新年早々UPされたAlpha WolfのLIVE VIDEO
ホームじゃもうこのキャパでライブできるんだなぁ。
Alpha Wolfが日本で同キャパ埋められるようになるのは
果たして何年先になるのか…
どうも、トトです。
さて、昨年は9月以降
新譜のドカ盛り、ライブのドカ盛り、そしてまとめと
そのおかげで蔵出しも止めてましたが、
いっそ、そのへんが原因で書けてなかった蔵出し盤を
まとめて出していこうかなと思います。
これがホントの"蔵出し"レビューって感じ。
それでは、2024年の残りもの総決算
ガツッと8枚出していこうと思います。
The Jack Knives『Ghost Radio』
1. Are You Listening
2. Are You Alright?
3. The Time We Had
4. Ghost Radio
5. Dancing With Demons
6. San Juan Radio Blues
7. Jean Jacket
8. The Short Goodbye (Feat. Rudy Nuno)
見つけたのはインスタとかだったかな?
UKのロックバンドThe Jack Knivesの
アルバム?ミニアルバム?『Ghost Radio』が
3/8にリリースされました。
3月はライブも5本あったせいか、
ダウンロードはしたのに聴くの忘れてた( ノД`)
M1. Are You Listeningからアップテンポで
耳馴染みの良いロックサウンドを響かせます。
00年代後期〜10年代初期あたりの
POP ROCK、POP PUNK世代的なサウンドでgood(゚∀゚ *)
もっと言えば、UKってこともあり
Deaf HavanaやYoung Gunsに精通しそうなというかね。
M2. Are You Alright?、M3. The Time We Had、
アップテンポでエモーショナルな聴きやすかったです。
M4. Ghost Radioのタイトルトラックや
タイトルからして、なM5. Dancing With Demons、
続くM6. San Juan Radio Bluesなんかも
再びアップテンポにノリやすいロックサウンドに。
M8. The Short Goodbyeは今作で唯一の
アコギでの弾き語りトラックであり
ボートラ的なものなのかなと思わせます。
と、UK特有の暗さやエモーショナルさはあっても
比較的上向きのアッパーソングもそこそこにあり、
けっこう聴いてて楽しい1枚でした。
Humble Abode『Cemetery Symmetry』
01. Devour The Deity
02. Vulgar Culture
03. Single-Use Tragic
04. Numbers for Names
05. Cemetery Symmetry
06. Peace Corpse
07. Vampirical Evidence
08. Ugly Mug
09. Pardon the Heartache
10. Mindful
読者様に教えていただいたバンド第1弾
US産ポスコアバンドHumble Abode
最新アルバム『Cemetery Symmetry』が
4/5にリリースされました。
M1. Devour The DeityのイントロからDGDっぽさがあり
サビでのハイトーンな感じもTillianっぽくてgood(゚∀゚ *)
そうしたDGDっぽさは、続くM2. Vulgar Culture、
M3. Single-Use Tragicにも表れています。
てか、この先もというか、全体的にマジDGD笑
本家よりもギターフレーズやボーカルの面で
さすがに劣るなぁと思うところはあったにしても
DGDの雰囲気としてはバッチリだと思います。
とはいえ、M1. Devour The Deityや
M5. Cemetery Symmetryで見せるハイトーンボーカルは
さすがに目を見張るものがあったりもします。
TillianやMakariのAndyっぽさもあって良かったです。
この手のバンドの総称として、DGDのgt/Will Swanの
Blue Swan Recordsになぞらえた部分もあるのか
Swan Coreと言われますが、このバンドもスワンコアとして
申し分ないサウンドだと思います。
Spotifyでのフォロワーは2,000人にも満たないですが、
このクオリティならその内Blue Swan入りそうだし、
この系統のポスコアが好きなら間違いないと思います。
With Sails Ahead『Infinite Void』
01. every day the sky falls
02. Honey (feat. pulses.)
03. Darting Eyes
04. Ryn
05. Swear Words
06. Lemongrab
07. Peach Tea (Obituary)
08. Picture Perfect Pixels
09. what if i fall
10. Oblivion
11. In Search Of (feat. Kevin Torres from Poeta)
12. Catastrophe
13. is this really it?
