こりゃヒドイ…
誤字脱字なんて自分も人のことは言えないけど
こちとらしがない個人ブログで、
人様から金もらって書いてるプロではないので。
しかし、【「SPA!」の上げた記事】には
そもそもなぜこういうバンドが簡単にデビューできてしまうのか。
「ねぐせ。」のメンバーはアイドル的なルックスでフォトジェニックです。曲調も激しすぎないギターロックで、とっつきやすいポップさがある。単純に売れそうです。
あえて無知なフリをしているのではなく、本当に丸腰のまま音楽をやっている。不用意な人たちがプロになってしまっているのです。日本の音楽業界のこうしたことに触れていて
何となくだけど、わかる部分、共感する部分はあります。
自分も子供のころから疑問に思ってたけど
テレビの企画とかで、タレントが曲出して
そこそこ or かなり売れたりするじゃないですか
10年以上、音楽のみで活動してる人たちを差し置いて
少なくともポッと出よりも地力があるような
アングラにいるバンドを何故、起用しないのか
起用の前にまず調べようと、曲を聴こうともしないのか
だから、自分がブログ書き始めてからは
バンドにもっと海外に出て欲しい
と、より強く思うようになったんですよね。
昔ならひと記事使って書いてたネタでしょうが
今、そんな熱意はサラサラないので
少し長めの冒頭ネタとして取り上げてみました。
どうも、トトです。
それでは5月分の蔵出しレビューといきましょう。
今回は5組を取り上げますが、
作品としては6枚取り上げます。
書き慣れ、聴き慣れてないからとりあえず蔵出しで…
ってんじゃなく、
ちょっと今回は残念賞…
っていう、本来の蔵出し理由なのが多めかも。
まずはこちらの作品から。
BLOOD STAIN CHILD『METALIA』
01. QUINTESSA
02. OMNIVERSE
03. Wild Horizon
04. Morning Star
05. ESTRELLA
06. Devil's Twilight
07. Night Sky
08. MOONFALL
09. DIGITAL FOREST
10. Back To The Planet
『CYBERIA』
01. Unreal World
02. 24H PARTY
03. Tonight→Delight
04. EPIC OVER
05. ORIGAMi
06. Cyber Shogun
07. Dancing Shikabane
08. Ai Ai Ai
09. Don't Stop Your Life
10. STONE∴CIRCLE
国内トランスメタルのパイオニア的な存在
BLOOD STAIN CHILD
5年ぶりのアルバムリリースとなった今回は
ダブルアルバム『METALIA』『CYBERIA』の2枚を
5/8にリリースしました。
ブラステとか懐っつ!w
とはいえ、メインボーカルが安定しないバンドなので
自分が音源として知ったのはSophia期、
バンドの体制としてはKiki期ではあるので
かなり遅咲きであり後追いではあるんですが。
しかし、今作では初期ボーカルのSadewが復帰Σ(°ω°ノ)ノ
自分探しの旅は終わったんか?w
そうしてSadewが復帰したにも関わらず、
ほぼ全曲か?ってレベルで女性ボーカルもある。
あくまでゲスト参加らしいけど、トラックリストにも
MVの詳細とかにも名前はないし、ちと可哀想な気も。
てか、表記もないのにそこまでして入れるってことは
やっぱSophia期から女性ボーカル路線は
未だに継続してる、継続したいんだな、と。
今回の2枚のアルバム、アートワークから見ても
どちらも作風が違うことが伺えますが、それは正解。
『METALIA』は、従来のBSCをベースとした現行ver
『CYBERIA』は、BSCの持つ
トランス、シンセ要素を押し出したverって感じ。
『METALIA』では、
疾走感あり、シンセも控えめなM2. OMNIVERSE
シンフォニックなコーラスが映えるM6. Devil's Twilight
このへんが良かった。
ただ、コーラスがNieRっぽさのあったM3. Wild Horizon
M3然り、M10. Back To The Planet然り、
妙にゲームとかファンタジー世界っぽい笛の音には
ちょっと笑ってしまったw
『CYBERIA』は……うん(。-∀-)笑
M4. EPIC OVERくらいかな。"とはいえ"だけど。
