5000円札はまだ見てないものの

10000円札、1000円札は新札も入手。

が、そんな新札よりもレアな硬貨を

コンビニでのおつりで手に入れました。

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昭和34年の100円玉Σ(・ω・ノ)ノ

チェーン店の券売機に何度入れても出てきちゃって

何かと思ったらコレでした。

今だとどれくらいの価値があるんだろうな…(* ゚∀゚)

どうも、トトです。



それでは今年62枚目の新譜レビュー

以前書いたDonots以来、

久々のドイツ語作品です。

他言語の作品って他にもフランス語のとか

記事にしたことはあるけど、

日本語、英語以外の言語の作品だと

今のところドイツ語がいちばん多い気がする。

そんなドイツ出身バンドの最新作




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Smile And Burn
『Seid ihr stolz auf mich?』

01. Flackert und geht aus
02. Stolz
03. Bomben fallen
04. Asche von gestern
05. Oberflächenspannung
06. Die Jahre Zweifel
07. Sowieso zu spät
08. Fallen
09. Schlechte Laune, alles gut
10. Hier hält gar nichts
11. So falsch
12. Alle verlieren





ドイツ出身のPUNK ROCKバンドSmile And Burn

通算7枚目となるアルバムSeid ihr stolz auf mich?

7/26にリリースされました。

結成は2008年、1stを2010年にリリースして以降、

定期的に作品をリリースしていますね。

初来日が2015年だったのも懐かしい。

むしろ、自分もその時に初めて知ったバンドなので。


そうしてフォローもしてたのに

レビュー記事を書いていなかったのは

例の如く、他の作品の試聴や

ライブが忙しかったからに他ならない…( ノД`)

しかし、初来日でライブを見てから早9年…

ようやくの初レビューとなりました。

そんな彼らの最新作

早速、聴いていこうと思います。




Flackert und geht aus
陰性のオルタナ、インディー系の雰囲気で
淡々と打ち付けるドラムのリズムと共に
ゆっくり静かなスタートとなる1曲目。
大きな転調もなく、106秒という短さもあり
文字通りのオープニングトラックに。


Stolz
打って変わって、軽快なリズムで始まる2曲目。
テンポ感が上向くと同時に、
曲調自体も上向きな印象を与えてくれ、
インディーポップ的なキャッチーさある感じに。
終始、バッキングコーラスが加えられてるのもあって
賑やかなボーカルワークなのもgood( ´∀` )です。





Bomben fallen
3曲目は再びミドルテンポに落として
少し陰性な雰囲気で進んでいきます。
しかし、そうした下向きな雰囲気は続かず、
サビに入ると賑やかなコーラスと共に
一気にキャッチーになります。
最初に聴いたとき、タイトルの響き的にも
キャンプファイヤーの周りで踊る画が頭に…笑
そのタイトルはドイツ語で「爆弾が落ちる」らしいので
このキャッチーな曲調とは全く別の雰囲気だがw


Asche von gestern
ここで再びイントロからアップテンポに
軽快なドラムが(* ゚∀゚)イィゾー
良い感じに上がるPUNK ROCK感
ボーカルの声質的にはPOP PUNK的でもあるかも。
何にせよ、やっぱアッパートラックは上がるなヾ(* ゚∀゚)ノ
サウンドはゆっくりフェードアウトしつつ、
アカペラ的コーラスでアウトロを飾ります。
来日した前の年、2014年にリリースされた4枚目
『Action, Action』にあった曲の雰囲気にも似た感じで
だからこそ紛れもなくSmile And Burnだとわかります。

そして本作のMVは軒並みワケわからん内容の中、
明確にダンスMVとなってるこの曲のビデオは
他の曲のMVよりも、見ててまだ面白いかな。





Oberflächenspannung
疾走感のあるイントロからスタートする5曲目は
そのままアップテンポな曲調は継続します。
踊れるPUNK ROCKな軽快なリズムで、
けっこうノれるサウンドなのが聴いてて楽しい。
ラストはエコー感のあるコーラスをバックに締めます。