読者様に教えていただいたバンド第2弾
US産女性ボーカルポスコアバンドWith Sails Ahead
デビューアルバムの『Infinite Void』が
4/26にリリースされました。
M1. every day the sky fallsの開口一番、
US女性ボーカルっぽくない声質が意外で、
何なら日本…アジア圏っぽい感じがします。
ピアノやストリングスが良いエモーショナルPOP ROCK感
M2. Honeyはスワンコアの一片を感じるイントロの
疾走パートもあるアッパートラックに。
往年のスクリーモ・ポスコア感ある幕開けのM3. Darting Eyes
女性ボーカルながらもシャウトパートがあり、
そのシャウトがまた女性ボーカル特有の
ハイピッチな感じもあるのでよりスクリーモっぽさがある。
M7. Peach Tea (Obituary)では少しポップな雰囲気も出て、
女性ボーカルゆえにかCovet的な雰囲気を感じます。
M9. what if i fallは、リズム隊によるイントロが(* ゚∀゚)イィネ!
そのあとのアップテンポなスワンコア的サウンドと
シャウト気味なボーカルもgood(゚∀゚ *)
ラストはガッツリ叫ぶ疾走パートからのブレイクで締め。
と、バンドの基盤にはスワンコア的ポスコアがあり
それが女性ボーカルによるポップさやキャッチーさを生む。
バンドのSNSやYouTubeを見ると、
アニメやゲーム好きな感じが見て取れるので
声質の日本っぽさはそういうとこからもあるのか?笑
低音のスクリームでないところもスワンコア感を後押しし
ありそうでなかったガールズスワンコアを展開しています。
デビューアルバムということもあってか、
全体的にアップテンポな曲も、疾走感ある曲も多く、
そうした初期衝動みたいなものを感じられる作風だったのも
個人的にはgood(゚∀゚ *)でした。
Dominic Fike『14 minutes』
1. Megaman
2. Hi Grace
3. 1.23.23
4. Thickrick
5. Bowie Box
6. Misses
7. To Say to Say
8. Coast2coast
何でフォローしたんだっけ…?と記憶が曖昧だけど
シンガーソングライターであるDominic Fikeの新作
『14 minutes』が5/3にリリースされました。
雰囲気からして、インディーポップ系の
プレイリストから見つけたんだと思うんだけど…
ロックマンか?と思わせるタイトルの曲から始まる今作は
全体的にアコギを基調としている感じがあり
曲調は割と落ち着いています。
その中でもM3. 1.23.23は今作の中で最初にハマり、
静かに鳴るアコギに、ドラムとノイズ混じりなボーカルの
軽快さに(* ゚∀゚)イィネ!となりました。
M8. Coast2coastはよりバンド感があり、
こちらも軽快でノリの良い曲調がgood( ´∀` )な
65秒のショートトラック。
M2. Hi GraceとM6. Missesは
コーラスによる賑やかさがプラスされていて◯
1曲1曲が短い上に8曲しかなく、トータル約14分
タイトル通りの尺しかないので、曲数の割には
そこらのEPよりもサクッと聴けるのも現代らしい。
聴いてみたらみたで悪くないなと思えるあたり、
フォローしたのも納得の作品でした。
Ekoh『Pressure』
01. Pressure
02. Hole In Your Head
03. Hurt Myself (feat. Nate Vickers)
04. Coffin Made for 2
05. Good Things (feat. Lø Spirit)
06. Save Me (feat. Zero 9:36)
07. Self Destruct
08. Nobody Like Me (feat. Tech N9ne)
09. No Way Out
10. Throne (feat. Skydxddy)
11. Drag Me From Hell
12. Wasted (feat. Buddy Nielsen of Senses Fail)
13. The Sound of Falling
14. Hello Løneliness (feat. Lø Spirit)
15. The One Who Holds The Light
ニューメタル系プレイリストから発掘した
USのラッパーEkohの最新アルバム『Pressure』が
10/29にリリースされました。
調べてみたらキャリアは10年以上あり、
アルバムもけっこうな枚数出てて驚いた。
オープニングを務めるタイトルトラックM1. Pressureは
ラップの雰囲気、捲し立てるような高速ラップとかも
サウンド面も含め、Falling In Reverseを彷彿とさせる。
ラストの壮厳コーラスブレイクダウンとかマジ。笑
続くM2. Hole In Your Headや、M4. Coffin Made for 2は
良質なラップメタル、ニューメタル感で(* ゚∀゚)イィネ!
