わろたwwwww

ジョナサン、Korn(コーン)、Jonathanの顔とセリフ

どれをとってもその通りで笑うw

どうも、トトです。



それでは今年79枚目の新譜レビュー

いつぞやにリリースされたEPは

ウチでも取り上げましたが、

やはり1枚の満足感はアルバムに遠く及ばないので

なんか久しぶりにこのバンドのこと書くな

っていう感じがします。

実際、アルバムとしては

前作からそこそこ経過していたので

自分の感覚としては間違っていなかった。

そんな今回取り上げるのはこちらの作品。



20240920_010001
Void of Vision
『What I'll Leave Behind』

01. Oblivion
02. Blood For Blood
03. Supernova
04. Neurotic
05. Gamma Knife
06. Beautiful Things
07. Empty
08. Midnight Sweat
09. Decades
10. Angel Of Darkness





オーストラリア産メタルコアのVoid Of Vision

4枚目のアルバムWhat I'll Leave Behind

UNFDから9/20にリリースされました。


なんかだいぶお久しぶりな感じするな。

前作EPはレビューしてるけど、

アルバムを取り上げるの5年ぶりだしな。

その5年の間にアルバム出してますが

レビューしたEPがシリーズものの3部作的構成で

それを1枚にまとめただけのアルバムだったので

ウチではスルーしました(。-д-)-3

アルバムにするなら最初からしとけ、と。


思えば、レビューしたアルバムを出した翌年

バンド初来日となったときのライブは

キャンセル祭りになる前、

コロナ前の最後に行ったライブだったのも印象深い。


そんなVoVの最新アルバム

早速、聴いていこうと思います。




Oblivion
ヘヴィなリフとスクリームから幕を開ける1曲目。
そこからのイントロで鳴るシンセが耳を突きます。
このシンセがちょっとMotionless In Whiteっぽいかな?
そのシンセを絡めアップテンポに叫びながら進み、
サビに入るとクリーンボーカルに切り替わります。
Bメロは電子ノイズのようなサウンドをバックに叫び、
勢いのままブレイクダウンで落とす流れは(* ゚∀゚)イィネ
さらにラストはまた重めに落とすブレイクダウンに
冒頭と同様のシンセと共に幕を下ろします。


Blood For Blood
テンポ速めのダンスビートなシンセから幕を開け
激しいサウンドに切り替わり始まる2曲目。
叫びながら、早くもブレイクダウンで落としにかかる。
かと思ったら一気に速度を上げて疾走感のある展開に。
からの再びブレイクダウンで落とす起伏ある展開がgood(゚∀゚ *)
ど頭にシンセはあったものの、
全体的にはバンドサウンドがメインであり、
今作の中でもクリーンパートがかなり少なく
ヘヴィに攻めるメタルコア感もひとしおで(* ゚∀゚)イィゾー
終盤、冒頭とは違うダンスビートなシンセが流れ
ラストはブレイクダウンで締める展開も(* ゚∀゚)イィネ


Supernova
始まりからアップテンポに展開する3曲目。
サビに入るとテンポを落としてクリーンが前に。
さらに、後ろで鳴るエレクトロシンセは
ちょっと懐かしさを感じるサウンドな気がします。
10年代付近のエレクトロコア全盛期というか、
それこそ初期のCROSSFAITHみたいなというか。
サビの後半はシャウトしながらテンポアップするのも◯
Bメロは再びJamesが叫ぶボーカルをメインとし、
攻め感ひとしおなアグレッシブさを見せます。
アウトロのシンセの雰囲気は割と(* ゚∀゚)スキー


Neurotic
グルーヴ感増し増しなヘヴィなリフから始まる4曲目。
そのヘヴィサウンドもそう感じさせる要因かもだし、
ここでのJamesのボーカルの雰囲気的にも
ほんのりKorn的な印象を受けるのは自分だけか。
後半ほブレイク前とか、けっこうJonathanっぽくない?
艶やかさのある、言い方変えればエロい女性の声が
合いの手的に挿し込まれるのは全くKornっぽくはなく
むしろイメージ的にはリンプっぽいか?w
ってのもあって、ヘヴィサウンドはそのままに
ちょっと他とは違う印象の1曲に。
アートワークをまんま表す微グロなMVも印象的。





Gamma Knife
クラップしているようなシンセでテンポ良く始まり、
グリーンとシャウトを混ぜながら進んでいく5曲目。
サウンド共々、本格的にスタートするとクリーンメインに。
ここまでにもけっこうクリーンは目立つけど、
この曲の雰囲気、もちろんクリーンも相まって
かなりポスコア感のある曲調な感じもします。
ラスト、だんだんテンポを上げていった先に
落としてくるブレイクダウンもセオリー通りで(* ゚∀゚)イィネ





