Earthists.の新曲

昨年から続く新曲の流れを汲んだように

ハイパーポップ×メタルコアみたいな。

自身でも #HYPERMETAL なんて

タグ付けてますしね。

ちょっとボカロっぽさもあるんだよな。

PALEDUSKが近い感じもするけど、

Earthists.も独自路線で突っ走って欲しいですね。

どうも、トトです。



6月最初の金曜を迎えましたが、

その前に5月リリースの作品を1枚。

蔵出しにしようかとも思ったんですが

何だかんだで書けてしまったので。笑

完全新規の新譜ではないですが、

だからこそ書けた1枚。

そんな今年40枚目の新譜レビューはこちら。




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coldrain
『FINAL DESTINATION + VENGEANCE (ⅩⅤ RE:RECORDED)』

01. FINAL DESTINATION (XV RE:RECORDED)
02. COUNTERFEITS & LIES (XV RE:RECORDED)
03. SOMEDAY (XV RE:RECORDED)
04. FICTION (XV RE:RECORDED)
05. JUST TONIGHT (XV RE:RECORDED)
06. 24-7 (XV RE:RECORDED)
07. DOORS (XV RE:RECORDED)
08. DEJA VU (XV RE:RECORDED)
09. SURVIVE (XV RE:RECORDED)
10. MY ADDICTION (XV RE:RECORDED)
11. PAINTING (XV RE:RECORDED)
12. 8AM (XV RE:RECORDED)
13. VENGEANCE




日本は名古屋初のラウドロックバンドcoldrain

リリースから15周年を記念して、再録盤として制作された

FINAL DESTINATION + VENGEANCE (ⅩⅤ RE:RECORDED)』が

5月26日にリリースされました。


20240607_201539

15周年を記念した再現ライブもあり、

当初はシリアルナンバー入りのフィジカルも発売。

が、まーたMASATOが気にしちゃうことを…



coldrainに限らずだけど、

好きなバンドにこんなこと言わすなよ(。-д-)-3

フツーに海外でも活動し、ファンもいるバンドなのに

日本みたく気軽にフィジカルが届けられないんだし、

配信して何が悪いんだか┐(´ω`)┌

こんな会場限定であり、数量限定なもの、

日本国内にだってフィジカル買えない人、

ライブにだって行けてない人だっているだろうに。


毎度毎度、この手の輩には呆れるし

MASATOには同情してしまいますが、

Final Destination
\(^o^)/ 祝☆15周年 \(^o^)/

自分は遅咲き後追いヤローなので

coldrainも当然、そこに当てはまるんですが

追い始めてからはライブも何度も行ったし、

ピットに入ってぐちゃぐちゃになってました。笑

その際には、この作品の曲もあったワケで。

そんなcoldrainの記念すべき1stアルバムを

今のcoldrainがプレイしたら?という

15周年記念の再録盤。

予習として曲は聴いていても、1枚丸々聴くのは

はたしていつぶりだろうか?

そんな本作、早速、聴いていこうと思います。

音源は再録されてますが、MVはそうではないので

MVは当時のものを貼っていこうと思います。




FINAL DESTINATION
軽快なドラムから始まり、ギターが入り、
MASATOの咆哮からスタートする冒頭から
原曲との違いが明らかなオープニングナンバー(* ゚∀゚)
もはやcoldrainの中では鉄板すぎる曲ですね。
Cause I know ヾ(* ≧□≦)ノ know!!
now ヾ(* ≧□≦)ノ now!!
の部分をはじめ、サビはシンガロング必須すぎるし
シンガロングしてるヤツらの上を人が転がってくんよw
一旦、落としてからのラストサビは
クラップからのWODも懐かしいぜ…( ´∀` )
今なおライブのラストを任せられる曲が、
1stの1曲目ってスタンスが素晴らしすぎる。

MVを改めて見ると懐かしー(* ゚∀゚)
KATSUMA髪赤ぇよーw
この下から撮る半ばワンカットMV的なのは
今見ても面白いですね。





COUNTERFEITS & LIES
イントロからY.K.Cのギターが光る2曲目。
ヘヴィな縦ノリ感もありつつ、
前曲から打って変わってのメロディアスナンバー。
でも、何気にサビは走ってるんですよね。
スピード感的にも緩いサークルが捗る。
Bメロのサビ後は疾走感を保ったまま、
ギターソロに流れていくのも(* ゚∀゚)イィヨネ!
そして走ったままラストサビに入るのもね。


