先日公開されたRESURRECTION FEST 2023の
LANDMVRKSフルライブ動画
デカくなってるのは知ってはいたけど、
ライブを見るとより一層実感するなすげぇ…
いさみさん、早よ2度目の来日を…
呼べなくなる前に早よ…
どうも、トトです。
ようやく50枚目に到達した今年の新譜レビュー
今年は100枚超えなんか書くものか!
と、年始に誓ったので
そう考えれば年間100には届かなそうなペース。
ライブだって戻ってきて、
映画観て、ゲームもしてんだから、
そんなもんでいいんだよそんなもんで←
で、そんな50枚目に取り上げるバンドは
記事にするのも、今回の作品で4枚目。
意外と1stを除いて書いてきているバンドですね。
もう5枚目かーなんてのもひしひしと感じるバンドの
最新作を取り上げます。
Wage War『Stigma』
01. The Shows About To Start
02. Self Sacrifice
03. Magnetic
04. NAIL5
05. Blur
06. Tombstone
07. Happy Hunting
08. Hellbent
09. In My Blood
10. Is This How It Ends
US産メタルコアのWage War
3年ぶり5枚目となるアルバム『Stigma』が
Fearless Recordsから6/21にリリースされました。
近年の新譜が
立て続けに複雑な思いを抱かせてくれているWage War
何気に今作も、先行曲の段階では
一長一短って感じが拭えないよねー(。-∀-)
そんな数曲で語っていても仕方ないので
ちゃんとアルバムとして聴かないとね。
それでは早速、聴いていこうと思います。
The Shows About To Start
低音のシンセサウンドが響くスタートを切る1曲目。
そのシンセのせいか、ほんのりクラブ感があるのは…
しかし、バンドサウンドに入ってしまえば
ヘヴィでアグレッシブなサウンドに切り替わります。
しかし、ノリ的にはオープニングから一貫していて
やはりどこかクラブ的なノリが否めない。
それもタイトルを考えれば納得できる感じも。
しかし、バンドサウンドは重く、Britonも叫ぶことで
これまでのWage Warを彷彿させます。
そんなBritonの咆哮から入るブレイクダウンは
その最たる部分でしょう。
そして時計の針音が鳴るアウトロで締めに入ります。
Self Sacrifice
前曲の流れを汲んでる感じもありつつ、
それは最初だけで、こっちの方が
従来らしさは感じられるかな?
Britonのスクリームと共にWage Warらしい
ヘヴィサウンドへと転調します。
テンポアップしつつ短い疾走パートがあるのも○
縦ノリ感はあっても、Britonの咆哮とヘヴィサウンドが
コア感をバッチリ引き出しています。
気付けばグルーヴ感満点のメタルコアが響いていて、
ラストのブレイクダウンも申し分なし(* ゚∀゚)b
Magnetic
3曲目は早くもメロウな楽曲に。
Codyがクリーンで歌うのはもちろんのこと、
近年増えてきたBritonのクリーンもあり、
ツインクリーンで送る今作でも屈指の歌メロナンバー。
後半はテンポアップしてから落とすブレイクダウンで
この曲で唯一のコアパートを展開しますが
やはりラストで再びメロディアスな締めに。
MVは今作でいちばん最初に公開されましたが
まぁ…ちょっと不安を煽るよね、これが一発目って(。-∀-)笑
NAIL5
先行曲の中では紛れもなく、
最も″Wage War″を実感できる4曲目。
ten56.に見られる低く呻くボーカルに続く
イントロもヘヴィでグルーヴ感満点。
そのあとではラップ調のボーカルも見せ、
ヘヴィサウンドと共にBritonが咆哮を上げるヾ(* ゚∀゚)ノ
ミドルテンポで進んできてからの後半では
テンポアップしてからのブレイクダウンで落とす。
アップテンポから落として転調するギャップが
ブレイクダウンの良さでもあるので、
前曲と同じ展開と言えども、攻め感はこちらがダンチです。
Blur
5曲目はギターが何層にも重なっているような
イントロから幕を開け、Codyのクリーンからスタート。
Britonによるハスキーなクリーンパートを経て、
やはりサビはCodyが担う展開に。
そのボーカル的にもシンガロングできそうなのは○
ブレイクダウン前後ではBritonのスクリームも加え、
