しました\(^o^)/

Issues『Headspace

R&Bコアのパイオニアたるバンドの2ndアルバム

聴いたことがある人も、ない人も、

是非ぜひ、今一度チェックしてみてください。





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