手法が出尽くしちゃってる感はある気も。
昔の心霊番組や心霊写真じゃないけど、
時代的にも、作風的にも、
CGだろ?作りもんだろ?
みたいに思ってしまうものがあるのも否めないし。
で、アイデア一発!みたいなのも最近は多いけど
そのアイデアが良くても、ホラーとして怖くない
とかね。
洋邦のホラーの違いもあるだろうし、
何とも言えないですよねぇ(。-ω-)-3
どうも、トトです。
とか言いつつ、
自分もまたこうしてホラーを観に来ている…(。-ω-)
前回、公開日初日に観た『バッドボーイズ』から
約1週間、バッドボーイズと同日公開だった作品を
ようやく観ることができました。
それというのも、ホントは26(水)に観るつもりが
会社の都合であれよあれと予定が狂わされ…(# -皿-)イライラ
ようやく29(土)に観れたと。
もちろん、優先させたバッドボーイズほど
観たい!って意欲には劣るものの、
予告編を見たときから気になってはいたので。
そんな今年18本目の新作映画はこちら。
The Watchers
地図にない森、ガラス貼りの部屋、見知らぬ3人─
28歳の孤独なアーティスト ミナは、贈り物を届けるだけのはずだったが、そこに閉じ込められ″謎の何か″に毎晩監視されている─
″監視者″は何者なのか?そして何故…?
M・ナイト・シャマランの娘である
イシャナ・ナイト・シャマランが
長編映画作品で初監督・脚本を務めたホラー
The Watchers
を映画館で鑑賞。
公開から1週間経つので
そこそこ上映数も減っているかと思いきや、
テレビCMもけっこうやっていたのもあってか
意外とまだけっこうな上映数があり、
客入りもそこそこでした。
しかし、シャマランの娘が手掛けたとはいえ
そういやシャマランの作品って見てないな…
映画ちゃんと観始めたのが00年代からなので、
それ以前のものってシャマラン作品に限らず
そこまで見れてないんだよね(´・ω・`)
『オールド』はチェックしてたけど、
結局、観ずにじまいだったしなー。
親子で作風が似るってのはあるあるだけど、
もちろんそうであるとも限らないので、
フラットな気持ちで見られるのは良いけど果たして…
面白かった!(* ゚∀゚)
ちゃんとホラー的な恐さもあって
なかなかに楽しめました。
原作は小説、伝承だということで
不気味なホラー感がありましたね。
まず冒頭から、その恐怖の対象となるものを
チラ見せすることで、掴みはバッチリ(* ゚∀゚)b
そして予告編でも見せていた本作の舞台
「鳥かご」と呼ばれる小屋に舞台を映します。
しかし、薄暗い森の中の鳥の群集って
なんであんなに恐怖感を煽るかね…

まぁ、それより恐ろしいものが鳥かごの外に…
小屋の壁一面を埋める大きな鏡は、
外からは中が丸見えのマジックミラー的ガラス。
中からは全く外がわからないのに
不気味な声、物音が響くって
恐怖以外の何ものでもないよね…((((;゚Д゚))))

そうして、小屋の中を見ている″ウォッチャーズ″
・ウォッチャーズに背を向けてはいけない
・決してドアを開けてはいけない
・常に光の中にいろ
こうしたルール決めがされることで、
行動制限されるのも恐怖を煽る。
中でもやっぱ「光の中にいろ」

小屋の外に出れるのは日中のみ。
しかし、森の中は
幻覚幻聴により脱出も困難。
日没になることの恐怖は
「アイ・アム・レジェンド」を彷彿とさせる。

中盤、シルエットながらも
ウォッチャーズの外見が垣間見えるシーンは
そのおぞましさに鳥肌ブワァァアアア((((;゚Д゚))))
身長、腕、脚、指が長すぎる…
鳥かごの中にあるものは「教授」のもの
その教授も後半にちゃんと明かしてくれますが、
この教授がまた完全にイカレポンチでした。
ウォッチャーズを捕えて研究対象になんて…
しかし、教授のビデオログのおかげで
脱出もできるんですけど。
森を離れることができないウォッチャーズを
脱出の際にボートの上から見る群衆は
恐怖でもあり、どこか切なくも見える。
そもそも序盤から出ていて、
謎に鳥かごに長くいるマデリン

このババァ絶対諸悪の根元じゃね?
とは思って観てたけど
それは無事に森を抜けたあとに明らかに。
確かに根元は根元だったけど、大元は教授だけどね。
ウォッチャー改め、ハーフリングとして
果たして、他のハーフリングを見つけられるか否か…
というエンディングは
これがまたちょっと切ない最後でもありましたね。
元となった原作や伝承からの影響か
ホラー映画とは思えないこのエンディングは新鮮。
ラストシーンのお姉ちゃんとの会話シーンは
ここまでの流れからして、
もしかしてお姉ちゃんハーフリング?!
なんて思ってしまったけどw
1人2役で双子役はズルいじゃーん(。>д<)w
予告編や先出し画像とかで見る

あの鏡のシーンとか
観ててどっちが鏡かわからんくなったし
双子はずりぃじゃーんw
と、意外と楽しめたのでパンフレットも購入。

ミナを演じた主演のダコタ・ファニングをはじめ
長編初監督を務めたイシャナのインタビュー、
製作に関わったシャマランのインタビューと
三者のインタビューが読み応えありでgood(゚∀゚ *)
と、親父の作品よりも先に娘の作品を観て
なかなかに楽しめた
The Watchersの感想でした。
親父の方も『シックス・センス』くらいは
ちゃんと見とかないとなぁ。
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