特にM4の方は直球ストレートな感じで◎
今作はゲスト曲も多いけど、基本Ekoh単独曲は
そうしたストレートなヌメタ、ラップメタル感強め。
それでいてちゃんと現代サウンドっぽさはあるし、
サビではクリーンに切り替わるのとかもだし、
M7. Self DestructはLinkin Parkっぽさを感じます。
今作でLø Spiritが参加している2曲
M5. Good Things、M14. Hello Løneliness
シンガロング系ニューメタルなM5と、
ガッツリ歌ものに寄ったM14と、
全く違う色を出しているのも良かったです。
M14はLø Spiritにちなんでか、タイトルのoをøにしてるのも◯
近年ではWCARの曲に参加していたZero 9:36がゲストの
M6. Save Meは、WCARのような攻め曲ではなく、
歌もの寄りなメロディアスなオルタナメタル感。
そんなゲストの中でも意外なところでは、
Senses FailからBuddyを呼んだM12. Wasted
しかし、Senses Failの方に寄せるワケではなく、
あくまでEkohスタイルの中で、クリーンパートと
バッキングでのスクリームを任せている感じで◯
と、ニューメタル・ラップメタル盤として良さげで
年間ランキングを賑わせた可能性も十分にあり得た良盤。
だからこそ、自分も彼をフォローしたワケで。
Falling In Reverseはもちろん、
From Ashes To Newあたりも含め、
そのへんが好きなリスナーには刺さりそうです。
ライブスケジュールがハードな11月直前のリリースで
レビューしてる暇がなかったので記事にできなかったけど
次作は是非とも書ける時期のリリースを希望したい。笑
Driveways『Tempest』
1. Wind and Waves
2. Autumn Always
3. Hesitate
4. Surgery
5. Ghost of a Smile
6. Sea Glass
7. Tempest
USのPOP PUNKバンドDrivewaysが
NEW EP『Tempest』を11/22にリリースしました。
タイトルはまだしも、アートワークの時点で
もはやPOP PUNKしてる気は全くしないが…
と思って聴いたM1. Wind and Wavesから
レトロホラーな雰囲気のシンセから幕を開け、
疾走メロディックハードコアで驚かされるΣ(°ω°ノ)ノ
さらにはコア感満点のブレイクダウンでさらに驚く。
しかし、そうした疾走感でなら
M4. Surgery、M5. Ghost of a Smileも良い感じ。
そんな今作の中でいちばんのPOP PUNKナンバーは
間違いなくM3. Hesitate
と思ったら、後半はガチもんのスクリームに
ブレイクダウンで落とすコア展開にΣ(゚∀゚ノ)ノ
今作は全体的にレトロ感あるシンセが特徴的で
その中でも、軽快なドラムとアコギによる
静かなアップナンバーM6. Sea Glassが(* ゚∀゚)スキー
と、なかなかに驚かされた作風ではあったけど
これはこれでと思えた作品でした。
レトロ感あるシンセは、曲によっては
近年のBroadsideを彷彿とさせるのも良かった。
今度は是非ともフルアルバムを聴かせて欲しいです。
Good Terms『Burnout』
01. Same Team
02. Old Friend
03. Cough
04. Reaching
05. Hear Me Out
06. High Right Now
07. Chickweed (feat. Briana Wright of Cliffdiver)
08. Blurry
09. Mask
10. Drive-In
11. Keeper
12. Mirror Mirror
USのPOP PUNKバンドGood Terms
2枚目のアルバム『Burn Out』が
12/13にリリースされました。
これは…すごく(* ゚∀゚)イィゾ…と言えるくらい
この蔵出しで挙げる中でいちばん良かった。
まずM1. Same Teamの一発目のギターから
FACT、SHADOWSを彷彿とさせるサウンドで
ブレイクダウン、シンガロングもある94秒の疾走曲。
続くM2. Old Friendが縦ノリかと思いきやのテンポアップ
ブレイクダウンの入りがEASYCOREすぎて(* ゚∀゚)スキー
M4. Reachingも再び疾走ナンバーでシンガロングもあり、
サークル、ステダイよろしくなライブ向けNo.1!