メインボーカルが安定しなかったのもそうかもだけど
初期のメロデス路線で続けていたら、
もっと大きなバンドになっていたんだろうかね(。-ω-)ンー
自分は入りが既にトランスメタルしてる頃だったから
そっち路線も嫌いじゃないんだけど、
もうRyoすらいないじゃ、ね…
5月はSBTWもRyoichi突然の脱退でゴタついてたし、
バンドに絶対的な存在がいると良くも悪くもなのかね。
長く活動する中で、残ったオリジナルメンバーが
1~2人しかいないバンドってちょっと察しちゃうもんね…
ただ、今やアニソンにもラウド勢は起用されてるのと
今なおバカみたいに異世界ものが数多く作られてるので
それこそ『METALIA』にあったゲームっぽい
ファンタジー路線の方で攻めていけば…なんて。笑
いっそTwilight Forceみたいになれば売れるのでは?w
Telltale『Telltale』
01. w2b
02. Otherside
03. Cardinals
04. kissinginacarcrash
05. EDDY
06. Gettin' Sober
07. MONSTER
08. Take Your Time
09. I've Given More To A Lesser God
10. Not The Type
SharpTone契約を機に知ってから早5年
今や所属もSharpToneから変わった
POP PUNK/オルタナロックバンドのTelltale
待望のデビューアルバムでありセルフタイトル作が
前作同様、Rude Recordsから5/17にリリースされました。
待望ではあったものの、作風的にちょっと…
ってことで蔵出しに。
ますオープニングであるM1. w2bでは、
今作の中では割とストレートにPOP PUNKしてる曲で
こちらも聴いてて上がりましたヾ(* ゚∀゚)ノ
クラップパートがあるのもキャッチーで良い。
M3. Cardinalsも、M1ほど勢いはないものの、
BYAM的なPOP PUNKでもあって良かったです。
ラストのM10. Not The Typeはシンセの感じも含め
近年のBroadsideっぽく、これはこれで○って感じ。
問題は他のオルタナ寄りの曲がね…
M2. Othersideくらいアップテンポで
勢いあるオルタナロックなら良いけど。
オルタナどころか、ラップ調ボーカルで変化を出した
M5. EDDYなんかはコア感満点のブレイクダウンに
シャウトまで出してきて驚きました。
そうしたコア感のある要素は
M9. I've Given More To A Lesser Godも同じく。
過去にもPOP PUNK×オルタナみたいなバンドは
いくつか聴いてきましたが、
やはりストレートにPOP PUNKしてるバンドよりも
好きになることはないかな…と、改めて。
それでもBoston ManorやTrash Boat、Trophy Eyesとか
そのへんのバンドのようにオルタナ方面に
振りきってしまえばまだしも、POP PUNK×オルタナだと
個人的にはPOP PUNKの方を強く見てしまうので…
そうなるとTelltaleにどハマりはしないなぁ…
そんな中で遂にコア感まで出されちゃうとね…っていう。
上手いこと自分の中でも好転する何かがないと
今後に続く作品でも蔵出しは濃厚かな(´・ω・`)
Twenty One Pilots『Clancy』
01. Overcompensate
02. Next Semester
03. Backslide
04. Midwest Indigo
05. Routines In The Night
06. Vignette
07. The Craving (Jenna’s Version)
08. Lavish
09. Navigating
10. Snap Back
11. Oldies Station
12. At The Risk Of Feeling Dumb
13. Paladin Strait
vo/Tyler、ds/Joshの2人から成る
オルタナロックデュオTwenty One Pilots
トラックリストにリンクを貼るのが面倒くせぇw、
全曲MVがある3年ぶり7枚目のアルバム
『Clancy』がFueled by Ramenから5/24にリリースされました。
今作を含め、7枚の内3枚くらい聴いてはいますが
未だに蔵出しから抜け出せるほどハマらない…(。-∀-)
