だいぶ赤裸々に語ってくれてるな。
「Post Human」シリーズの
当初言ってたリリースペースのことも言及してるし
OliとJordanの方向性の違いはそうだけど
脱退によって、他メンバーとの関係が良くなったのは
何よりも朗報じゃないか。
それで『NeX GEn』ができて、
サマソニであのライブを見せてくれたのなら
もう何も言うことはないね。
どうも、トトです。
サマソニが始まる寸前…
というか既に前夜祭のソニマニが開催された
8月第3週のリリース作品にようやく着手。
今回取り上げるのも初めましてで、
キャリア自体はそこそこあるけど、
自分がハマったのもここ2〜3年の話で
にも関わらず、その間は
シングルばっか出しやがって…(。-皿-)
けど、こうして待望のアルバムをリリース!\(^o^)/
そんな今年69枚目の新譜レビューはこちら。
Falling In Reverse『Popular Monster』
01. Prequel
02. Popular Monster
03. All My Life (feat. Jelly Roll)
04. Ronald (feat. Tech N9ne & Alex Terrible)
05. Voices In My Head
06. Bad Guy (feat. Saraya)
07. Watch The World Burn
08. Trigger Warning
09. ZOMBIFIED
10. NO FEAR
11. Last Resort (Reimagined)
名前は変わらずとも、メンバーの入れ替えが激しく
もはやRonnieのソロプロジェクトのように思える
Falling In Reverse
前作から実に7年ぶりのアルバム『Popular Monster』が
Epitaph Recordsから8/16にリリースされました。
トラックリストから見る、シングルの多さよ…(。-∀-)
まぁ、リアルタイムに全曲チェックしてないことは
不幸中の幸いではあるけども。
しかし、Bad Omensとかもそうだったけど
FIRも気付けばめちゃくちゃデカくなってますよね…
どちらも元からちゃんと人気あったバンドだけど
それに輪をかけてデカくなったというか…
フォロワー数とか再生回数とか見ると
とんでもない数字でビックリするもんなw
にも関わらず、日本では見ることすらできないという
何とも残念な経緯があるんですが(´・ω・`)
でも、音源は聴けるよ!
ってことで、待望のFIRの最新アルバム
早速、聴いていこうと思います。
Prequel
チェロかな?くらいのぶっとい弦での弾くような
ストリングスが鳴る怪しいスタートの1曲目。
Ronnieのボーカルはラップメインであり、
そのサビまでのラップには少しEminemを感じるな。
そこにシンフォニックなコーラスが加わり
壮大さのあるラップトラックという今までにない展開に。
後半にはつんざくようなRonnieの悲鳴にも似たボーカルに
壮大なコーラスが響く。
When everything falls apart
のフレーズを繰り返し歌い、
どんどん大きくなるサウンドとコーラスで
壮大が過ぎるエンディングへ向かっていきます。
これに連なるような他のMVシリーズも
リリース当日に公開されたこのMVで
完結作って感じがしますね。
Popular Monster
2曲目は今作のタイトルトラック。
再びラップボーカルから幕を開けます。
しかし、バンドサウンドを絡めて
クリーンで歌うサビではガッツリポスコア感。
ってのもあり、今作の中ではポスコア感強め。
Bメロはサビ前にブレイクダウンを入れ
そのままの勢いで再びクリーンの響くサビへ。
I'm a popular, popular
fxxking monster!!
と、タイトルを最後に叫んでからは一気にコア感を増し
ガチもんのブレイクダウン、そしてラストサビへ。
このへんの後半の流れはポスコア、メタルコアですね。
今作最古参、2019年にUPされたMVは、
今日までの5年間で、どれだけのバンドな到達できるか
という再生回数は驚愕の1.5億回over!
