MV shooting for new EP coming on Nov pic.twitter.com/fX90ZRHYLg
— Knosis | ノーシス (@knosis_official) October 19, 2023
EPじゃなくて
ALBUMって言えぇ!(# ゚Д゚)
って気持ちは間違いなくあるけど
新譜は楽しみ\(^o^)/
どうも、トトです。
それでは今年93枚目の新譜レビュー
気付けば、
このバンドを取り上げるのも増えてきました。
活動も止まることなく、
ちゃんと定期的に新譜リリースありますしね。
そんな今回の作品はこちら。

Beartooth『The Surface』
01. The Surface
02. Riptide
03. Doubt Me
04. The Better Me (feat. HARDY)
05. Might Love Myself
06. Sunshine!
07. What's Killing You
08. Look The Other Way
09. What Are You Waiting For
10. My New Reality
11. I Was Alive
US産ロックバンドのBeartooth
2年ぶり5枚目となるアルバム『The Surface』
初期から一貫しているRedbull Recordsから
10/13にリリースされました。
こうして2~3年のスパンでリリースしてくれるので
自ずとこちらが取り上げることも増え、
気付けば十分、常連と呼べる気がします。
確か2枚目か3枚目からレビュー書いてますし。
そんなBeartoothの最新作
早速、聴いていこうと思います。
The Surface
グルーヴ感満点のヘヴィサウンドを叩きつけ、
Calebのシャウトから始まる1曲目のタイトルトラック。
ヾ(* ≧□≦)ノ Unresponsive!!
と、冒頭からシンガロングを伴いながら進行します。
しかし、サビに入ると驚くほどキャッチーにΣ(°ω°ノ)ノ
それまでのヘヴィサウンドが嘘みたいな
POP ROCKかと思えるほどのキャッチーさは笑えるw
そんなキャッチーさとは真逆の雰囲気を放つ
低めの咆哮と共に繰り出すブレイクダウンはコア感満点。
Let's go!!!
から入るラストサビは再びキャッチーなサウンドで
ラストは重いブレイクダウンで締め落とします。
Riptide
高鳴るギターとクリーンボーカルから幕を開ける2曲目。
からのうねるベースは超クールだな(* ゚∀゚)
反面、サビはやはり耳触り良すぎなw
からのBメロ入りがまたヘヴィで
この曲調の変化が聴いてて面白いな。
ブレイクダウンもグルーヴ感満点で、
ニューメタル系のブレイクダウンみてぇ。
再び耳触りの良いキャッチーなラストサビのあと
アウトロはヘヴィサウンドとシャウトで締め。
昨年の夏にUPされたMVの再生回数は
370万回を超えてるところに、バンドの人気が窺える。
しかし、Calebのこのだっさいバンダナスタイルは
一体何なんだろうねw
Doubt Me
ゆっくり鳴る警報音のようなシンセに次いで
ギターによるクールなイントロで始まる3曲目。
シャウトとクリーンを交互に展開し、
fxxkin doubt me!!
のシャウトから入るブレイクダウンもgood(゚∀゚ *)
そこからギアを上げるようにテンポアップするの良いな。
サビの入りもタイトルを叫ぶシンガロング感が○
後半のブレイクダウンもヘヴィで良か。
サビは少しエモーショナルさもありますが、
全体を通してコア寄りな曲調なのもgood(゚∀゚ *)
The Better Me (feat. HARDY)
始まりからゲストのHARDYと共に歌う4曲目。
ツインボーカルスタイルで
しかし、曲調は再びポップでキャッチーに。
ギターのヘヴィさもあるけど
曲調自体は驚くほどポップなんだよなぁ。
こういうPOP ROCKバンドいるいるーw
って思っちゃうなw
それをBeartoothがやってるギャップがまた面白い。
CalebとHARDYが2人でゴルフしてるMVも
大変楽しそうで何よりw
Might Love Myself
続く5曲目も始まりからポップな曲調と
ヘヴィなギターとのギャップが映えます。
しかし、タイトルからしてポップバンドのそれなんだよなw
ギターがもう少し軽かったら、
仮にCalebが歌ってても完全にポップバンドになるw
いつぞやにヘヴィポップパンクなんて言葉が出ましたが
クソ簡易的に表すならヘヴィポップロックよね。
そんな重さを象徴するような
ブレイクダウンがまたアグレッシブなギャップよ。
ブレイクダウン中はポップバンドの影も消えるしねw
Sunshine!
