海外バンドが来日する場が

1つでも増えることは大変ありがたいが

招聘・運営はクリマンだとしても

主催はロッキング・オンなんでしょぉ…?

洋楽畑にすり寄ってきつつ、

ダイブしたら出禁とか退場にする

なんてクソつまんねーことやらないだろうな…

まぁ「運営」もクリマンになってるので



↑先のSmashとの対談でもわかる通り

ガラパゴスじゃぱんに辟易してるようだし

そういうのはしない運営だから

とりあえず大丈夫…だと思いたいが…

どうも、トトです。



それでは今年55枚目の新譜レビュー

そんな大型フェスにはまず呼ばれないであろう

そんなバンドばっかり取り上げている当ブログでは

前作から今回のバンドを取り上げているので

記事にするのも2回目となります。

その前作がとても良くてね…(* ゚∀゚)

今作にも大いに期待しております。

そんな今回取り上げる作品はこちらです。




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The Home Team『The Crucible Of Life』
01. Turn You Off
02. Brag
03. Love & Co feat. Intervals
04. Roommates
05. Overtime
06. Honest
07. Somebody Else's Face feat. Broadside
08. Walk This World With Me
09. All Squeezed Out
10. Hell
11. Love When You're Used
12. Loud





POP PUNKからR&B ROCKにシフトした

USのThe Home Team

3年ぶり3枚目のアルバムThe Crucible Of Life

Thriller Recordsから7/12にリリースされました。


そのR&B要素をふんだんに盛り込んだ前作で

自分も思いがけず大いにハマりましたが、

今作も先行曲の段階から期待値が上がってます(* ゚∀゚)

そんなThe Home Teamの最新作

早速、聴いていこうと思います。




Turn You Off
ギターが鳴ったと思いきや、そのあとに速攻
Brianのボーカルが響いて始まる1曲目。
そこからの冒頭の静穏パートでは
ベースと共にBrianが歌っていくのが(* ゚∀゚)イィネ
Bメロはテンポアップしてサビに向かう展開も○
ラストサビ前には曲調も一転、
ここでもベースが際立つ感じが(* ゚∀゚)スキー
R&Bだからこそ、ベースは重要(`・ω・´)キリッ
この転調した方の雰囲気も(* ゚∀゚)イィゾー
ラストサビの一瞬のサックスも(* ゚∀゚)イィゾー


Brag
小さくギターが鳴るところから始まり、
その音が大きくなるイントロから
本格的なスタートを切る2曲目。
Brianのボーカルが入ってくると
自然と身体を揺らしたくなるリズムで展開。
やっぱりベースが良いんよベースが(* ゚∀゚)
サビに入るとバンドサウンドも大きくなることに加え
Bメロサビではホーンサウンドも取り入れられ、
より盛り上がる感じになるのは良いですね(* ゚∀゚)





Love & Co feat. Intervals
初っぱなからギターとボーカル同じ展開の3曲目。
リズミカルなR&B調なのはそのままに
キャッチーなPOP ROCK感のあるサウンド。
こちらもBメロサビではホーン隊が加わり、
より賑やかで楽しげな雰囲気に。
ホーンサウンドと共にクラップを加えて、
おまちかねのギターソロではゲストのIntervalsこと
Aaron Marshallのギターが唸りを上げますヾ(* ゚∀゚)ノ
このゲストは意外な選出で驚いた。
ラストサビもホーンサウンドが響く
賑やかかつキャッチーな雰囲気で締めます。


Roommates
ここまでよりも少しテンポを落としながらも、
ノリやすい曲調なのは変わらずの4曲目。
が、サビに入るとその雰囲気も一転して
一気に盛り上がるサウンドに早変わり\(^o^)/
その雰囲気はそのままBメロにも継続して、
少しおとなしめだった冒頭の雰囲気を打ち消します。
アウトロは冒頭の雰囲気に戻り、
静かにフェードアウトしていきます。

4画面に分割されたMVは
時に縦に2画面使ったり、横に2画面使ったり、
Brianが全面になったり、ボーカルによって切り替わったり
そのカメラワークがとても面白いですね。





Overtime
こちらもギターが先行して始まる5曲目。
ここでも冒頭から少し陰性な感じで進んでいたものを
徐々にテンポ感を上げていきながら、
サビで一気に払拭する上げっぷりがgood(゚∀゚ *)
サウンドから抱く印象も、「リズミカル」から
「ダンサブル」に変わるくらいには上がります。

前曲とニコイチのMVになっているこちらの曲は
4画面だった前曲から、さらにウインドウを増やす。
さらにはその映像をメンバーがスマホで見てたり
アニメになったり、前作アートワークにあった
変面師のお面みたいのが出てきたりと、
やっぱりこのMV自体の画的な面白さはgood(゚∀゚ *)





Honest
重い方と軽快な方と、竿隊の掛け合いのような
イントロから始まる6曲目。
ノリノリになれる曲調はここでも健在。
上向きサウンドからは、まさに今の季節にマッチする
カンカン照りの晴れた夏の日に、
野外で聴きたく感じもひとしおヾ(* ゚∀゚)ノ
そしてイントロから印象の強かったギターが
1曲通して印象的だったのもgood(゚∀゚ *)


Somebody Else's Face feat. Broadside
シンセがフェードインしてくる始まりの7曲目。
冒頭の静穏パートも、バンドサウンド全開のサビも
エモーショナルな雰囲気を漂わせます。
ここではBroadsideからOliverがゲストで参加。
Bメロサビ後にOliverが歌声を披露しています。
今のBroadsideの音楽性からしても
The Home Teamとの親和性はバッチリヾ(* ゚∀゚)ノ
ラストサビはそのままOliverも参加して、
バッキングボーカル的なポジションで歌います。
アウトロのヘヴィなベースが(* ゚∀゚)イィネ!


