近年、新曲をちょこちょこリリースしてきた
オーストラリアのAwaken I Amの最新曲
これまた良さげで何より。
ってことは、そろそろEPなりアルバムなりくるかな(* ゚∀゚)
続報に期待したいですね。
どうも、トトです。
それでは今年6枚目の新譜レビュー
この金曜を迎え、一気に4枚の新譜がきて
おっと…と、まだ"さわり"ながらも
今年最初のやや焦り感があったものの
その中からの1枚を。
今回のバンドは、3年前も同時期にリリースしていて
初めて聴いた彼らの作品にどハマりしました。
昨年あたりから先行曲を出しつつ、
遂に待望の最新作がリリースされました。
If I Were Youに次ぐ、今年のポスコアの期待枠!
Normandie『Dopamine』
01. Overdrive
02. Serotonin
03. Flowers For The Grave
04. Blood In The Water
05. Ritual
06. Butterflies
07. Colorblind
08. Hourglass (feat. Dani Winter-Bates)
09. Sorry
10. All In My Head
11. Glue
スウェーデンの良メロポスコアNormandie
3年ぶり4枚目のアルバムとなる『Dopamine』が
ロンドンのEasy Life Recordsから
2/9にリリースされました。
待ってた\(^o^)/
と、声を大にして言えるバンドの最新作。
先行曲が3~4曲ありましたが、
リリース当日に、残りの曲すべてのLyric Video出して
まさかの全曲Videoありにするとは…
リンク貼んの面倒くせぇだろうが!w
ってことで、↑のトラックリストにはリンクを貼らず
↓にすべて埋め込みました。
全曲Videoの奇行はさておきw、
前作でハマり、1stも過去作レビューを書いたバンド
その最新作を早速、聴いていこうと思います。
Overdrive
ヾ(* ゚3゚)ノ Woooooh!!
と、初っぱなから裏声ちっくなコーラスから
幕を開ける今作のオープニングトラック。
そこから一旦テンションを落とし、
vo/Philipの素敵ボーカルと共に静かに進んでいく。
徐々にとテンポアップしていくEDMノリから入るサビは
そのまま縦ノリできるようなキャッチーなサウンドに。
ヾ(* ゚3゚)ノ Woooooh!!
と、一緒に叫びながら盛り上がれるような感じは
ライブ向けでもあります。
Bメロでは一転して、サビ前にはPhilipも少し叫ぶ
アグレッシブなサウンドになるのがまたgood(゚∀゚ *)です。
Serotonin
掻き鳴らすギターと共に
I need bloooood!!
と、叫ぶPhilipのボーカルで始まる2曲目。
しかし、こちらは最初は落ち着いた雰囲気で進み
再び同じワードを叫び入るサビでも
このバンドらしいサウンドが展開します。
後半には、この曲調だからこそ
カルト的な集団コーラスにも聞こえる
声量多めのコーラスが耳を引きます。
Flowers For The Grave
冒頭の展開がニューメタルっぽさを感じせる3曲目。
ニューメタルというか、このシンセの雰囲気と
ミドルテンポな感じがマジでLinkin Parkっぽい。
ここでも最初のボーカルパートは少し静穏に、
シンセを加えて徐々にサウンドにも肉付けをしていき、
サビはコーラスと共に声量多めに展開します。
そういった展開はNormandieらしさがあり、
しかし曲調にはLinkin Parkを感じることで、
Normandie × Linkin Parkなハイブリッド感がgood(゚∀゚ *)
Blood In The Water
4曲目は、しっかりNormandieらしさ全開の曲に。
前作を聴いてると、そのイメージ通りというか
今のNormandieらしさのある曲だなぁって感じ。
始まり方から冒頭の流れとかはまさに。
前曲のような声量多めなコーラスではないけど、
Wooh ooh!! So are you!!