またこんなド陽性なタイトルを…w
なんて思わざるを得ない6曲目。
そんなタイトルに合った
コーラスによるシンガロング多めの
快活なロックサウンドは(* ゚∀゚)イィネ!
快晴の夏に聴きたくなる感満点。
ギター、ベースの重さやCalebのシャウトによる攻め感
モッシャー歓喜のグルーヴ感満点のブレイクダウンなど
ライブ向けでもあるのがポイント高い(* ゚∀゚)b
そこに来ると、快晴が灼熱に変わるなw
What's Killing You
7曲目は初っぱなから叫びまくりのCalebでスタート。
ヘヴィでメタルなリフをイントロから鳴らし、
その後はサウンド、ボーカル共にクリーンで展開。
そこから静穏にヘヴィサウンドを混ぜ囁きボーカル、
サビに入るとおーおーコーラスと共に。
そうしたコーラスによるキャッチーさはあるし、
クリーン多めではあるけど、ここまでのような
ポップな雰囲気は消えています。
ラストはブレイクダウンで締めるのも○
Look The Other Way
8曲目はここまでの曲があってからの
ここへ来てのアコギナンバーΣ(゚∀゚ノ)ノ
ピアノと共にエモーショナルさ引き立たせます。
最初はそうした落ち着いた雰囲気でしたが、
曲調はそのままにヘヴィなギターに切り替わり
バンド感を出しての歌ものになります。
しかし、ラストはピアノでの弾き語り感で締めます。
What Are You Waiting For
下げたら上げるは鉄則よーヾ(* ゚∀゚)ノ
イントロから上げ曲感満点の9曲目。
コーラスあり、もちろんシンガロングもしたくなる。
これは確実にライブでも上がるアッパーソング。
しかし、やはりこれまでのBeartoothよりも
キャッチーであることは間違いなく、
サビのおーおーコーラスの入れ方とかもcoldrainみたい。
Bメロサビのあとにはギターソロに入り、
そのギターでそのままのフラグを立てていき
ブレイクダウンで一気に落とす様はgood(゚∀゚ *)
そして、やっぱ今回ベースかなり目立って良いな。
ヾ(* ≧□≦)ノ うぉーおーおーおー
と、ラストサビの入りは最大のシンガロングポイントも◎
My New Reality
10曲目はおーおーコーラスから幕を開ける歌ものに。
音数少なめ、落ち着いた雰囲気の中で歌うCaleb
サビに入るとこれまで通りのヘヴィなギターを鳴らし
からのBメロからはテンポアップします。
Bメロサビ後はシャウトに、フラグを立て
しっかりブレイクダウン入れてくるのもさすが。
同じ歌ものでも、しっかり上がるポイントもあり、
M8とは差別化ができてるように思いますね。
I Was Alive
ラスト11曲目は静かにメロウなリフからスタート。
そのままCalebのボーカルと共に
ギターの重さはそのままのサウンドを鳴らします。
サビではメロディに比重が置かれたような
再びキャッチーかつエモーショナルな展開に。
コーラスのシンガロング感も含め、
サビのピースフル感、多幸感やべーっすねw
後半、アコギに切り替わるとこも
そこからコーラスと共に徐々に上げていく感じ(* ゚∀゚)スキー
ライブのラストでも、その役割をしっかり果たしてくれそう。
以上、
Beartooth『The Surface』
でした。
いやー、相変わらずレビューしやすいバンドだわw
しかしこのポップ路線は笑えるほど意外でしたw
しかし、ギターをはじめ
ヘヴィサウンドは十分だったし、
ブレイクダウンも収録曲の半分以上にありました。
そんな中でも
聴いてて楽しかった、喜ばしかったのは
ベースの存在感
かなり大きめにミックスしてくれてんのか
要所でかなり前に出ていて
その重さもあってのグルーヴ感を引き出すのに
めちゃくちゃ活躍してましたね。
そもそもこれまでのBeartoothの音楽性だって
人やメディアからはメタルコアと言われてたけど
August Burns RedやUnearthみたいな
本当に硬派な"メタルコア"が好きな人なら
Beartoothを同種の"メタルコア"だと思ってた人なんて
いないんじゃないの?
