今年の新譜レビュー
今回で最後になるかどうかは
今日のリリース状況次第だが果たして…
どうも、トトです。
と、そんなワタシは
気付けばこんな時期までレビュー記事を書いていて
気付けば今年108枚目となる新譜レビュー
…何故だ?←
というのは置いといて。
今回のバンドを取り上げるのは2度目
…なんだよね、確か。
曖昧になるのには理由もしっかりあるんですが。
そんな今回取り上げるバンドの最新作はこちら。
Until I Wake『Renovate』
01. Catacombs
02. Hole Hearted
03. Separate
04. Pressure
05. The Reverence
06. Cast Away
07. Heaven Knows
08. Remember This
09. Renovate
10. Eclipse
11. Messenger
12. Hell of a Ride
US産ポスコアバンドのUntil I Wake
2枚目のアルバム『Renovate』が
Fearless Recordsから12/6にリリースされました。
我ながら老化の一途だな…と思いつつも
似たような名前のバンドの区別が…
混乱する原因は名前以外にもあるが
Until I Wake
Windwaker
Wind Walkers
このへんよ…
何ならUntil I WakeとWindwakerって
ボーカルの交代劇とかなかったっけ?
ポスコアという同じシーンにいるような音楽性で、
バンド名が似てるだけならまだしも
それでボーカルまでポンポン変えられたら
余計にわからんくなるっちゅーねん…
そんなバンド編成まで似せんでもええんよ(。-∀-)w
しかもUntil I Wakeは前作の時点で
けっこう期待もしてたけど、その期待値が高すぎたせいか
記事にはしたけどそこまで…
ってとこに留まってるのも後押ししてる気がする。
今作でその印象を払拭することができるか?
早速、聴いていこうと思います。
Catacombs
テンポ早めのクラップのような?サウンドから
ヘヴィなブレイクダウンでのイントロで始まる1曲目。
イントロを抜けると初っぱなからラップボーカルを繰り出し
お次はスクリームしながらのラップ調に(* ゚∀゚)
一転、サビはクリーンで歌い、最後に叫びます。
Bメロも変わらずラップからのスクリームに転じます。
後半、低音スクリームからのフラグを回収する
重くダウンテンポなブレイクダウン(* ゚∀゚)イィゾー
ラストのロングシャウトがまた良さげであり、
このオープニングだけでも多彩なボーカルが映えますね。
Hole Hearted
ヘヴィなギターと共に叫ぶスタートを切る2曲目。
本格的なスタートと共によりコア感を強めに、
ドラムのテンポが上がると共に疾走感を伴いますヾ(* ゚∀゚)ノ
サビはポスコアのセオリー通りにクリーンボーカルに。
後半は、スクリームパートからのフラグを
ブレイクダウンでしっかり回収しに来ます。
そのままスクリームもより低く、コア感を引き出し、
アウトロのインストがまたかっけーな(* ゚∀゚)
全体のヘヴィサウンドもグルーヴ感ひとしおで◯
Separate
ニューメタル的なグルーヴ感で幕を開ける3曲目。
ラップ調ボーカルとヘヴィサウンドを交互に展開し、
よりニューメタル感を感じさせます。
サビでテンポアップしてクリーンと共に突き進む
疾走感のあるポスコアサウンドが(* ゚∀゚)イィネ!
Bメロは静かなクリーンと激しいスクリームを交互に
山あり谷ありな展開を見せます。
後半にはアンビエント、浮遊感あるサウンドの裏で
ハイトーンに叫ぶ様が耳を突き、そこからの
急転直下のブレイクダウンで引きずり下ろします。
ラストは再びのロングシャウトで締めます。
Pressure
4曲目は、ターンテーブルよろしくな
スクラッチサウンドを取り入れた
よりニューメタル感抜群のイントロから始まります。
そこからラップボーカルで始まるクール感よヾ(* ゚∀゚)ノ
ラップからスクリームへスイッチし、
サビはクリームとスクリームを切り替えていて
ツインボーカルのようなボーカルワークがgood(゚∀゚ *)
Bメロもまずはラップボーカルから始まり、
スクリームと共に疾走サウンドへヾ(* ゚∀゚)ノ
全体的にもちょいちょいスクラッチが挟み込まれ、
スクラッチ、スクリームからのブレイクダウンの展開も◯
