前回のThe Acesから3日

マジで何年ぶりかの週2ライブ

しかし、今回のライブは

自分が音楽をちゃんと聴き出して、

ライブに行き出してから

絶えずライブに行っているバンドです。

そんな今年13本目のライブはこちら。





20231118_155537
tacica
TOUR 2023
物云わぬ物怪


10/29にリリースされたミニアルバム

『YUGE』を引っさげてのツアーとなるtacica

ツアータイトル「物云わぬ物怪」の

ファイナルにて、東京キネマ倶楽部へ。

tacicaってキネマ倶楽部すきね。笑

tacicaのライブ以外でここ来たことないわ。


そして今作の『YUGE』

実はワタシ、未聴なのです( ノД`)

tacicaはちゃんと配信もしてくれるバンドだし

自分もベスト盤以降、tacicaは配信で聴くようにしてました。

ところがどっこい



配信はツアーファイナル翌日って何でぇ?!(。>д<)

おかげさまで未聴のままで今日を迎えることに(´・ω・`)


そんな本日

開場 16:30
開演 17:30

と、休日ならではのスケジュール。

早く始まれば早く終わる!

とてもありがたい(*´ω`*)

しかし、自分の整理番号はC-21とかなり遅め。

まぁ、チケット取りに行ったの遅かったしね。

ってことで、のんびり開場に向かうことに。

むしろ山手線が区間制限してる日に

会場が鶯谷で良かったよホント。

とは言っても、開場10分前くらいに着き、

ここからのんびり30分ほど待ちフロアへ。


ドリンク代が500円だーヾ(* ゚∀゚)ノ

他の箱も見習えー!

700円とかにしてんじゃねーぞ渋谷の某箱コノヤロウ!

と、そこからまた30分ほど待ち、

定刻通りに会場が暗転し、

大きな歓声と拍手に包まれます。

暗転した中で、ステージがうっすらと

闇夜に光る月のようにわずかに照らされる中、

森の中にいるような、鳥のさえずりが聞こえるSEが。

「烏兎」くらいからだったか…

いつ頃からか記憶が定かではないけど

このSEも定番になりましたかね?

tacicaにめちゃくちゃ合ってるので

この先もコレでいって欲しいですね。



デッドエンド
本日の公演、まずはこの曲からスタート。
歌い始めこそ落ち着いた始まりだけど、
サビに向かう中で勢いを強めていき、
サビでは一気に上がるtacicaらしいロックナンバー。
フロアからもたくさんの手が上がってました。

冒険衝動
続くはこちらの曲。
冒頭は怪しく小西さんのベースが響きます。
中畑さんとのリズム隊でのイントロを抜け、
猪狩さんのギターとボーカルが入ってくる。
イントロの陰性な雰囲気から一転、
サビではタイトルさながらの快活サウンドが良いんだよね。

拍手に包まれ、フロアは再び暗転。
やっぱこの静寂の中にいると
tacicaライブきたわー
ってなるよね。笑


ありがとう

と、猪狩さんの「ありがとう」で始まるMCよ。

楽しいです。ありがとう。
今日はミッキーの誕生日らしくて…


小) 調べてきたの?

猪) ……

この沈黙の反応で笑いがw

…最後までよろしく

最初のMCはこれで締めるのが鉄板ですね。笑
最後までヨロシクしましょう( ´∀` )b


金糸雀
チェックするべき新譜が多すぎて、
今やシングルなんかはチェックしてられないので
こちらも今日この場が初聴きです。
静かながらもテンポ感は軽快で良かったです。
サビで勢いづき、猪狩さんの歌メロが良いな!

