これが単発シングルで終わるのか、
次作のEP or アルバムに収録されるかは
現段階ではまだ不明ですが
前作からのリリース間隔を考えれば
単発の新曲ではなく、新譜が期待されるFuture Palace
この曲自体、かなりヘヴィ路線で良いですね。
どうも、トトです。
それでは今年21枚目の新譜レビュー
前回のSUM 41ほどでないにしても
この日リリースされた作品は
期待、待望の新譜が多くリリースされました。
今回取り上げるのもそんな作品のひとつ。

VENUES『Transience』
01. Godspeed, Goodbye
02. Haunted House
03. Braille
04. Unspoken Words
05. Bad Karma
06. Reflections
07. Radiate Me
08. Oblivion
09. Cravings
10. Coming Home
ドイツ産男女ツインボーカルポスコアのVENUES
前作から3年ぶり3枚目となるアルバム
『Transience』が、Arising Empireから
3/29にリリースされました。
デザイナーがずっと同じなのか
アートワークの雰囲気、構図が一貫してて○
ってのは前作のレビューでも言った気がする。笑
女性メインボーカルがLelaに変わった前作から
自分もこのバンドを知り、聴き始めました。
年間ランキングには惜しくも漏れたものの、
個人的にはかなりハマッたバンドとなりました。
だからこそ今作も期待していました。
そんなVENUESの最新作、
早速、聴いていこうと思います。
Godspeed, Goodbye
今作オープニングの1曲目は、
フェードインしてくるシンセから始まり、
そのままテンポ良くリズミカルなバンドサウンドで開始。
まずはLelaのクリーンから先行し、
サビ前にRobinのスクリームと共に攻めに転じます。
やはりサビではLelaクリーンに回帰。
全体的にもLelaが歌うパートが多い気がします。
しかし、サビの裏声高音気持ち良いですね(*´ω`*)
反面、Robinによる攻めパートは少なめだけど、
ラストのブレイクダウンがどヘヴィでgood(゚∀゚ *)
撮影の裏側までを映したようなMVは
バンドのイメージとスタッフのイメージとの
ギャップが面白い。
ラストのブレイクダウン前のRobinの格好なんだあれw
Haunted House
メンバーが鎖に繋がれた姿が印象的なMVの
2曲目はイントロからアップテンポに
頭っから攻めのサウンドとRobinのスクリームで
上がるーヾ(* ゚∀゚)ノ
サビはもちろんLelaのクリーンが前にきます。
前曲から変わり、アッパートラックなので上がりますね。
要所にブレイクダウンも入れていて、
ストレートなポスコア感のサウンドが良いです。
ラストサビ前は、RobinとLelaが交互に歌いつつ、
どんどん高くなるLelaクリーンが圧巻です。
から落とすブレイクダウンもわかってるぅー(* ゚∀゚)
Braille
ヘヴィサウンドとスクリームから始まる、
コア感スタートを切る3曲目。
ミドルテンポな為、サウンドの重さはもちろん
Lelaのクリーンにもグッと際立ちますね。
シンフォニックなコーラスが聞こえたと思ったら
レトロゲーム風の爆発SEのようなサウンドから
高速バスドラによるブレイクダウンに上がるー(* ゚∀゚)
アウトロの雰囲気も自分好み。
Unspoken Words
4曲目は、ゆっくりメロディアスにクリーンで幕開け。
その冒頭の雰囲気通りに、
Lelaのクリーンメインのミドルバラード曲に。
と思いきや、サビの後半で少しテンポアップし、
BメロはRobinのスクリームでコア感スタート。
さらには、攻めのスクリームから
プログレ系みたいなブレイクダウンがまた(* ゚∀゚)イィネ
Bad Karma
ヘヴィなギターイントロから始まる5曲目。
まずはエコー増し増しなクリーンが響く中、
Robinはバッキングでスクリームを展開します。
