日本ではすとぷりが映画鑑賞マナーを注意している一方、海外ではデップーとウルヴァリンが注意してくる
— Andy Yukawa@Japner CH (@otk_bmth) May 24, 2024
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こういうの良いなぁ。
日本だと、最近はアニメキャラが
似たようなことやってますね。
最近だとスパイファミリーとかヒロアカとか見たな。
どうも、トトです。
最近、映画を観てない気がしますが
チェックはしてるんです…
ただ、上映期間が短く、行くタイミングがなかったり
チェックはしてたけど、どうも腰が重かったり
なーんか嫌な予感がしたりで、なんかね(。-∀-)
と思って、旧作を1本見ることに。
そうして選んだ作品はこちら。
ソウルフル・ワールド
(原題:SOUL)
(2020)
ニューヨークでジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師ジョーは、夢が叶う直前にマンホールに落下してしまう…。彼が迷い込んだのは、ソウル<魂>たちが地上に生まれる前に「どんな自分になるか」を決める世界だった!そこでジョーが出会ったのは、やりたいことを見つけられず、“人間に生まれたくない”と何百年もソウルの世界に留まっている“22番”と呼ばれるソウル。夢のために地上での人生を取り戻したいジョーは22番に協力を求めるが…奇跡の大冒険を繰り広げる二人が、最後に見つけた<人生のきらめき>とは…?
第93回アカデミー賞で
長編アニメーション賞、作曲賞を受賞した
ソウルフル・ワールド
自宅でBDから鑑賞。
絶対おもしろいヤツ!
と思ったのに、配信に回しやがった挙げ句、
今年、映画館で上映決定!
と謳いながらも、どこもかしこも吹替のみ┐(´д`)┌
ってことで、本来公開予定だった2020年の
翌年くらいにBDを買っていたのを思い出し鑑賞。
観てないにも関わらずBD買うなんて
危険な行為をしましたが、
買っていて正解!ヾ(* ゚∀゚)ノ
絶対おもしろいヤツ!
って思った自分の直感は間違っていなかった。
ってほどに楽しめました。
ただ、自分の想像していた内容とは少し違いましたが。
予告編等の前情報を見た段階では
半死となったジョーが、ライブに間に合うように何とか生き返る為にドタバタしつつ、しっかり間に合いハッピーエンド\(^o^)/
くらいに思ってました。
何ならもっとジャズを盛り込んだ
音楽作品的なものかとも思ってたくらい。
ところがどっこい
こんなに人生を語る作品だとは思わなんだ。
もちろんジャズ要素もないワケではなく
主人公のジョー自身がジャズ大好きマンな為、
名サックスプレイヤードロシアとのライブをやる為に
何としても生き返らなきゃいけない!
ってのもあるので、
作中に流れるジャズミュージック然り、
ゾーンに入るジョーのピアノなり、
ライブシーンなりの音楽はとても良かったです。
しかし、このジョーを演じてるのが
ジェイミー・フォックスってのが意外だなw
こういうハートフルな作品に出てるのも含めw
夢にまで見たライブを実現したのに
どこか冷静なジョーに対してドロシアがした魚の例え話
ある若い魚が年老いた魚に
"海を探している"
と言う。すると年老いた魚は
"海か 今いる所がそうだよ"
若い魚は
"これ? これは水です"
"僕が海が欲しいんだ"
この日を待ち望んでいたライブですらも
同じことを繰り返す日々になってしまえば
憧れでも、凄い日常でもなくなり、
それが"フツーの日"になっていく
的なことなんだろうけど、
プレイヤーからしてみればそれが日常だとしても
オーディエンスから見れば、その1回が
何ものにも替え難いものになるんだよな。
そうしたライブを経て、22番を送り出したあと
どんな人生を送りますか?
の問いに対するジョーの答えは
まだわからないけど、
とりあえず確かなことは
一瞬一瞬を大切に生きる
っていう言葉で締め括られました。
そうした人生に関わる大きな部分を担うのは
「22番」という、ひねくれソウル
自分には何もない、何かが足りない、他とは違う
マザー・テレサをはじめとした
過去の偉人たちでもどうにもできないほどに
知識だけは豊富でやさぐれ、ひねくれてはいますが
誤ってジョーの体に入ってしまい、
実際に地上の生活を体験して、文字通り世界が変わる。
ジョーは、そんな22番が体験したものを
そんなものは生活の一部だ
って言うけど、未体験者からすれば、ねぇ( ´∀` )b
味覚も嗅覚もなく、触覚や感情に乏しい存在が
それらをフル活用する生活に入ってしまえば
感動の連続になることは受け合いでしょう。
知識だけ豊富な赤ちゃんみたいなもんでしょうしね。
スゴいライブを体感したジョーに対して、
生まれたばかりの赤ちゃん同様の22番
そりゃ1つ1つの受け止め方に差が出て当然。
そうした何でもないことでも
一瞬一瞬を大切に生きる
という、ジョーの最後の言葉にも繋がるんだと思います。
22番のいた、まだ生まれる前の魂たちには
なにかひとつ「きらめき」を持たせてから
地上に行く許可が下りるってことでしたが
その「きらめき」が何なのかといえば
それは才能であったり、センスであったり
もっと小さなもので言えば
趣味と言い替えてもいいかもしれない。
感情や五感、性格など、
生きることに必要最低限なものに加えて
人生を楽しむ為のイチ要素
不安や強迫観念に取り憑かれ人生を見失ってしまうと
死んだような存在になるってのも非常に現代病っぽい。
というか、日本人なんてこういうの山ほどいそう(。-д-)-3
そういった状態とゾーンに入った状態が表裏一体であり
心ここにあらずが共通してるのはなるほどなぁと。
どうせなるなら「きらめき」使って
楽しいゾーンに入ってた方が良いしねぇ。
入れ込みすぎて人生見失うよりもね。
そうしたソウルの世界とは別に
地上の世界に関しては、
現実にもあるニューヨークを舞台にしてるだけあってか
建物の外観内観、街並みや遠景なんかは、
実写に見える感じもあって感動(* ゚∀゚)
PIXERがそれをできないなんて思ってなかったけど
見ててすげーって思ってしまった。
現実のニューヨークは行ったことないけど、
現実に見紛うほどのフォトリアルなニューヨークは
スパイダーマンで散々見たからな!
見てる間に
人生についての作品だとわかりましたが、
目標や夢がないとダメだぞ!
みたいのだと(。-д-)ウェーって思うところでしたが
何でもない日常を大事にってことで締めてくれ良かった。
こちとら変わらない日常LOVEだからなぁ( ´∀` )
自分にとっての「きらめき」は
このブログでもネタにしてる
「音楽」「ゲーム」「映画」があるし、
それぞれ作品が違えば、その都度
思うこと、受ける感情や体験は異なりますからね。
変わらない日常の中で、そうした変化は味わえるし
自分にとってはそれで十分。
これで仕事せずに生活できるようになれば
言うことないんだがなぁ…(。-ω-)-3
ともあれ、
やはり自分の思っていたことが大正解で
BDを買って良かった、見て良かった
ソウルフル・ワールド
の感想でした。
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