が、追うのをやめるほど嫌いにもなっていないので
今作も漏れなく蔵出しで取り上げることに。
オープニングのM1. Overcompensateから
軽快なラップを披露して始まる今作は、
M3. BackslideやM06. Vignette、M10. Snap Backも
オルタナ/インディーポップな雰囲気に
ラップを取り入れていて新鮮な感じがしました。
M3はシンガロング感のあるコーラスも○
M2. Next Semesterなんかは
ガレージパンクにシンセを取り入れたような感じで
勢いのある曲調がgood(゚∀゚ *)でした。
M4. Midwest IndigoやM9. Navigatingあたりは
アップテンポにPOP ROCKしてる感じが良かったです。
正式メンバーは2人でも、その内の1人がドラムの為か
どの曲でもバンド感があるのは良い。
本記事では書けないまでも、聴けば割と好感なのよね。
細かく見れば違うけど、同じオルタナ系でも
Telltaleと受ける印象が違う理由とはしては
TelltaleはPOP PUNKをベースに見ているとこがあり、
TOPはそもそもオルタナとして見ているからですね。
音楽的な第一印象を覆すのはなかなか難しい。
自分が好きなジャンルなら尚のこと。
TOPも最後の来日から年月が経って久しいですが
8年前の単独時で新木場、BIGCAT級だし、
今ならフェスはまだしも、単独ならホール·アリーナ級…
それを埋めるほど日本でまだ人気なんだろうか…
Saving Vice『Good Days, Dead Eyes』
01. Leap of Faith
02. Haec Est Ars Moriendi
03. Love Language (feat. Jules Walcott)
04. Cry, Wolf
05. Blacklisted Beauty
06. Blood or Wine?
07. The Cabal
08. It Can't Rain All the Time
09. Good Days, Dead Eyes
10. Trauma Souba
11. Tomorrow's Too Late
12. The Covenant
US産メタルコア/ポスコアのSaving Vice
4年ぶり2枚目のアルバム『Good Days, Dead Eyes』が
5/31にリリースされました。
前作以降、曲は出せどもシングルが多く辟易してたけど
こうして待望のアルバムをリリースヾ(* ゚∀゚)ノ
前作も2人の女性…というか、
鏡合わせみたいなアートワークも良かったですが、
今作も似たようなデザインというかコンセプトというか
しかし、今作は片方が完全に悪魔に憑かれてる感じで
左右で対照的になってるのがgood(゚∀゚ *)
が、ご覧の通り結果的には蔵出しに。
前作はIf I Were Youを彷彿とさせるサウンドで
年末ランキングでも上位入賞を果たしたほど
個人的にも大いに気に入ったんですが、
今作はちょっと…てか、前作のような雰囲気は薄れ
なんか「フツー」になってしまった感が否めない。
ラテン語タイトルのM2. Haec Est Ars Moriendiは
このタイトルを繰り返す宗教的なコーラスや
疾走感もあり、もちろんブレイクダウンもありの
怪しくダークな雰囲気がとても良かったです。
プログレメタルコア的なイントロから惹かれた
M6. Blood or Wine?は、ハイピッチなシャウトと
低音スクリームとの掛け合いのようなボーカルワークが◎
切なさのある鍵盤サウンドから落とすブレイクダウンも良い。
続くM7. The Cabalは
クリーンパートもあるにはあるけど、
叫んでる方が印象に残るくらいの攻め感がgood(゚∀゚ *)
ラスト前の女性クリーンコーラスを含めた
ほんのりホラー的な雰囲気が素晴らしい。
M10. Trauma Soubaは怪しくダークな雰囲気が○
シンセもクリーンも極少であり、
シンプルにバンドサウンドとスクリームで攻める
今作イチのアグレッシブナンバーでした。
と、良い曲があったのももちろんですが、
全体的な印象としては前作よりも落ちる。
シンフォニックで壮大な要素が欠けてしまった為、
If I Were Youってより、Escape The Fateに寄せた?
