微妙なモデリングなら適当に作るけど
そのへんが問題なきゃ時間かけちゃうな。
ブラボはクソ適当に作ったけど
仁王2とかウォーロン、Cyberpunkなんかは
色々悩んでイジって作ったもんな。
言うてそんなに腕はないから
大層なものは作れないけど。笑
どうも、トトです。
前回、最新の『サイレントヒル』を終えて
続く新作ゲームに手を出しました。
今作と同日発売の作品もあったんですが、
もう片方は、発売日トレーラーに騙されたので(゚д゚)、ペッ
しっかり発売日通りにリリースしてくれた
こちらから始めることにしました。
Pacific Drive
『Pacific Drive』は、ランベースの一人称視点ドライビングサバイバルゲームだ。車だけを相棒に、奇妙な出来事にあふれた太平洋岸北西部の超現実的な世界を探索しよう。
この新機軸の「ロードライト」ゲームでは、廃墟のガレージを拠点に車をレストアしてアップグレードしながら未知の荒野に足を踏み入れるたび、独自の奇妙なチャレンジが待っている。
1台の車を頼りに、オリンピック立入禁止区域の中心を目指しながら、長い時間に埋もれていた謎を解き明かせ。
USのIronwood Studios開発による
車1つで生き残りを懸けた
ドライビングサバイバルゲーム
Pacific Drive
を、PS5でプレイしました。
2/22のリリースから、のんびり約ひと月
プレイタイム約40時間をかけて
クリアしてエンディングを迎えました。
その40時間分の感想を
つらつら語っていこうと思います。
普段、一人称ゲームはあまりやりませんが
そもそもFPSゲーをやらないってだけで
視点が一人称なだけならそこそこ。
それに、
Cyberpunk 2077を320時間以上プレイしたこと
さらにはその中で、
車の運転もずっと一人称視点でやっていたのもあって
一人称ドライブゲームならやったろやないかいヾ(* ゚∀゚)ノ
ってとこも、気持ちを後押ししました。
よって、初報トレーラーを見たときから
車でのホラゲーか?(* ゚∀゚)
なんて思って楽しみにしていました。
実際はサバイバルの方に特化していて
ホラー…の部分もなくはないけど
ガッツリ!ホラーテイストではないのは確か。
でも、世界観構築はなかなか良い。

思えば、タイトル画面・ロード画面も
雰囲気たっぷりでとても良い。


ゲームの内容としては単純明快
ローンチトレーラーと
こちらのプレイ動画の通りです。
まず拠点からルートマップを開き、
どこへ行くかのルート決めをし、いざ出発。
やっぱこういう地図は埋めたくなる人なので…
メインだけ追ってれば40時間もかからなかったでしょう。
たぶん半分の20時間くらいでいけたんでは?
でも、寄り道寄り道で
地図に描かれたルートを全解放したかったので…笑
話を戻して、
行きたいエリアにカーソルを合わせれば
そのエリアが今どんな状況かが表示されます。

それを見ながら
ここは行けそう、ここは今行くのやめようかな…
なんて考えながら目的地を選びます。
もちろん拠点に近いほど安全性は高めであり、
素材も汎用性の高いものが多い。
逆に離れれば離れるだけ、障害も増大し、
そこでしか取れない素材なんかも増えていきます。
そういう素材で作れるものがまた
強力だったりするのも常です。
なので、こうしたサバイバルものって
やっぱ最初がツラいんですよねー( ノД`)
取れる素材も、それによる作れるパーツも、
ビギナーってところからスタートするので
わかっちゃいても最初はツラい。

しかし、物語が進んでいくにつれて、
新たなエリアが解放されていくにつれて、
徐々に素材も上質なものが入手できるようになり、
より良いものが作れるようになっていく…
っていう過程を踏んでいくと
みるみる面白くなっていきます(* ゚∀゚)
あとはもう車を強化!改造!
襲いかかってくる脅威や自然災害に負けない
ぼくのかんがえたさいきょうのくるま
を作っていきます。

到着した場所ごとにエリアが区切られているので
そのエリア毎に探索をしながら進めていく。
ストーリーには「ロードライク」とあるように、
訪れる度にマップは変化します。
車をメインとしたローグライクってことで
「ロードライク」とはなかなか面白い。
各エリアで注意しなきゃいけないのは
自然災害系と未知の生物による脅威
自然系は濃霧、強力な放射線、酸性豪雨など
運転中の視界や車自体に被害を及ぼすもの。
未知の生物は、作中では「アノマリー」と呼ばれ
いろんなタイプがいます。

車を引っ張るヤツ、車の電気系統に異常を来すヤツ、
酸をぶちまけるヤツ、タイヤをパンクさせるヤツ…etc
と、多岐に渡ります。
大半のヤツには近付かないが吉、
向こうから近寄ってくるヤツには
LIMパルスエミッターで吹っ飛ばすとか、
諸々と対処は可能です。
本作では車がそのまま生命線に直結するので
改造、強化は必須なワケです。
あと最初はバグかと思ったことが…
車が頻繁にダメージ受けると起きるのか
特定のアクションを起こすと
ドアが勝手に開いたり、
ライトが勝手に点いたり消えたり。
コレ、何かと思ったら車の「故障」であり、
拠点にある修理ステーションで直せるんですよね。