夜明け前
序盤だからかな?とは思ったけど、
ここで「夜明け前」って、やっぱこういつも以上に
上げ曲が締める序盤だなΣ(゚∀゚ノ)ノ
この曲って、tacicaの曲の中でも
恐らく上位にハイテンポな曲なので、
今日のセトリの序盤の上げっぷり、何か新鮮!
そんな勢いある序盤だからか、
気付いたら小西さんの帽子とれてる!髪長っがw 
目ぇ完全に隠れるほど長いやんw

ディスコード ナニユエ
続いて新曲連チャン。
「ディスコード」は歌詞にタイトルが入ってるので
そこを歌うところがとても印象深かったです。
そのサビの部分の歌詞も良さげでした。
「ナニユエ」は、これはこれで
tacicaらしくもあり、らしくなくもあり。
小西コーラスが素敵でした。

JADITE
きました『sheeptown ALASKA』からのJADITE
やっぱ何だかんだでこのアルバム好きだし、
このアルバムの中では、1.5軍くらいの感じで
ライブでもやってくれるので良いですね( ´∀` )
安心安定で良きかな。


ありがとう。
小西がどうしてもやりたいって言うんで…
ここでグッズの紹介を


小西さんのグッズ紹介コーナーはもはや定番w
まずは今回のツアーTと、
白のロンTは小西さん着てたけど…
うん、見えないねw
ベース下ろせば良かったのにw
でもってカレンダーと、サコッシュ。
サコッシュはなんかめっちゃ押してたなw
特に強度をw
言うほど強度ないだろアレはw
あとはハンドタオル。
小西さんはハンカチくらいの大きさって言ってたけど
25cm x 25cmのハンカチって…デカくね?w
そう思ったのオレだけ?w
まぁ、サコッシュもハンドタオルも
1年中使えますよ、と。

終わったあとには会場からも拍手(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
そして、どんどん大きくなる拍手w
心なしか、小西さんも顔赤くなってなかった?w

…そんな大したことないから。笑

と猪狩さんw

今日はミッキーが誕生日らしいけど
ミッキーとKirk Hammettは誕生日同じで…


中) Metallicaの?

猪) Metallicaの。
ミッキーとKirk Hammettが誕生日一緒って…
誕生日占いとか絶対ウソだよね


確かにw
そういうの聞くと確かに当てにはならんよなw
ミッキーとKirkが同じ運勢とかないでしょw
そして、この流れで

ドラム、中畑大樹

中) (p・O・)pよろしくお願いしまーす
まさかこの流れで紹介されるとは…w


そらそう思うよねw
話の流れが面白すぎるのよw


幽霊のいない街
ライブに戻り、猪狩さんからコールされたのはこちら。
今回のツアータイトル的に、
絶対やって欲しかったんだよね!
聴けて良かった、やってくれて良かったー(*´ω`*)
何なら今作のジャケにも、幽霊っぽいのいるしね。笑

ordinary day
からのこの曲でΣ(°Δ° )えっ?!ってなったわ。
大好きなのよーordinary day
何てことない日々を過ごす歌詞が刺さるのよ( 。゚Д゚。)
幽霊からのordinary dayは個人的に今日イチの流れでした。
そして最後のおーおーコーラスがやっぱ素敵すぎる。

諦める喉の隙間に新しい僕の声が吹く
ここまで見てて思ったけど、
なんか今日のセトリって新鮮だな。
この曲が入るってのもなんか意外な気がします。
終盤の裏声うーうーコーラスも、小西さんじゃなくて
中畑さんが歌ってたのも意外でした。

aranami
ミナレさーんヾ(* ゚∀゚)ノ
tacicaがタイアップしてオープニングやってなかったら
「波よ、聞いてくれ」は知らないままだった可能性。
アニメタイアップらしく、曲調もアップテンポで
ポジティブな雰囲気のサウンドが良いよね。

アロン
続いて『singularity』からの曲。
今までにありそうでなかったような雰囲気で、
過去曲に比べるとまだまだ聴き慣れてないから
『YUGE』に入った新曲かと思ったわw
でも、そのありそうでなかった形だからこそ
いやいや違う違う!前作に入ってたヤツやんけ!
と、しっかり思い出しましたけどもね。笑

人鳥哀歌
そしてここでペンギンキタ━━━(* ゚∀゚)━━━!!
今日のライブ、割と序盤で猪狩さんの後ろに
ペンギンがいることに気付きましたが
そこにフラグが立ってたかー!
なんて思っちゃいましたよねw
何となく新鮮な感じのセトリではありましたが
この鉄板だけは、今日もしっかり鉄板でした。
てか、今回の初期曲はまさかのこれだけでしたね。
で、このあとのMCで…


