うん、知ってた。

ここの主催はもう後出しのイメージしかないので

PALEDUSKの方はサクッと落選したけど

言うほど悲観しなかったですしね。

こっちで落ちたら発狂ですが(# ゚Д゚)ウアァァァアアアアア

どうも、トトです。



それでは今年89枚目の新譜レビュー

前回のENMYに続き、

当ブログでも"はじめまして"なバンドであり、

ENMYに続き、

どこで知ったかは覚えていないバンドです(。-∀-)笑

しかし、知った時に良さを感じ、フォローし、

新譜を聴き、その印象のまま良作だったので

こうして本記事でレビューを書くことに。




20241018_120728
DREGG『The Art Of Everything』
01. I Can Remember The Future
02. In Search Of
03. Chaos Garden
04. PCP Wednesdays
05. Butterscotch Biscuits
06. Dress Down
07. Born In My Armour
08. Dog Cunts
09. LV Vest
10. Transparent
11. Subscribe To Kill Your Mind
12. The Art Of Everything





オーストラリアのニューメタル、ラップメタルバンド

DREGGのデビューアルバムThe Art Of Everything

10/18にリリースされました。

シンプルなアートワークも惹かれますね(* ゚∀゚)

これもアートだ

と言わんばかりのタイトルがまたgood(゚∀゚ *)


さて、少なくとも何かの曲を聴いて

それが良くてフォローはしたものの、

キッカケを覚えてないのに曲を覚えているワケもなく…w

そのおかげで、

まっさら新鮮な気持ちで聴けるのでヨシとします(* ゚∀゚)b

ってことで早速、聴いていこうと思います。




I Can Remember The Future
不穏な雰囲気で幕を開けるオープニングトラック。
ギザギザした(?)シンセに荘厳なコーラスが響き、
囁くように言葉を詰め込んでいくボーカルは
昨今のFalling In Reverseを彷彿とさせます。
そのままアップテンポに攻めのバンドサウンドに切り替わり
クールなベースとのラップ展開(* ゚∀゚)イィゾー


In Search Of
前曲の勢いのままにスタートする2曲目。
淡々と鳴るヘヴィサウンドに捲し立てるようなボーカル
そのまま高速ラップを伴うアッパーな展開に(* ゚∀゚)
ドラムのふんいきが個人的にはかなりツボヾ(* ゚∀゚)ノ
転調し、スクリームと共によりアグレッシブに。
デジタルノイズのようなサウンドのあとには
ゴリッと落とすブレイクダウンも(* ゚∀゚)イィゾー
そこに入る野太いコーラスによるシンガロング感も良いw
なんか雰囲気的にはPALEDUSKっぽさがあるような
ラウドでありつつ、掴ませない感じがgood(゚∀゚ *)
疾走感のある締めも(* ゚∀゚)イィネ!


Chaos Garden
続く3曲目はイントロからグルーヴ感満点。
まずはそこに乗る軽快なラップが(* ゚∀゚)イィゾー
このニューメタル感、ラップメタル感(* ゚∀゚)イィゾー
で、やっぱぶっといベースによるグルーヴ感よ。
グルーヴ感出す上で、ベースは欠かせないものだと改めて。
サビはクリーンになるけど、ラップも健在なのが良い。
そのラップパートの一部に、
リンプのFredがおちゃらけ感を出す時みたいな
ハイトーンに繰り出していく雰囲気があるのも良いな。


PCP Wednesdays
バグり感のあるサウンドで封を切り
のっけから激しく叫んで始まる4曲目。
重く、激しく、それでいてリズミカルなのが(* ゚∀゚)イィネ
ボーカルはスクリームしてるシーンも多く、
それゆえの攻め感があるのも(* ゚∀゚)イィゾー
後半になると、再びおちゃらけFredみたいなのが出る。
そのあとも叫びまくりで終わりへ向かう…
かと思いきや、180度の転調を見せ
どこぞのジャズバー的な雰囲気にΣ(゚∀゚ノ)ノ
タイトルにしたラジオ番組?かなんかの雰囲気になり、
大きな歓声に包まれて終わるという締めに。


Butterscotch Biscuits
そこから間髪入れずに繋がる5曲目は、
へたれっぽい高音のギターとラップからスタート。
合間にシンガロングパートを挟むのも良いですね。
シンガロングパートから少し進むと激しく叫ぶシーンになり、
その攻め感のままにブレイクダウンへ突入します。
そこからさらに転調して、また違う激しいサウンドに。
ブレイクダウンと共に繰り出されるラップパート、
マジでブレスどこで入れてんだw
っくらい詰め込みまくりですげ(* ゚∀゚)w
再びへたれギターとラップの展開に戻り、
スクリームパートからのブレイクダウンで締めます。
こんなアグレッシブな曲なのに、タイトルが
「バタースコッチビスケット」って面白すぎだろw

加えて、MVもネタが渋滞気味で面白いなw
あれ?これはElectric Callboyの首振り...
あれ?これはFalling In Reverseの目からビーム...
なんて思える部分も必見ですw





