音楽"鑑賞"っていうとなんかね…
ってのは気持ちすげーわかる。
音楽聴いたりライブ行くのが好きです
ってフツーに言えば良いんだけどね。
とはいえ、
>> 音楽に興味ないならないでいいけど、コスパやタイパを口にした途端急にダサく感じる
このレスもすげーわかるな。
ホント、言葉ひとつで印象って変わりますよね。
どうも、トトです。
それでは今年74枚目の新譜レビュー
トータルのキャリアはけっこう長く、
自分も追ってはいたんですが
近年の例によって
なっかなかアルバムが出なくてね…
なかなかブログで取り上げられず
今回、ようやく取り上げることができました。
Bohnes『Detonate』
01. Detonate
02. Vicious
03. Psycho
04. Let's Go To Hell
05. Good Life
06. Holy Smokes
07. Superfan
08. F.S.U
09. Sweet Dream feat. Spencer Chamberlain
10. Always Halloween
11. Vicious (Acoustic Version)
もはやソロになってからけっこう経ちますが
THE CABのボーカルを務めたAlexのソロプロジェクト
Bohnesの最新アルバム『Detonate』が
9/6にリリースされました。
THE CABでの活動が終わりを迎え
その後、2018年に
『206: Act Ⅰ』『206: Act Ⅱ』の2枚をリリースして以降
シングル、EPは引き続きリリースしていましたが、
その2枚以来となる久しぶりのアルバムですね。
THE CAB時代から、3桁再生数は多く、
"Bad"をはじめ、1,000万再生超えもあったほど
間違いなく一定の人気はありましたが、
ソロになってから、どこでどうバズったのか
"Middle Finger"が3,000万超えとなっていたり、
自分と同じようにTHE CABから追ってる人はもちろん
ソロでもしっかりファン層獲得できてそうなんですよね。
そうして6年ぶりにようやくリリースされ
おかげさまでウチでも取り上げることができたアルバム
早速、聴いていこうと思います。
Detonate
タイトルを一言発してからギターと共に
Alexのボーカルが入ってきて始まるタイトルトラック。
その後のイントロではBMTHシンセも取り入れた
ロックサウンドが展開されます。
少し重めなギターとシンセの組み合わせからは
THE CAB時代には見られなかったサウンドで新鮮。
その分、ちゃんと現代サウンドに感じられますね。
月日の経過もあるだろうけど、
ちょっとテンション高めのボーカルも
当時のAlexとは違う感じに聴こえてきます。
Vicious
落ち着いた雰囲気で歌い出す2曲目。
そこから既にタイトルを繰り返すキャッチーさがあり
ポップでエモーショナルで歌う姿は
耳馴染みの良さを助長します( ´∀` )b
後半には浮遊感のあるサウンドからラストサビへ流れ
ほんのりエモーショナルなPOP ROCKがgood(゚∀゚ *)
Psycho
粗々しいノイジーなギターから耳を突く3曲目。
こういうギターはガレージ感があるというか、
ボーカルも前2曲よりも少し荒っぽくて
またガラッと違う雰囲気のロックサウンドを響かせます。
2分ちょいの尺なのも非常に現代っぽい。
Let's Go To Hell
変わって、今度はアコギから成る4曲目。
しかしイントロから良い感じのリズム感で、
クラップが入り、賑やかなコーラスが入り、
どんどんテンションを上げていくのも良い感じ。
自然と体を動かしたくなるアコギナンバーヾ(* ゚∀゚)ノ
しかし、ラストは一気にテンポアップし
疾走感のあるサウンドで駆け抜けます。
最後にタイトルをシンガロングするのも良いですね(* ゚∀゚)
ヾ(* ≧∀≦)ノ Let's Go To Hell!!
Good Life
5曲目も声量多めのコーラスの共に
アコギの弾き語り調で幕を開けます。
上記のようにコーラスはあるし、シンセもある、
ドラムとベースによるバンド感もあるけど、
曲調的には低調でリズム感◯な感じ。
こういう落ち着きつつもノれるようなの(* ゚∀゚)スキー
Holy Smokes
エフェクトがかったようなボーカルから始まる6曲目は
音が波打つ調子悪いラジオのようなシンセに、
ギターと共に音がクリアになると同時に
Alexのボーカルも入ってきて本格的なスタートに。
全体的には少しダークなPOP ROCK感。
Bohnesサウンドだと元々、親和性はあると思ってたけど
ちょっとWaterparksっぽさも感じるのよね。
Superfan
ストリングスとクラップから
少し壮大な雰囲気で幕を開ける7曲目。
バンドサウンドよりも他の部分が目立つ感じで
タイトルを何度も歌うわかりやすさや、
冒頭からクラップもありでキャッチーで、
割とテンション高めなのでライブでも映えそう(* ゚∀゚)b
F.S.U
ギターがフェードインして始まる8曲目。
まずはAlexが先行して歌ったあと、2回目となる
I wanna fxxk shit up and get high with my friend
から、コーラス増し増しで同じフレーズを歌います。
そのあとのだらららー♪のところが
良い感じに掠れててYUNGBLUDみたいで(* ゚∀゚)イィネ!
再び↑と同じ部分に差し掛かるとクラップも加わり
より盛り上がる展開にヾ(* ゚∀゚)ノ
ラップ調の部分は、どことなくレゲエ感もあり、
やはりコーラス&クラップで上がるところは
ライブでも間違いなく上がることでしょう。
Sweet Dream feat. Spencer Chamberlain
9曲目は歌ものな雰囲気で幕を開けます。
と思いきや、それは冒頭だけで
その後のイントロからシンセとバンドサウンドが響きます。
そしてここでは音楽性的にも意外なゲスト
UnderoathのSpencerが参加しています。
バンドシーンのゲストボーカルって流行りがあるのか
近年はSpencer or AaronのUnderoathコンビ
めっちゃ見るよなぁ。
Spencerはここでもスクリームするシーンがあり、
Bohnesサウンドにはなかったコア感を引き出します。
Always Halloween
そんな激しさのある曲から一転、
ハロウィンと名のつくタイトルに反して
アコギでの弾き語りナンバーとなる10曲目。
終盤には相応しいエモーショナルトラック。
そこそこテンポ感が良いとこもgood( ´∀` )です。
後半にはわずかにストリングスを取り入れる場面も。
Vicious (Acoustic Version)
ラスト11曲目は今作のボートラポジかな?
と思う、M2のアコギver
タイトルを繰り返すキャッチーさはそのままに
テンポを落とし、アコギverになることで
グッとエモーショナルさが引き立つ展開に。
前曲もそうだけど、こういう感じの曲を聴くと
THE CABの頃のAlexが垣間見えて良いですね( ´∀` )
以上、
Bohnes『Detonate』
でした。
ソロになってからの曲も
全てではないけどチェックはしていたし、
当時、気に入った曲もありました。
THE CAB時代とは確かに違うサウンドながらも
しっかり良作に仕上がっていて何より(* ゚∀゚)b
レビュー中に名前を挙げたバンドも複数いるように
そのサウンドには様々な要素も感じられ、
それらのバンドが好きな人も薦められるような
通して聴いていても
なかなか飽きのこない1枚になってると思います。
THE CABもチェックしてもらいたいのはもちろん
今はソロが本業だと思うので
Bohnes『Detonate』
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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