サマソニが終わったばかりですが、

今度の日曜日にはBelmont



無事に到着したようで、

今日からツアーが始まります。

最終日まで何事もなく回れますよう。

どうも、トトです。



それでは今年65枚目の新譜レビュー

前作から取り上げているバンドですが

今作までにシングル、EPと見てきたので

ようやく最新アルバムをリリース\(^o^)/

って感じがします。

そうして待望していた作品のリリースとなった

今回のバンドの最新作がこちら。




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Mister Misery『Mister Misery』
01. Root of All Evil
02. Erzsébet (The Countess)
03. Eye Of The Storm
04. Hand of Death
05. The Doomsday Clock
06. Crooked Man
07. Survival of the Sickest
08. Until The End
09. Haters
10. Sinner Or Saint
11. Ripper
12. Dark Legacy





スウェーデンのホラーメタルバンドMister Misery

前作から3年ぶり3枚目となるアルバム

バンドの名を冠するセルフタイトル作が

AFM Recordsから8/2にリリースされました。


コープスメイクを施したその見た目通り!

ホラー感のあるサウンドを展開することで

前作から発見し、大いにハマったこのバンドの最新作

早速、聴いていこうと思います。





Root of All Evil
イントロからヘヴィに刻まれるリフが
期待感を煽る今作のオープニングトラック。
その期待通りに疾走感のある始まりに上がる(* ゚∀゚)
サビではテンポを落としてクリーンメインに。
しかし、コーラスを含めた壮大な展開がgood(゚∀゚ *)
これがまたある種のホラー的でとても良い。
後半はしっかりギターソロを取り入れています。
ラストはホラーなブレイクダウンで締め。





Erzsébet (The Countess)
間髪入れずに始まる2曲目は、
イントロからゴシック調のサウンドで幕開け。
しかし、どこかリズミカルな曲調は
ホラーコメディ的な雰囲気を感じさせます。
「アダムス・ファミリー」的なね(* ゚∀゚)
サビは前曲に負けず劣らずのコーラスを展開し、
良い意味で声量過多なアンセミックさがgood(゚∀゚ *)
後半には、この曲にもバッチリギターソロ搭載。
最後の最後に囁かれる気味悪さが何とも良いですね。


Eye Of The Storm
イントロのギターからワクワクする3曲目。
という期待通りに疾走サウンドでスタートヾ(* ゚∀゚)ノ
あーあーあーコーラスから入るサビはクリーン、
そこからまたBメロの入りは疾走サウンドで上がる。
後半はシンフォニックなストリングスにブレイクダウン
疾走するギターソロもgood(゚∀゚ *)


Hand of Death
4曲目はヘヴィなギターリフから開始。
そのままスクリームと共にズンズン進んでいきます。
やはりサビはクリーンでキャッチーな歌メロに。
しかし、ここまでの曲の中でも最も重低音に長け、
それを裏付けるようなブレイクダウンが◎
壮大なストリングスからのラストサビの流れも良い。


The Doomsday Clock
ここまでとは打って変わって
落ち着いたメロディアスなイントロから始まる5曲目。
と思いきやのヘヴィサウンドで上がる。
歌い始めはイントロ同様の静穏パートでのクリーン、
サビで再びヘヴィサウンド+スクリームで攻める。
オケ感あるストリングスも健在でgood(゚∀゚ *)
全体的にはミドルテンポでメロディアスながら、
このバンドらしさが損なわれていないのは○


Crooked Man
ゼンマイを巻く、オルゴール的な始まりの6曲目。
そこから一瞬でホラーサウンドに切り替わります。
子どものようなラーラーコーラスがまた
昔のホラーっぽさを演出していて良いですね(* ゚∀゚)
呻くようなボーカルから入るラストサビでは
一気にホラーサウンド+スクリームに。
こういう怪しいホラー感満点な雰囲気(* ゚∀゚)スキー


