【LORNA SHORE 一夜限りの来日公演が開催決定!】
— Creativeman (@CMP_official) June 10, 2024
アルバム『PAIN REMAINS』で世界中で注目の存在となったLORNA SHORE待望の来日公演が決定!
実現すれば初来日となる一夜限りの来日公演!
サポート・アクトとして、国内外のフェスで存在感を増しているPaleduskが出演!https://t.co/fyEbn5olGC pic.twitter.com/PgAAeARIlR
噂になってた公演は本当でしたね。
会場のデカさ見て驚いたけどΣ(°ω°ノ)ノ
とても埋まるとは思えんのだが…
でも、まさか大手運営が
実現すれば
って言ってるの笑うw 試されてるなw
先行で買って早々にsoldにでもさせないと
キャンセルされちゃう可能性…?
まぁ、こういう公演の盛り上がり次第で
その後、同じ系統の来日にも関わるので
デスコア好きなら必須なのは間違いなさそうです。
どうも、トトです。
それでは今年41枚目の新譜レビュー
ウチでは初めましてバンドだけど、
まーたどこから見つけたか覚えてないという…
音楽性的に、プレイリストじゃないってのは
間違いないとは思うんだけどね…
インスタかYouTubeかなー?(。-ω-)
と、曖昧ながらもフォローはしていたことで
新譜リリースに立ち会えました。
そんな今回の作品はこちら。
The Omnific
『The Law Of Augmenting Returns』
1. The Omnific ≈ Bass
2. The Law of Augmenting Returns
3. Matrices
4. Base Camp
5. Will-O'-The-Wisp
6. Phat Mackerel
7. Butterfingers
8. Double Malt Ditty
ベース×2、ドラム×1というリズム隊のみの編成となる
オーストラリアのプログレッシブインストバンド
The Omnific
2枚目のアルバム『The Law Of Augmenting Returns』が
同じくオーストラリアのWild Thing Recordsから
6/7にリリースされました。
自分も行こうとしてた昨年のPolyphia単独
日本は残念ながらキャンセルになりましたが
オーストラリア公演の方では
このThe Omnificがゲストとして抜擢されています。
そんなPolyphia公演にも抜擢されるバンドの最新作
早速、聴いていこうと思います。
The Omnific ≈ Bass
バンドをそのまま表したようなタイトルの1曲目。
Ailiph Doepaのコーラスみたいな…と思ってしまったが
ドーパはふざけてる…ワケではないだろうが、
こっちが本来の形ではあると思うけどもw
そのコーラスのあとからベースが(* ゚∀゚)クル!
ツインベースのアップテンポで軽快なリズムと反比例し
太く重いベースサウンドがギャップを生む。
ストリングスを加えての流麗なリフがまたgood(゚∀゚ *)
ストリングスが壮大さを、ベースの重さがぶっ壊す!
ベースが主役なだけあって、ドラムの土台感すごいな。
ベースの邪魔はせず、あくまで裏方的なポジションで
そこがまたgood(゚∀゚ *)ポイントでもあります。
後半、テンポアップするところはさすがに
ベースと共に光る部分もある。
再び入るコーラスはメンバーが歌ってるのか?
これくらいなら「コーラス」の範疇なので
曲を構成するイチ要素的に見られるからヨシ(σ ゚∀゚)σ
テンポを落として、淡々とリズムを刻み、
ギターソロのようなパートをのあと
さらにストリングスを壮大に終わり…かと思いきや、
シアトリカルな雰囲気のサウンドで締めます。
オープニングからバンドを表すタイトルで、
転調&転調な7分にも及ぶ尺でインパクトばっちり!
