現時点の昨年と同じ時期に比べて

来年公開決定している中で

観たい作品はかなり少なめではあるんだけど



これは惹かれる…(* ゚∀゚)

2025年最初のホラーはかなり良いぞ…(* ゚∀゚)

どうも、トトです。



前回『僕とパパ、約束の週末』を観てから1週間

それと同日公開だったものの、

なかなか観に行くスケジュールが合わず、

1週間遅れで仕事終わりに映画館へ。

前作から20年以上経った2024年に続編公開となった

今年32本目の新作映画はこちら。




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グラディエーターⅡ
英雄を呼ぶ声
(原題:GLADIATOR II)

ローマ帝国が栄華を誇った時代――。
平穏な暮らしを送っていたルシアス(ポール・メスカル)は、将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)率いるローマ帝国軍の侵攻により愛する妻を殺され、捕虜として拘束されてしまう。すべてを失いアカシウスへの復讐を胸に誓ったルシアスは、謎の奴隷商人・マクリヌス(デンゼル・ワシントン)に買われ、ローマへと赴くことに。そこで剣闘士《グラディエーター》となった彼は、復讐心を胸に、力のみが物を言うコロセウム《円形闘技場》で待ち受ける戦いへと踏み出していく――。





監督リドリー・スコットが送る大作の続編

グラディエーターⅡ
英雄を呼ぶ声


を観てきました。

前作を見ているので、今作も観ようと思ってましたが

前作を観たのが高校の頃とかだったのでね…

さすがに細かな内容まで覚えていないので、

先週は自宅で前作を見たってのも

今作を観るに1週間遅れになった原因でもある。

やっぱ面白ぇな!(* ゚∀゚)

と、前作の面白さを改めて認識したところで

いざ、続編鑑賞。


やっぱグラディエーターって

面白ぇな!(* ゚∀゚)

ってのを改めて実感しました。

この圧倒的なスケール感で

コロシアムでの血生臭い戦いを描くのは

"映画"として見応え抜群でした。

前作を見たは見たけど、先述の通り

先週は自宅で、高校の頃も映画館では観てないので

今作は映画館で観れて良かったぁ…

仕事終わりで観に行ったので時間も限られていて

通常の2D版で観ましたが、

これは各種アプグレ上映で観たらより凄そう…

ってのも思い、通常版で観たのを少し後悔するくらいには。


まず、オープニングがまた秀逸で。

おさらいとして、前作の印象的なシーンを

油絵のようなアニメーションで描く。

ここからグッと惹き込まれましたね(* ゚∀゚)


物語の序盤から中盤にかけては

割と前作と同じような展開というか。

ウジ治療がなかったのは残念ですが←

マキシマスは元々ローマ軍の将軍、

ハンノと名を変え平和に暮らしていたルシウスは

ローマに土地を奪われる側の人間、

という主人公の立場の違いはあれど、

大切な人を奪われ、自分の居場所を失い、

GRADIATOR 2_12

スカウトに買われ、復讐の名の下に剣闘士として

ローマ軍に牙を剥く…

ってところまでは、大体同じ流れでした。

てか、中盤くらいまではハンノでしかなかったのに

↑の通り、公式が出すあらすじの時点で

ルシウスってネタバレしてんのかよ…(。-∀-)笑


しかし、相変わらず戦闘シーンは割と凄惨で

矢や剣での体貫き、欠損なんかも惜しみなく、

そういうところも前作同様で好感です(* ゚∀゚)b

前作と違う部分としては、

犬と猿のキメラみたいのが出てきたり、

GRADIATOR 2_5

前作のトラポジがサイになってたり、

GRADIATOR 2_4

中でも、本作の見所のひとつでもある

コロシアム内での水上戦闘!

GRADIATOR 2_3

どうやって水溜めてんだろ(* ゚∀゚)w

と思いましたけど、陸上戦がメインだったのに

その陸に水を張って水上戦を実現させるとは!

