夏だ🔥!祭だ🎆!!
— 映画『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』今夏襲撃🩸 (@pooh_akuma) April 27, 2024
“#あくまのくまさん”だぁーー🐻🩸🍯
児童小説から飛び出し👶📗
100エーカーの森🌳からも脱け出した
【プー🐻】
新たな、なかまたちを引き連れ
今夏、ド派手な“血肉祭”をブチかます
🩸🍖💣💥#プー祭#プー2#あくまのくまさんとじゃあくななかまたちhttps://t.co/RW40156trY pic.twitter.com/JJlMIczB6x
夏に公開が決まってしまったーw
あの続きが果たしてどうなるのか?!
1を観ている身としては
2も観に行かねばなるまいw
色んな意味で観るの恐いなぁ…w
どうも、トトです。
前回『オッペンハイマー』観て以降、
全然映画館いってなかったΣ(゚∀゚ノ)ノ
まぁ、毎週毎週観たいのがあったワケじゃないけど
4月第一週には、チェックしていた作品が
4本もあったんですけどね。
体調不良もあって、映画館から足が遠退いてたので。
今回はそんな4/5公開作品を観に。
GWを前に上映期間ギリギリで間に合いました。
そんな今年14本目の新作映画はこちら。
リトル・エッラ
(原題:Lill-Zlatan och morbror Raring)
人と仲良くするのが苦手な人もいる。特にエッラにとっては難しいことだった。エッラが唯一仲良くできるのは、おじさんで“永遠の親友”であるトミーだけ。両親が休暇で出かけている間、トミーと過ごすのを楽しみにしていたエッラだったが、夢の1週間は悪夢へと変わってしまう! オランダからトミーの恋人スティーブがやってきたのだ。トミーとスティーブは英語で話すため、何を話しているのか全く分からないエッラ。のけ者にされたような気分になり、トミーを取られるのではないかと気が気でない。親友を取り戻したいエッラは、彼女と友達になりたがっている転校生オットーの力を借りてスティーブを追い出すための作戦を実行するのだが…。
スウェーデンの絵本作家ピア・リンデンバウムによる
原作「リトルズラタンと大好きなおじさん」を映画化
スウェーデンとノルウェー合作であり、
2年前に観た『ロスバンド』の監督
クリスティアン・ローが本作でも監督を務めた作品
リトル・エッラ
を、遅ばせながら観てきました。
『ロスバンド』が面白かったので
その監督の作品なら!
ってのも、本作を観に行こうと思った理由の1つです。
そんな本作を観た感想は
ほっこりするなぁ(*´ω`*)
って感じ。

あらすじの通り、
突然現れたスティーブの魔の手から
あの手この手でトミーを取り戻す為に奔走する
エッラの嫉妬や独占欲強めの作風ではあるものの
それが子どもだからこそ微笑ましく映る。

エッラ自身が人付き合いが苦手ってのも踏まえて
唯一とも言える親友のおじさんを
取られるのが嫌だー(。>д<)
ってのが、とてもよく伝わってくる。

標的にされたスティーブや、
巻き添えを食らうトミーからしてみれば
迷惑なことこの上ないけども。笑
これが年相応の人物同士の話であったら
どれだけ醜く、ドロドロしたものになるだろうか…
しかし、スティーブは大人でしたね。
トミーとエッラの間に、入り込んできたような存在
ってのも自覚してのことだったろうけど、
怒鳴っても何も解決しないよ
と、トミーをなだめたり、
そうしてトミーに怒られて家を出ていくエッラを
優しく連れ戻しにきたのもスティーブでしたしね。
でも、トミーはトミーで
スティーブはもちろん、エッラのこともちゃんと好きで
親友が突然変わってしまって嫌だっただろう
でも、愛は人を変えてしまうんだ
というセリフはなかなかに良かったです。
エッラの心中は察してしまいますが。笑

いやー、でもエッラがとにかくかわいいねー( ´∀` )
見た目はもちろん、
トミー大好きっぷりがホントに。
オランダ出身の「敵」であるスティーブから
アヤックスのサッカーボールをもらっても
アヤックスよりPSVが良い
ってのには、自分も同意するわー。笑
何ならフェイエノールトのボールくれ←
スウェーデンという土地柄もあるのか、
エッラのサッカー好きなのも良いね。

