病で引退したとはいえ、

元気そうで何より( ´∀` )

引退しても出演作は今後も残るんだし、

サブスクがあるならいつだって見れる。

訃報は御免だけど、

こういうニュースならほっこりできて良い( ´∀` )

どうも、トトです。



前回『テリファー3』を観た2日後

映画の日である1日に再び映画館へ。

個人的にも完全にノーマークだったけど、

先月頭に公開され、

なんかずっと評判良いという情報を目にしてました。

なんかちょっと気になってきたぞ…

ってことで観ることを決意。

まずはこっちからだろ!って方を観るため

そんな今年35本目の新作映画はこちら。



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ロボット・ドリームズ
(原題:Robot Dreams)

大都会ニューヨーク。
ひとりぼっちのドッグは、孤独感に押しつぶされそうになっていた。そんな物憂げな夜、ドッグはふと目にしたテレビCMに心を動かされる。

数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱――
それは友達ロボットだった。セントラルパーク、エンパイアステートビル、クイーンズボロ橋……ニューヨークの名所を巡りながら、深い友情を育んでいくドッグとロボット。ふたりの世界はリズミカルに色づき、輝きを増していく。

しかし、夏の終わり、海水浴を楽しんだ帰りにロボットが錆びて動けなくなり、ビーチも翌夏まで閉鎖されてしまう。離れ離れになったドッグとロボットは、再会を心待ちにしながら、それぞれの時を過ごす。やがてまた巡りくる夏。
ふたりを待ち受ける結末とは―― 。





スペインとフランスの合作

監督のパブロ・ベルヘル初のアニメーション作品

ロボット・ドリームズ

公開から約ひと月

遅ばせながら観に行ってきました。

ひと月経っても、サービスデーであること、

日曜であることも後押ししたかもしれないけど

自分の観た回でも客入りはかなりのもので

終了時には整列退場をさせるほど。

シンプルなキャラデザによる親しみやすさもあり、

手描きによる温かみのあるアニメーションもあり、

観てみると、なるほど日本でも

映画好きな人からの人気は出そうだなと感じました。

叫び声や息使いなどの音声はあっても

セリフがないので、国を選ばないのも良かった。


物語は大きく分けて3部構成

序盤は犬とロボットの楽しい日々、

中盤は最も長く、離れ離れになった2人の状況を描き

終盤はその後の展開について。


孤独に苛まれるドッグは

友達ロボットを入手し、孤独にサヨナラする。

Robot Dreams_2

"友達"ロボットとは言うものの、

恋人のようにもみえてきちゃうな。笑

性別関係なく、イマドキの言い方をするなら

「パートナー」とでも言えばいいか。

2人が出かけるニューヨークの街並みも

作風に合わせてポップな雰囲気に。

でも、なんとなくどこかわかるのは

スパイダーマンのおかげかな。笑

Robot Dreams_1

序盤の見どころである、

Earth Wind & Fire"September"に合わせて

2人がローラースケートで踊るセントラルパークも。

Robot Dreams_3


物語の分け目となるビーチは創作かな?

コニーアイランドっぽさもある気がしたけど。

Robot Dreams_4

しかし、ここで2人が長く離れ離れに。

夢や妄想に苛まれるほどお互いの時間。

このお互いの1年間が本編のけっこうな割合を占めます。

動けるドッグは、ロボットのいない寂しさを埋める為、

けっこう能動的に動いていきます。

ロボットの方は動けない為、夢の出来事がメインですが

だからこそタイトルは"Robot Dreams"か。

その中でも花畑でのタップダンスのシーンは良かったですね。

Robot Dreams_5

夢ではないシーンでは、

ロボットの傍らで鳥が巣作りから子どもの巣立ちまで。

鳥が歌うように鳴く(話す?)シーンは

「白雪姫」なんかを彷彿とさせました。

3羽いる小鳥の内、1羽がロボットにだいぶ懐いていて

半ばお父さんのように描いているのも良かった( ´∀` )

Robot Dreams_7

そうして夢と現実を交互に描写していくので

ロボットがスクラップ場で雑にぶっ壊されたのは

え、これは夢じゃないのかー(。>д<)


幸いにもラスカルに拾われ、

ラジカセボディで新たに生まれ変わり、

ドッグはドッグで、

既にビーチからいなくなってしまったロボットに代わり

新たな友達ロボットを購入。

Robot Dreams_9

とはいえ、最後の最後に2人が会って

ハッピーエンド\(^o^)/ となるかと思いきや

会わせないんや?!Σ(°ω°ノ)ノ

そこはハズしてくんのかーい!

ハッピーエンドはロボットの妄想の途中まででしたね。

しかし、劇中はあれだけ外を見ながら

ロボットのことを思う犬だったのに、

逆にラストはロボットが先に犬を見つける展開に。

声をかけるべき?かけないべき?
犬のもとに駆け寄るべき?
アライグマのもとにいるべき?

という葛藤の末、2人の思い出の曲

"September"を爆音で鳴らすという手に。

Robot Dreams_8

結局、2人が再会することはなく

お互いの"今"を大切にするような幕引きに。

これはこれでグッドエンド感はありますけどね。

何割かは"September"のおかげな気もするがw

おんなド陽気な曲で終わられちゃったらねぇ( ´∀` )笑


まぁ、そうした終わり方をするのも

海外の作品っぽいというかなんというか。

思うところはあっても、悲観的にしないというか

前向きに終わるような

良い終わり方だと思える感じもgood( ´∀` )でした。

そして、セリフがないからこそ

"September"をはじめとした音楽も魅力的でした。

Septemberに始まり、Septemberに終わる

そうした音楽面も良かった。



パンフレットも欲しかったけど

好評ゆえにか増刷決定したにも関わらず、

観に行った劇場には入荷してなくて残念(´・ω・`)

密かに話題になっていたのも納得

観終わったあとは、

口笛でSemtemberを吹きたくなる(*´ω`*)♪

ロボット・ドリームズ

の感想でした。





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