それでは今年100枚目の新譜レビュー…

なんでやねん!(* ゚Д゚)⊂彡☆))д´) パァン!!

ライブも復帰してきてるのに

100枚なんて書かんぞ!と年始に掲げておきながら

結局、今年も100枚到達してしまった…orz

いや、良い作品が溢れるのは良いことだし嬉しいけども

ブログ運営的にはシンドイのよね(。-∀-)w

シンドイと言いつつ、やれてるのも問題だけどw

どうも、トトです。



ってことで、改めて

今年100枚目の新譜レビュー

下半期リリース作品の中では

個人的にも期待値高めヾ(* ゚∀゚)ノ

なんだかんだ、前作・前々作と

年間ベストでも1位に選んだバンドなのでね。

否が応でも期待してしまうってもんです。

そんな現行POP PUNK世代の中でも

トップシーンを走るバンドの最新作です。




20241108_010920
State Champs『State Champs』
01. The Constant
03. Clueless
06. Hell Of It
07. Sobering
08. Tight Grip
09. I Still Want To
10. Just A Dream
11. Save Face Story feat. Slope
12. Golden Years




US産POP PUNKバンドのState Champs

2年ぶり5枚目となるセルフタイトル作が

Pure Noise Recordsから11/8にリリースされました。


およそ2ヶ月前に出た先行曲から

今作リリースの情報が出ましたね。

先行曲からリリースまでの期間がちょうど良い( ´∀` )

他のバンドもこういう風にしてくれたなぁ。


ライブ方面では

Bring Me The Horizon
Bury Tomorrow
While She Sleeps

と、この同世代メタルコアを

今年、日本で3バンドすべて見れたことがアツかった!

そして、POP PUNKのリリースでは

Neck Deep
The Story So Far
State Champs

と、やはりこの世代のトップ3だと思ってるバンドが

今年、新譜をリリースしたというのが喜ばしいヾ(* ゚∀゚)ノ

すでに先行しているND、TSSFも

良作に仕上がっていました。

その最後を飾るState Champsの最新作

ND、TSSFと比べてどうだったのか

早速、聴いていこうと思います。





The Constant
ギターとドラムが先行して幕を開ける1曲目。
本格的なイントロでバンドサウンド全開となります、
Derekの唯一無二なボーカルでスタートします。
そこまでアッパーな感じではないけど、
しっかりPOP PUNKを感じるサウンドはやはり(* ゚∀゚)イィネ
後半、テンポアップしつつRyanのコーラスと共に
ツインボーカルスタイルになるとこも good(゚∀゚ *)


Silver Cloud
どこかゆったりとした始まりから
縦ノリよろしくなイントロで始まる2曲目。
変わらずPOP PUNKはしてるものの、
PUNKよりもPOPの方に重きを置かれてる感じ。
シンセを取り入れてるとこもそんな感じする。
変わってBメロはテンポアップして
ストレートなPOP PUNKサウンドになるのが(* ゚∀゚)イィ!

変わらない日常への対策と脱却を描いたようなMVでは
メンバーそれぞれが扮するキャラクターもコミカルで面白く
しっかりPOP PUNKらしさのあるMVで良いですね。




Clueless
3曲目はイントロから勢い(* ゚∀゚)イィヨイィヨー!!
ほんのり縦ノリ感はあるものの、
POP PUNKと呼ぶには十分な曲調とテンポ感、
気分が上向くポジティブサウンドでgood(゚∀゚ *)
サビの最後をタイトル歌って締めるのも良いよね。
Bメロのサビ終わりの流れでTylerのギターソロに移行し、
そのまま疾走感のあるドラムとDerekの力強いボーカルに
後ろにRyanかな?おーおーコーラスも◯


Light Blue
一転、落ち着いた雰囲気で始まる4曲目。
逆にサビに入るとDerekのボーカルと共に
バンドサウンドも力強くなり、縦ノリ感がでます。
これを最初に聴いたとき、サビのラストのフレーズで
lovesick from light blue→サムライブルーと空耳して
なんでステチャンがサッカーの日本代表のことを?
と、意味のわからない混乱をしてしまいましたw
ただ、そうしてタイトルを入れた歌詞を
繰り返し歌うキャッチーさは◯ですね。





Too Late to Say
ワンカットMVが目を引く5曲目は
お、イントロからして上げ曲の気配…(* ゚∀゚)
と、期待に満ちたスタートを飾ります。
その通りに冒頭はアッパーなPOP PUNKでヾ(* ゚∀゚)ノ ィヤッホウ!!
残念ながらサビではテンポが落ちてしまいますが、
それ以外の部分はとってもワタシ好みのサウンド。
それに、サビのラストをnot todayで締める歌詞は
非常にステチャンらしいというか、
確か過去曲にもあったよな、not todayが耳に残る曲が。
なんだったかなー…(。-ω-)