ここでもLelaのクリーンがメインであり、
Robinのスクリームは終始バッキングの立ち位置に。
しかし、Robinがしっかり前に出てくる
ブレイクダウンを忘れてないのはさすがです。
Reflections
フェードインしてくるギターと、
ヘヴィに鳴らすギターで開始する6曲目。
ここでもまずはLelaによるクリーンが先行します。
少しずつテンポアップしていき、
サビ前にスクリームと共に攻めに転じます。
Bメロ開始もまずはアグレッシブパートから。
ラストサビはツインボーカルスタイルで
アップテンポにクリーンとスクリームを同時展開、
最後に上げて締める展開はgood(゚∀゚ *)ですね。
Radiate Me
イントロから攻める勢いあるサウンドで始まる7曲目。
ここではまずLelaのクリーンがバッキングで、
Robinのスクリームと共にギアを上げていきます。
さらに速度を上げて短い疾走サウンドもヾ(* ゚∀゚)ノ
サビはテンポを落としてLelaが前に出る。
後半、掻き鳴らすギターから落とす
ブレイクダウンが(* ゚∀゚)イィゾー
細かく刻むようなエフェクトかけるスクリームも○
熱量を感じるライブビデオMVも良いですね。
Oblivion
イヤホンで聴いてると右に左に鳴るギターから始まり
イントロからアップテンポに幕を開ける8曲目。
その勢いのままサークルが捗りそうな疾走感にヾ(* ゚∀゚)ノ
サビはLelaがメロディアスに歌い上げる。
Bメロも同様の展開を見せ、
後半にはもちろんブレイクダウンも忘れずに。
ラストサビはAメロBメロと違い、
テンポアップする展開なのも上がります(* ゚∀゚)
MVも昨今流行りのAIを使用していて、
それとCG、グイッとパンするカメラワークと
視覚的に見てて面白い映像になってるのもgood(゚∀゚ *)
Cravings
9曲目はゆったり系かと思いきや
バスドラ爆速連打のスタートでクソ上がる(* ゚∀゚)
そのままRobinのスクリームと共に攻めるよ!
サビはやはりLelaがきっちり歌い上げ、
Bメロスタートも爆速スタート!
ヘヴィでアグレッシブな展開に上がりますヾ(* ゚∀゚)ノ
後半はギターソロからのアグレッシブパートに入り、
ゆっくりクラップを煽られそうなリズムからラストサビへ。
最後にハイトーンを見せてくれるLelaもgood(゚∀゚ *)
このM7~9の流れが今作でいちばん好きだな。
ドラマパートはカラーに、演奏シーンはモノクロに
という画的な対比が映えるMVも○
Coming Home
今作最長5分を超えるラスト10曲目は
ピアノの弾き語りでしっとりとした幕開けに。
曲調はゆったり、スローな展開でも、
ダイナミックなボーカルを見せるLelaにより
壮大な雰囲気も感じられます。
それこそ大会場で歌うようなエコー感も。
BメロサビはRobinも同時に歌い、
男女ツインボーカル感もひとしお。
ストリングスも取り入れ、オケ感も演出したことで
壮大さにはより磨きがかかったような展開に。
アウトロは1分ほど時間をかけて、
ピアノと共にゆっくり締めていきます。
以上、
VENUES『Transience』
でした。
前作に続き、
良質ポスコアを聴かせてくれて何より。
しかし、今作の方が
Lelaのボーカルに焦点を当てているような
より引き立たせるような感じがしました。
アップテンポに攻める曲よりも
スロー~ミドルテンポな曲調で
割とLelaパートが多い曲だったり。
で、それの最終型がラストのM10だったり
なんてことを考えれば
Lelaのボーカルに注力してるのでは?
なんて想像もしっくりくるような気がします。
って感じで
多少、物足りなさはあるけど
それでもまだまだ良質ポスコア
VENUES『Transience』
女性ボーカルによるクリーンがあるポスコア好きは
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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