Beautiful Things
折り返し地点の6曲目は、
インタールード的な雰囲気のある曲に。
軽快なテンポを刻む音と、
ゆったりとし、少し怪しさのあるサウンドで進む中に
小さく鳥のさえずりが聴こえてくる。
インストかと思いきや、Jamesが静かに歌い出します。
ボーカルが入ったあともアンビエント的であり、
少し不穏な雰囲気も感じさせるのはそのまま。


Empty
淡々とリズムを刻む重いリフと共に
クリーンボーカルから幕を開ける7曲目。
そこから一気に勢いを増してアグレッシブに。
一旦落ち着かせたあとに、再び攻勢にヾ(* ゚∀゚)ノ
そして冒頭と同じ歌メロのサビへ。
サビではバッキングコーラスも加わっていて◯
攻め感のあるままブレイクダウンに突入する
Bメロサビ前の展開も(* ゚∀゚)イィネ
終盤は短いギターソロ…ってほどの主張はなくとも
前に出てくるギターからのブレイクダウンで締め。





Midnight Sweat
再びダンスビートなシンセサウンドと、
女性ボーカルのゲストでもいるんか?
なんて思うコーラスと共に幕を開ける8曲目。
冒頭のシンセのテンポ感そのままに、
軽快なテンポに乗せてJamesが叫んで進む。
サビでも叫びつつ、女性コーラスか?と思えた
冒頭のコーラスがバッキングに加わる形に。
軽快なシンセ要素はありつつ、バンドサウンドは
かなりヘヴィで、Jamesのスクリームがメイン。
M2. Blood For Bloodに次ぐ、メタルコア要素が強い
今作の2大巨頭なのでは?


Decades
こちらもまずはシンセを鳴らし、
Jamesが叫ぶことでスタートする9曲目。
まず冒頭のクリーンパートは
こここそMIWのChrisのような雰囲気に。
サビではバンドサウンドも重くなるが、
ボーカルはクリーンを継続しています。
一転、Bメロはヘヴィサウンドと共に
ガンガンに叫んでいく攻めのスタイルに。
他の曲もそうだし、ライブレポでも書いたけど
JamesのシャウトはLANDMVRKSFloを彷彿とさせるなぁ。
そこからそのままブレイクダウンを叩き込む。
ラストサビでは再びクリーン主体になるも、
Bメロとアウトロの攻め感は前に挙げた2曲に比肩する。


Angel Of Darkness
闇の天使……なんて厨二臭いタイトルなんだw
なんて思ってしまったラスト10曲目。
クリーンと共にシンセがフェードインしてきて
バンドサウンドと共に本格的なイントロへ切り替わる。
シンセを少し残しつつ、軽快なテンポでクリーンで歌う。
その軽快さを保ったまま、同じくクリーンのままのサビへ。
Jamesが叫ぶと共にブレイクダウンで落とし、
この曲唯一のアグレッシブパートのあとは、
シンセと共にEDM調の雰囲気になりつつも、
早々に元の曲調へと戻ります。

MVで目を引くのは、やはりサムネからしても
Jamesの見た目なワケですが、
やっぱイメージするのはヘルレイザーだったりするのかね?







以上、

Void of Vision『What I'll Leave Behind

でした。

前作の一部となるEPを聴いたところから

何となく今作になるような雰囲気はありました。

ウチで前回レビューしたアルバムの時点では

音の重さと高めのシャウト気味なとこもあって

Alpha Wolfと肩を並べる存在かと思いましたが

キャリアを重ねていくにつれ、

Alpha Wolfは初期からの音楽性を正当に継続、成長し、

VoVはシンセをふんだんに取り入れ、

近年のNorthlaneに寄ったような作風になった気も。

Alpha Wolfに比べて、

元々クリーンも多かったバンドですしね。

それが悪いっていうんじゃなくて

Alpha Wolfとは違う道に行ったなって印象です。

しかし、ビジュアルに関しては

VoVのが厳つい気もしますけどねw

そんな見た目しててあのクリーンで歌うんだから

ギャップもあるってもんです。


昨今、Electric Callboy以外で

ここまでシンセ入れてるメタルコアも珍しい気がします。

かと言って、ECとは全く違うし

それ以前の雰囲気も健在なのも確かです。

Void of Vision『What I'll Leave Behind

是非ぜひ、チェックしてみてください。





関連記事