来年、新譜のリリースがアナウンスされた

Green Dayの新曲

要所で過去曲のいくつかを彷彿させるようなフレーズがあり

この曲自体が良かったのはもちろん、

他の曲にも、もちろん新譜自体にも

期待が高まる…(* ゚∀゚)

どうも、トトです。



それでは今年97枚目の新譜レビュー

POP PUNKリスナー待望の1枚じゃないでしょうか。

自分も今作のリリースに先駆けて、

このバンドの過去作レビューをしたワケでね。

そんな世界が待ち焦がれたPOP PUNKバンドの

最新アルバムが遂にリリース!





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Blink-182『One More Time...』
01. Anthem Part 3
02. Dance With Me
03. Fell In Love
04. Terrified
05. One More Time
06. More Than You Know
07. Turn This Off!
08. When We Were Young
09. Edging
10. You Don't Know What You've Got
11. Blink Wave
12. Bad News
13. Hurt (Interlude)
14. Turpentine
15. F*ck Face
16. Other Side
17. Cut Me Off
18. See You
19. Childhood





POP PUNKのパイオニアBlink-182

一時期、離れていたTomが復帰しての最新作であり

9枚目のアルバムOne More Time...

Columbia Recordsから10/20にリリースされました。

翌週10/27には2曲が追加された

Digital Editionがリリースされ、

その27日時点では、通常版すら試聴できてなかった為

この際、2曲くらいで変わらんわと思い

今回はデジタル盤の方を取り上げます。


しかし、この3人でのアルバムは

2011年の『Neighborhoods』以来、実に12年ぶり!

長かったですねー

その間、アルバムも2枚出てますしね。

そうしたTom復帰という報せも後押ししてか



今作はビルボードでも1位を獲得\(^o^)/

POP PUNKのビルボード1位って、最近だと

MGK『Tickets To My Downfall』以来、3年ぶりか?

てか、その作品にはTravisがガッツリ関わってるし

改めて、ブリンクの強さよ。


そんな彼らの最新アルバム

ただでさえ17曲というボリュームがあるのに

そこに2曲加えた全19曲!

早速、聴いていこうと思います。




Anthem Part 3
徐々に上がってくるイントロと共に
聴いてるこちらのテンションも上がる1曲目。
サークルよろしくな疾走サウンドに入ったところで
イェ───ヾ(* ゚∀゚)ノ───イ!感ハンパない。
そして復帰したTomのボーカルと
Markのボーカルがかけ合わさるこの感じもgood(゚∀゚ *)
決して1~2分台のショートトラックでもないけど
3'33"という尺の中で、走ってるパートのが長いのでは
なんて印象を受けるほど、文字通りの疾走曲で◎


Dance With Me
2曲目も始まりから上げてきます。
アップテンポなPOP PUNKの中で
ヾ(* ≧∀≦)ノ Olé, olé, olé, olé
ヾ(* ≧∀≦)ノ Yeah!!
サッカーソングかな?笑
なんて思えるシンガロングパートが良いですね。
わかりやすいシンガロングパートは上がるよー(* ゚∀゚)
しかし、どことなく日本のバンドっぽさあるな。
影響元は間違いなくこっち(ブリンク)ではあるんだけどw
とはいえ、日本人リスナーにも耳馴染み良いのでは?

MVは…w
もうメンバーがヅラ付けてこんな格好してるだけで笑えるんよw
あの一室のカオスっぷりもすごw 一室ってか廊下かw





Fell In Love
冒頭のクラップから始まる3曲目は
そのクラップを伴いながらリズム感○な展開に。
タイトル通りの、ほんのり甘さあるメロディは
ブリンク版POP ROCKの雰囲気もひとしおです。
ちょっとMGKっぽさもあるかな?
当のMGKに深く絡んだ人がドラム叩いてんだから
当然っちゃ当然なんですがw





Terrified
荒々しいギターからTomのボーカル入りと共に
エモーショナルな雰囲気に落とす4曲目。
サビに入るとTravisのドラミングと共に
一気に上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
タイトルを歌うところもシンガロングしたくなる。
ヾ(* ≧∀≦)ノ てぇーりぃふぁあーーい!
ラストサビ前のドラムパートがまた良いんだよな。


One More Time
5曲目のタイトルトラックは
早くもアコギでの弾き語りに。
そこにピアノの旋律も加わり、
エモーショナルな雰囲気に拍車をかけます。
タイトルを何度も歌うのもエモーショナル。
歌詞の内容を見てみると、Markのガン宣告や
Travisの飛行機事故にも関係してるのかなとも。
それもあってか、ラストはTravisも参加し、
3人で歌い、締めるのがまたグッときますね。

そんなこの曲のMVの再生回数、
およそ1ヶ月半で1,300万回を突破!
先ほどのバカみたいなMVとは違って、
こちらは曲調通りのエモーショナルさも○





More Than You Know
前曲のピアノ要素がそのまま適応されたような
切ないピアノの旋律からバンドサウンドに切り替わり
イントロと共にアップテンポに勢い良く始まる6曲目。
全体的にドラムが非常に個人的ツボを突いてきて
とても(* ゚∀゚)イィネ!
曲調的にも、ボーカルもテンション高め、
アップテンポなドラム通りのPUNK ROCKしててgood
LIVE VIDEO兼Lyric Video的なのも◎





Turn This Off!
7曲目はさらに速度を上げる疾走PUNKナンバー
わずか23秒で走り抜ける疾走感は
まさにPUNKと呼ぶに相応しいスピード感ヾ(* ゚∀゚)ノ


When We Were Young
やはり同名のフェスが思い浮かぶ8曲目。
まぁ、そんなブリンクやGreen Dayをヘッドに置く
令和のエモ・パンク系フェスだからね。
この曲でもそのタイトルを何度も繰り返すキャッチーさ
持ち前のPOP PUNKサウンドを展開していて、
同フェスのテーマソングにしても良いんじゃないか
と思えるPOP PUNKナンバーでgood(゚∀゚ *)


Edging
9曲目は今作で最初に公開された曲であり、
Tomの復帰シングルとなった曲でもあります。
ブリンク式POP PUNKってよりは、ポップ寄りで
Green Day"Minority"っぽいリズム感のキャッチーさが○
今作M1のようなブリンク全開のPOP PUNKではないけど
Tomが歌うだけでブリンク色が出るのはさすがでしたね。
コミカルなMVもPOP PUNKらしさ全開でgooood!