の、サビで最も上がるフレーズの部分は、
こちらもシンガロングしたくなりますね。
Ritual
5曲目は今作の先行曲の中で最もハマッた曲です。
アルバムが出るまで、シングルとして聴き、
MVを見て聴きと、リリース前からかなり聴いてました。
最初はアカペラ的というか、ギターでの弾き語り的というか
静かな雰囲気の中で歌うPhilipのボーカルに耳を奪われ
Bメロからはドラムが加わりバンド感を出しつつ、
冒頭から静かに鳴っていたストリングスも
Bメロのサビで本格的に前に出てきます。
終盤はそこにコーラスも加わり、
オケverでライブしてもめっちゃ映えそう雰囲気抜群。
残ったストリングスをバックにPhilipが歌い、
アウトロはそのままストリングスで締める。
回数はわからないけど、今作の中でも既にこの曲だけ
かなりリピートしています(*´ω`*)笑
Butterflies
続く6曲目も先行曲。
静かな雰囲気の中、Philipのボーカルから始まります。
タイトル通りに蝶々が舞うようなリズム感から、
イントロを抜けたボーカルは少しR&B調?か
それこそリズムに乗るような雰囲気がgood( ´∀` )
曲調としては少し暗めではあるけど、
ボーカルをはじめ、リズム感に長ける感じは○です。
Colorblind
反面、冒頭から軽快なテンポで始まる7曲目。
ボーカルが入ってもその軽快さは保ちつつ、
サビに入るとPhilipのボーカルもさらにテンション↑↑
そうしたシャウト気味なハードなボーカルも
ちゃんたした布石となっているのか、
後半にはヘヴィなベースが響くブレイクダウンも。
やはりこのアップテンポな曲調は
前曲よりも遥かに耳馴染みが良いのも良いですね。
Hourglass (feat. Dani Winter-Bates)
冒頭から、どこか陰鬱な雰囲気で始まる8曲目は
今作唯一の5分超えトラックで、今作最長。
ドラムが淡々としたリズムを刻みつつ、
Philipのボーカルもテンション低めに進んでいきます。
サビでコーラス的なシンセも加わり、
テンポ感とテンションも少し上向きますが
ダークエモ的な雰囲気はそのままです。
しかし、ここではBury TomorrowのDanielが参加し
彼の出番はBメロサビが終わった後半
Normandieのサウンドにコア感を加えるが如く、
Philipにはないスクリームを繰り出しています。
Danielが叫び倒しながらブレイクダウンへ突入。
先行で聴いた時も意外な人選で驚きましたΣ(°ω°ノ)ノ
Sorry
アンビエントな雰囲気の中、
ギターと共に軽快に歌うボーカルで始まる9曲目。
その後も続く軽快なテンポ感が心地良く、
この曲も試聴1周目からハマりました(* ゚∀゚)
昨今のEmarosaにもう少しバンド感足した感じ?
そうしてEmarosaに通じるとこがあるからこそ
個人的にも気に入ったのかもしれない。
終盤はコーラスによるシンガロング感もgood(゚∀゚ *)
All In My Head
ド頭からシンセを含めたヘヴィなサウンドと
クリーンなコーラスから始まる10曲目。
この曲もそこそこアップテンポで耳馴染みは良いけど
反面、ヘヴィでノイジーなサウンドがギャップを生む。
しかし、そのヘヴィさが良い感じのグルーヴ感を生み
タイトルを繰り返すコーラスがキャッチーでもある。
そうして聴きやすくしてるのもNormandieならではか。
Glue
浮遊感あるサウンドに、少しノイズが混じるような
そんな雰囲気で始まるラスト11曲目。
しかしその実、オルタナ/インディーポップ的でもあり
POP ROCK的でもある軽快なテンポが○
こういうのはNormandieのサウンドには新鮮!(* ゚∀゚)
ちょっと取っつきにくさのあったM6、M8あたりと比べ
耳触りの良い抜群のキャッチーさに加え、
後半から終盤にかけて多幸感ある賑やかコーラスもヾ(* ゚∀゚)ノ
こうした上げ曲で締めるのは気分良く終われて良いですね。
以上、
Normandie『Dopamine』
でした。
やっぱえぇわぁ…(*´ω`*)
やっぱNormandie好っきやわぁ(*´ω`*)
全曲Videoを出したことで、
どれが押し曲、リード曲みたいのが
わかりにくくなったのは欠点だと思うけど、
少なくとも先行で出てた曲はその気があると思うので
その中でもやっぱりRitual…(* ゚∀゚)
個人的には今作の中でもダントツでしたねRitual
ただ、そのRitualを境として
前半はちと弱いというか何というか。
後半は起伏がある感じというか何というか。
個人的な好きな曲がどこにあったかに依るんだけど。笑
とはいえ、やはり全体通して良盤だし
大きく音楽性を変化してこなかったのも○
3年前はCaskets、Holding Absenceと共に
ポスコア部門で三つ巴の熾烈な争いを繰り広げましたが
その2バンドの最新作は昨年でしたからね!
今年は遂にNormandieがいくか?!(* ゚∀゚)
と、期待値通りに良盤だったのは良かったです。
そのCasketsとHolding Absenceが好きな人
どっちかと言えば、Casketsの方が好きな人には
大いにオススメできるスウェーデンのバンド
Normandie『Dopamine』
昨今のモダンロック系ポスコアの中でも
グッドメロディバンド好きには太鼓判押せます。
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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参加ゲストのバンド
コメント
コメント一覧 (2)
Caskets好きにオススメなのは間違いないですね、NormandieのPhilip StrandはCasketsの一部の曲の制作に関与していますから。昨年の2ndは詳しく知らないですが、少なくとも1stのLost In EchoesとDrowned In Emotionには関わっています。Sorryの"You Better Leave Me No Hope"なんてすぐLost In Echoesのサビの最後の"Woo…"が思い浮かびました。
トト (toto_not_ba
nd)
がしました
コメントありがとうございます。
1月2月は音楽・映画・ゲームと、ほぼ交互に更新してますからね。笑
>> NormandieのPhilip StrandはCasketsの一部の曲の制作に関与しています
へぇ、そうなんですね。それは知らなかったです。
自分もコーラス系は好きですが、今作では"Ritual"、"Sorry"、"Glue"の3曲がトップ3でした。
トト (toto_not_ba
nd)
がしました