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— THE RIVER (@the_river_jp) November 14, 2024
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これめっちゃ面白そう!(* ゚∀゚)
って思ったけど、全15話って言われてるし
映画ではなく、ドラマとかアンソロ作品っぽいのか…
もはやドラマを見る習慣はないんだよなぁ…
ただでさえ映画だって追いきれてないのに(´・ω・`)
でもアマプラで見れるんだったらどうしようかなぁ…
と、視聴を迷ってしまう悩ましい作品。
どうも、トトです。
前回『RED ONE』を観てから1週間
11月第3週も漏れなく観たい映画が公開されます。
トレーラーは見てなかったけど、
あらすじから気になり、チェックをしていました。
個人的にもかなり久々な感じするドイツの作品であり
今年31本目の新作映画はこちら。
ぼくとパパ、約束の週末
(原題:Wochenendrebellen(独)/Weekend Rebels(英))
特別な感性を持つジェイソンは、幼い頃から自閉症と診断されていた。生活に独自のルーティンとルールがあり、それらが守られないとパニックを起こしてしまう。ある日、クラスメイトから好きなサッカーチームを聞かれたのに答えることができなかったジェイソンは、56チームぜんぶを自分の目で見て好きなチームを決めたいと家族の前で言い出す。こうして、ドイツ中のスタジアムを巡る約束をしたパパとの週末の週末の旅が始まった。
強いこだわりを持つジェイソンは、果たして推しチームを見つけることが出来るのか?
実話を元に制作されたドイツの作品
ぼくとパパ、約束の週末
を、公開2日後の本日、観てきました。
あらすじに惹かれたのはもちろんだけど、
これが"実話に基づく"ってところも
より観たい気持ちにさせてくれた要素です。
観終わったあとの率直な感想としては
めっちゃ良かった!(* ゚∀゚)
自閉症の子どもを育てることの難しさを取り上げつつ
そんな息子の推しチームを探すという名目で
1部リーグのチームだけでなく、下部リーグも含めた
56チームを"現地で"観戦することを主題に
笑いあり、涙ありで、めっちゃ面白かった。
とはいえ、
兎にも角にもまずは「自閉症」
人によってその症状と重さ軽さの程度はありながらも
本作の主役ジェイソンの症状は
日常生活ではかなり大変そう…
独自のルーティーンやルールがある
これはなかなかに難易度高い。
そこからちょっとでもそれると
パニックになり、癇癪を起こすってのは
育てる方も胃に穴が空きそうだ…( ノД`)

でも、それを逆手に取るようなルールがあれば
ちょっと良い感じに立ち回れるのも目からウロコ。
実際、ジェイソンの症状からして
大勢の人がひしめき合うスタジアムに行くなんて
狂気の沙汰だし、実際にパニックになりそうなシーンもある。
そういった際にノイズのような音を入れてきたのも
健常者にはなかなかわからない苦痛も
わかりやすい表現として入れていたのも良かった。

そうならないよう、精一杯に気を回している
お父さんの姿も素敵でした。
ジェイソン自身も、"頭の中が戦争"と例え
お父さんに自分のことを説明してるシーンもありました。

このジェイソンくん、10歳で量子力学に博識なくらい
めちゃくちゃ頭良いのも自閉症のひとつの特徴か。
地頭が良い分、冗談とかも通じないけど、
冷静に正論でツッコミを入れる部分でも
笑えるところはありましたね。笑
後半、お父さんもとうとう爆発してしまい
お前といるより仕事してる方が楽だ
やっちゃったー(。>д<) なことを口に出してしまっても
それ自体は当然のことだと割り切っていて、
許せなかったのは、傷つくような言葉を言ったことではなく
「試合を見なかったこと」
「試合を見なかったこと」
そっちなんだ…っていう感覚も、
自閉症ならではというか、ジェイソンならではというか。
現地でサッカーを観戦するのもあり、
実際のスタジアムでのシーンは凄かったですね。

さすがは国としても世界有数の強豪国であるドイツ
そのスタジアムの雰囲気も圧巻でした(* ゚Д゚)
サポーターも千差万別、
応援歌には有名な曲の歌詞を変えたりしていて
老若男女すべての人がサッカーを楽しみ、
推しのチームを応援してるのは素敵な光景でした。
スタジアムで観戦する際のルールも決めていて
公式HPに載ってたのを転載しますが
これを見るだけで推しチーム決めるの難しいぞー…
ってのもちょっとした笑いどころでもあります。
実際に観戦に来て、
スタジアムの設備やサポーターの雰囲気、
選手のスパイクの色にいたるまで
色んなところに目を光らせているのは
さながらチームのオーナーのように見える。笑
お父さんの推しチームの試合に来たときは
キックオフが迫ることに焦るお父さんに対し、
エレベーターをチェックするマイペースなジェイソンくん
そのエレベーターに乗ってる時のお父さんの虚無顔ったらw
客席に来たときにも、涙を流すジェイソンくんに対して
泣いてもいいんだぞ!素晴らしいだろ!
と興奮してたのに、
目に砂埃が入っただけだよ
でも、前半で牛革のブーツを指摘された際に、
布製の靴にしておくよ
と言ったあとの終盤では、ジェイソンと同じ
コンバースのオールスターに変わってて
コンバースのオールスターに変わってて
そういう小さく、細かいところのフラグ回収も
シーンとして入っていたのは素敵でした。
そんなジェイソンくんも
しっかりとパパママが好きであり、
スタジアムの消灯時間に合わせてオーロラを見せたり
お父さんにあんなことを言われたけど
パパのこと、ちゃんと好きなんだよ
言わなくてもわかってるだろうけど
なんて言ってくるのもかわいいよね( ´∀` )
パパっていうのも、ドイツ語?でパプシーって言ってるのも
ただひとつ、残念なことがあったのは
パンフレットが制作されてない…orz
ないワケゃないと思うけど、
正しくは日本版の制作はなしってことかな。
ここだけはマジで残念すぎる…(´;ω;`)
そうしてパンフレットを欲するほどに良作でした。
自閉症の子どもを取り上げつつ、
重く、暗い雰囲気にさせることなく、
むしろ前向きに、楽しい作風で、
多くの人に受け入れられるような作品になってると思います。
そして、自閉症への理解も。
実話系作品ではお馴染みである、最後の現状報告では
2人は今もなお足繁くスタジアムに行っているのだとか。
世界中に21万を超えるチームがあり、
そのすべてを見るほど人は長生きできないけど
いつかジェイソンくんのお眼鏡に叶うチームが
見つかるといいなと願うばかり( ´∀` )b
さらに言うなら、こういう作品が
もっと大きな公開規模で、ロングランして欲しい。
2024年も終盤にきて、
年間ベストに選出できそうな良作に出会えました。
ぼくとパパ、約束の週末
の感想でした。
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