よくポップパンクの来日ないですか?と聞かれますが予定してません。IGから新しいアルバムをリリースしたナックルパックは何度かスケジュールが合わずに流れたので、いずれ予定が合えばやりたいと思ってますが、NERDSや通販でもポップパンクのレコードはあまり売れないので需要がない気もしてますね 。
— ICE GRILL$ (@icegrillsjp) February 20, 2024
今、国内で唯一POP PUNK来日を請け負ってる
IGにこう言われちゃもうダメかもしれんね(´・ω・`)
思ったより盛り上がってますが、すべてがすべてCDやレコードが売れない=来日できないってわけでもないと思いますが、IGではIGでリリースしてるバンドは別として、それ以外のバンドはSNSでの話題性やレコードの販売実績は多少参考にしてるとこはありますね。… https://t.co/kYQpG32XOj
— ICE GRILL$ (@icegrillsjp) February 20, 2024
続けてこういうことも言われてますが。
自分もいさみさんのインタビューで言いましたが
POP PUNK呼んでも客来ねーしなぁ…(。-ω-)-3
マジでパンスプのNeck Deepがどれだけ盛り上がるか
ってけっこう重要な気がします。
この世代のPOP PUNKがパンスプ出るのって
自分の記憶が確かなら恐らく初だと思うので。
あとはもう、これもインタビューで言ったけど
レーベルとか呼び屋じゃなくて、
バンドが呼んでくれれば…っていうね。
どうも、トトです。
そんな悲しい状況は置いといて。
今年9枚目の新譜レビュー
先日のライブが良かったことで
めちゃくちゃ良いタイミングでリリースされていた
このバンドのデビューアルバムを取り上げます。

Bloom『Maybe In Another Life』
01. An Entry
02. Maybe In Another Life
03. Siren Song
04. Bound to Your Whispers
05. Carve Yourself Into My Lungs
06. You & I
07. Fragments of a Dream
08. Laughing Stock
09. An Exit
10. Through the Threshold, Beyong the Bend
6年ぶりの来日と共に、初来日となった
オーストラリアのメロディックハードコアBloom
デビューアルバムの『Maybe In Another Life』が
Pure Noise Recordsから2/16にリリースされました。
来日することは前情報として知っていたけど
新譜を聴いてなくてゴメンよBloom(。>д<)
という贖罪の意味も込め、
こうして彼らの新譜を聴き、記事にした次第。
それでは早速、書き綴っていこうと思います。
An Entry
静かにゆっくり淡々とギターが鳴る中
クリーンで静かな幕を開ける1曲目。
まさにゆっくり幕が上がっていくような始まりの
66秒のショートトラック。
Maybe In Another Life
上がりきったところで、力強いサウンドに始まり
叫ぶボーカルと共に疾走サウンドを展開する
2曲目のタイトルトラック。
この激しい疾走感(* ゚∀゚)イィゾー
サビはテンポを落としクリーンが前に出て、
シャウトはバッキング的なポジションに。
Bメロは再びアップテンポに勢いに乗ります。
サビ前のブレイクダウンでは、
さらに低音のスクリームでよりコア感を発揮。
フラグをしっかり立てて落とす後半のブレイクダウンは
短いながらもヘヴィにコア感MAXで○
そこからラストサビへ入り、クリーンのあと
最後にガッツリ叫んで終わります。
Siren Song
前曲から間髪入れずにスタートする3曲目は
ヘヴィなギターをイントロに、
こちらも初っぱなから疾走パートへヾ(* ゚∀゚)ノ
ここでもサビはクリーンで歌メロが映える展開に。
しかしアップテンポなサウンドはそのままに
その勢いのままBメロへなだれ込んでいき、
そして走ぃーるヾ(* ゚∀゚)ノ
ボーカルもシャウトメインで攻めまくる。
Bメロサビのあとブレイクダウンで落として締めます。
Bound to Your Whispers
4曲目も終始、攻め感は一貫していて
聴いてるこちらも頭振りたくなる。
そしてクリーンと共に疾走サウンドへと突入し、
サビはそのままクリーンで