(* ゚∀゚)イィネ この曲(* ゚∀゚)スキー
The Reverence
激烈なドラムから幕を開ける5曲目は
今作屈指のアグレッシブナンバーヾ(* ゚Д゚)ノ
スクリーム、ブレイクダウンを経て
ノリの良いダンスビートのようなヘヴィサウンドから
疾走感のあるアッパー展開へと繋がる展開もgood(゚∀゚ *)
この間も基本はスクリームしていて、
クリーンの一切を封印した今作イチの攻め曲で、
ポスコアとは呼べないアグレッシブさ最高!\(^o^)/
高低のスクリームを使い分けながらのブレイクダウンも
イントロ同様のアグレッシブな締めも(* ゚∀゚)イィゾー
Cast Away
そんな前曲に比べるとかなりメロディアスな6曲目。
打って変わってクリーンがメインを占めていて、
サウンドの重さはあるものも、やはりクリーンが目立つ。
とはいえ、交換がゼロではないのも確かであり、
ブレイクダウンでのスクリームだったり、
ギターソロとスクリームが並走するラストと、
良い感じにコアとメロを両立させていて
ストレートなポスコア間がgood(゚∀゚ *)
Heaven Knows
そんな前曲からも「一転」と言えるほどに、
ガッツリ歌ものに振り切った7曲目は
ボーカルもサウンドもクリーン主体に進んでいきます。
と思いきや、Bメロからはラップボーカルを展開し、
後半はガラッと雰囲気が一変し、
うねるようなヘヴィサウンドによるブレイクダウンと共に
スクリームを繰り出し、この曲唯一のコアパートへ変貌します。
ラストサビでは冒頭の雰囲気を取り戻し、
アウトロではコア感のあるヘヴィサウンドで締めます。
Remember This
そんなヘヴィサウンドからスタートする8曲目は
まずはクリーンボーカルから幕を開けます。
サビでもクリーンを崩さずメロ重視なポスコア感。
Bメロサビ前に来て叫ぶシーンも出てきましたが、
変に捻ることなく、混じり気を出すこともなく、
ギターソロがある以外は、割と真っ当に
ミドルテンポでストレートなポスコアしてます。
Renovate
今作のタイトルトラックとなる9曲目は
静かな打ち込みサウンドから耳を突いてきたあと
ヘヴィなイントロへと切り替わります。
そのあとは再び落ち着きを取り戻すクリーンパートへ。
エモーショナル寄りなクリーン主体のメロ曲であるのは
サビまで来てもスタンスが変わらないことで判明します。
M6. Cast Away、M7. Heaven Knowsでは、
転調してコアパートを入れてきていたので
クリーンのみでの歌もの曲としてはここが今作初ですね。
Eclipse
10曲目はイントロからヘヴィサウンドによるスタート。
一転、浮遊感あるクリーンサウンドと共に
クリーンボーカルで展開しつつ、最後に叫ぶとこから
コアパートへと切り替わります。
サビでハイトーンなクリーン耳を奪われ、
サビの後半はテンポアップするサウンドがgood(゚∀゚ *)
クリーン主体のポスコア感があった曲でしたが
ラストはシャウトにブレイクダウンでのコア締めに。
Messenger
ゆっくりフェードインしてくるようなサウンドから
イントロで重めのギターを繰り出して始まる11曲目。
一気にクールダウンし、アカペラ的スクリームパートを経て
サビはクリーンから入り、サビの最後には
クリーンとスクリームが交互になる展開に。
Bメロに入るとラップボーカルになりアップテンポなサビへ。
叫んで終わるサビのあと、アンビエント雰囲気の中
少し遠くにいるようなスクリームを繰り出し、
低めの咆哮を上げたあとはギターソロへ。
アウトロは少し長めに余韻を持たせるように
ゆっくりフェードアウトしていきます。
Hell of a Ride
タイトルに反して
クリーンと共に落ち着いたスタートを切るラスト12曲目。
ラップ調ボーカルと共にテンポアップし、
サビはクリーンによる歌ものの様相を見せます。
そこに少しシャウト混じりなボーカルスタイルに。
Bメロからは掻き鳴らされるギターと共に
アンセミックなコーラスも響くようになります。
アコギの弾き語りのようなパートを経て
エモーショナルかつ壮大なラストサビへ向かう様は
クロージングトラックとして相応しい曲でしたね( ´∀` )b
以上、
Until I Wake『Renovate』
でした。
前作よりもフラットな気持ちで聴けたのもあってか
(* ゚∀゚)イィジャン!