SOMEDAY
イントロの怪しいダークな雰囲気を纏う3曲目。
冒頭は雰囲気も音も、低空飛行気味であり、
サビに入るとMASATOのエモーショナルなクリーンに。
Bメロサビ前はこの曲の数少ないシャウトも。
やはりタイトルを繰り返すのは抜群にキャッチー。
みんなに歌ってもらいたくて、
タイトルを繰り返す曲を作った
って言ってたの、この曲だったっけな?w
まぁ、ラストサビでもしつこいくらいに
SomedaySomeday歌ってるもんなw


FICTION
小さくラジオから流れてるような雰囲気で始まるのも
しっかり踏襲している4曲目。
シングルver、アルバムver、そして今作の再録verと
何気に3タイプあるこちらの曲。
ここでは冒頭のヘヴィサウンドが耳を突くよね。
で、サビでは疾走感を伴うサウンドで勢いに乗る。
モッシュとダイブが巻き起こるカオスな空間が浮かぶなぁ。
ヾ(* ≧□≦)ノ I can't relate!!
のシンガロングからのブレイクダウンでは
Faaake!!
を繰り返し叫ぶのも(* ゚∀゚)イィネ!
フィイーーーー…クショーン!!
の、ラストサビの定番展開も上がるね。
イントロ同様のアウトロのヘヴィサウンドでは
やっぱ頭振りたくなる。

MV見ると…より若さが顕著になるなぁw
見た目はもちろんだけど、服装、パフォーマンス的にも
なんかちょっと…笑っちゃうなw
共感性羞恥的な感情が出てきてしまうw
帽子やフードスタイルが変わらないRxYxOだけ
今とそこまで変わらないように見えるなぁ。
そして、これは仕方ないけど画質悪くて汚ったねーなw
AIアップコンして、せめてフルHDにしようぜヾ(* ゚∀゚)ノ





JUST TONIGHT
ここまでの曲とは打って変わって、
どこか上向く雰囲気で始まる5曲目。
上向きつつもエモーショナルさもある曲だけど、
改めて日本人に馴染みやすそう曲だなぁって思うし、
日本のバンドだなぁって思うような曲です。
ラストのおーおーコーラスと共に
少しテンポアップする感じもね。


24-7
一時期はモッシュタイム、WoD御用達になってたけど
今はどうなんでしょうね?っていう攻め曲の6曲目。
それを現場で体験してきた人間なので、
やはり音源を聴いても上がるぜ!ヾ(* ゚∀゚)ノ
疾走するサビと、タイトルを歌う部分も
やっぱシンガロングしたくなるヾ(* ≧□≦)ノ
今のcoldrainがやることで、重さも十二分になり、
原曲よりも破壊力が上がってるのも一目瞭然
否、一耳瞭然
そんな重さも際立つブレイクダウンも良い。
というか、ブレイクダウンでのMASATOのスクリームが
厳つくでめちゃくちゃgood(゚∀゚ *)です。


DOORS
イントロのギターから、ほんのりPTPが浮かぶ7曲目。
ギターを刻みながらアップテンポに展開し、
MASATOが歌い始めると一気にcoldrainにはなるけど。
ヾ(* ≧□≦)ノ Will we ever know!!!
のシンガロングから入るサビでは、
その後すぐにおーおーコーラスパートもあるし、
そのままアップテンポな攻め感は継続する。
後半はGo!!!からの激走パートヾ(* ゚∀゚)ノ
からの、さらなるシンガロングパートと
何気にライブでプレイしたら
1曲で汗だくになること間違いなしの
今作の隠れアグレッシブトラックよね。


DEJA VU
こういう初期からクリーンによる歌ものも
十分に武器になることが伺える8曲目。
キャリアを積んで目に見えて進化したのは
スクリームであることは間違いないと思うけど、
武器にはなっても、まだ若さが見える原曲と比べると
クリーンも間違いなく成長してるんだよな。
コーラスはRxYxOとSUGIかな?
最初はノリで叫ばされてたおすぎも
今や立派にコーラス隊であり、
第2、第3のボーカルたり得てますからね。笑


