Kyle脱退を経たあとの2つめの新曲
ここではKyleの影が完全になくなり、
新体制初の曲となりましたが
これはいいぞ…(* ゚∀゚)
Kyleが歌っていたクリーンはなくなり、
その分、バンド全員が叫ぶコーラスにより
クリーンパートをカバーしてるような展開が◎
曲調的にもIHWがここまで攻めたの久々では?
これは新譜にも期待できるか?(* ゚∀゚)
どうも、トトです。
それでは今年31枚目の新譜レビュー
今回取り上げる作品は、今年のメタルコア盤筆頭!
待望であり、期待の1枚となります。
バンドの存続が危ぶまれるような事故から
見事に復活を遂げた前作から4年
遂にリリースされた最新作!
The Ghost Inside
『Searching for Solace』
01. Going Under
02. Death Grip
03. Light Years
04. Secret
05. Split
06. Wash It Away
07. Cityscapes
08. Earn It
09. Wrath
10. Reckoning
11. Breathless
US産メタルコアのThe Ghost Inside
6枚目のアルバム『Searching for Solace』が
Epitaph Recordsから4/19にリリースされました。
TGIきましたわー!(* ゚∀゚)
みんな待ってたTGI\(^o^)/
先行曲もいくつか聴いてましたが
やはり期待しちゃうよねー(* ゚∀゚)wktk
前作のリリースがもはや奇跡の1枚でしたもん。
こうしてバンドとしての活動が戻ってきての最新作が
どんな作品になっているのか、
そいつを早速、確かめていこうと思います。
Going Under
Keep me from going under!!
と、Jonathanのスクリームから幕を開け、
そのまま疾走パートへとなだれ込む1曲目。
早くもクリーンボーカルに切り替わり、
そのままアップテンポなサビでもクリーンに。
しかし、クリーンがあっても
ヾ(* ≧□≦)ノ Keep me from going under!!
このシンガロング感のあるコーラスをはじめとして
声量的には大きく、軟派になった印象は受けません。
…受けませんは言い過ぎにしても、
そこまで気になるものでもない感じに収まっています。
バンドの持つハードコア感は薄れたけど、
メロディックメタルコアとして秀逸。
後半には従来通りのブレイクダウンもありますしね。
Death Grip
2曲目はJonathanの咆哮が徐々にフェードインして
タイトルを叫ぶと同時に、グルーヴ感に長ける
ヘヴィサウンドから幕を開けます。
そのままヘヴィサウンドで突き進み、
掻き鳴らすギターと共に
Jonathanの咆哮に続くような
コール&レスポンス的なコーラスでは
シンガロング衝動に駆られますヾ(* ≧□≦)ノ
サビに入ると待望の疾走パートへヾ(* ゚∀゚)ノ
だんだんとテンポを落としていった先には
やはりブレイクダウンが待ち構えます。
前曲で取り入れられたクリーンパートもなく、
これまでのTGIが好きな人向けなメタルコアを展開。
Deeeeeath Grip!!
とタイトルを叫んで終わる締めもgood(゚∀゚ *)
Light Years
こちらもフェードインしてくる始まりの3曲目。
サウンド面はメロディアスな展開でも
ボーカル面ではスクリームで展開します。
サビではクリーンに切り替わりますが、
ここでのクリーンは少しBeartoothのCaleb感あるな。
なんて思っていたら、Bメロの入りは
スピード感のある疾走パートで上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
後半にはグルーヴ感満点のブレイクダウンを叩き込み
しっかりコアパートもあるのは好感でしかない。
Secret
4曲目では冒頭からクリーンボーカル始まり。
スクリームでコア感を出したあとのサビは
再びクリーンで、メロディアスな展開に拍車がかかる。
Bメロサビ前にはお馴染みの疾走パートを取り入れ
サークルやダイブが捗りそうなアグレッシブ感(* ゚∀゚)
しかし、やはりクリーンがメインの印象。
アウトロのギターソロ感、コーラスもありで、
ラストはブレイクダウンで締めます。
Split
フェードインした先に
ブレイクダウンから幕を開ける5曲目。
どこかニューメタルのようなグルーヴ感で突き進み
そのグルーヴ感にヘヴィサウンドもバッチリマッチ。
ヾ(* ≧□≦)ノ Vicious cycle!!