と、印象としては好転。
トレンドとはいえ、ラップボーカルを取り入れ
グルーヴ感のあるヘヴィサウンドを響かせることで
ニューメタルに寄った感じは言わずもがなgood(゚∀゚ *)
そうでなくても、ストレートなポスコア感があり、
クリーンとスクリームのバランスも良く。
そんな中で、コア方面にグッと寄った
M5. The Reverenceの存在感も際立つヾ(* ゚∀゚)ノ
と、デビューアルバムだった前作よりも
遥かに好印象な1枚となりました。
Until I Wake『Renovate』
前作から入った人も、今作から入る人も
是非ぜひ、チェックしてみてください。
関連記事
今回で最後になるかどうかは
今日のリリース状況次第だが果たして…
どうも、トトです。
と、そんなワタシは
気付けばこんな時期までレビュー記事を書いていて
気付けば今年108枚目となる新譜レビュー
…何故だ?←
というのは置いといて。
今回のバンドを取り上げるのは2度目
…なんだよね、確か。
曖昧になるのには理由もしっかりあるんですが。
そんな今回取り上げるバンドの最新作はこちら。
Until I Wake『Renovate』
01. Catacombs
02. Hole Hearted
03. Separate
04. Pressure
05. The Reverence
06. Cast Away
07. Heaven Knows
08. Remember This
09. Renovate
10. Eclipse
11. Messenger
12. Hell of a Ride
US産ポスコアバンドのUntil I Wake
2枚目のアルバム『Renovate』が
Fearless Recordsから12/6にリリースされました。
我ながら老化の一途だな…と思いつつも
似たような名前のバンドの区別が…
混乱する原因は名前以外にもあるが
Until I Wake
Windwaker
Wind Walkers
このへんよ…
何ならUntil I WakeとWindwakerって
ボーカルの交代劇とかなかったっけ?
ポスコアという同じシーンにいるような音楽性で、
バンド名が似てるだけならまだしも
それでボーカルまでポンポン変えられたら
余計にわからんくなるっちゅーねん…
そんなバンド編成まで似せんでもええんよ(。-∀-)w
しかもUntil I Wakeは前作の時点で
けっこう期待もしてたけど、その期待値が高すぎたせいか
記事にはしたけどそこまで…
ってとこに留まってるのも後押ししてる気がする。
今作でその印象を払拭することができるか?
早速、聴いていこうと思います。
Catacombs
テンポ早めのクラップのような?サウンドから
ヘヴィなブレイクダウンでのイントロで始まる1曲目。
イントロを抜けると初っぱなからラップボーカルを繰り出し
お次はスクリームしながらのラップ調に(* ゚∀゚)
一転、サビはクリーンで歌い、最後に叫びます。
Bメロも変わらずラップからのスクリームに転じます。
後半、低音スクリームからのフラグを回収する
重くダウンテンポなブレイクダウン(* ゚∀゚)イィゾー
ラストのロングシャウトがまた良さげであり、
このオープニングだけでも多彩なボーカルが映えますね。
Hole Hearted
ヘヴィなギターと共に叫ぶスタートを切る2曲目。
本格的なスタートと共によりコア感を強めに、
ドラムのテンポが上がると共に疾走感を伴いますヾ(* ゚∀゚)ノ
サビはポスコアのセオリー通りにクリーンボーカルに。
後半は、スクリームパートからのフラグを
ブレイクダウンでしっかり回収しに来ます。
そのままスクリームもより低く、コア感を引き出し、
アウトロのインストがまたかっけーな(* ゚∀゚)
全体のヘヴィサウンドもグルーヴ感ひとしおで◯
Separate
ニューメタル的なグルーヴ感で幕を開ける3曲目。
ラップ調ボーカルとヘヴィサウンドを交互に展開し、
よりニューメタル感を感じさせます。
サビでテンポアップしてクリーンと共に突き進む
疾走感のあるポスコアサウンドが(* ゚∀゚)イィネ!
Bメロは静かなクリーンと激しいスクリームを交互に
山あり谷ありな展開を見せます。
後半にはアンビエント、浮遊感あるサウンドの裏で
ハイトーンに叫ぶ様が耳を突き、そこからの
急転直下のブレイクダウンで引きずり下ろします。
ラストは再びのロングシャウトで締めます。
Pressure
4曲目は、ターンテーブルよろしくな
スクラッチサウンドを取り入れた
よりニューメタル感抜群のイントロから始まります。
そこからラップボーカルで始まるクール感よヾ(* ゚∀゚)ノ
ラップからスクリームへスイッチし、
サビはクリームとスクリームを切り替えていて
ツインボーカルのようなボーカルワークがgood(゚∀゚ *)
Bメロもまずはラップボーカルから始まり、
スクリームと共に疾走サウンドへヾ(* ゚∀゚)ノ
全体的にもちょいちょいスクラッチが挟み込まれ、
スクラッチ、スクリームからのブレイクダウンの展開も◯
(* ゚∀゚)イィネ この曲(* ゚∀゚)スキー
The Reverence
