これの前に出た先行曲は、えぇ…って感じでしたが
こっちは(* ゚∀゚)イィネ!
ただ、やっぱりこうなってくると
次作も期待と不安は半々だなぁWage War…
どうも、トトです。
それでは今年26枚目の新譜レビュー
今回のバンドは3年前に出会って以来、
リリースペースも何気に良く、
気付けば今回で
このバンドの作品を取り上げるのは3枚目になります。
そうして順調にキャリアを重ねるバンドの最新作。
Patient Sixty-Seven
『What If It Never Gets Better』
1. Nothing Inspires Forgiveness Quite Like Revenge
2. Hibbertia
3. No Place (feat. Aaron Gillespie)
4. Mare's Nest
5. Shed My Skin (feat. Tyler Ennis)
6. Out of Sight, Out of My Mind
オーストラリアはパース出身のメタルコアバンド
Patient Sixty-Sevenの最新EP
『What If It Never Gets Better』が4/5にリリースされました。
この前レビューしたIf Not For Meもでしたが、
「バラ」モチーフはすっかりトレンドではなくなりつつも
たまーにこうして未だに見かけるんですよね。
ただ、INFMも今作も、
アートワークデザインとしてはなかなか良さげ。
何だかんだで
このバンドの作品を取り上げるのも増えてきましたね。
とはいえ、こうしてリリースされたのがEPってのも
今時のバンドらしいですが(。-∀-)笑
って思いつつも、こうしてリリースされた最新作
早速、聴いていこうと思います。
Nothing Inspires Forgiveness Quite Like Revenge
ゆっくりフェードインしてくるサウンドと同時に
スクリームと共に幕を開ける1曲目。
クリーンがあるのは相変わらずだけど
スクリームしてるコアパートの方が比較的多く、
よりメタルコアらしくなっていて良いですね(* ゚∀゚)
終盤のブレイクダウンも(* ゚∀゚)イィヨー
反面、やはりクリーンボーカルも存在感ある。
目新しいサウンドでは決してないけど、
クリーンとスクリームのバランスも良さげです。
Hibbertia
2曲目。こちらも始まりはスクリームから
さらにそこからアップテンポに展開していく様は
しっかりメタルコアを感じられてgood(゚∀゚ *)
前曲よりもテンポアップしてる感も良いし、
クリーンパートはより歌メロに注力してる感。
なので、前曲よりもクリーンパートも多い気がします。
No Place (feat. Aaron Gillespie)
イントロからコアサウンド満点の3曲目(* ゚∀゚)
まずはスクリームからアグレッシブに攻め立てる。
サビは安定のクリーンですが、
再び、攻めのコアパートの比率が上がった気も。
やっぱそういう方が聴いてて上がります。
比率としてはクリーンパートも少なめだけど
この曲で参加しているゲストUnderoathのAaronが
不足していたクリーンパートを補います。
しかし、Aaronがゲストなのもたまに見かけるけど
やはり多いのはSpencerの方なので、
Aaronがゲストなのは意外であり、少し新鮮ですね。
Mare's Nest
こちらも始まりはガッツリ!メタルコアサウンドから
幕を開ける4曲目。
そんなイントロからなだれこむように
スクリーム込みでのヘヴィサウンドを展開。
サビのクリーンによりエモーショナルさを出しつつ
テンポ感は落とさず来るのが良い。
しかし、Bメロに入ると再び攻めの姿勢に。
早くもブレイクダウンをぶちこんでくる流れも○
後半のブレイクダウンは、それよりコア感増しに。
そこから入るラストサビは、これまでのサビ同様
クリーンパートによる歌メロが良さげです。
Shed My Skin (feat. Tyler Ennis)
小さく遠くでなるようなギターから
一気に全力スクリームでスタートする5曲目。
そこから疾走パートへ突入して上がるーヾ(* ゚∀゚)ノ
さらにはシンセを取り入れ、ブレイクダウンへ。
Bメロのスクリームはこれまでと雰囲気違うと思ったら
Of VirtueのTylerがゲストとして叫んでいました。
そんなTylerを含め、気付けば最後まで
スクリームオンリーで展開していて
メタルコア全開ナンバーとなってて◎でした。
Out of Sight, Out of My Mind
そんな激しさを見せた曲のあとのラスト6曲目は
反面、クリーンボーカルから静かに幕を開けます。
叫ぶ要素はサブ的なポジションになり、
テンポ感も落とし、やはり曲調さながら、
クリーンが映えるメロディアスナンバーに。
バックで鳴るオケ感のあるストリングス?シンセは?
もっとデカくしてくれても良かったなぁ。
ラストサビ前にはこの曲屈指ののコアパートである
ブレイクダウンでスクリームも前に出ます。
さらに、ラストもブレイク+スクリームで
コアサウンドな締めになってるのは○ですね。
以上、
Patient Sixty-Seven『What If It Never Gets Better』
でした。
何だかんだでこのバンドの作品も
取り上げるのは3枚目になりますが、
枚数を重ねるごとに、
メタルコア成分が上がってきてる感じがして
個人的にも好印象(* ゚∀゚)
しかし、M5のようにスクリームがメインとなる
アグレッシブメタルコアナンバーは1つしかなく
どこかしらでしっかりクリーンを入れてくるのは
やっぱり現代らしいメタルコアだなぁとも。
オーストラリア出身ってこともあり、
Polarisあたりからの影響もありそうですしね。
とはいえ、こうして枚数を重ねるたびに
メタルコア然とした雰囲気の曲も増えてきてるので
このままもっとコア化してほしい…(* ゚∀゚)
Patient Sixty-Seven『What If It Never Gets Better』
イマドキのオージー産メタルコア好きには
オススメできるバンドです。
是非ぜひ、ご一聴。
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