The Law of Augmenting Returns
2曲目は今作のタイトルトラック。
少し壮大さのあるシンセと重いベースから幕を開けます。
そこから再び流れるようなリフと
それに合わせた小気味良いドラムが(* ゚∀゚)イィネ
冒頭と同じ展開を挟み、その後は
掴みづらい変拍子ちっくなサウンドに変貌。
この気持ち悪さが逆に気持ち良いw
そして再び、冒頭の流れをサビ的に展開。
そこから転調し、今度は軽快な鍵盤サウンド。
さらに転調してベースが高速でどぅるんどぅるんw
今度は、めちゃくちゃテクニカルなのに
なんかポップなサウンドが面白いぞw
一旦静止したあとに、エコーがかったソロタイム。
そこに鍵盤サウンドが入り、力強くシンバルを叩くドラム
そして再び冒頭のフレーズを奏でていきます。
ラストはどこぞの町のBGMみたいなポップさで締めw
Matrices
徐々にフェードインしてくるサウンドのあと
鍵盤のようなシンセ?とドラムからスタートする3曲目。
さらにドラムと合わせて、細かく刻むベースがgood(゚∀゚ *)
ブレイクダウンの裏では小さく浮遊感のあるサウンド、
からの疾走で上がるぜ!ヾ(* ゚∀゚)ノ
ギアをゆっくり落としていくように速度を落とし
重さが映えるテンポとサウンドに。
シンセを上手く織り交ぜながら、
リズム隊のみのサウンドに花を添える感じがgood(゚∀゚ *)
基板上でのプレイしてるってのが面白いMV
そうだろうなとは思ったけど、画で見て確信する
当然のように多弦なのと、スラップ奏法。
やっぱベースのスラップ奏法ってカッコイィよなぁ(* ゚∀゚)
Base Camp
そんな浮遊感のあるシンセと共に
メロディアスな雰囲気で始まる4曲目。
冒頭を抜け、淡々とヘヴィにリズムを刻むベースと、
ギターのように主旋律を担うベースの展開。
ここまでの攻め感から打って変わって
何なら少し癒し感すらあるのも幅があって○です。
が、それに反して流麗なメロディを奏でるのは
とんでもないことしてんなとは思うけどw
これ生で聴いたら鳥肌立ちそうw
シンセで壮大な雰囲気を出して進んでいきます。
間奏的な静穏パートを挟み、そこからの雰囲気がまた一転。
ホーンサウンド的なサウンドと共に転調し、
オケ感のある壮大な感じを全開にします。
こうなるとベースが後ろにいくのも(* ゚∀゚)イィネ
再び鳥肌もんのテクニカルフレーズでフェードアウトし
最後にチラ見せオケ感ストリングスで締め。
MVの内容的にはエモーショナルかつ、
チルい雰囲気もありますが、あのテクニカルフレーズ
やっぱ画で見ても面白いな(* ゚∀゚)
そして画がつくことで、緩急のある曲調にも
より意味が見出だせるというか、そういうのも◎
Will-O'-The-Wisp
よくゲームで目にする精霊系モンスター?
なんてことが浮かぶタイトルの5曲目は
今作2つめの7分超えトラックに。
それこそ暗めのファンタジー感あるサウンドで幕を開け
小気味良く刻むドラムのリズムにストリングス、
そのあとからツインベースが入ってきます。
淡々とした展開から一転、全体の半分を越えたあたりで
転調してテンポアップします。
後ろのストリングスがフェードインしてくる展開が○
その後もストリングスは後ろで不穏な雰囲気を見せ、
ほんのりシアトリカルな雰囲気を感じるのが(* ゚∀゚)イィネ!
