おっしゃる通り。

それはライブやゲームも同じやね。

こと日本においては、海外ものは特に。

だから今回もこうして映画館に足を運んでいます。

どうも、トトです。



そうして前回観た『カイナ』から3日の土曜日

今年35本目となる新作映画を観に。

予告編からしてけっこうな大作な匂いがしていて

こういう作品こそ映画館で!

って思いもひとしおだったので。

アプグレ上映があるなら尚のこと。

そんな公開翌日に観てきた最新作はこちらです。





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ザ・クリエイター/創造者
(原題:The Creator)

遠くない近未来、人を守るはずのAIが核を爆発させた——
人類とAIの戦争が激化する世界で、元特殊部隊の〈ジョシュア〉は人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かう。だがそこにいたのは、兵器と呼ばれたAIの少女〈アルフィー〉だった。
そして彼は“ある理由”から、少女を守りぬくと誓う。やがてふたりが辿りつく、衝撃の真実とは…





AI×戦争という、既に多くの作品が世に出ていますが

AIの成長、発展が著しい"今"だからこそ

そういったことへの現実味も帯びてくる気もします。

ザ・クリエイター/創造者

を、4DXSCXで観てきました。

確かに大作の予感がするとは言ったけど

ほぼすべてのアプグレ上映に対応してるとは思わなんだ。

しかも4DXならまだしも、SCREEN Xまでとは。

それならアプグレで観ない手はないよね!

ってことで、4DXSCXを選択。

結果、楽しめたは楽しめたけど

この料金だと割高だった感はあるな(。-∀-)笑

IMAXくらいで良かったかも。

今作を4DXで観て良かった点は「風」かな。

Creator_7

海沿い、草原、爆風と

存分に、そして良い感じに体感できました。

下から吹き上げるような風は

これまで観た4DXでもあまりなかった気もする。


内容的にも確かに大作ではあったけど

73分というコンパクトさに驚いたΣ(°ω°ノ)ノ

Screenshot_20231023-164655_1

上映時間みて嘘だろ?!とw

色々と調べてみると

Googleがやらかしてるだけなのか

映画館の方もこれに引っ張られてんのか知らんけど

映画館サイトでも73分って出てたし(。-ω-)-3

しかし、各映画サイト等を見てみると

ちゃんと133分となっていました。

それなら描写不足を感じることなく

きれいに終わったのにも納得がいきます。


Creator_6

しかし、ここまでガッツリSFしてる作品を

映画館で観たのも久々な気がする。

話す言葉に日本語があったのはもちろん、

看板や表示される文字なんかにも日本語があり

何ならタイトルが出てくるシーンも

「創造者」ってのがきっちり入っていて

単に邦題の為に作られたものではないと知りました。

Creator_2

エンディングのスタッフロールに関しても

英語の後ろに、うっすらと日本語表記もあり、

こういうのは観てて楽しかったし、

日本人としても嬉しいところでしたね。

作中に出てくるのも

インプラントでサイボーグ化した人間やロボット警察

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AI根絶を謳うアメリカ様に対して、

共存の道を選んだアジア諸国という対比もあり

これまでの作品とは違ったAI vs 人間を描いていました。


アメリカ様はマジで人の心ねぇなーと思ったのは

人間爆弾ならぬ、自走型ロボット爆弾w

Creator_5

作中のことながら、やっぱAIが発展した先に

真っ先に反AIを掲げるのはアメリカなんじゃね?

なんて思っちゃうよねw


あとは、反機械化した人間なら

死後数時間経っても、メモリ?の移植により

数十秒間は情報を引き出せられる点。

死んだヤツがその数十秒で

しっかり伝達できるかどうかが鍵とはいえ、

これも技術の発展により可能なこととは言え、

すんなり受け入れ難いと思ってしまうワタシは

やはり人間だからなのか、なんて。


少し笑ったのは

投げ込まれた爆弾を犬が咥えて

投げたAIポリスに返してドカン!とか

飛行艦に取り付けた爆弾を

お猿が起爆スイッチ押して爆発させるとか

動物の小さな活躍にはほっこりした(*´ω`*)笑



そんな今作の主演を務める

ジョン・デヴィッド・ワシントン

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『TENET』に続き、SF大作の主演で

出演作品の規模がえらいことになってきてるな。

今作や『TENET』に比べると

"大作"って感じは少し薄れるけど

キャスト的には十分に大作であった

『アムステルダム』にも出演してたワケだし。


兵器として、

ジョシュアとマヤの子のコピーとして生み出されたAI

アルファ&オメガ、通称アルフィー

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手を合わせて機械を無効化していくの

ハガレンの手合わせ錬成みたいでいいな(* ゚∀゚)w

どんどん効果範囲が広がり、強力になっていく

なんて言われてたけど、

ラストシーンでの脱出ポッドのハッチくらい

あの力で開けられないもんかね

なんて思っちゃいましたが(。-∀-)笑


人間とAI、親と子という面で

この2人の間柄が深まっていくのも

あるあるながら良い展開。

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あと、忘れちゃいけない

先月に観た『ジョン・ウィック』での真田広之と共に

数少ない日本人ハリウッド俳優に数えられる

ケン・ワタナベこと、渡辺謙の存在。

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スクリーンで観たのはいつ以来だったか。

何なら自分の観てる作品の傾向的には

真田広之よりも観てる気はするんだよな。

監督のインタビューでは、かなりべた褒めされてて

今さらだけど、すごい人なんだよな渡辺謙

IWGPで横山を演じてた人とは思えんw





見た目も派手で、世界観もgood

十分にSF大作として成立していました。

ザ・クリエイター/創造者

の感想でした。





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