【Bury Tomorrow (UK) @burytomorrow Live in Japan 2024】
— Hayato Imanishi (@hayatoimanishi) April 8, 2024
9/9 2024 @ Daikanyama Unit, Tokyo
w/ Cyclamen @thiscyclamen
チケット: 8,000円
🎫: https://t.co/eJbtMXWtIU pic.twitter.com/IgRwj107wp
Bury Tomorrowがクル━━━━(゚∀゚)━━━━!!
OUTBURN 2015以来、9年ぶりの来日!
速攻でチケット取りに行ったけど、
個人的には初のRealizing Media公演にもなります。
ともあれ、9月のライブ決定一番乗り\(^o^)/
どうも、トトです。
それでは今年22枚目の新譜レビュー
今回のバンドは、ウチでレビューするのも
もう何枚目だ?
過去作レビューで1stをレビューして、
2nd抜かして、それ以降すべて取り上げているので
何気に今回で5枚目になりますね。
意外と書いてることにビックリΣ(゚∀゚ノ)ノ
そんなこんなしてる内に、気付けば
ウチでもお馴染みとなったバンドの最新作です。
While She Sleeps『SELF HELL』
01. PEACE OF MIND
02. LEAVE ME ALONE
03. RAINBOWS
04. SELF HELL
05. WILDFIRE
06. NO FEELING IS FINAL (feat. Aether)
07. DOPESICK (feat. STONE)
08. DOWN(feat. Malevolence)
09. TO THE FLOWERS
10. OUT OF THE BLUE
11. ENEMY MENTALITY
12. RADICAL HATRED / RADICAL LOVE
UKメタルコアのWhile She Sleeps
6枚目のアルバムとなる『SELF HELL』が
自主レーベルのSleeps Brothersと、
Spinefarm Recordsとの連名で
3/29にリリースされました。
昨年12月の来日も記憶に新しいですが、
Bury Tomorrowの来日発表の翌日
𝑵𝒆𝒘 𝒔𝒉𝒐𝒘 𝒂𝒏𝒏𝒐𝒖𝒏𝒄𝒆𝒅!!🎉
— SMASH-jpn (@SMASHjpn) April 9, 2024
【WHILE SHE SLEEPS】
3/29リリースのニュー・アルバム
『SELF HELL』を携え今秋来日決定!
JAPAN TOUR 2024
10/10(Thu) 渋谷 Spotify O-EAST
10/11(Fri) 名古屋 CLUB QUATTRO
10/12(Sat) 大阪 umeda TRADhttps://t.co/OEnVvxF91k
Guest : 未定… pic.twitter.com/vc79z2uIoG
1年経たずに、まさかの再来日!Σ(°ω°ノ)ノ
前回同様、もはや完全にSmashの手駒ですね←
BTほど速攻で動いてはないけど、
会場もまさかのO-EASTと
WSS単独としては過去最大のキャパの箱…
そこで見てみたいという欲で揺れております(。>д<)
まぁ、ライブに行く行かないに関わらず
今作の曲がセトリに組み込まれるのは間違いなく。
前回はその中から、先行リリースされた
タイトルトラックのみでしたからね。
全容を表した今回のアルバム、
果たしてライブ向けの曲はあるのか否か
早速、聴いていこうと思います。
PEACE OF MIND
壮大でアンセミックなコーラスから幕を開ける1曲目。
そこにラップ調のボーカルとクラップを加え、
どんどんテンションを上げていく、
僅か80秒のオープニングトラック。
LEAVE ME ALONE
