来年のSlam Dunk Fesのラインナップが出揃いました。

やっぱ現状では、WWWY同様

自分がいちばん行きたい海外フェスの2トップだなぁ。

これがこんな感じのラインナップのまま

日本開催してくりゃあな…

どうも、トトです。



それでは11月の新譜にいきましょう。

そういや10月の蔵出しをやってませんが

11月最初の金曜日には6枚もの新譜が出て、

11月が始まって2週間で3本のライブがある為、

蔵出しで出すような新譜を聴いてるヒマがねぇ

ってことで、サクッと11月分に移行。

それでは今年94枚目の新譜レビューはこちら。




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Proper Youth『Rusty Grand Am』
01. Modern Cowboy
02. Edited Adrenaline
03. God in a Microscope
04. Sad Song
05. Rusty Grand Am
06. Out to the City
07. Local Gravity
08. Lowcast
09. Leftovers
10. Bloom
11. Saturn




US産ドリームポップバンドのProper Youth

2枚目のアルバムRusty Grand Am

11/1にリリースされました。


他の慣れ親しんだジャンル、バンドの5枚より

何故に初のドリームポップを最初に取り上げたか

相変わらずのSpotifyの使用により

今回のアルバムリリースを知る前に、

10月頭にEPとしてリリースされた5曲を先に聴いていて

割と下書きも書けてしまっていたので、というね。


知ったキッカケは例によってプレイリストからですが

ドリームポップバンドなんて

我ながらよくフォローしたな(。-∀-)笑

と、思いつつも

せっかくこうして新譜リリースにも立会えたので

早速、聴いていこうと思います。




Modern Cowboy
ゆっくりフェードインしてくる始まりの1曲目。
イントロからサックスが響くの(* ゚∀゚)イィネ!
なんか…PACIFIC DRIVEのラジオから流れてくる音楽に
こんな雰囲気のヤツがあった気がする。笑
少し南国的な雰囲気がありつつ軽快なテンポで進む。
サビに入るとシンセも加えた浮遊感に
サックスの音色が響き渡るのがまた(* ゚∀゚)イィゾー
浮遊感あるサウンドとドラムによるバンド感、
そこに鳴る長めのサックスソロ良いなぁ…( ´∀` )
それがそのままアウトロになる感じも◯




Edited Adrenaline
前曲よりもさらにテンポアップした2曲目は
冒頭から男性ボーカルが歌います。
ともすればPOP PUNKと言えるくらいに
アップテンポな曲調が(* ゚∀゚)イィネ!
もちろんPOP PUNKとはまるで違うサウンドですが。
テンポは保ったまま、
Bメロ途中から再びサックスが鳴り出し、
後半には少しノイジーなギターも加わり
アッパーな曲調とのギャップを生みます。
最後まで転調なく、アップテンポに上がる1曲でした。
フォローしたキッカケはこういう曲だったんだろうな
なんてのも改めて思いました。




God in a Microscope
再びゆっくりフェードインしながら、
掻き鳴らされるアコギと共に始まる3曲目。
もう一方のギターとボーカルが入ってくると
浮遊感も増していきます。
ドラムが入り心地良いリズムを刻みながらも
やはり浮遊感のある曲調は変わりません。
少しレトロ感のあるシンセ要素も良さげ。
後半に来ると、ここで初めて前に出る
エコー増し増しの女性ボーカルもgood( ´∀` )


Sad Song
一定のリズム感を刻むサウンドから幕を開ける4曲目。
幽玄的な浮遊感のあるサウンドの中で、
伸びのあるボーカルワークが聴いてて心地良い。
後半のギターソロと呼べるくらい
ギターが前に出るところはシューゲイザー的にも。


