中野サンプラザ跡地にキャパ7000人多目的ホール建設、都市再開発計画の詳細発表https://t.co/uf2497kme9#中野サンプラザ
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) November 16, 2023
スガシカオも「こんな大箱いらん…」と言っていたこの件
それには自分も同意だなぁ(。-ω-)-3
いつぞやのライブレポに書いたけど、
AXとかBLITZとか、1,000 - 2,000規模の箱が
軒並みなくなってんだから、
その規模の新しい箱作れよ…
何で大小両極でことが進むんだよ阿呆か。
そもそも2,000ちょいだった中野サンプラザの跡地に
3倍以上の7,000規模の箱ってのが馬鹿っぽい。
そんなん作るんだったら、"合計"7,000になるような
O-Groupみたいな複数の箱にすりゃいいのにな。
サーキット系イベントだってやりやすくなるし。
どうも、トトです。
それでは今年105枚目の新譜レビュー
遅ばせながら前作からレビューをし、
今年来日したバンドの最新アルバムになります。
既にリリース前から先行シングルもあり、
今作リリースを楽しみにしてました(* ゚∀゚)
そんな今回取り上げる作品はこちら。

Broadside『Hotel Bleu』
01. Stranger
02. Dazed & Confused
03. Don't Lose Faith
04. Cruel (feat. Brian Butcher)
05. Bang (feat. Joshua Roberts)
06. How To Love, How To Lie
07. Lucid (feat. Devin Papadol)
08. Feel Love
09. One Last Time
10. What Have I Done?
11. Bleu
US産POP PUNKバンドのBroadside
4枚目となるアルバム『Hotel Bleu』が
SharpTone Recordsから11/10にリリースされました。
セトリの曲数不足による不完全燃焼な初来日から
もう半年経つんだなぁ。
ホント、時が経つのなんてあっという間よ。
そんなBroadside
前作から既に初期のアツイPOP PUNKからは変わり
シンセ要素とありのエモメロ系POP PUNKになり
さらに今作に収録された先行曲では
シンセ要素が増し、よりポップになった印象に。
それが果たしてアルバムとしてはどうなっているのか
早速、聴いていこうと思います。
Stranger
先行シングルの雰囲気からも予想に難しくない
シンセ全開で始まる今作のオープニングトラック。
縦ノリ系のPOP ROCK/POP PUNKの様相を見せる
非常に上向きサウンドなポップソングに。
Bメロは疾走感を伴うテンポアップしたパートあり
一瞬のPOP PUNK感にはやはり上がる(* ゚∀゚)
コーラスと共に声量賑やかなブレイクパートgood(゚∀゚ *)
そこからコーラスは継続してラストサビへ入ります。
ラスト、タイトルを繰り返すアウトロの部分も
盛大なコーラスが耳を突いてきます。
Dazed & Confused
始まりはThe Summer Set感のある2曲目。
こちらも冒頭からコーラス盛り盛りであり、
こういう盛大コーラスはSet It Offっぽくて良いなぁ。
軽快なテンポにリズム感で進んでいき
シンセももちろん、それに付随する上向きサウンドの
POP ROCKソングの感じは前曲同様です。
シンセパートのあとのクラップパート
ヾ(* ≧∀≦)ノ that's alright!!
とシンガロングしたあとのラストサビもキャッチー。
アウトロもコーラス盛り盛りで上がる幕引きです。
Don't Lose Faith
浮遊感のあるサウンドの中、
初っぱなからタイトル連呼して歌う3曲目。
前2曲のポジティブさは影に潜み
少し陰性に、オルタナポップ感を引き出します。
OliverのボーカルにはR&Bも感じることができ
サウンドと相まって
近年のEmarosaとの相性が良さそうにも思えます。
Bメロサビ後のギターの感じが好きだなぁ(* ゚∀゚)
そこでコーラスと共に歌うシンガロング感も◎
Cruel (feat. Brian Butcher)
4曲目は、今年3月に先行シングルとして公開され
POP PUNK感はなく、オルタナポップ感のが強く
そのテイストの違いに驚いたもんです。
しかし、ライブの予習で聴いてたのもあって
今となってはかなり耳馴染み良いです。
This world is cruel, cruel, cruel, cruel, cruel~♪
と、サビでタイトル繰り返すとこがまたキャッチーで
聴いてるこちらも歌いたくなるんだよな( ´∀` )b
BメロからThe Home TeamのBrianも加わり、
Oliverとは声質の違うボーカルも楽しめます。
ラストサビは、少しテンポアップして
一瞬POP PUNKの顔を覗かせる数秒がまた
個人的にツボだったりします。
これ単体で聴いたときは、また路線変えてきたなー
なんて思ったけど
アルバムに入ってると驚くほど馴染みますね。
やっぱ今作を見越しての先行シングルだと納得します。
Bang (feat. Joshua Roberts)
浮遊感のあるサウンドとコーラス?と共に始まる5曲目。
テンポ感もそこそこにOliverも歌い出します。
冒頭は割と落ち着いた雰囲気のスタートですが
ヾ(* ≧∀≦)ノ bang bang bang!!