You Don't Know What You've Got
Travisの軽快なドラムから幕を開ける10曲目。
その実、ミドルバラード調であり
冒頭はMarkボーカルで静かに始まります。
こういう雰囲気だとMarkのが合ってる気がするな。
Tomはやっぱテンション高めの方が合うというか。
サビではバンドサウンド全開でエモーショナルに
TomMarkが歌う形となっています。
後半、ギターソロかと思いきや
やっぱりドラムが目立つところは
Travisさすがすぎて笑っちゃうなw


Blink Wave
11曲目はイントロからレトロな雰囲気のシンセと
POP PUNKなバンドサウンドが合わさった始まりに。
MarkAll Time LowAlexとのサイドプロジェクト
Simple Creaturesが浮かびましたが
そこはやっぱりタイトル通り
ブリンク+シンセウェイブ的な展開がgood(゚∀゚ *)
タイトルがここまで曲調を表すのもそうそうないですね。
Simple Creaturesよりも上向きサウンドで、
シンセ要素も上がる方に傾いているのは○です。


Bad News
まずはMarkが静かに歌うしっとり系かと思いきや
疾走ナンバーへと切り替わる12曲目ヾ(* ゚∀゚)ノ
モッシュ、サークル、ダイブなど
ライブでプレイしてもはちゃめちゃに上がるような
この気分が上向くアッパーなサウンドは
Badなんてマイナスイメージの言葉の真逆ですね。


Hurt (Interlude)
13曲目はタイトル通りのインタールードの約80秒。
しかし、冒頭からしっかりボーカルは入っていて
エモーショナルな雰囲気を醸し出します。


Turpentine
リズム感の良いクラップパートから始まる14曲目。
そのままポップな感じになると思いきや、
エモーショナル寄りな展開で少し(´・ω・`)ショボーン
でしたが、曲の入りはTomのシャウト気味なボーカル、
そしてサビではテンポアップする場面もあり
Travis先生ぇ!ヾ(* ゚∀゚)ノ となりました。笑
ラストの上げっぷりも○


F*ck Face
15曲目はタイトル通り、中指突き立て系の攻め感あり。
メロディックハードコアの如き激しい疾走曲は
27秒で激走し、ゴールテープを切ります。


Other Side
変わって16曲目は、
正統派なブリンク印のPOP PUNKって感じが◎
こういうストレートなサウンドが良いよね(* ゚∀゚)
Simple is The BestなPOP PUNKナンバーで
新旧のブリンクリスナーも納得の1曲、
POP PUNK好きなら確実にストライクを取れる
そんな楽曲だと思います。


Cut Me Off
17曲目はデジタル盤の追加曲ひとつめ。
ベースが響く冒頭の通り、まずはMarkのボーカルメインで
ほんのりエモーショナルPOP PUNKを鳴らしていきます。
サビではしっかりTomもコーラスで参加していて
全体的にはMarkボーカルが占めるものの、
しっかりブリンクらしい2人の声が聴こえる楽曲に。


See You
2つめの追加曲となる18曲目は
イントロから大きくシンセが響きます。
前曲と同じくエモーショナルPOP PUNKですが
タイトル的にも、エモーショナルさこちらが上か。
しかし、See Youというニュアンス的には
少し軽めの別れのあいさつってのがまた良いですね。
曲調もエモーショナルとはいえPOP PUNKしてるので
哀愁はあっても悲壮感は全くないですし。


Childhood
ラスト12曲目は浮遊感あるサウンドで幕を開け
今作でもっともスローなテンポな曲調に。
4分に到るのは今作最長の歌ものトラックで、
ブリンクらしいハイテンポになることもせず
チルさすら感じるまさにアウトロに相応しい1曲
ファミコン世代のレトロゲームみたいなサウンドに
Travisのドラムソロをフェードアウトさせて締めます。





以上、

Blink-182『One More Time...

でした。

おかえりTom\(^o^)/

まずはやっぱりこの一言を送りたい。

個人的にはMatt期も全然嫌いじゃないし、

むしろリアルタイムで聴いた作品は

そのMatt期の2枚だったので、

苦手意識も、嫌悪感も全くありません。

しかし、今年最初に『Enema of the State』を聴き

こうして今作を聴いてみると

やっはTomか…(* ゚∀゚)

と思っちゃうもんね、正直なところ。

Tomが戻ってきて、それだけでなく

アルバムの作風としても

ちゃんとPOP PUNKしてるもんね。

キャッチーで、走って、エモーショナルで。

そこまでの復帰作を持ってきてくれて

不満なんてあるかいな。

強いて挙げるとするならば

Tomが戻っても、良作を出しても

来日の可能性はほぼ0のままってのだけかな(。-∀-)

オーストラリアはちょくちょく行ってるのになぁ…


まぁ、そこはもう諦めの境地に到るとして。

Tom復帰作としては大いに満足!

Blink-182『One More Time...

全世界のPOP PUNKリスナーは必見必聴

是非ぜひ、ご一聴。





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