Rusty Grand Am
5曲目は今作のタイトルトラックに。
静かにギターを鳴らしつつ、
リズムを刻むドラムと共にゆっくり始まり、
曲の進行と共にテンポも上げていきます。
なんだろな…この男性ボーカルの歌声自体が
やっぱPACIFIC DRIVE内でよく聴いた覚えがある。笑
もちろん同じ人ではないと思うけど
声質が似てるんだよなぁ。
後半にはサックスソロが来て上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
そこからラストサビへと流れていき、
アウトロは再びサックスが担う展開も◯




Out to the City
ギターと共にドラムも軽快なリズムを刻む6曲目。
ここでも再び南国感のあるサウンドに。
このまったり感と、テンポ感の心地良さに、
耳心地も良く、いい感じに眠くなってきちゃうな。笑
リラックス効果バツグンです。


Local Gravity
こちらもイントロからアップテンポな7曲目。
ここでは冒頭から女性ボーカルがメインで歌います。
ほんのり影がある感じではあるものの、
女性ボーカルと軽快なテンポ感により、
どんよりした陰性ではなくなってるのが良い。
パワーポップ系インディーポップ感増しでgood( ´∀` )




Lowcast
始まりこそゆったりしたものでしたが、
ドラムが入ると軽快さが出てくる8曲目。
ここでは再び男性ボーカルがメインに。
ボーカルだけでなく、サウンドのエコー感もひとしおで
軽快なリズムと浮遊感が同居する不思議な感覚。
後半はドラムなしで一旦、クールダウンさせ
再びドラムを加えてラストへ向かいます。
およそ7分に迫るほどの長尺曲にも関わらず、
インストパートが多いところも印象的。


Leftovers
クジラの鳴き声のような前曲のアウトロから
そのまま繋がる9曲目。
その雰囲気はそのままに、静かな夜に虫が鳴くような
そんなとある田舎の夜のような落ち着いた雰囲気も。
曲尺も前曲の半分以下にはなりますが、
ゆっくりと眠りに誘うような120秒…(。σω-。)zZ
残り40秒は音がバグり始めて少し不穏な雰囲気に。


Bloom
前曲のアウトロがピタッと止み、
男性ボーカルが歌い出して始まる10曲目。
女性ボーカルは後ろでコーラスで参加していて、
インディー感とはまた違うまったりとした雰囲気で
昔懐かしい鍵盤ハーモニカ?のような音色も聴こえてくる。
タイトルさながら、次々と花が咲き乱れていく映像なんかに
バッチリ合いそうな曲調が良いですね。


Saturn
ラスト11曲目は今作最長7分を超える。
まったりした浮遊感のあるサウンドから
まずは女性ボーカルから封を切ります。
この曲調だからこそか、
サビでの伸びやかなボーカルが映える。
Bメロサビ前からサックスが加わり、
そのまま再び伸びのあるボーカルでのサビへ。
折り返し地点までくるとボーカルが消え、
サックスを取り入れたインストパートがメインに。
どんどん勢いを強めていくサックス気持ち良ぇー(* ゚∀゚)
そこから40秒ほどかけてゆっくりフェードアウトしていきます。





以上、

Proper Youth『Rusty Grand Am

でした。

ドリームポップってものに初めて触れたにも関わらず

ひと記事使ってレビューできてしまいました。笑

当然、レビューのカテゴリにも

「DREAM POP」なんて作ってはいないので

近いところでINDIE / ALT-POPに入れたものの

それらと同様、少し陰性な雰囲気はあっても

やはり圧倒的な浮遊感のあるサウンドが特徴で

"ドリーム"ポップと言うだけあって

良い意味で、聴いてて眠くなる感じひとしお。

仮にライブ行ったとしても、慢性的な睡眠不足な自分は

心地良い睡魔に襲われそうな雰囲気満点です。笑

それこそ入浴中とか、寝る前とか、

リラックスしたい時には抜群の効果を発揮するのでは?

そんな印象を抱きました。

Proper Youth『Rusty Grand Am

これがドリームポップか…(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)

と、このジャンル初のレビューとしては印象も上々。

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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