ちょっと大きめのサッカーTシャツがまたかわいい。
原題の通り、トミーはエッラのことを
度々「リトルズラタン」と呼んでましたが
スウェーデンでズラタンと言えば
ズラタン・イブラヒモビッチ
しか思い浮かばないもんな。笑
でも、それは決して間違いではなく、
パンフレットに載っていた字幕監修者の速水さんによると
ちなみにタイトルは世界的に有名なスウェーデン人のサッカー選手ズラタン・イブラヒモヴィッチに由来し、日本語にすると「小さなズラタンと愛しのおじさん」となります。エッラは大のサッカー好きの女の子なのでトミーはエッラのことを"小さなズラタン"と呼んでいます。
だそうで。
スウェーデンでサッカーといえば
やっぱイブラヒモビッチだよねぇ(* ゚∀゚)
今やeFootballと名前を変えてしまいましたが
ウイイレ時代、マイナショナルチームは
スウェーデンだったのでね。
ちなみに、マイクラブはイタリアのナポリ。
そんなサッカー好きが花開くシーンは終盤の空港。
肌見離さず持っていたボールでもって
こちらも冒頭からのフラグ、
ゴールに見立てたゲートの右上の角を見事に打ち抜き
反射したボールをスティーブに当てるという
プロ顔負けのミラクルキックを決めますヾ(* ゚∀゚)ノ
これには並んでた搭乗客からも拍手が。笑
登場人物はみんな優しい人たちだったけど、
まずは序盤で出てきた三つ子

こいつら絶対ぇ面白いヤツじゃーん!(* ゚∀゚)w
事実、冒頭のドライブゲームシーンのフラグを
終盤にしっかり回収してきました。
スティーブに謝り、連れ戻すために
空港へ急ぐエッラの足となり、
車でぶっ飛ばすカーチェイスシーンは面白かったなぁ。
カーブを曲がるたびに、エッラ+三つ子が
カーブと同じ方向に首を傾けるの笑うわー。笑
マリカーとかやると体傾ける人みたいでw
あとは、トミーの右腕的なキャラで
店を切り盛りするマイサン。

女性の格好をしてるが…男ですね。笑
ヒゲが青いのよw
そして、ラストのサッカーシーン
マイサンが全力タックルでフレームインしてきて
噴きそうになったわw
映画における、こういったデキるカマキャラ…
今だとジェンダーキャラとでも言った方が良いか?
こういうキャラの出演シーン自体は少なくても
作中での存在感は素晴らしいよなw
マイサンの存在もだけど、
トミーとスティーブも同性愛だし、
何ならエッラ自身も少し見た目は中性的?にも見える。
そうした多様性に関しても
再びパンフレットから、字幕監修者の速水さん曰く
本作品には、今や自然な家族の形態となった同性愛カップルや、子どもがいても夫婦だけの時間を楽しむカップル、友達を見つけるのが苦手で孤独に陥る子ども、いじめを受けた経験を持つ子どもなどが登場していますが、今のスウェーデンの社会を反映してると言えるでしょう。
と、語っています。
また、監督のクリスティアン・ローも
本作は同性愛をメインテーマにしているわけではありませんが、その見せ方が気に入っています。この物語は世界のありのままの姿を描いていると思います。男性を愛する人もいれば、女性を愛する人もいる。愛は愛なのです。エッラにとっては友情と嫉妬の物語です。
トミーの恋人であるスティーブが現れ、トミーを独り占めしてしまうので、エッラはジェラシーを感じるわけですが、トミーの恋人が女性であっても嫉妬することに変わりはないでしょう。物語は同じように展開するはずです。大好きな親友を独り占めする人物の存在が気にくわない。エッラはトミーの関心を独り占めしたいのです。
と、あります。
エッラを主役にし、エッラ視点で描かれているのも
大いに後押ししてるとは思いますが、
昨今の無駄にうるせぇ連中や
それに迎合する大企業なんかよりも
遥かに「自然」な感じがするのは
この2人が言ったようなことがあるからか、とも。
あからさまとか、無理やり臭くないんだよな
どこぞのディ●ニーとか、ハリ●ッドとか、S●Eとか
そーゆーとこみたいな捩じ込み感がない。
そういった観点でも良くできていると思うし、
そういうのが関係なくても、
単純に内容としても面白かったです。
「友とは人生の庭に咲く花」
も、本作の名言だと思います。
大人にも観てほしいけど、
子ども視点でわかりやすい内容でもあるので
お子さんがいる家庭にもオススメしたい。
以上、
リトル・エッラの感想でした。
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