って感じがなきにしもあらず。
ETFが苦手なワケじゃないし、むしろ好きだけど、
それよりさらに好きなIf I Were Youで印象付いていた為
やはり今作は少し残念な結果に落ち着きました(´・ω・`)
そんな中でも自分が気に入った
M2、M6、M7あたりがMVになってるのは救いかな。
Bad Omens『CONCRETE JUNGLE [THE OST]』
01. C:\Projects\CJOST\BEATDEATH
02. V.A.N (feat. Poppy)
03. The Drain (feat. HEALTH, Swarm)
04. Terms & Conditions (feat. Bob Vylan)
05. Hedonist [Recharged] (feat. WARGASM)
06. Even
07. Loading Screen
08. Anything > Human (feat. Erra)
09. Digital Footprint
10. Nervous System (feat. iRis.EXE)
11. C:\Projects\CJOST\FINDPEACE
12. Artificial Suicide [Unzipped] (feat. Thousand Below)
13. The Grey [Unzipped] (feat. Thousand Below)
14. The Death of Peace of Mind [We Are Fury Patch]
15. The Death Of Peace Of Mind [So Wylie Patch]
16. Bad Decisions [Lofi] (feat. Dahlia)
17. Just Pretend [Credits] (feat. Let's Eat Grandma, Chief)
18. C:\Projects\Cjost\Clearmin
19. Artificial Suicide [Live 2024]
20. Like A Villain [Live 2024]
21. The Grey [Live 2024]
22. What Do You Want From Me? [Live 2024]
23. Nowhere To Go [Live 2024]
24. V.A.N [Live 2024] (feat. Poppy)
25. The Death of Peace of Mind [Live 2024]
26. Just Pretend [Live 2024]
いつの間にかめちゃくちゃデカくなってる
US産メタルコア…ってのも言えなくなってきたな
US産ロックバンドのBad Omens
多数のゲストと、ゲストを絡めた前作曲の別アレンジ版
ライブトラックと、盛り沢山の全26曲を収録した作品
『CONCRETE JUNGLE [THE OST]』が
Sumerian Recordsから5/31にリリースされました。
OST(Original Sound Track)とタイトルにあるからか、
前作に続くスタジオアルバムではなく、
あくまでサントラ的な扱いなのか、
wikiにもスタジオ作とは別枠での記載になっていました。
ただ、それがそのままサントラ仕様だからか
さすがにちょっとついていきづらくなってきた…
ってのが、蔵出し理由。
前作を経た上での作品、ってのも大いにわかるけど
まず、Poppyが歌うM2. V.A.Nから、Noahいなくね?
っていう、もはやPoppyがメインで
Bad Omensはただのバックバンドじゃんっていう。
曲自体は良いんだけど、Bad Omensである必要性…と。
Bob VylanをfeatしたM4. Terms & Conditionsなんかは
Bob Vylanらしいラップ要素もありつつ、
しっかりNoahのボーカルもあり、コラボ感はある。
続くM5. Hedonist [Recharged]もWARGASMをいかすような
サイバーパンクに合いそうな曲調なのも良かった。
基本はゲストをいかすような作風なのかね。
と思ってたら、ゲストなしのM6. Evenを聴いて
えぇ…と、困惑はしたよね(; -ω-)
M8. Anything > Humanを聴いて(* ゚∀゚)おっとなるけど
それはゲストのERRA(J.T.)による功績が大きくね?と。
別アレンジ版の方は、feat. Thousand Belowの
M12. Artificial Suicide [Unzipped]と
M17. Just Pretendの2つが良かった。
M12の方はら原曲がそもそも好きだから
ってのも後押ししてるからかもしれませんが。
ライブトラックに関しては割愛。
多数のゲスト、そのゲストを絡めて
前作曲をアレンジしてるのも、
やはりサントラ的な意味合いで作ったのが大きいのか?
そもそも今作のタイトルであるCONCRETE JUNGLEは
前作1曲目のタイトルですしね。
今作ではMVではなく、Visualizerが多く上がってますが
そこらへんの画が割とサイバーパンク感があって
むしろそういう世界観を意識してるのかな?とも。
そう考えると、アートワークもそれっぽく見えてくる。
それならそれで良いじゃんとは思うけども。
とはいえ最初に言ったように、前作の流れを汲みつつ、
ゲストそれぞれに合うような曲やアレンジは
次作への布石となるか、今作のみ特別な要素となるか…
それぞれの曲、作風としては別段嫌いじゃないけど
これがBad Omensである必要ある?
ってところが、やはりモヤモヤの大半を占めてる。
それが解消されなかった故の蔵出しでした。
以上、
5月の蔵出しでした。
3月の怒涛の5本ライブに加え、
月末に怒涛の新譜ラッシュ、
さらにはライブからくる体調不良で休みもしたけど、
気付けば、良い感じに
新譜の試聴、レビューが追いついてきていました。
こういうペースで毎月やりくりできれば
ラクなのになぁ…(。-∀-)
とはいえ、先月今月に関しては
ライブもないからってのも後押ししてますが。
何にせよ、とりあえず5月分の蔵出しは
これにて了です。
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