ただ、原因をちゃんと特定できないと
一度に診断できる回数が限られているので
次のドライブにもその不具合のまま出発することに…
大して影響のない故障ならいいですが、
自分がよくなってた「勝手にドア開く」系は
ホンッッットにウザくて!
マジでイライラさせられました(# ゚皿゚)凸

そうしたエリアの状態やアノマリーは
メニューの「ログブック」に記録されていきます。
アノマリーはこちらでスキャンするのが必須なので
近付かないといけないので注意。
てか、ログブック自体が
チュートリアル的な内容も兼ねているので
最初でも、やりながらでも、
困ったときに開けば解決の糸口は見つかるかも。
てか、やはり和ゲーほど
懇切丁寧に説明はしてくれないので、
自分から情報を掴みにいかないと
何もできないままやられて終わることになりそう…
実際、自分も最初の1回はワケもわからず死にましたw

そうして自然災害やアノマリーにより車が大破
or
ドライバーである自身のライフがゼロになると
自動で拠点まで戻されます。
デスペナルティはもちろん車のパーツ破損
何ならそこまで道中で集めた素材やなんかもロスト
割と被害は甚大です。

そうならない為に、各エリアにある
マップ上で黄色いマーカーで示される
安定したアンカー
不安定なアンカー
破損したエネルギー
を拾い、助手席のARC装置に取り込ませておいて
拠点に戻る為のワープゲートを開けるエネルギーを
溜めておくのが吉。

この集めたエネルギーは
拠点のアップデートや、車の新たな素材開発に
必要不可欠なものなので、
素材同様、なるべくたくさん集めた上で、
ちゃんと帰還することが重要となります。

とはいえ、ドライブゲーではあるので
車に対する拘りはなかなかのものです。
取り付けられるパーツも
ライト×2
バンパー×2(前後)
パネル×5(ボンネット、左右フロント、左右リア)
ドア×5(左右フロント、左右リア、バック)
タイヤ×4(左右フロント、左右リア)
エンジン
バッテリー
動かすのに必要最低限だけでもこれだけある。
さらにサイドラックを最大4、ルーフラックを2、
後部座席をストレージにしたり予備燃料にしたり
カスタム要素も豊富です。
さらには、車体の色を変えたり、特定の柄にしたり
車内もシフトレバーやハンドルを変えたり、
バックミラーにオーナメントをぶら下げたりと
自分好みに変えられます。

車の中や拠点では、ラジオを流して
BGMを聴きながら運転したり、拠点で準備したり。
このへんの曲が良かったなぁ。

こうして作中で用意してくれた曲も良かったけど
バックグラウンドでSpotifyを使い
自分の好きな曲流しながら、なんてこともできるので
こういうとこもドライブゲーとしては良かったですね。
一応、車だけでなく
ドライバー自身も諸々の耐性は付けられるんですが
ドライバーの装備はレア素材が必要なのが多く、
さすがにちょっとフルチューンは厳しい…
あとは、あらすじの通り
一応のストーリーはあるんですが、
車を改造しつつ、適当にメインを追っていけば
話の内容がわからなくても終わりは迎えられます←
いや、この作品ねぇ…
字幕が上に出るんですよね。

字幕が上に出る作品ってやったことあったかな…
ってくらいには読みづらい
てか、上字幕がここまで視界に入りにくいとは思わなかった。
まして、音声は英語なのでね。
運転中に視界を上に向けるなんて危なくてしょうがない。
現実世界でももちろんですが、
これがゲームの上でもそうなんだから困りもの。
いや、それほどにドライブシミュとしては
優秀なゲームでもあるっていう裏返しにもなるけども。
最初の頃はマジで全然内容が入ってこなくて
途中から通信が入る際は、ちゃんとパーキングに入れて
止まって聞くようにしましたもん。笑
こちらの主人公は物言わぬ聞き専キャラですが
通信で話すメインキャラ3人の他に、
カーステレオから流れる謎の声…(これは少しホラーっぽい)
あとは収集要素にもなってる書類や日記、音声記録等。
このへんをちゃんとチェックしていけば、
どういった世界観なのかはわかるかもしれない。
メインストーリーの通信記録も残るので、
やはりログブックの確認は必要です。

エンディングを迎えたあとは
結局、この地域に留まることにはなるので
あとは好きなだけ探索をしてください状態。
まだ未開のルートを開通させたり、
拠点をフルチューンしたり、
車のパーツ全解放を目指したり、
といった具合に、エンドレスドライブできます。
というところまで記事を書いた時点で
プレイタイムは約50時間に延び、
トロフィー取得率は35/50で69%となりました。
まさかこういったインディーゲームで
プレイタイム50時間超えるとは思わなかった。
でも、それほどに楽しめたという証でもあります。
次の新作が迫っていなければ、
今もなおプレイしていたかもしれません。
PACIFIC DRIVEの感想でした。
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