目からビームは出ないものの、狼男になる内容も
映像作品としてフツーに面白いですからね。
All My Life (feat. Jelly Roll)
一転、アコギと共に始まる3曲目Σ(゚∀゚ノ)ノ
打って変わってのPOP ROCK感に驚くなw
そこにスクラッチ要素を入れるHIPHOP感もあり、
どキャッチーなメロディが他の曲とは違いすぎるw
ゲストのJelly RollもBメロから曲調に合ったボーカルを。
少し短めのギターソロのあとは、
コア感たっぷりのブレイクダウンをぶち込むという。
今作ではこの曲だけが、良い意味で異色すぎるw
先行でMVがきたときに見聞きしたけど
これまでのクソ壮大さのある映像と
それに合う曲からすると180度違いすぎて笑ったわw
しかし西部劇の舞台に羽生えたユニコーンは…w
冒頭のアコギや、カントリーも内包するラッパー
ゲストのJelly Rollの選出、そしてこのMVの内容的にも
カントリー要素を含んでるのかもなーなんて改めて。
Ronald (feat. Tech N9ne & Alex Terrible)
さらに打って変わっての4曲目は
高速バスドラとシャウトから始まるメタルコア感。
リロードSEからのブレイクダウンも上がるーヾ(* ゚∀゚)ノ
さらにBメロからはSlaughter To PrevailのAlex登場で
その咆哮が、よりコアな要素を引き出します。
今作で最もメタルコアしてると思った矢先、
もう1人のゲスト、Tech N9neによる
言葉詰め込み系の高速ラップでさらに転調する。
Ronnieとのラップパートのあとは
Luke Hollandのドラムが主役張るような
ブレイクダウンがとても(* ゚∀゚)イィゾー
さらに最後に再びAlexを召喚し
今作No.1のアグレッシブトラックの攻め感を
全く緩めることないブレイクダウンで締めます。
激しい曲調に合わせたアクション全開のMVも(* ゚∀゚)イィネ!
残念ながらAlexの出演はないけど、
Tech N9neはバッチリ出てます。
Alexは最後の怪獣かなw
そして、しっかり目からビームのRonnie…w
もうサムネがよぉ…w
"Watch The World Burn"で絶対!味しめたよなw
Voices In My Head
5曲目もシンセとラップスタイルで展開する
最近のFIRの曲でよく見る雰囲気に。
そこに壮大なサウンドやコーラスを加える。
ここでのサビのコーラスはPanic! At The Discoっぽいが。
ダークなシンセと合わせ、
低音で呻くようなラップボーカルから
後半にはブレイクダウンを叩き込みます。
悟りの境地に至ったようなRonnieの脳内で起こる
Ronnie vs Ronnie vs Ronnie vs...のMVも
見ててやっぱ面白いんだよな。
映画監督とかやってみない?←
そしてこちらも7,600万overの再生回数がすごい。
Bad Guy (feat. Saraya)
6曲目も漏れなくラップ調でスタート。
ここの冒頭のラップパートがちょっとmgkっぽいかな?
サビではここにヘヴィサウンドを展開し、
一気にニューメタル感が増します。
少しFrom Ashes To Newっぽさも出る感じ。
ミドルテンポに展開するのもニューメタルっぽいし
今作でもニューメタル色強めの曲かも。
ラストサビ前には、ゲストのSarayaが歌い、
少しエフェクトがかったデジタルボイスで参加しています。
Watch The World Burn
7曲目は昨年の年始からのインパクトNo.1の曲。
これリリース当時は衝撃でしたね(* ゚∀゚)
ラップから始まり、PUNKのもつ疾走感、
シャウトやブレイクダウンでコア感を引き出し、
さらにシアトリカルやシンフォニックの壮大さもあり
なんだこの全部入りな曲は?!Σ(゚∀゚ノ)ノ という。
ブレイクダウンの合間に入るドラムが
個人的にはクッソツボなんだよなヾ(* ゚∀゚)ノ
シングルとしても秀逸だったけど、
今作の作風的に、アルバムに組み込まれても
何の違和感もなく溶け込んでますね。
昨年、自分もBEST MVに選んだMVは
ゲーム的でもあり、映画的でもある、CG盛り盛り
極めつけにRonnieの目からビームwwwww
何ならMVは他曲と繋がるような部分も見られるし、
むしろこれを始まりとしてアルバムの構想を練ったのかな?
