This shot is Cold 🥶 Bad Boys 4 💯🔥 pic.twitter.com/rf6h5exIiq
— 𝗢𝗳𝗲𝗻𝘁𝘀𝗲 𝗠𝘄𝗮𝘀𝗲 🔥🚀 (@unclescrooch) June 4, 2024
ウィル・スミス本人のインスタからも見たけど
これは面白いセルフカメラワーク!
バッドボーイズ最新作、見るの楽しみ\(^o^)/
どうも、トトです。
前回観た『ボブ・マーリー』から
これまた約3週間、
その間に1本、旧作として
『ソウルフル・ワールド』を自宅で観ましたが
久しぶりとなる映画館鑑賞。
何だかんだでこういうのも興味を惹かれる作品です。
そんな今年16本目の新作映画はこちら。
ハロルド・フライのまさかの旅立ち
(原題:The Unlikely Pilgrimage of Harold Fry)
定年退職し、妻のモーリーンと平凡な生活を送るハロルド・フライ。ある日、北の果てから思いがけない手紙が届く。差出人はかつてビール工場で一緒に働いていた同僚クイーニーで、ホスピスに入院中の彼女の命はもうすぐ尽きるという。ハロルドは返事を出そうと家を出るが、途中で心を変える。彼にはクイーニーにどうしても会って伝えたい“ある想い”があった。ホスピスに電話をかけたハロルドは「私が歩く限りは、生き続けてくれ」と伝言し、手ぶらのまま歩き始める。歩き続けることに、クイーニーの命を救う願いをかけるハロルド。目的地までは800キロ。彼の無謀な試みはやがて大きな話題となり、イギリス中に応援される縦断の旅になるが──!?
本国イギリスでは初登場No.1のヒット
原作は世界37か国で刊行され、
累計発行部数600万部を誇るベストセラー小説
「ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅」
その小説を元に製作されたロードムービー
ハロルド・フライのまさかの旅立ち
を観てきました。
↑の小説タイトルのままで良かったのに
何で「まさかの旅立ち」とかにしたし…(。-ω-)-3
相変わらず疑問に思う邦題は後を絶たちませんが
観終わった率直な感想としては
まぁ、良かった
くらいに落ち着きました(。-∀-)笑
途中まではとても良かったんですけどねー
本作で800キロ踏破に挑むおじいちゃん
ハロルド・フライ
どっかで見たことある気が…と調べてみると
『ゴヤの名画と優しい泥棒』のおじいちゃんか!
アレは面白かったねー(*≧∀≦)
そんな本作、
800キロに挑むまでの導入が恐ろしく早くて驚いたw
冒頭でクイーニーの手紙読む
↓
返事書いてポストへ
↓
いやいや、郵便局から直接出そう
と、どんどん歩く距離が伸びていき
ふと立ち寄ったスタンドのお姉さんに
クイーニーと同じく、身内に癌患者がいたけど
「信じる心」で背中を押してもらい、
歩いて行くから、それまで死ぬな!
と、電話でクイーニーに伝言を残し
いざ、800キロ先のホスピスへ!
そうやって歩き出すまで、冒頭10~15分くらい?
こんなに早く本筋に入る作品って
近年見てなかったから驚愕でしたねwΣ(゚∀゚ノ)ノ
You, will, not, die,,,
(あなたは死なない、死なせない)
と、一歩一歩リズム良く歩いていく姿は
何とも微笑ましかったな( ´∀` )
けど、普段からそんなに歩かないのに
800キロなんて途方もない距離を
徒歩でなんて、
次第に辛そうな表情になるハロルド(´・ω・`)
マメが潰れ、血が出る足を引きずり歩く姿は
とても痛々しい(´;ω;`)
愛用の靴だからって、革靴なのも無謀すぎだよ!(。>д<)
それでも、道中に出会う親切な人たちによって
着実に歩を進めていくのはとても良い( ;∀;)b
いよいよぶっ倒れた際に、面倒を見てくれた
女医さんは大きかったなと思います。
足のことも大きいけど、靴も直してくれたし
小さいバックパックもくれましたからね。
相方に浮気され、医者なのに女だからなのか
トイレ掃除しかさせてもらえないという苦労人でしたが。
時代背景がいつなのか、むしろ現代もそうなのか
こういう女性蔑視な部分は、
小説からあったか、それとも今の世情ゆえに捩じ込まれたか…
彼女のお陰で復帰したハロルドは
ふと立ち寄ったところでまた親切な人に世話になり
その際、記念に写真を撮られ、