オルゴールのような音色が徐々に小さくなっていき、
終わりに向かうかと思いきやのラスト45秒は
再びバンドサウンド全開で終わりへ。
ファンタジーなんはやっぱり正解やんけ!w
と思えるMVは、タイトルの出し方も雰囲気満点w
魔法使い的な風貌もやっぱり笑うんよw
まぁ、こんなプログレしてるんだから、
絶対にオタクだよなってのはMVからも何となく…w
基板の上とか、次の曲では64なんて持ち出すし
そんな連中がオタクじゃないワケねぇw
てか、このMV見ててわかったけど、
ウッドベースまで使ってたのは驚きだよΣ(゚∀゚ノ)ノ
Phat Mackerel
冒頭からプログレ系のサウンドを響かせる6曲目。
後ろに鳴るサウンドがどこか浮遊感あってスペーシー。
浮遊感サウンドを消し、ベースが前に出る(* ゚∀゚)
再び冒頭と同じ展開になり、静止したあとに
フェードインしたあとに攻めのサウンドに切り替わります。
そうした攻めの姿勢で終わる今作最短の約150秒。
まさかの64?!w
と、ゲーム感満点のMVは良いなぁ。
やや粗いドット絵風になってるのが面白いw
魚との戦闘シーン笑うわw
このMVが今年にUPされたものだったら、
今年のBEST MVにノミネートできたのになぁ(。>д<)
Butterfingers
細かく刻むリフとヘヴィなリフが交互に展開する
始まりを見せる7曲目。
前曲の攻め感をそのまま引き継いだような雰囲気で、
うねるようなベースが気持ち(* ゚∀゚)イィ!
軽くブレイクを挟み、テンポアップする展開も○
転調して浮遊感の中に少し不穏な雰囲気を醸し、
再びアップテンポにベースがうねり、ブレイクダウンへ。
ホーンサウンドのようなシンセと共に、
再び浮遊感と不穏な雰囲気が同時に襲ってくる展開に。
そのあとのツインベースの掛け合い的なプレイや
少し変拍子なブレイクも(* ゚∀゚)イィネ!
Double Malt Ditty
通しで聴いていると、どこが切り替わりなのか
マジでわからなかったくらいそのまま繋がるラスト8曲目。
それゆえに曲調、雰囲気的にも前曲から継続。
序盤から早くもブレイクを挿し込み、
アグレッシブな展開がgood(゚∀゚ *)
こういうバンド、こういうサウンドでもわかるレベルの
ベースソロパートがとても(* ゚∀゚)イィネ
そこから少しシアトリカルなシンセパートを交えつつ、
ブレイクダウンへと入っていきます。
重たいベースの裏ではドラムが疾走感あるサウンドに。
グッと前に出てくるシンセパートのあとに
再びバンドサウンドのみで攻め感あるサウンドに。
後半のシンセパートでは、
レトロゲーみたいなサウンドが面白い。
切り替わり、シアトリカル風のサウンドと共に
テンポアップし、泣きのシンセがまたレトロ感ある。
壮大さのあるサウンドと共にバンドサウンドで締めます。
以上、
The Omnific『The Law Of Augmenting Returns』
でした。
リズム隊好きには
これ以上ない作品では!ヾ(* ゚∀゚)ノ
良いねー、こういうバンドもっと増えろ!
多弦でプログレしてるってだけでも
かなり存在感のあるベース
その音の太さ、重さ、グルーヴ感は文句なしで
Animals As Leadersも思い起こさせる。
フロントのツインベースがほぼ主役であり、
ドラムは裏方に徹してる感じもしますが、
やはりテンポ感、リズム感はドラムが担ってる面もあり
曲によっては主役たり得る場面も。
そうしたベースとドラムだけでなく、
シンセを入れることで曲調にも変化をもたらし、
曲に、作風に、幅を持たせたところも良かったですね。
6分、7分を超える曲もあれば、
2分台で終わる曲もあり、
1枚のトータル尺も44分ほどと
アルバム1枚としては長すぎず短すぎず、
苦もなく聴ける尺で収まっていたのもgood(゚∀゚ *)
と、知ったキッカケは曖昧でも
フォローしといて良かった!
The Omnific『The Law Of Augmenting Returns』
ベース、ドラムのリズム隊好き、
かつ、プログレ、テクニカル系が好きな人は
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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