と、サビのこのフレーズはシンガロング必須すぎる。
Bメロ冒頭はやはり疾走してくれるのが嬉しいヾ(* ゚∀゚)ノ
前曲よりかは遥かにコア感強め、スクリーム全開で
ラストはグルーヴ感キープによる
重めサウンドのブレイクダウンで締めるのもgood(゚∀゚ *)
Wash It Away
フェードインして始まるイントロのサウンドは
オルタナメタルというか、もっとロックじみてるというか
そんな雰囲気を感じる6曲目。
それゆえか、ボーカルはクリーンからスタート。
サビもそのままクリーンでのメロディアス展開だけど、
ここでも再び、一緒に叫びたくなる大きなコーラスが
しっかりバックアップしてる感がありますね。
聴き終わってみるとクリーンメインだったけど、
後半のブレイクダウンではガッツリ!スクリームもし
コア感全開になるパートも。
Cityscapes
エモーショナルなギターと共に
ゆっくり幕を開けていく7曲目
アンビエントな浮遊感もある長いイントロを抜け
静かにクリーンで歌い出します。
本格的にバンドサウンドが入ってくると同時に
Jonathanも咆哮を上げる。
しかし、やはり冒頭からの曲調的にも
クリーンによる歌メロが映える
パワーバラード的な仕上がりに。
ラストの咆哮がまたエモーショナルで良し。
Earn It
イントロからヘヴィなグルーヴ感全開の8曲目は
ボーカル面も初っぱなから叫びます。
反面、サビはクリーンに切り替わります。
後ろにはやはり一緒に拳を振り上げて歌いたくなる
大きなコーラスが響きます。
再びスクリームパートに入ると、
そのままブレイクダウンへ。
さらにはBメロサビ後には
I earned it and you didn't
If you want it, come get it!!
と、徐々に上げていって
ブレイクダウンで落とす展開が(* ゚∀゚)イィネ
ここのブレイクダウンでは一瞬、Djentっぽいリフも。
ラストは↑と同じフレーズを叫んで締め。
Wrath
ヘヴィサウンドには変わりないけど
これまでとは少し違う雰囲気のイントロの9曲目。
サウンドの攻め感同様、Jonathanも叫びまくる。
とにかくヘヴィサウンドによるグルーヴ感が素敵で、
このままグルーヴ感満点でいくかと思ったBメロで
疾走パートきたのはさすがだな!ヾ(* ゚∀゚)ノ
しかも静止パートを差し込みながらの緩急も良い。
気付けばクリーンを排除したメタルコアナンバーで
ラストは音もテンポも落とすブレイクダウンを叩き込み
そのままゆっくりフェードアウトしていきます。
Reckoning
シンセが静かに鳴る中、スクリームも小さく響く。
幕開けにはヘヴィサウンドで始まる10曲目は
そのままアップテンポに攻めのサウンドに。
ブレイクダウンを入れ、そこから入るサビでも
スクリーム継続しつつ、声量多めのコーラスを展開。
再びBメロでテンポアップしたあとに、
ブレイクダウンで落とす鉄板の展開にヾ(* ゚∀゚)ノ
後半はさらに本格的に落とすブレイクダウンが秀逸で
そこから入るラストは
Run, seek, find, relief
Hide from your own defeat
と、単語ひとつひとつを全員で叫ぶような
シンガロング感のあるコーラス増し増しな展開が◎
こうした壮大なラストはCrystal Lakeを感じさせる。
CLってやっぱTGIからの影響はかなりあるよなぁ
と改めて感じますね。
Breathless
ラスト11曲目は初っぱなから
Jonathanの咆哮と共に走り出すという
TGIらしい展開で上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
サビもアップテンポなまま、
クリーンボーカルに切り替わり
前曲同様にコーラス過多な展開がgood(゚∀゚ *)
Bメロが終わると浮遊感のある雰囲気の中、
Jonathanがメロシャウトを響かせる。
そこからテンポを上げていき、ラストサビへ。
再びシンガロング衝動に駆られるコーラスのあと、
Jonathanソロで叫び、アウトロでは再びコーラス、
そしてアコギによるエモーショナルな雰囲気で
静かに歌って幕を下ろします。
以上、
The Ghost Inside『Searching for Solace』
でした。
期待を裏切ることなく
とても(* ゚∀゚)イィ…
これまでにないほどのクリーンパートを大増量でしたが
そもそもJonathanのクリーンの声質も悪くなく
クリーンパート増加による嫌悪感や微妙感は
そこまで感じることはなかったです。
もちろん、そのクリーンにより
バンドの持つハードコア性は多少削がれましたが、
それを補って余りある声量多めのコーラスであったり
削がれはしても、まだまだ健在のTGI節なサウンドで
全然許容範囲内でしたね。
らしさあるメロディックハードコア、
メタリックハードコア感を軸に、
クリーン導入によるメロディックメタルコア感を打ち出し
今作を仕上げてきた感じ。
やはり今年のメタルコア盤筆頭なのは変わりなく
良き1枚だったと思います。
TGI見てぇなぁ…
いさみさんTGI連れてきてぇ!(。>д<)
ってことで、生死を別つ事故から復帰して
2枚目のアルバムでしたが、
前作同様、満足度はかなり高めです。
The Ghost Inside『Searching for Solace』
クリーンに対して思うことがある人もいるでしょうけど
とりあえず、まずは聴いてみましょう。
あれこれ言うのは自分の耳で聴いたあと!
是非ぜひ、ご一聴。
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