
最近この画像がよく出回ってるなー
なんて思いましたが、
まさかと思って前ブログのアクセスを見ると
やっぱりwwwww
この記事のPVもそこそこ出てましたw
この記事にも書きましたが
ネット恐ぇーw
まぁ、タイトルや件の画像に対して
肯定した記事ではないので
こちらが変に燃えることはないと思いますが。
…という冒頭ネタを控えていたら
Yahooニュースにもなってたw
わざわざ掘り起こされたネタとはいえ
やっぱ根強いなーこの話題。
どうも、トトです。
それでは今年46枚目の新譜レビュー
別に自分が書かんでもいいシーンの作品ですが
一応、カテゴリを作ってはあるし、
カテゴリを作ったからこそ何枚かは取り上げていて、
その中でも、このバンドの作品のレビューも
今回で3枚目となります。
自分の音楽での最優先は「ライブ」であるので
一度でもライブを見てれば音源も聴きやすい
というか、入りやすい。
だからこそこうして書いているバンドの最新作。

DAGOBA『Different Breed』
01. Genes15
02. Arrival Of The Dead
03. Distant Cry
04. Different Breed
05. Minotaur
06. Léthé
07. Phoenix Noir
08. At The End Of The Day
09. Vega
10. Cerberus
11. Alpha
バンドのキャリアも25年以上、フランス発のベテラン
インダストリアルメタル/グルーヴメタルバンド
DAGOBA
前作から2年ぶり9枚目となるアルバム
『Different Breed』が6/14にリリースされました。
前々作から前作は5年でしたが、
今作は前作から2年と早くて何より。
初来日からの月日もだいぶ長くなりました。
そのキャリアに反して、気さくなナイスガイズで
今考えても初台なんかで見れたのは考えられん。
そんな奇跡の来日があったからこそ
今なお、自分もこうして取り上げることができています。
そんなベテランバンドの最新作
早速、聴いていこうと思います。
Genes15
まずオープニングを務める1曲目は、
赤ちゃんの泣き声から始まる72秒のショートトラック。
作品が産声を上げた、っていう意味合いなんだろうか
しかし、後ろには不穏な音が鳴り響く…
この泣き声でそのまま終わりまでいくのかと思いきや
30秒ほどのところからShawterアニキが咆哮を上げる!
そこからサウンドも含めて激烈に攻めまくり、
次の曲へバトンを渡します。
Arrival Of The Dead
そんなオープニングからそのまま繋がり始まる2曲目。
イントロから頭振りたくなるヘヴィサウンドで、
まずはクリーンボーカルから幕を開ける。
しかし、すぐにスクリームと共に攻めに転じます。
ヘヴィにリフを刻むギターもアグレッシブで、
グルーヴメタルらしく、グルーヴ感も満点。
中盤のバスドラ連打が光るインストパートもgood(゚∀゚ *)
終盤のブレイクダウンも(* ゚∀゚)イィゾー
壮大なラストサビへ向かうかと思ったら、
ゆっくりフェードアウトしていき幕を閉じます。
Distant Cry
イントロからアップテンポに激しく始まる3曲目。
Shawterのボーカルもそれに呼応するように叫ぶ。
前曲にあったクリーンボーカルもなく、
″攻め″あるのみ!のアグレッシブさは素敵ヾ(* ゚∀゚)ノ
ダウンテンポに落とすブレイクダウンも◎
そのまま終幕するのも良き締めです。
Different Breed
ゆっくり頭を振りたくなるヘヴィサウンドから
幕を開ける4曲目は今作のタイトルトラック。
冒頭はザクザク刻むリフと共に、こちらも攻める。
サビに入るとバンド特有のシンセを取り入れ、
メロディアスにクリーンボーカルを展開します。
ヘヴィでアグレッシブなパートとのバランスを取る形で
良い具合にまとまっていると思います。
アウトロの余韻のある締め方もgood( ´∀` )
Minotaur
ヘヴィで鋭いリフと連打力の光るドラムから幕を開け
そのまま疾走パートへとなだれ込む5曲目。
頭っからこの展開は上がるぞー!ヾ(* ゚∀゚)ノ
曲の雰囲気的にもダークな感じがとても良く、
そのダークさを引き立てるのが、わすかながらも入る
シアトリカルさを感じさせるシンセにある。
シアトリカル成分が大好きな自分にとって
試聴の段階で真っ先に気に入ったのがこの曲でした。
クリーンなしで叫びまくるのも好感だし、
何より走り気味なドラムも気持ち良いよね!(* ゚∀゚)
Léthé
後半戦に差し掛かる6曲目は、
前曲とは違うも、前曲を引き継ぐかのような
ダークでミステリアスな雰囲気を放つ、
わずか51秒のインタールード的トラック。
Phoenix Noir
そうして続く7曲目は、
こちらの疾走パートから始まるヾ(* ゚∀゚)ノ
そこから頭振りたくなるヘヴィサウンドに。
そしてサビに入り、クリーンボーカルになるも
アップテンポな曲調のまま、後ろにはおーおーコーラスも。
ラストはブレイクダウンで締めるのも(* ゚∀゚)イィネ!