テンポ感はアップテンポに展開するので○
下がるポイントがない攻め感がとても良い。
終盤のブレイクダウンも攻めっ放しでgood(゚∀゚ *)
Carve Yourself Into My Lungs
変わって静かな始まりとなる5曲目。
しかし、ボーカルはシャウトから始まり
クリーンと交互に展開していきます。
叙情的でエモーショナルな中で叫んでると
スクリーモ的ポスト・ハードコア感増し増し。
自分はそうでもないけど、日本では好きな人多そう。
You & I
掻き鳴らすギターがフェードインして始まる6曲目。
前曲に続き、エモーショナルトラック2連チャン。
まぁ、エモーショナルなのはタイトルからして、ね。
しかし、こちらはシャウト少なめのクリーン多め。
少しテンポアップするBメロの展開、
ラストサビ前のコーラスパートは良いですね。
確か自分がYouTubeで最初に聴いたのが
この曲と前曲の2つで、レポに書いた通り
だからイマイチ感あったんだよな。笑
Fragments of a Dream
エモーショナルトラック3連チャンとなる7曲目。
こうなってくるとメロディックハードコアってより
スクリーモ系ポスコアって印象になっちゃうな。笑
そんなこの曲も、クリーンがメインを占める。
終盤はガッツリ力強いバンドサウンドをバックに
シャウトで叫び倒したあとのアウトロは
クリーンによる弾き語りのような雰囲気で締めます。
Laughing Stock
3曲も落としたんだから上げないとな!ヾ(* ゚∀゚)ノ
って感じで、イントロから勢いあるサウンドで
シャウトと共に疾走パートへと突入する8曲目。
そこからブレイクダウンで落としつつシャウトは止まず
さらにダウンテンポになるブレイクダウンで締める。
4'30"を超える曲のあとに、70秒で走り抜ける疾走感が
最高だっ!ヾ(* ゚∀゚)ノ
An Exit
入ったら出る
と、1曲目とは対になったようなタイトルの9曲目。
こちらもアッパートラックで熱量があるのは変わらず。
ズンズン刻むリフから、疾走パートへ切り替わり、
その勢いのままアップテンポに展開していくのも(* ゚∀゚)スキー
ボーカルもシャウトメインで攻めまくります。
後半、テンポを落としたところでクリーンもきますが
その後すぐにアグレッシブなパートへと切り替わり、
ラストはブレイクダウンで落として終わります。
音楽性、映像共々、
アツいライブシーンが垣間見えるこのMVを
先に見ておけばなー!(。>д<)
Through the Threshold, Beyong the Bend
ラスト10曲目も早々に疾走パートで走り出すヾ(* ゚∀゚)ノ
サビでもアップテンポなままクリーンに。
Bメロはバッキングもアツいシャウトパート、
そしてやはりサビは単純に自分好みで(* ゚∀゚)カコイィ!!
Bメロ終わりで、転調して落ち着いた静穏パートに。
そこからドラムが徐々に上げていく雰囲気も良い。
再び叙情的かつ激情的なサウンドの中、
捲し立てるように叫んでいくエモーショナル展開。
そして、アウトロはピアノサウンドでしっとり締めます。
以上、
Bloom『Maybe In Another Life』
でした。
久々にライブキッカケで新譜を聴いたバンドですが
中盤のエモーショナル曲3連チャン以外は
真っ当にメロディックハードコアしてて
とても(* ゚∀゚)イィネ!
まぁ、そもそもライブで良いなって思ったのも
そうしたアツいサウンドと疾走感あったからこそですしね。
そっち系の曲に関しては文句なしでした。
今回の来日を機に、
バンドも日本に良い印象を抱いてくれたら
所属レーベル、バンドの音楽性的にも
ICE GRILL$とかBLOOD AXEあたりで
2度目の来日はありそうな気もしますね。
いや、まぁ呼んでくれるんだったら
次もY금NEON Entertainmentで構わないんですけど。笑
来日経路はいくつあっても良い!
その分だけ、来日する確率だって上がるでしょうしね。
そんなこんなで、ライブが良くて
タイミング良くリリースされていた新譜を取り上げた
Bloom『Maybe In Another Life』
自分と同じく、今回の来日で知った人はもちろん
それ以外の人も
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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