今回『YUGE』っていうミニアルバムを作ったけど
なんかこう…久々に"いいな"って思う作品ができました。
曲を作ったとき、バンドで合わせてみたとき、
ミックスしてCDに焼いたとき、
あるタイミングで"いいな"って思うときがあって。

みんなに聴かせたくて曲を作ってるのはそうなんだけど、自分のために作ってる節もあって…
でも、作りたくて曲を作ってるし、ライブやりたくてやってるし、音楽やりたくて音楽やってる。
次もまた作るだろうし、ライブもやる
曲を聴いていいなと思ったら、ライブで聴きたいなって思ったら、また来てください。
…本音は毎回来て欲しいけど。笑


最後の一言で笑ったけど、
これにはちょっとグッときたなぁ。
今や普段行くライブは海外バンドメインで
その"1回"の貴重さ故に、やっぱ海外バンド優先になる。
いつぞやにtacicaのライブと被った日があって、
そのときも海外バンドの方を優先したことがありました。
でも、今日ここでこの言葉が聞けたことは
tacica好きな身としてはとても嬉しかったですね。
自分の都合のつくときでいいからいつでも来てね
って言われたみたいで。
そういうスタンスなのが本当に嬉しい。
これまでにもライブに行ってたバンドがいて、
そこから足を運ばなくなったバンドもたくさんいます。
音楽性が変わった、大きくなって客層が変わった、
バンド自身の言動に冷めた…など、理由は色々あります。
でも、こういったことがtacicaにはないんです。
少なくとも、自分がtacicaのライブに行って10年以上
↑のようなことをtacicaに感じたことはありません。
これは前々から言ってるし、今も思ってるけど、
tacicaだけはずっと行き続けると思います。
バンドが活動を止めない限りは。

そのあとにやった最後の曲"荒野を行く"で、
新譜からの曲で、ここで初めて聴いたにも関わらず
MCの内容が後を引いて、泣きそうになりました( ;∀;)


ありがとう

と一言いって、ステージ袖へと戻っていきます。
まぁ、もちろんアンコールは起きるワケですが。
それこそ、今その海外バンドメインでライブに行ってる為
こういうクラップでアンコールを煽るのも
なんか久々に見る感じがします。
海外バンドの方でもクラップはするけど、それに加えて
one more!!
one more soooong!!
って声が飛び交いますんでね。笑
まぁ、物言わずクラップするのも
tacicaライブならではなのかもしれませんけどね( ´∀` )

そして、割と早めに戻ってきてくれました。
新譜の中から"ぼくら"をやってくれたあと、
いい感じで作れた『YUGE』の話再び


今回は紙ジャケなんだけど、
なんかこう…手触りの良さって大事じゃん
(フロアの反応を見て)
…そんなに共感するんだ。笑
まぁ、中に入ってるブックレットとかも拘って作ったんで
良かったら持って帰ってください。
まぁ0時になったらサブスクで配信されるけど…
その先は言わない…笑

サブスクってさぁ…音悪くない?
なんであんなに音悪いんだろうね?

中) 猪狩くんはそう思ってるんだね…

猪) …tacica全員思ってるんですけど。笑
チーム全員そう思ってるんですけど

ま、でも便利だよね。
少なくとも曲を聴くのはすごく増えたと思う。
散歩してるとおじいちゃんがさ
Queenとか聞いてて、TシャツはGold Rushって書いてある

中) Queenを聴きながら金脈を探してる…

猪) で、散歩してたらさぁ…
みんな埋まってるブロッコリーって見たことある?
ブロッコリーの話
レタスとかみたいな葉っぱで覆われてて
その中心に(スンッ) て…
めちゃめちゃ過保護にされてるっていうか…


もう何の話よwwwww
ブロッコリーに絡めて、手触りを大事にしてる
新譜のことに話繋げたけどもw
ムリヤリ感しかないよw
猪狩さんのこういうとこホント笑うわw

そしてアンコールラストの曲。
アースコード or HERO
なんて思うワケですが、
「ぼくら」の時に持ってたアコギがそのままなら
アースコードかな?とは思ったけど、
あれ?ギター変えたぞ?HEROか?なんて思ったら