At The End Of The Day
8曲目はクリーンボーカルから幕を開けるけど
初っぱなから頭振りたくなるヘヴィサウンドと
攻め感のあるアッパーな展開がアツい(* ゚∀゚)
サビでは再びクリーンでメロディアスに歌い上げる。
Bメロサビ終わりではシンセを取り入れたあと、
鍵盤サウンドが響くのも○
アグレッシブパートとメロディアスパートと
静と動的な展開がgood(゚∀゚ *)です。
Vega
9曲目のイントロもヘヴィメタルしてて
存分に頭を振りたくなるサウンドから始まります。
バスドラの連打が耳を突く一方で、
クリーンボーカルで展開されるギャップある展開。
というか、比率的にはクリーンのが多いのでは?
パワフルさとキャッチーさを上手いこと共存させてます。
クリーンも男臭い声質なのがまた良いよね。
そこがクリーンへのマイナスイメージを払拭してくれる。
後半の高速バスドラがまた気持ち(* ゚∀゚)イィ!
Cerberus
10曲目も疾走感のあるアッパーなイントロから開始。
Shawterアニキも叫びまくりで、
サウンドも勢いを弱めることなく攻めまくる。
クリーンパートに入ってもコーラスと同時展開で、
アップテンポな曲調も崩すことなく良いです。
やはりここでも、ドラムがとにかく強烈で
モッシュが捗るアグレッシブさのある曲で上がるーヾ(* ゚∀゚)ノ
インド?中国?的な雰囲気を感じさせたあと
再び高速バスドラがしこたま踏まれる長めのアウトロ。
そしてラストは口笛で締めるという意外な終幕。
Alpha
実質のラストは前曲であり、
今作のアウトロ的な約4分のインストとなる11曲目。
ピアノが主旋律を担い、そこにストリングスが加わり
エモーショナルかつ壮大なエンディング感。
シーンによってはゲームや映画にも使えそう
エンディングにピッタリの今作のアウトロですね。
以上、
DAGOBA『Different Breed』
でした。
(* ゚∀゚)イィねぇ…
前作に比べて、だいぶ良い。
シンセ要素込みでのインダストリアルメタル
ってのはわかってはいるんだけど、
前作はそのシンセ要素が強すぎた(。-∀-)
その前作からひとつ前の
バンド結成20周年盤となった『Black Nova』は
ヘヴィでグルーヴ感も満点、
今作に近い作風で好印象だったのもあって、
やっぱ自分もこっちのが良い!
ってことで、今作も好印象となりました。
クリーンがあっても、その声質はナヨくないし、
クリーンパートでもサウンドが攻めてたりして
終始アグレッシブな様が素晴らしかった。
何だかんだで、
重く、激しく、叫んでくれてる音楽性のが良いのよ。
DAGOBA『Different Breed』
前作でちょっと離れてしまった人もいるかもですが
今作を聴けばきっと満足する部分があると思います。
是非ぜひ、ご一聴。
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