思えば、ルシウスが奥さんを亡くす最初の戦いも

水上戦でしたからね。

やっぱ本作の目玉のひとつなんでしょう。


あとはローマの皇帝も少し違いが。

前作では、若きホアキン・フェニックスが演じていた

野心溢れる変態シスコン、コモドゥスでしたが

今作では、野心とか何も考えてなさそうな

頭弱っわそうな兄弟が皇帝にw

GRADIATOR 2_2

頭弱そうながらも、ゲタは多少マシではあるけど

カラカラちょっとヤバすぎない…?w

こんなのに統治されてたらそりゃあ…ねぇ…w

って思ってしまうくらい

殺されることに全く同情心は湧かないキャラでしたw

ただ、本作ラスボスとなる野心家キャラは

ルシウスを見出し、剣闘士としての道を歩ませた

デンゼル・ワシントン演じるマクリヌスでしたね。

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皇帝2人が馬鹿な為に容易に付け入られ、

フツーに殺されてんの笑うもんw


主人公のルシウスはというと

妻を殺したローマ軍の将軍アカシウスへの復讐もだけど、

アカシウスの妻であり、自身の母親でもあった

ルッシラにも、自分を見捨てたことで激おこに。

しかし、本作の所々で挟まる前作のマキシマスの姿

偉大な父マキシマスの子であることを自覚していき

"ルシウス"として目覚めていくカタルシスはgood(゚∀゚ *)

GRADIATOR 2_7

劇中描写としては、コロシアムでの戦いの際、

コロシアムの土砂を掬い上げ、両手で擦る…

という、マキシマスの所作を

ルッシラ見て「もしや…」ってなったところが始まりで、

やっぱそこはね、観てるこちらとしても

あ、ハンノはルシウスなのか

と察することのできるシーンでしたからね。

GRADIATOR 2_1


結末としてもマクリヌスにサクッと勝利を収め、

マキシマスにもできなかったことを成し遂げ、

グッドエンドで幕を下ろしました。

ただ、ルシウスとしての立ち回りの中で、

アカシウスを赦し、ルッシラも赦したのに、

どちらも亡くしてしまい、

マキシマスに言葉を求めるラストシーンは

何とも切ない終わり方でもありましたが(´・ω・`)

GRADIATOR 2_11



と、概ね良かったけど、

水上戦をはじめ、スケールアップもしてるんだけど、

やっぱり前作には及ばなかったというか…

ルシウスにマキシマスほどの魅力がないというかね…

他の剣闘士たちとの絆に関する描写も、

前作に比べてちょっと不足気味にも思える。

作中時間としてはそれなりの時間を共にしてるんだろうけど

観てる側にはそのシーンはあまりないので。

GRADIATOR 2_6

前作はそういったシーンもちゃんとあったからこそ、

マキシマスの強さを認めて、

そもそもが軍を束ねる将軍でもあったこともあり、

剣闘士たちのリーダー的存在になるってことにも

説得力と納得できるシーンが描かれてたしね。

復讐が念頭にあり、最後にコモドゥスを倒して

復讐達成というエンディングも良かったし。

今作では、ハンノ→ルシウスと変わっていくことで

目的も変わってきてしまうのでね。

マキシマスほどの一貫性もなくなってしまうので。

赦すこともテーマとしてあったのかもしれないけど、

あんなに恨んでたアカシウスとルッシラを

割とあっさり赦しちゃうのもなぁ。

GRADIATOR 2_10


あと、諸悪の根源であるローマ皇帝が

成金の二世みたいな馬鹿さがあって、

敵キャラとしての魅力に欠けるのもな…(。-∀-)笑

だからこそデンゼル・ワシントンの役どころだけど

それでもちょっと…(。-ω-)ウーン


と、"映画"として間違いなく良作だと思うし

観ていて楽しかったのも事実、

続編としても良かったとは思うけど、

その"続編"であるがゆえにと言いますか

前作が良すぎたゆえに足りなさを感じてしまう…

という、ちょっと"惜しい"結果に落ち着きました。

グラディエーターⅡ
英雄を呼ぶ声


の、感想でした。





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