ブレイクダウンもハードコアライクでgood(゚∀゚ *)
M5. Hear Me Outは、EASYCORE的ギターのイントロ、
ブレイクダウンもややプログレっぽいギターで◯
からのM6. High Right Nowがガラッと雰囲気が変わり、
00年代後半のエモメロ系POP PUNKで(* ゚∀゚)イィネ!
M8. Blurryも疾走系エモメロPOP PUNKで良かった。
M9. Maskは冒頭のリズミカルさに反して、ブレイクダウン
シャウトシンガロングにと、今作イチのコア感。
M11. Keeperは歌ものかと思わせつつ、
ポップ寄りなPOP PUNKに切り替わる…などなど
マジで全曲簡易レビューしてしまいそうな勢いで
めちゃくちゃ良かったんですよね。
個別で記事にしようかと思ったくらい。
なんなら、年間アルバムランキングでも
BelmontとState Champs抜いてトップ5入りできたのでは?
ってくらいに好印象でした。
こんなまとめ時期に真っ只中のリリースではなく
せめて11月末…いや、12月頭ならなぁ(。>д<)
Youth in Revolt『Antisocial Disaster』
01. Give It Up
02. Heartbreak & Tragedy
03. Antisocial Disaster
04. Onlyfanz
05. Lust
06. Weak
07. Forget You
08. 925
09. Addicted
10. What If
11. Wake Me Up
US産ポスコアバンドのYouth in Revolt
前作から何年ぶり?かなり久々に名前を見たけど。
最新アルバム『Antisocial Disaster』が
今年最後の12/25リリースとなりました。
M1. Give It Upの段階では
何となくこれまでの雰囲気を踏襲してるかなーと思いつつ
M2. Heartbreak & Tragedyからは
一気にPOP PUNKしてて、
え?Σ(゚Д゚ ;)と驚いたんだがw
しかも何気に良い感じのPOP PUNKなのがまたw
さらに続くタイトルトラックのM3. Antisocial Disasterでは
テンポアップし、よりPOP PUNK色が強くなって(* ゚∀゚)イィネ!w
なんかキラキラ系シンセも相まって、
00年代のPOP PUNKを彷彿とさせるのもgood(゚∀゚ *)
さらにM4. Onlyfanz、M8. 925のMV曲も
漏れなくアッパーPOP PUNKしててテンション上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
M5. Lust、M9. Addictedあたりのエモーショナル曲でも
その曲調はPOP PUNKのエモーショナルナンバーなんだよなw
M7. Forget You、M10. What Ifなんかも
すげー懐かしい感じのエモメロ系POP PUNKで…w
そして、ラストM11. Wake Me Upはキャッチーさが光る
アップテンポなPOP PUNKで締める、と。
いや、何このPOP PUNK盤?!w
前作までは10年代という時代に合った
クリーンが良い感じのストレートなポスコアだったのに
何このPOP PUNK盤?!wwwww
いや、個人的には嬉しいけどもさw
POP PUNKしてたのがコアの方に傾倒はしても、
逆はあまり見かけないから新鮮、そして驚きw
ボーカルも変わってるっぽいけど、
こんなにガッツリPOP PUNKするバンドになるとはなぁ。
しかも現行スタイルじゃなく、ちょっと懐かしい感じ。
自分と同世代に刺さりやすそうな作風でしたね。
以上、2024年にリリースされた新譜
最後の蔵出しレビューでした。
多忙がゆえに後回しにしてしまった結果、
こうしてここでまとめて出すに到りましたが、
Ekoh
Good Terms
Youth in Revolt
の3組は、フツーに本記事で出せるくらいに
良盤でしたね(* ゚∀゚)
今年はこんな最後でまとめて、って感じにならないよう
1週2〜3枚ずつくらいのリリースで安定して欲しい←
ま、そんなのが無理なことは
いつも記事を書いてる自分がいちばんわかってますが(。-∀-)
加えて、今年は早くも2月から
ライブがドカ盛りなのでね…
せめて2月の新譜リリースは少なくなって欲しい…
という希望を抱きつつ、
今年の新譜に備えたいと思います。
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