まずは掻き鳴らすギターとドラムが先行し、
のっけから激走する2曲目ヾ(* ゚∀゚)ノ
サークル待ったなしの疾走感(* ゚∀゚)イィゾー
さらにここでもラップ調ボーカルを取り入れ、
タイトルを繰り返すサビもキャッチー。
反面、そのボーカルが低くダークな面がギャップに。
ズーンと落とすサウンドもその雰囲気を引き立てます。
Enter Shikariで聞くようなシンセ要素も挟み、
ヘヴィに叩き落とすブレイクダウンへと突入します。
RAINBOWS
曲頭の小さく鳴るドラムがまた軽快で、
ヘヴィサウンドで本格的なイントロでの幕開けになる3曲目。
コーラスによる良い意味での声量過多な感じも
これぞWSSって感じが良いですね。
後半はまたそこまでの展開が良く、そこから落とす
ズンズンくるブレイクダウンも(* ゚∀゚)イィゾー
そのあとにくるシアトリカルのようなピアノサウンド
これがまた個人的にはツボるポイントでした。
声量賑やかなラストサビを経て、
エレクトロ系バンドのようなシンセを鳴らしながら
ゆっくりフェードアウトしていきます。
SELF HELL
先行公開され、昨年12月のライブでもプレイされた
今作4曲目はタイトルトラック。
MVに見るようにリズミカルかつ、ダンサブル、
それでいてヘヴィなリフが映えるサウンドと
ふんだんに取り入れられているシンセ要素や、
縦ノリできるキャッチーさも備えてたりと、
改めて聴いてみると、タイトルトラックだけあって
やはり牽引力は高めなことが伺えます。
それもあり、他の曲よりも
(* ゚∀゚)イィネ!って思えちゃうな。
ブレイクダウンも良好、何気にこの中にある
(*゚▽゚ノノ゙☆ッパンパン!のクラップも好きなのよね。
当ブログの昨年のBEST MV
「ダンス」部門に選出したこのMVですが、
改めて見ても、ダンサーたちのキレっぷりが良いな。
いちばんビックリしたのは、これまでにない
おっ立てヘアスタイルになってるLozの髪型だけどなw
WILDFIRE
歌い出しと共に、おーおーコーラスで始まる5曲目。
今作の数少ない疾走感あるトラックヾ(* ゚∀゚)ノ
ライブならモッシュ、ダイブ待ったなしの上げ曲は
やっぱ聴いてて楽しいな!\(^o^)/
こういう曲が、今のWSSの真骨頂って感じするな。
シンガロングに関しても、このバンドに限って
そこはむしろ心配の種なんてことは一切ない。
疾走感に比重が置かれているのもあるのか、
ブレイクダウンはそこまで重さと破壊力はないけど
ラストはギターソロで締めます。
NO FEELING IS FINAL (feat. Aether)
ちょうど半分になる6曲目は
3分ちょいのインタールード的インスト。
エレクトロニック・アーティストのAetherを
ゲストに招いたこの曲は、不思議な感覚のする曲で
浮遊感のあるような、宇宙にいるような…
そんな感覚になる曲です。
こういう曲にゲストが参加してるのも面白いな。
そして、ここから3曲はすべてゲスト参加曲となります。
DOPESICK (feat. STONE)
続く7曲目は、UKのStoneをゲストに迎えた1曲。
イントロから高鳴るギターが耳を突く展開で、
ミドルテンポで歌もの的な雰囲気を漂わせます。
しかし、相変わらずコーラスによる声量は賑やかで
サウンド面の重さもしっかりあることから、
ガッツリ歌ものな雰囲気はそこまで感じられません。
どんな曲調であろうとも、やっぱこのコーラスによる
シンガロング感は大きな武器だなぁ。
そして、イントロで垣間見たのと同様に、
後半にもギターがいきるソロパートもある。
そうしたシンガロング感とギターによる2点が、
この曲で耳を引くところだと思います。
DOWN (feat. Malevolence)
サイレンのようなサウンドから始まる8曲目は
You're bringing me down!!