Survival of the Sickest
鉄臭っさいリフから幕を開ける7曲目。
イントロを抜けると疾走パート+クリーンで展開。
これまで通り叫ぶシーンもあるし、疾走感はあるが、
意外とクリーンメインになっているギャップ。
他の曲に比べてホラー感や壮大さも薄いけど、
シンプルにバンドサウンドで勝負してる感がgood(゚∀゚ *)





Until The End
少し遠くで聞こえるようなクリーンから
壮大なストリングス、スクリームと共に始まる8曲目。
そして冒頭のバスドラ連打パートを経て、
サビではクリーンで歌います。
これまでの曲でも感じてたけど、クリーンの声質が
ちょっとEscape The FateCraigみたいなんだよな。
サウンド的にも親和性はあるからな。
ETFも割とギターソロあったりもするしね。笑
サビ終わりのらーらーコーラスを含めた
アウトロも雰囲気満点でgood(゚∀゚ *)


Haters
シンガロングと共に走るドラムが(* ゚∀゚)イィネ!
そのまま疾走感のあるサウンドで幕を開けます。
そんな9曲目は、ブレイクダウンを経てサビへ。
壮大なサウンドとコーラスで壮大さをさらに底上げします。
曲中にブレイクダウンはあるし、
ラストもブレイクダウンだけど、後半のラストサビ前
ブレイクダウンかー?!
ってところにギターソロを入れてくるあたり
メタルコアじゃなくてやっぱメタルバンドよな( ´∀` )


Sinner Or Saint
サンプリング音声から
壮大なシンセと共にスタートする10曲目。
早くもブレイクダウン+スクリームという
アグレッシブな幕開けで、
そのままアップテンポにスクリーム継続するのも○
サビはテンポ落としてのクリーンもセオリー通り。
後半の静穏パートからのブレイクダウンは
しっかりフラグ通りの落としっぷりでgood(゚∀゚ *)
そしてラストサビのグッドエンディング感。
ここまでのサビでもそうだったけど、
これが最後にもくることで、これまでとはギャップを生む。


Ripper
なんてタイトルから期待しかない11曲目。
って思ったけど、イントロはミドルテンポに
壮大な幕開けなのは想像してたんと違う(´・ω・`)
これが反転、疾走サウンドで上がるーヾ(* ゚∀゚)ノ
走ってくれるなら、サビは落として歌ものでも構わん←
向こうのあるメディアで言われてたけど、
バイオハザードからのオマージュなんだそうな?
聴いてる限りはどこがどうバイオなのかわからんけど。笑
しかし、ここでシアトリカルの様式美である
高笑いパートがあるのは上がるね(* ゚∀゚)イィネ!
そして、この曲のラストもグッドエンディング感ひとしお。


Dark Legacy
ラスト12曲目は
今作最長5分の大作エンドトラックに。
まずはメロディアスなイントロから幕を開け、
すぐさまヘヴィサウンドへと切り替わります。
このバンドらしいホラー感を含んだメタルサウンド、
サビに入ると冒頭と同様の雰囲気で、
歌メロ全開のクリーンパートを展開します。
そうして静と動の切り替えがきっちりしていて、
高笑いあり、ホラー感ありと、
今作の集大成としてしっかりまとまっていて、
締めの1曲として相応しい楽曲となっています。





以上、

Mister Misery『Mister Misery

でした。

やっぱこういうホラー感あるバンドは

(* ゚∀゚)イィネ!

それが壮大なシンフォニックさを生み、

ゴシックなシアトリカル感を生み出す。

そういった要素がたまらなく好きなのでね。

そうしたサウンド面はもちろんのこと、

コープスメイクによる外見もそのままで◎

こういうところは崩すことなく、

継続していって欲しいなぁ。


そうして順調にキャリアを重ねつつあるバンドの

今を表すセルフタイトル作

Mister Misery『Mister Misery

この手の音楽が好きな人には大いにオススメ!

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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