最後に「DAN」という曲を…


DAN
まさかのDAN!Σ(°ω°ノ)ノ これには驚いた。
近年、ちょいちょい入ってるなとは思ってたけど
アンコールラストをDANってのは意外すぎた。
『HOMELAND 11 blues』のツアーの時ですら
こんなポジションではプレイされなかったしね。
でも、これはこれでDAN締めは良いな。
アウトロの中で、猪狩さんが
マイクなしでセンターに来て

(ありがとう、ありがとう)

と、フロアに向けて感謝の言葉を。
そのあと、ちゃんとマイクを通して

ありがとう

と言い、今回のツアーを締め括りました。
終了時刻 19:18
The Acesに続き、終了早いの最高すぎる…(*´∀`*)
何なら普段は開始するような時間に終わってるしw
いやー、最高だ。



tacica
TOUR 2023 "物云わぬ怪物"
ツアーファイナル


SET LIST

01. デッドエンド
02. 冒険衝動
03. 金糸雀
04. 夜明け前
05. ディスコード
06. ナニユエ
07. JADITE
08. 幽霊のいない街
09. ordinary day
10. 諦める喉の隙間に新しい僕の声が吹く
11. aranami
12. アロン
13. 人鳥哀歌
14. 荒野を行く

en
15. ぼくら
16. DAN



フロアをあとにし、物販へ。

tacicaの物販は、いつも先行で行ってたけど

今日はチケット番号が遅いのもあって

あとでいいかと思って、ライブ後に行きました。

猪狩さんにあんなこと言われちゃったら

やっぱCD買おうって思ったのもあったし、

なんか今日は小西さんがいるっぽいんでw

てか、猪狩さんも

最近はライブ後に物販いるって言ってたけど

そんなことしてたんかΣ(゚∀゚ノ)ノ

と思いながらも、物販の方へ行くと

マジで小西さんいる!w

DSC_0807

今回の新譜とカレンダーを買い、

小西さんに手渡ししていただきましたw

セトリ、新鮮で楽しかったです!

と、一言伝えて物販をあとに。

自分が物販エリアから出た時に

ちょうど猪狩さんが入ってきて

タイミング!(。>д<)

と、なりました。

今度から物販はライブ後に行こうかな…

あー!そして

布ステッカー復活しないんですか?

って聞くの忘れたー!(。>д<)

もう解禁してもいいでしょ > 布ステッカー

もしかして、

復活しない(できない)代わりの物販降臨なのかなぁ…

それはそれでなぁ…(´・ω・`)

と、色々と思いながら帰路へつきました。




って感じで、

前回のtacicaは渋谷での「三大博物館」だったので

ホント、きっちり1年ぶりのtacicaでした。

いや、しかし今日の猪狩さん

絶好調じゃなかった?

キネマ倶楽部の音響が優れてるのか

いや、そうじゃないにしたって

今日の猪狩さんのボーカルは良かったですねー

あれだけ上げ曲があったからってのも

後押ししてるかもしれないけど、

それも全曲、力強く歌ってましたしね。


そして、そのセトリよ!

割と新しめの作品からが中心だったというか

新譜からの曲が多いのは当然だとしても

セトリ的にもかなりの定着率だった

"命の更新"がないとか

何なら初期曲は"人鳥哀歌"のみだったし

アンコールは"HERO"でも"アースコード"でもなし!

最近の作品からってのもそうだけど

アップテンポな曲が多かった!

そうしたセトリにできるくらい

アップテンポな曲があるのは知ってるけど

tacicaってスローからミドルテンポな曲の方が

イメージとしては圧倒的なんですよね。

だからこそ、こんなにアッパーな曲があるセトリは

意外であり、すごく新鮮だったと言いますか…

もちろん、それは良い意味で。

猪狩さんも好調だったからか、MCの第一声が

楽しいです

ってのもちょっと意外だったんですよね。笑

いつも通りの感じではいたけど、

内心、けっこうテンション上がってたのかな?笑

そんなちょっと新鮮なtacicaを感じるライブでした。





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