Dress Down
ヘヴィなギターから幕を開ける6曲目。
そのイントロからのサウンドのまま、まずはラップ、
そしてスクリーム登場と共に転調します。
そうした冒頭を抜け、本格的なスタートを切ると
再びラップとスクリームを織り交ぜ
アグレッシブに進んでいきますヾ(* ゚∀゚)ノ
後半にくるとギャーギャーシャウトとスクリーム
Excursion!!
から叩き落とすブレイクダウンの流れも(* ゚∀゚)イィ!
アウトロは再び転調して雰囲気がガラッと変わります。
この全く別曲のようになる流れは面白いな。


Born In My Armour
7曲目は今作最長5分超えのトラック。
旋律的なギターを静かにしっとり鳴らして始まり…
からのスクリーンから一転します。
しかし、そのあとのクリーンはイントロの雰囲気を踏襲。
歌もの的な展開で進んでいきつつ、
ヘヴィなギターが刻まれるのと同時に
野太いシンガロングコーラスが響いてくるの(* ゚∀゚)イィネw
そして再び冒頭のような雰囲気に変わりクリーンメインに。
そこからギターソロへと繋がり、
流れのままにブレイクダウンで落として締めます。


Dog Cunts
喉が締まるようなシャウトから始まる8曲目は
そのまま早々にブレイクダウンに突入します。
そして疾走感あるドラムと共にスクリームにヾ(* ゚∀゚)ノ
さらに低音域のスクリームを繰り出し、
今度はクールなリフと共にハイピッチなシャウトと進み
僅か128秒の曲を終わらせます。

MIBかよ!w
と冒頭からツッコミたくなるMVは
こちらも割とネタが多くて見てて面白いですねw





LV Vest
そうして間髪入れずに始まる9曲目は
イントロからニューメタル感全開で(* ゚∀゚)イィゾー
ラップパートで再びFredのおちゃらけ感を出しつつ
合いの手的にスクリームも同時に展開します。
そのあとのスクリームパートは、
ラップボーカルの雰囲気も相まって
SkindredBenji感があるのも良いなぁ。
そうしたニューメタル感から転調して、
疾走感のあるアッパーな展開へと切り替わります。
そこから落とすブレイクダウンはもはや鉄板か。
アウトロはポタロビよろしくボイスチェンジャー的な
エフェクトボイスになり、そいつがバグったように
どんどん速度を落としていった先に、
ちょっとしたモノローグが入っての締めとなります。


Transparent
そんな静かな前曲のアウトロをかき消すように
のっけからアグレッシブに始まる10曲目。
勢いのあるサウンドに乗せてラップシャウト、
さらにそのあとにくる高速ラップ(* ゚∀゚)イィゾー
叫ぶ方でも高速ラップしてて(* ゚∀゚)イィゾー
こういう感じはちょっとTommy Vext感あるな。
ここまでのヘヴィサウンドは健在ながらも、
やっぱここでは言葉を次々に紡いでいく
ボーカルワークが際立ちますね。


Subscribe To Kill Your Mind
再び先ほどのエフェクトボイスに
少しノイズが乗るようなモノローグでスタートする11曲目。
こちらはのっけからアップテンポなサウンドで攻める。
スクリームと共に入るブレイクダウンでは、
反面、挑発するようなラップパートも印象的。
転調して入るクリーンパートがまた
雰囲気が違いすぎて面白いなw
中盤には少し長めのギターソロがあり、
ソロのあとはダウンテンポに叫んでいく展開、
そこからさらに落としてくるブレイクダウンが(* ゚∀゚)イィネ!
アウトロがしっとりストリングスなのもギャップか。


The Art Of Everything
満を持してのラスト12曲目で今作のタイトルトラック。
前曲のストリングスから繋がるように、
しっとりしたピアノから幕を開け、
そのまま弾き語りのような雰囲気で歌います。
サビからはバンドサウンドもしっかり展開し、
力強いサウンドと共に送るバラード調の歌ものに。
後半は叫びつつもエモーショナルな雰囲気、
終盤に入ると響くコーラスも良い。
あれだけ攻めまくりの作風のラストを
こうした曲で締め括るエンディング感good(゚∀゚ *)です。





以上、

DREGG『The Art Of Everything

でした。

いやぁ、面白ぇっすねー(* ゚∀゚)

ベースとなっているニューメタル、ラップメタルは

言わずもがな、しっかり感じられるものの

先達であるAlpha Wolfっぽさがあったり、

ボーカルワークではLimp BizkitSkindred

展開、転調の感じはPALEDUSKが浮かんできたり

ニューメタル、ラップメタルを軸にしつつ

なかなか面白いサウンドを響かせる作品でした。

(ホラー)映画もそうだけど、

最近はオーストラリアが来てますねー

ってのを感じさせる新たなバンドを見た感じ。


そうしてまた新たにオーストラリアから

面白いバンドがニューカマーとして誕生!

DREGG『The Art Of Everything

ニューメタル、ラップメタル好きはもちろん

ラウドミュージック好きならオススメです。

是非ぜひ、チェックしてみてください。





関連記事