Hell Of It
地獄とは思えない静かな浮遊感サウンドが
ゆっくりフェードインしてくる6曲目。
エモーショナルながら、やはりサビでは力強いサウンド
その流れでBメロに入るとテンポアップし、
POP PUNKサウンドになるのが上がるー(* ゚∀゚)
でも、やっぱHell感はないなーw


Sobering
イントロから軽くノリの良い感じで始まる7曲目。
そのまま少しチルさのある雰囲気で進んでいき、
サビでバンドサウンドと共に
ユルさのあるPOP PUNKを展開していきます。
結果、ポップでキャッチーなPOP PUNKな印象に。


Tight Grip
8曲目はイントロのギターから上げ曲の予感(* ゚∀゚)
その予感を裏切ることのないアップテンポで
ポジティブサウンドのPOP PUNKで上がるーヾ(* ≧∀≦)ノ
縦ノリではなく、モッシュやダイブが起きそうな
こういう曲のが上がるんよーヾ(* ゚∀゚)ノ
聴いてて爽快!気持ち良い直球POP PUNKナンバー。


I Still Want To
こちらも掻き鳴らすギターから始まる9曲目。
しかし、こちらは少し落ち着いた雰囲気に。
ヾ(* ≧∀≦)ノ Heeeey!!
と、サビの入りのコーラスはシンガロング案件。
それと同時にもうひとつ
ヾ(* ≧∀≦)ノ deja vu〜♪
の部分も歌いたくなりますね。
ユルさのミドルテンポPOP PUNKナンバーに。


Just A Dream
10曲目は冒頭からドラムが軽快なリズムを刻む。
サビに向かってギアを上げていく感じ(* ゚∀゚)スキー
で、サビで上げきらんのは残念展開なんだが。笑
からのBメロは疾走サウンドキタ━━ヾ(* ゚∀゚)ノ━━!!
そのあとも勢いキープにアッパーにくるけど、
やはりサビでテンポが落ちると
( ノД`)えぇーって思ってしまうんよな。笑
が、逆にラストサビは上げてくれるから
やっぱ(* ゚∀゚)スキーってなる。笑


Save Face Story feat. Slope
ボリューム小さめにDerekのボーカルから入る11曲目。
こちらはそこそこアップテンポにPOP PUNKを展開し、
やっぱサビでテンポ落とすのー?!( ノД`)笑
しかし、この曲にはSlopeがゲスト参加していて、
Bメロのサビ終わりでツインボーカルの出番。
そのまま2人が歌うままブレイクダウンへ。
ラストサビはテンポアップして上がるぞーヾ(* ゚∀゚)ノ
Slopeの2人もそのままコーラス的に参加してるのも◯





Golden Years
ラスト12曲目にきて、よぉぉおおおおやく!
自分が初聴時からハマった曲にヾ(* ゚∀゚)ノ
比較的落ち着いた雰囲気のある今作において、
他の曲はサビでテンポを落としたりする中、
頭からサビまでしっかりアップテンポで
上がるPOP PUNKサウンドを展開していたので( ´∀` )b
Bメロサビ後にクールダウンするとこはあるけど、
そこは曲の構成的にあるあるなパートだしね。
ラストサビ前はRyanのコーラスも映えるボーカルワークで
で、最後に上げて終わってくれるという
個人的な今作No.1トラックとなったのでした(* ゚∀゚)b





以上、

State Champs『State Champs

でした。

相変わらず良質POP PUNK盤ではあるんだが…

前作、前々作に比べると

ちょっと落ち着いちゃったかなー?という印象。

相変わらずDerekの歌声はシーン屈指の力強さがあるので

そこらのバンドほどエモーショナル特化にならないのは

このバンドの大きな強みでもあるのは間違いないんですが

少なくとも前作ほどの勢いがないのも確かで、

作風的には2枚目『Around the World and Back』

近いんじゃないかなっていうのも感じました。

やっぱ"あの"1stのあとの2枚目だっていうので

期待しすぎた部分もあったワケですが、

そういう前作からの流れや期待という感覚すらも

自分の中では今作で再び体験しているように感じます。

これがセルフタイトル作かー(。>д<)

ってのが正直なところ。笑

このバンドだからこその期待であって

作品としては悪くないのも確かなんだけど

Neck DeepThe Story So Farには

ちょっと届かないかもしれない…(。-∀-)


とはいえ、今年リリースされたPOP PUNK盤の中では

間違いなく上位に食い込む作品です。

State ChampsState Champs

バンドの名を冠するセルフタイトル作

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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