Walk This World With Me
開始からボリューム小さめにBrianのボーカルが響く8曲目。
そのあとに続く冒頭はCVLTEっぽさある。
エモーショナルな雰囲気としては前曲よりも
こちらの方が遥かに上で、
これまでのリズミカルな曲調から一転、
アンビエントさのあるエモーショナルな歌ものに。
ストリングスが垣間見えるところも良いけど、
ラストサビ前のピアノソロみたいなとこも良いなぁ。





All Squeezed Out
身体を揺らしたくなるリズム感が戻ってきた9曲目。
少し影のある曲調にこのリズミカルさ(* ゚∀゚)イィゾー
このまま進むと思っていたらサクッと終了し、
わずか56秒のショートトラックっていうところに
残念な気持ちになりました(´・ω・`)ショボーン


Hell
一音目からベースが刻むリズムで始まる10曲目。
そのあとに来るコーラスが
Panic! At The Disco"Emperor's New Clothes"にあった
コーラスと似たような雰囲気で(* ゚∀゚)イィゾー
それを踏まえれば「地獄」というタイトルも良いけど
このバンドが持つリズミカルなR&Bな雰囲気とは
良い意味でギャップを生むなw
サウンドも重めだけど、リズム感は軽快であり、
ノれる上向きサウンドが地獄を遠ざけるw

USらしいカートゥーン調なアニメに、
モノクロ時代のディズニーアニメ、
横スクロールのドット絵ゲームに、
PS世代のローポリゲームと、
これは個人的にも見てて面白いMVもgood(゚∀゚ *)





Love When You're Used
今度はギターと共に軽快なリズムで始まる11曲目。
ここにドラムが入ると盤石になるなぁ(* ゚∀゚)
サビはさらにアップテンポになり、
踊りたくなるリズム感がまた(* ゚∀゚)イィネ!
Aメロのサビから…サックスいる?とは思ったけど
Bメロサビは明確にホーンサウンドが響いてきて
やっぱホーン隊による賑やかサウンドは良いね!
ラストサビはより盛り上がる雰囲気になり、
Brianのボーカルも最高潮に達するのがまた
聴いててかなりテンション上がる\(^o^)/
今作の中でいちばん好きかも。


Loud
今作最初の先行曲がラスト12曲目を務めます。
チャカチャカ掻き鳴らすギターと共に幕を開け、
フィンガースナップを織り混ぜていくのも
なんかオシャンな雰囲気増しで(* ゚∀゚)イィネ!w
サビに入ると、これまたノリやすいリズムで展開。
Bメロサビ終盤からホーンサウンドも入り、
サウンド面の賑やかさ増量でgood(゚∀゚ *)
アウトロではそのテンションを落ち着かせ、
その勢いを落として余韻を持たせた締めに。

メンバーが踊るダンスMVも良いけど、
昔の音楽チャンネルみたいな4:3画質の画も良い。
…が、面白いのは監督とモメるとこかなw







以上、

The Home Team『The Crucible Of Life

でした。

いやぁ…良いなぁ…(* ゚∀゚)

前作はPOP PUNKからR&Bに変わった作品でしたが

今作は前作の音楽性を継続していて何より。

やっぱこの良質なリズム感に物言わせた

体を揺らしたくなるノリノリな雰囲気は

やっぱ聴いてて楽しいんだよな( ´∀` )b

そこにホーンサウンドを取り入れた曲なんかは

さらなる賑やかさも加わり、

より楽しい雰囲気を醸し出すのもgood(゚∀゚ *)

今作では歌ものなんかもありましたが、

それがマイナスイメージになることなく、

しっかり今作の一部として

受け入れられる曲なのも良かったです。


しかし、ウチのレビューカテゴリの中に

まだ「R&B」を作ってなくて…

てか、そもそも作れるほど書いてないからだけども。

Broadsideは「POP PUNK」に入れましたが、

The Home TeamはもはやPOP PUNK感皆無だからな…

ってことで、暫定的に「POP ROCK」に入れました。

ゆくゆくはR&Bカテゴリを作って

その中に入れられれば。

その為にも、R&B作品もう少し掘らねばね。


って感じで、前作に続いて

1枚通してとても楽しく聴けました\(^o^)/

The Home Team『The Crucible Of Life

こういうバンドをサマソニで呼んでくれんかのー

なんて思うほど、夏に聴くのも適した1枚です。

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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