SURVIVE
アコギが気持ち良い始まりの9曲目。
MASATOの咆哮と共に通常のギターを掻き鳴らし、
再び後ろでアコギが小さく掻き鳴らされる展開や良し。
サビに入ると縦ノリの雰囲気に。
そして、後半のギターソロはまた必聴!
イントロ同様にどこかエスニックな雰囲気がたまらん。
フラメンコ!カルメン!
なんてのが頭を過ります。笑
今作の中でY.K.Cが主役を張れる曲でgood(゚∀゚ *)


MY ADDICTION
今作ではSomedayに次ぐレベルで、
タイトルを繰り返してんじゃないだろうかw
なんて思う10曲目。
タイトルというか、繰り返すのは"My"だけどもw
耳触りの良いメロディに、そのMyを繰り返すのが
Someday同様のキャッチーさをもたらします。
シンガロングを含めた後半のブレイクパートは
この曲唯一のアグレッシブパート。
それと同じのがアウトロにもあるから唯ニかな。笑


PAINTING
イントロからギターが耳を突く11曲目。
続きヘヴィなブレイクパートを経て
MASATOが歌うクリーンパートへ。
少し緩いけど、攻め曲の中での緩さであって
暴れるにはむしろちょうど良いテンポ感がgood(゚∀゚ *)
こういうのでモッシュするんが楽しいんよ。
でも、それよりも最高なのが
We've got to move ooooon!!
から入るブレイクがめっちゃ好きなんだよなヾ(* ゚∀゚)ノ
ここでのKATSUMAのドラムとか特に!


8AM
今作の中では忘れちゃいけないこの曲、
一時期、あまりやりたくないとも言っていた
このアルバムのラストを飾る12曲目。
そしてFiction同様、今作で3パターン目。
アニメ「はじめの一歩」タイアップ曲でもあり、
coldrain初のアニメタイアップってこの曲かな?
ミドルテンポな歌ものであり、coldrainらしい
ラウドなサウンドにMASATOのクリーンが映える。
こういうのも1stからあるんだもんね。
早期にストロングポイントが確立しとる。





VENGEANCE
再録されたとはいえ、2009年リリース作品の曲から
一気に現在に飛んだラスト13曲目はシングルナンバー。
って考えると、『Final Destination』という作風からは
めっちゃ異端な感じするなw
そして、しっかり現代風にした09年作品のあとに聴くと
どうしても見劣りしちゃうな(。-∀-)
ワーナー契約後、明らかにシングルも増えたけど、
そのシングルが軒並み弱いんだよな個人的には。
アルバムは相変わらず良いんだけどシングルがちょっと…
正直、この再録盤にも何でこれ入れたしw っていう。

ただ、MVを見ると
まぁ、立派になって( ´∀` ) ってのを実感するなw
実力、見た目、お金のかけ方とかもねw







以上、

coldrain
FINAL DESTINATION + VENGEANCE (ⅩⅤ RE:RECORDED)

でした。

改めて聴いた1枚になったけど、

やっぱイィっすねぇ(* ゚∀゚)

『Final Destination』がいちばん好きなアルバム

ってワケでは決してないけど

『FATELESS』出すまでは隙なしのバンドですしね。

そして、レビューでも書いた通り

キャリアによるバンドの成長や進化も伺えるけど

この1stの時点で既に完成されてる感がすごい。

バンドの基盤はこの頃から変わってないように感じるもんね。

だからこそ、今なおライブでセトリに入る曲があったり

"Final Destination"で締めるという流れになってる。

それはバンドの根幹が変わってないってのもあるだろうし

バンド自身が、この作品、この作品の曲を

今なお大事にしてる

って部分もあるからなんじゃないかとも思います。


coldrainをはじめとした

国内ラウドシーンのバンドのライブに

行かなくなって久しいですが、

その中でもcoldrainは唯一

気が向いたらまた行こうかな

と、思えるバンドです。

でなきゃこの記事だって書いてない。

それもやはり変わらぬ良さを持つバンドだからこそ

coldrain
FINAL DESTINATION + VENGEANCE (ⅩⅤ RE:RECORDED)

09年初のオリジナルを聴いた人も聴いてない人も

09年版をを24年版に進化させた再録盤

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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