と、シンガロング必須な賑やかさと共に入るサビでは
曲調も一気に上向きます。
やっぱこのタイトルの曲は
タイトルをまんま繰り返す曲多し!
そして、そこがシンガロングポイントになるのが○
Bメロから聴こえてくるこの特徴的な声は
Magnolia ParkのJoshuaだー(* ゚∀゚)
シンセ要素と、この賑やか声量によるシンガロング感も
Magnolia Parkと繋がるところがある気がします。
って考えれば、ゲストもベストチョイスだな(* ゚∀゚)b
テレビの中でRolly Stoneなる古臭い恰好した
ロックバンドに扮してるメンバーが面白いMVも必見。笑
そこに出てくるJoshuaの姿は
ロックシンガーってよりソウルシンガーなのよw
Mag Parkの方にいる黒ずくめスカルもゲスト出演しててgood
How To Love, How To Lie
イントロから再び陰性の雰囲気から始まりますが
高音で鳴るシンセが耳を突く6曲目。
落ち着いた雰囲気の中で歌うOliverのボーカルが
少しシャウト混じりなのもgood
また、こういう曲だからこそ、ベースに耳がいく。
サビに入るとコーラスと共に展開します。
ボーカルの歌メロはリズミカルで聴き心地も○ですね。
Lucid (feat. Devin Papadol)
少しフィルターがかかってるような
モノラルっぽいリズムのサウンドから始まる7曲目。
そのサウンド自体も少しレトロな印象を受けますね。
しかし、この軽快なテンポ感とリズム感は良いな(* ゚∀゚)
加えて、Oliverのボーカルも抑えめで、かつ
エフェクトかけてるような雰囲気が○です。
Bメロはゲストである女性ボーカル
Honey RevengeのDevのボーカルが響くことで、
よりキャッチーに、よりポップな印象が強くなる。
Oliverとのツインボーカル的になるのもgood(゚∀゚ *)
Feel Love
再び浮遊感のある雰囲気で幕を開け、
イントロからポップなサウンドを鳴らす8曲目。
コーラスに続くクラップパート(* ゚∀゚)イィネ
こういう掛け合いみたいなクラップ良いよね。
タイトルからしても
かなりポップに寄ったトラックなのは明白で、
シンセ要素も含め、その通りの曲調になっています。
しかし、ここまでの収録曲を聴いてると
作風には合ってるし、これはこれで良いな( ´∀` )
って思えちゃうな、初期のイメージはまるでなくとも。笑
One Last Time
9曲目は昨年夏にリリースされていたシングル曲が
今作にも収録されました。
5月の来日公演でもバッチリやってくれて、
予習含め何回もリピートしてるので非常に耳馴染み良し。
静かに鳴るギターとOliverのボーカルから始まるも
イントロからしっかりバンドサウンドを展開し、
サビではPOP PUNK感もバッチリ!(* ゚∀゚)b
Back when we wanted
Back-back when we wanted it!!
の部分がまたツボで、こちらも歌いたくなる。
今作のような雰囲気だからこそ際立つ
POP PUNKテイストが強く出た楽曲は
POP PUNK好きからすればかなり印象に残ります(* ゚∀゚)
What Have I Done?
10曲目は冒頭からヘヴィなギターサウンドが耳を突く。
そのあとから歌うOliverのボーカルはほんのりR&B感、
タイトルをファルセットで歌って入るサビは
Waterparksっぽさも感じるPOP ROCKに。
そのファルセットボーカルも気持ち良いです。
後半、イントロ同様のヘヴィサウンドでの
ブレイクパートを経て、ベースと共に歌いラストサビへ。
アウトロのシンセも、この手のエレクトロ系DJみたい。
Bleu
ラスト11曲目は今作のタイトルトラックになるのかな。
冒頭から鳴るアコギのエモーショナルな音色と共に
弾き語りで展開していきます。
Bメロサビ終わりでタイトルを繰り返し、
そこに連なる大きなコーラスパートと共に
バンドサウンドで一気に壮大なラストへ向かいます。
タイトルトラックとしても、曲の雰囲気としても
これは良きクロージングトラック。
以上、
Broadside『Hotel Bleu』
でした。
しっかりPOP PUNKしてるのは
M9. One Last Timeくらいでしたが
意外と良い…(* ゚∀゚)
ってのはまず前作が受け入れられたことと、
Cruelをはじめとした先行曲も良いと思えたからか。
そして、その先行曲をライブでも聴けたのもあるかも。
というか、今作の作風を考えれば
前作の作風があぁなったのにも納得がいきます。
こういうバンドがSharpToneにいるという珍しさよね。
そんな前作よりも、よりシンセが強くなった今作は
ゲストの選出もバッチリでした。
そうしたサウンドとの親和性が高いMagnolia Park
The Home TeamとHoney Revengeも
今年春先の3マンツアーでのメンツですしね。

ってことで、今作のカテゴリとして
「POP PUNK」は相応しくないとは思いつつも
POP PUNKバンドとして今まできたのでPOP PUNKに。
これで次作も今作のような音楽性が続けば
そのときはカテゴリも合ったものにしようかなと。
そんな前作から布石を存分にいかし
新たな道を歩み出した
Broadside『Hotel Bleu』
この新譜で2度目の来日も期待したい。
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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