しかし、これはこれで2年経たずに
再生回数8,500万回に迫る驚愕のペースは
単純計算でもPopular Monsterを凌ぐ勢いなんだよな…
Trigger Warning
8曲目はリズミカルなドラムから始まり、
ラップボーカルから入り、シンガロングを交え進む。
ヾ(* ≧□≦)ノ Hey!! のシンガロングから始まるサビも
こういうのがあるからこそキャッチーで
シンガロングパートの多さ的には今作No.1
ガッツリ!シアトリカルしてるワケではないのに
ノリ的にはシアトリカル系のポスコアの雰囲気があるのも◯
後半のピアノソロだけでも聴き応えあるのに
ここにホーン系を取り入れてるのも素晴らしく(* ゚∀゚)イィネ!
ZOMBIFIED
9曲目は、こちらも雰囲気的にはニューメタルが近く、
それでいて挿し込まれる女声コーラスは
PATDの"Emperor's New Clothes"が浮かびます。
ミドルテンポなニューメタル感で進んでいた中、
後半はガラッと一気に転調し
コア感あるヘヴィサウンドに疾走感を繰り出し、
忘れちゃいけないブレイクダウンで落とします。
再生回数4,300万回を超えるMVも
真っ当にゾンビものしてて面白いな。
と思ったら、UFOは出るわ最後に怪獣は出るわw
もうゾンビ関係なくてわろたw
NO FEAR
タイトル的にも十分なホラー感のある10曲目。
他の曲よりも全体的にラップパートメインで、
ダークなホラー感のあるラップトラックに。
シンフォニックな神聖コーラスが響くのも
最近のFIRなら、もはやお馴染み感もあります。
ラップボーカルを徹底していると思ったら、
後半で短いブレイクダウンを入れてきます。
アウトロはサウンド面を落ち着かせ、
静かなラップボーカルで締めます。
Last Resort (Reimagined)
ラスト11曲目はボートラ的にも思える
Papa RoachのキラーチューンをReimaginedカバー
自身がReimagined verを出すのはよく見るけど、
カバーでReimaginedは珍しいですね。
しかし、Reimaginedとはいえ、
やっぱここでPapa Roachの名曲をカバーするあたり
近年の曲の傾向、今作の雰囲気的にも
ラップボーカルが多かったり、
ニューメタル的であったりするのも納得というか。
とはいえ、やはりReimaginedカバーなので
原曲のニューメタル感は皆無ですが。
ピアノが響き、クリーンでしっかり"歌う"ボーカルによる
エモーショナルの極みみたいな曲調にはなってます。
進んでいくにつれ、ストリングスが大きくなり、
Bメロサビでは一気にオケ感が出るほど壮大に。
カバー的には原曲クラッシャーレベルのカバーだけど
曲調は破壊というより、むしろ再生感がある。
だからこその"Reimgined(再構築)"なんだろうけどね。
今作のエンディングとしても申し分ないけど、
それこそ大作映画やAAA級のゲームなどのエンディング
って雰囲気もあるように感じます。
それはやはりこの"破壊と再生"のMVがあるからこそ、か。
以上、
Falling In Reverse『Popular Monster』
でした。
待ってた甲斐があったヾ(* ゚∀゚)ノ
と思える作品でした。
幸か不幸か、タイミングが良いのか悪いのか
シングル乱発期にちゃんと聴き出しましたが、
その頃から音楽的には幅広く色んな要素を取り入れていて
それは今作にも如実に表れていました。
ポスコア
メタルコア
ポップロック
カントリー
ヒップホップ
そこにシアトリカルやシンフォニックさも加わり
こういうのをまさに「ジャンルレス」という
ってのを改めて実感しました。
だからこそ、他の色んなバンドも浮かぶし、
しかし、それでいてしっかりFIRに収まってる。
ただ、同じジャンルレスにしても
ボーカル面はラップがメインを占めてるだけに
Bring Me The Horizonとはまた違うジャンルレスなんだよな。
そういうところも面白い。
曲調的にはBMTHのが、よりポップですしね。
ゲストもラッパーが多かったのはもちろんのこと