Die Jahre Zweifel
6曲目もキャッチーなPUNK ROCKを展開。
POP PUNK…って感じではないけど、
あくまでPUNK ROCKしながらキャッチーさに秀でる
って感じで、聴く人を選ばない雰囲気はひとしお。
コーラスがまたキャッチーさを後押ししてgood( ´∀` )


Sowieso zu spät
こちらもキャッチーPUNK ROCKな7曲目。
しかし、こちらは少しシャウト気味なボーカルで
ほんのりハードな面を覗かせます。
サビではシンガロングしやすそうなコーラスと共に
賑やかボーカルワークを展開していて、
曲調的にも縦ノリ待ったなしの耳馴染み良さが○
ギターソロのギターが荒々しさもあり、
ガレージ感もある雰囲気なのも良いですね。


Fallen
軽快なリズムによるサウンドが回帰した8曲目。
PUNK ROCKらしいアッパートラックに。
これまで通りのキャッチーなメロディも健在で
耳馴染みの良い前向きサウンドでわかりやすく上がる
PUNK ROCKは大好きだヾ(* ゚∀゚)ノ


Schlechte Laune, alles gut
9曲目は、サウンドもボーカルもハードに
同時に、どことなくリズミカルでもあります。
シャウトするボーカルと荒いギターによるハードさと
独特のリズム感が垣間見えます。
今作でも他と差別化できるような曲調が
耳を突いてきて良いですね(* ゚∀゚)b





Hier hält gar nichts
10曲目は、弾き語り的に幕を開けますが、
掻き鳴らすギターと共に勢いを上げていきます。
ほんのりハードさのあるボーカルにコーラスが乗る
声量の賑やかさも○です。
尺的にはM1とほぼ同等であり、
1'47"で手短に上げるサクッと感がまたgood(゚∀゚ *)


So falsch
打って変わってインディーポップ的な11曲目。
2曲目にもそんな雰囲気はあったけど
インディーポップ系を聞き出したからこそわかる感覚…
来日した当時もそんな雰囲気はあったかもしれないけど
当然のことながら、その時はそうした雰囲気を
全く感じなかった、感じ取れなかったしね。
ヾ(* ゚∀゚)ノ おっおー
のサビの入りは、こちらも歌いたくなる。


Alle verlieren
ラスト12曲目はイントロから勢い、熱量ある
叫ぶようなボーカルもその勢いを後押しします。
最後の最後にきて、今作イチの勢いと熱さは
ライブでも盛り上がりも容易に想像でき、
そうした曲はやはり上がる!ヾ(* ゚∀゚)ノ
ユルいのもいいけど、やっぱアツくないとな!
コーラスと共にタイトルを繰り返し叫ぶところも
ドイツ語がわかってカタカナに脳内変換できれば
シンガロング必須すぎるヾ(* ≧∀≦)ノ
ガッツリ走りはしなくても
疾走感を感じるくらいにはアップテンポなのも○







以上、

Smile And Burn『Seid ihr stolz auf mich?

でした。

オープニングの1曲目を聴いたときは

どうなることかと思いましたが、

2015年に初めてこのバンドと出会った印象通り、

PUNK ROCKらしくアッパーな曲も多く、

良作になっていて何よりです。

で、その初来日時、それまでの音源でも

何気にメロディが刺さるような曲もあったりして

その点でも今作は抜かりなかったです。

言語の壁など何のその、音楽である以上、

優先的に耳に入るのはその音であり、メロディであり、

テンポ感、リズム感ですので。

言語(歌詞)を最優先にしてたら、

わからん言葉の作品などレビューなんてできんし

良し悪しだってわかりませんからね。


そうしてかなり久々に聴きましたが、

当時と変わらぬ良さを継続していたのは

さすがはPUNK ROCKバンド

Smile And Burn『Seid ihr stolz auf mich?

ドイツパンクの偉大なる先輩Donotsが好きな人にも

大いにハマる可能性のあるバンドだと思います。

是非ぜひ、ご一聴。





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