と、全力シャウトから始まるのがアツい。
冒頭のサウンドもハードコアに寄せたような感じに。
しかし、サビではWSSらしいメロディアスな展開に。
Bメロにはテンポアップする一瞬の疾走パートも。
この曲では、WSSと同郷
シェフィールド出身のメタルコアバンド
Malevolenceが参加しており、
Lozの高めなシャウトとは違う
vo/Alexがハードコア由来のタフなスクリームを響かせ
凶悪なブレイクダウンへで締める展開はgood(゚∀゚ *)
MVは1,175枚もの写真を使った、
ストップモーション的な感じになってるのが面白い。
MalevolenceのAlexもMVに出てるのも良いですね。
TO THE FLOWERS
映画か何かのサンプリングか?と思わせる
女性のモノローグから始まる9曲目。
サウンド面はギターから幕を開けます。
そうしたイントロを抜けた先で、
タイトルを歌うところからスタートします。
そしてボーカルと共に軽快なサウンドを展開。
サビはテンポも落として、ドラマ仕立てのMV通り
エモーショナルな雰囲気もひとしおに。
音の重さやコーラスによる声量の多さはそのままだけど
今作でも上位のエモーショナルさのある曲かも。
しかし、Down, down, down…と繰り返すパートは、
こっちの曲のタイトルが"DOWN"だと錯覚しちゃうな。笑
ラスト1分ほどギターが前に出つつ、
余韻のあるボーカルと共にゆっくり終幕へ。
OUT OF THE BLUE
10曲目は再び、3分間のインストトラックに。
しかし、これはds/Adamが主役のインストだと思う。
シンセやボーカルのサンプリングもあるけど、
その実、最初から最後まで存在感を示すのはドラムで
ジャンル関係なく必要な楽器だと改めて実感する。
終盤の勢いに乗るドラミングに入るとこちらも上がる。
そんなドラム好きな人は、是非ぜひ、
『Count Me In』を観てください←
ENEMY MENTALITY
11曲目も徐々にフェードインしてくるイントロから
ボーカル共々、静かな雰囲気で幕を開けます。
雰囲気は静かでも、ドラミングは軽快なリズムを刻む。
サビに入るとサウンドも重くなり、
コーラスによるシンガロング感も力強く
WSSらしいサウンドによる展開が光ります。
そこからそのままブレイクダウンに入るBメロの展開も○
しかし、前曲に続きドラムが良いな。
終盤、ドラムがどんどん強くなっていきつつの
そこから入るラストのブレイクダウンもgood(゚∀゚ *)
RADICAL HATRED / RADICAL LOVE
今作ラスト12曲目は、これまでのWSSの曲の中でも
上位にくるレベル、もしくは最もエモーショナルでは?
コーラス込みでの声量多めな感じはそのままに、
スローテンポにしっかり「歌もの」の雰囲気が強く出る。
さらにストリングスがエモーショナルさを引き立て
コーラス要素共々、大きな会場でより映えるような
雰囲気もひとしおで、ラストを任せるのにもピッタリな
エンディングトラックになっています。
以上、
While She Sleeps『SELF HELL』
でした。
初期のような激情さ、アグレッシブさがなくなり
もうだいぶ経つので今のWSSも慣れましたが
その上で、こちら的にも馴染んできた間があるのか
今作はなかなか良さげに聴けました。
ただ、1st『This Is The Six』が好きな自分にとって
やっぱ物足りなさがあるってのは事実だけども。
バンド自身は、今の音楽シーンの収益に関することや
レーベルに対することも発言してた時期があった通り
ファンとのコミュニティ「Sleeps Society」を立ち上げ
今やほぼセルフで活動してるのもあり、
自分たちのやりたいことをやってるイメージがあります。
それはもちろん作品や曲に関しても。
今作のゲスト3組に関しても、
決して有名どころからの選出ではなく、
WSSより人気や知名度に劣るゲストを選んでますしね。
とはいえ、声量過多なコーラスや
それによるシンガロング感をはじめとして
WSSらしさが消えたワケでもないってのが
バンドのバランスがよくキープできてるなとも思います。
ってところで、
自分の好きな頃の感じではなくなったけど
嫌い、もう聴かない、追わない
そんな感じにはなりきれないんだよね。笑
ってのが正直なところです。
というのを書いてる内に
O-EAST公演、申し込みもしました。
あとは当選するのを期待するばかり。
While She Sleeps『SELF HELL』
近年のWSSが好きなら
バッチリ気に入るであろう作品です。
ライブに行く人は今作のチェック、予習はmust!
是非ぜひ、ご一聴。
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