デスコアからSlaughter〜 のAlexを招集とはw
彼が参加したM4. Ronaldは
間違いなく、今作屈指のアグレッシブナンバーに。
ライブを見たい…
と思っても、かなり重めの前科者である為に
来日できないバンド筆頭になっているのは
本当に残念で仕方がなさすぎる…(。´Д⊂)
もういいだろそういう日本の潔癖なとこ←
その罪が5年以内とかならまだしも、
10年以上経ってるなら時効でええやろヾ(* `Д´)ノ
と、どれだけ作品が良くても
こちらが日本を出る以外に会えること叶わず…
そんなバンドの最新作
Falling In Reverse『Popular Monster』
7年という月日を経て、
聴き続けてる人も、離れた人もいるでしょう。
しかし、今のFIRを実感するにはこれ以上ない1枚。
是非ぜひ、ご一聴。
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自身がReimagined verを出すのはよく見るけど、
カバーでReimaginedは珍しいですね。
しかし、Reimaginedとはいえ、
やっぱここでPapa Roachの名曲をカバーするあたり
近年の曲の傾向、今作の雰囲気的にも
ラップボーカルが多かったり、
ニューメタル的であったりするのも納得というか。
とはいえ、やはりReimaginedカバーなので
原曲のニューメタル感は皆無ですが。
ピアノが響き、クリーンでしっかり"歌う"ボーカルによる
エモーショナルの極みみたいな曲調にはなってます。
進んでいくにつれ、ストリングスが大きくなり、
Bメロサビでは一気にオケ感が出るほど壮大に。
カバー的には原曲クラッシャーレベルのカバーだけど
曲調は破壊というより、むしろ再生感がある。
だからこその"Reimgined(再構築)"なんだろうけどね。
今作のエンディングとしても申し分ないけど、
それこそ大作映画やAAA級のゲームなどのエンディング
って雰囲気もあるように感じます。
それはやはりこの"破壊と再生"のMVがあるからこそ、か。
以上、
Falling In Reverse『Popular Monster』
でした。
待ってた甲斐があったヾ(* ゚∀゚)ノ
と思える作品でした。
幸か不幸か、タイミングが良いのか悪いのか
シングル乱発期にちゃんと聴き出しましたが、
その頃から音楽的には幅広く色んな要素を取り入れていて
それは今作にも如実に表れていました。
ポスコア
メタルコア
ポップロック
カントリー
ヒップホップ
そこにシアトリカルやシンフォニックさも加わり
こういうのをまさに「ジャンルレス」という
ってのを改めて実感しました。
だからこそ、他の色んなバンドも浮かぶし、
しかし、それでいてしっかりFIRに収まってる。
ただ、同じジャンルレスにしても
ボーカル面はラップがメインを占めてるだけに
Bring Me The Horizonとはまた違うジャンルレスなんだよな。
そういうところも面白い。
曲調的にはBMTHのが、よりポップですしね。
ゲストもラッパーが多かったのはもちろんのこと
デスコアからSlaughter〜 のAlexを招集とはw
彼が参加したM4. Ronaldは
間違いなく、今作屈指のアグレッシブナンバーに。
ライブを見たい…
と思っても、かなり重めの前科者である為に
来日できないバンド筆頭になっているのは
本当に残念で仕方がなさすぎる…(。´Д⊂)
もういいだろそういう日本の潔癖なとこ←
その罪が5年以内とかならまだしも、
10年以上経ってるなら時効でええやろヾ(* `Д´)ノ
と、どれだけ作品が良くても
こちらが日本を出る以外に会えること叶わず…
そんなバンドの最新作
Falling In Reverse『Popular Monster』
7年という月日を経て、
聴き続けてる人も、離れた人もいるでしょう。
しかし、今のFIRを実感するにはこれ以上ない1枚。
是非ぜひ、ご一聴。
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