激烈なドラムから幕を開ける5曲目は
今作屈指のアグレッシブナンバーヾ(* ゚Д゚)ノ
スクリーム、ブレイクダウンを経て
ノリの良いダンスビートのようなヘヴィサウンドから
疾走感のあるアッパー展開へと繋がる展開もgood(゚∀゚ *)
この間も基本はスクリームしていて、
クリーンの一切を封印した今作イチの攻め曲で、
ポスコアとは呼べないアグレッシブさ最高!\(^o^)/
高低のスクリームを使い分けながらのブレイクダウンも
イントロ同様のアグレッシブな締めも(* ゚∀゚)イィゾー
Cast Away
そんな前曲に比べるとかなりメロディアスな6曲目。
打って変わってクリーンがメインを占めていて、
サウンドの重さはあるものも、やはりクリーンが目立つ。
とはいえ、交換がゼロではないのも確かであり、
ブレイクダウンでのスクリームだったり、
ギターソロとスクリームが並走するラストと、
良い感じにコアとメロを両立させていて
ストレートなポスコア間がgood(゚∀゚ *)
Heaven Knows
そんな前曲からも「一転」と言えるほどに、
ガッツリ歌ものに振り切った7曲目は
ボーカルもサウンドもクリーン主体に進んでいきます。
と思いきや、Bメロからはラップボーカルを展開し、
後半はガラッと雰囲気が一変し、
うねるようなヘヴィサウンドによるブレイクダウンと共に
スクリームを繰り出し、この曲唯一のコアパートへ変貌します。
ラストサビでは冒頭の雰囲気を取り戻し、
アウトロではコア感のあるヘヴィサウンドで締めます。
Remember This
そんなヘヴィサウンドからスタートする8曲目は
まずはクリーンボーカルから幕を開けます。
サビでもクリーンを崩さずメロ重視なポスコア感。
Bメロサビ前に来て叫ぶシーンも出てきましたが、
変に捻ることなく、混じり気を出すこともなく、
ギターソロがある以外は、割と真っ当に
ミドルテンポでストレートなポスコアしてます。
Renovate
今作のタイトルトラックとなる9曲目は
静かな打ち込みサウンドから耳を突いてきたあと
ヘヴィなイントロへと切り替わります。
そのあとは再び落ち着きを取り戻すクリーンパートへ。
エモーショナル寄りなクリーン主体のメロ曲であるのは
サビまで来てもスタンスが変わらないことで判明します。
M6. Cast Away、M7. Heaven Knowsでは、
転調してコアパートを入れてきていたので
クリーンのみでの歌もの曲としてはここが今作初ですね。
Eclipse
10曲目はイントロからヘヴィサウンドによるスタート。
一転、浮遊感あるクリーンサウンドと共に
クリーンボーカルで展開しつつ、最後に叫ぶとこから
コアパートへと切り替わります。
サビでハイトーンなクリーン耳を奪われ、
サビの後半はテンポアップするサウンドがgood(゚∀゚ *)
クリーン主体のポスコア感があった曲でしたが
ラストはシャウトにブレイクダウンでのコア締めに。
Messenger
ゆっくりフェードインしてくるようなサウンドから
イントロで重めのギターを繰り出して始まる11曲目。
一気にクールダウンし、アカペラ的スクリームパートを経て
サビはクリーンから入り、サビの最後には
クリーンとスクリームが交互になる展開に。
Bメロに入るとラップボーカルになりアップテンポなサビへ。
叫んで終わるサビのあと、アンビエント雰囲気の中
少し遠くにいるようなスクリームを繰り出し、
低めの咆哮を上げたあとはギターソロへ。
アウトロは少し長めに余韻を持たせるように
ゆっくりフェードアウトしていきます。
Hell of a Ride
タイトルに反して
クリーンと共に落ち着いたスタートを切るラスト12曲目。
ラップ調ボーカルと共にテンポアップし、
サビはクリーンによる歌ものの様相を見せます。
そこに少しシャウト混じりなボーカルスタイルに。
Bメロからは掻き鳴らされるギターと共に
アンセミックなコーラスも響くようになります。
アコギの弾き語りのようなパートを経て
エモーショナルかつ壮大なラストサビへ向かう様は
クロージングトラックとして相応しい曲でしたね( ´∀` )b
以上、
Until I Wake『Renovate』
でした。
前作よりもフラットな気持ちで聴けたのもあってか
(* ゚∀゚)イィジャン!
と、印象としては好転。
トレンドとはいえ、ラップボーカルを取り入れ
グルーヴ感のあるヘヴィサウンドを響かせることで
ニューメタルに寄った感じは言わずもがなgood(゚∀゚ *)
そうでなくても、ストレートなポスコア感があり、
クリーンとスクリームのバランスも良く。
そんな中で、コア方面にグッと寄った
M5. The Reverenceの存在感も際立つヾ(* ゚∀゚)ノ
と、デビューアルバムだった前作よりも
遥かに好印象な1枚となりました。
Until I Wake『Renovate』
前作から入った人も、今作から入る人も
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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