しっかりコア感のあるサウンドになるのは何より。
しかし、前作もそうだったけど、こういう曲調だと
Codyの声質的にも一気にポスコア感が増すなぁ。笑
Tombstone
6曲目にきて、間違いなく今作No.1の
アグレッシブトラックがお目見えとなります。
静かに打ち鳴らされるドラムを経て、
Britonの汚ねぇスクリームから激しく幕開け(* ゚∀゚)
初っぱなからコール&レスポンス的なコーラスで
シンガロング感も盛り盛りで、
ツーステ踏みたくなるリズミカルなテンポから
ブラストを含めたアグレッシブさも(* ゚∀゚)イィゾー
ここでは紛れもなくBritonが主役を張る1曲で、
ブレイクダウン前の鐘の音とか(* ゚∀゚)スキー
そして、そのブレイクダウンで締める展開もgood(゚∀゚ *)
MV曲の中ではM4. NAIL5だけど、
今作の中では言うまでもなくこれがイチバンだな(* ゚∀゚)
MVではなく、Visualizerだけど、
こういう曲だからこそ、モノクロの映像が
よりカッコ良く見えるよねヾ(* ゚∀゚)ノ
Happy Hunting
あー、なんかイントロからチャラ臭ぇーw
なんて思ってしまった7曲目。
アルバム序盤にもシンセ要素はあったものの、
それに似たような、というかこっちのがEDM感は強し。
シンセ要素取り入れたコア系バンドは
こういうダンサブルナンバーを入れないと
気が済まんのか(。-∀-)笑
確かに曲調的にはライブでも上がるだろうし、
ここでもBritonがメイン張って叫びまくるのは良いけど
ダンスナンバーじゃなくて、メタルコアとしての
上げ曲をくれよ!ってのが正直なところ。笑
Hellbent
イントロと共にしっとり歌うCodyのボーカルから
幕を開ける8曲目。
そのままCodyがメインを担い、
Britonをバッキング的に置いて展開していきます。
曲の進行と共に徐々に激しさを増していき、
やはりその攻勢の極致はブレイクダウンに。
Codyのクリーンを主体にした歌メロ曲ながら、
徐々に勢いづいていくのと、バックにいるBritonが
良い感じにコア感を出してくれるのがgood( ´∀` )
In My Blood
のっけからクールなリフで始まる9曲目(* ゚∀゚)
ベースのグルーヴ感満点のパートを経てのサビでは
ヾ(* ≧□≦)ノ In my blood!!
ヾ(* ≧□≦)ノ In my bloooood!!
と、アンセミックなコーラスが響く様は、
ライブでも凄まじいシンガロングを生み出す感120%.
ノリの良いアップテンポなところもライブ向き。
CodyパートとBritonパートのバランスも良く、
ラストはブレイクダウンからのBritonが叫んで締め。
Is This How It Ends
フェードインしてからヘヴィなリフが鳴るラスト10曲目。
ここでもCodyがメインの歌メロナンバーに。
エンディングに相応しいメロウな曲で、
そのサウンドに合うCodyのボーカルも○
Britonが叫ぶパートもあるけど、残念ながら一瞬。
終盤はおーおーコーラスも交えながら、
アンビエントな雰囲気のアウトロで終幕します。
以上、
Wage War『Stigma』
でした。
前作同様、複雑な気持ちになる作品でした(。-∀-)笑
良くも悪くもイマドキのメタルコアだなぁとは思うけど
やっぱWage Warにこっちの路線は…
って思っちゃうな。
そもそも自分が複雑に思い始めた3枚目がやっぱ転換期で
それを経ての4枚目、そして5枚目の今作へ
ってなると、音楽性的には確かに理解も納得もする。
が、
それが好きかどうかは別問題よね(。-ω-)-3
ただ、そういう感じなのも慣れてしまったのか
前作、前々作よりも、
言うほど印象悪くなかったのも困ったところ(。-∀-)笑
とはいえ、これが年間ベストに選ぶなんて
他の候補がよっぽど悪くないとまずないだろうし
もちろん1st、2nd路線のが圧倒的に良いけど
ってのが大前提だとしても。
もう追うのやめるか…ってならない複雑さは
自分の中ではWSSと似たものを感じるわw
こうなってしまったら
1st/2nd路線の曲を1~2曲入れつつ、
やはり現行路線がメインとなっていくんでしょう。
Wage War『Stigma』
そうした初期が好きな人には複雑かもですが
3rd以降が好きな人には良盤かも。
是非ぜひ、ご一聴。
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