それが記者だったのか
新聞、ニュースに取り上げられ時の人に。
その後、最初に出会った街中の人が
食べ物をくれた
それは良い。とても良い。
何かに触発された若者ウィルフが同行者に。
…まぁ、百歩譲ってそれも良い。
気付けば、そんなウィルフみたいな連中が集まり
いつの間にか巡礼者集団ができあがってる。
うわぁ…邪魔臭ぁ……(。-ω-)
YouTuber、インフルエンサーみたいなものを感じて
嫌悪感すら抱かせるねこれは(。-∀-)
デモ行進してるチンドン屋みてぇ。
街中で親切にしてくれる人、
応援してくれる人が多いのは大変喜ばしいが
この群衆の中で歩いる中でふと
何か違う…
と、ハロルドも途中で言うくらい。
違うよね、そうじゃないもの(´・ω・`)
集団の中に1人だけ
初老のファンキーなおばさんは唯一理解してくれて
徒党を組んだ際の進みの悪さも指摘し
「私たちを置いていけ」と言ってくれたのはGJ
やっぱ中盤から後半にかけてのこの大名行列は
ちょっと、ねぇ…
こういうのが実話ベースの物語ではなく
小説原作ゆえに、ってことかね。
集団になったことで気が大きくなったか
ウィルフは、やめたという"薬"にも再び手を出し、
クイーニーへのお土産を盗もうとする始末。
言わんこっちゃない…
と思ったけど、
何でハロルドがウィルフを同行を許したかって
酒とクスリに溺れて自殺した息子に似てたからなのね。
だから、酒とクスリはやめろと言ったのかとも。
まぁ、息子のことがなくても
やめた方がいいものなのは当たり前なんだけど。
酒は別としてね!←
え、じゃあ街中で会った息子は
ハロルドの自責の念が生んだ幻か、他人のそら似か…
ハロルドの行動理由も、
全ては息子の死がキッカケだったのは…(´;ω;`)
息子に対して何もしてやれず、
自棄になった際に救ってくれたクイーニー
彼女への贖罪ももちろんあるだろうけど、
そもそもは息子の死が始まりでしたしね。
息子の死により、ヒステリックになった妻とは
25年も仮面夫婦生活。
今回の旅に関してもヒスるヒスる。
そのせいで、町を離れるクイーニーの伝言を
ハロルドに伝えないままになってたり。
こういうのも終盤にすべて明かしてくれるけど
やっぱちょっと序盤から中盤くらいまでに比べると
右肩下がりというかね。
集団を置いてったことで、若干上がったけど
上がりきらなかったのは正直なところ。
スタンドのお姉さんも、ハロルドに伝えたことは
結局ウソだったワケだし。
それこそウソついてでも
それは"ホント"であって欲しかったよ(。>д<)
いや、まぁ信じたって助かるワケじゃないってのは
確かにそうなんだけどさぁ!(。>д<)
イマイチこう…何だろうね…
ウィルフが去ってしまったことで、
息子のトラウマもぶり返すし、
そうして心身共にボロボロになってまで
800キロ踏破してクイーニーに会いに来たのに
当のクイーニーはもう会話も出来ない状態。
ハロルドの報われなさがね…(´・ω・`)
クイーニーに対しても、息子に対しても、
何もできなかった、してあげられなかった
だから、この800キロを歩いて会いに行く
という約束を果たすことで、
少しでも贖罪になればと思っての行動だったけど…
結果、大オチとして
ヒスってた妻のモーリーンが
改めてハロルドを愛してると気付けた
はぁ…そうですか…(。-ω-)
としか思えなかったなぁ(´・ω・`)
作中はこれでもかってくらい
主役のバエクを使ってたのに、ラストは妻のアヤで締め
なんてことをした、アサクリオリジンズを思い出したわ。
ハロルドは、クイーニーに対しては恋愛感情なし
それより何より、やっぱり贖罪の意識が強かったし、
勝手に800キロ歩くなんて決めてしまい
モーリーンには申し訳ないと思いつつも、
道中、手紙でもモーリーンに愛を伝えていたのにね。
どこまでが小説準拠で
どこまでが映画向けに脚色したかはわからないけど
後半の展開がちょっとなぁ…
それこそ小説を読めば色々と補完もできるかもだけど
これじゃ涙は出んなぁ。
結果として
ちょっと期待しすぎてしまったかも…
ってところに落ち着いた
ハロルド・フライのまさかの旅立ち
の感想でした。
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