なんて音楽性だったのは明らかだと思いますが
今作はさらに幅がグッと広がりましたしね。
ファンやリスナーは試されてるなぁw
こちとらメタルコアはもちろん、
フツーのロックも、POP ROCKも好きなので
非常に楽しく聴けました\(^o^)/
レビューのしやすさ、書きやすさも
そういうとこがあるからですしね。
そんなジャンルを特別意識はせずとも
今作までのBeartoothを好きで追ってた人なら
今作もフツーに聴けると思いますけどもね。
かなりポップな方に傾倒はしましたが
それでもなお、Beartooth"らしさ"みたいのは残ってますし。
なんだかんだ
器用にいろいろとできるバンドなんだろうな
ってのを改めて実感した
Beartooth『The Surface』
でした。
これまでのBeartoothが好きな人はもちろん
POP ROCKが好きな人も
是非ぜひ、チェックしてみてください。
関連記事
コメント
コメント一覧 (3)
同じ10月13日のポップロック~メタルコア的な新譜だと、The FailsafeのEP"Toxic Hearts"もよく聴いています。The Failsafeに注目する理由は音楽以外にもあって、YouTubeで"The Failsafe Japanese"と検索するとヒットするギターのCaioが日本語を話す動画を見たからです。日本で演奏するのが夢だからシェアしてください、と流暢な日本語で言っていたのでトトさんにもシェアします、1分もない動画なのでこれだけでも見てみてください。
翌週の20日も好きなポスコアバンドがデビューアルバムを出し、今週末27日も別のバンドがデビューアルバムを出す予定なので、レビューされるかどうか楽しみに待っています。
トト (toto_not_ba
nd)
が
しました
コメントありがとうございます。
ここまでポップになられると関連記事に出すものがすごく迷うんですが、SuperloveはBeartoothと違いPOP ROCK/POP PUNKがベースではありますが、Beartoothの今作のように、またてぃろちゃさんのご指摘通り、ポップな曲調だけどギターが重いという共通点で選びました。
未だに新譜チェックには追われているので、The Failsafeの最新MVから聴いてみました。個人的にはポスコアかなーって感じもしますが、ライブシーンでのバックドロップがThrow The Fightだったので、恐らくゲストで呼ばれたんでしょうけど、Throw The Fightなら確かに親和性あるかもと納得しました。
ギターのショート動画も見ましたよ。確かに日本語うまいですね!自分も近いうちに冒頭ネタでシェアしようと思います。
リリース情報すら追えてなくて当日頼みなので27日はわかりませんが、20日分でチェックしてるのはすべてPOP PUNK/POP ROCK系なので期待には添えないかも…
トト (toto_not_ba
nd)
が
しました
ありがとうございます。Superloveは今年聴いたアルバムの中でも確実にトップ10には入るレベルで好きなので覚えていただけていて嬉しいです。
The Failsafeは自分もポスコアだと思いますが、本人は"electronic rock band"を自称したり"metalcore"のタグをつけて動画投稿したりしているのでその表記で書かせてもらいました。
デビューアルバムに限ると、20日リリースはA Foreign Affairの"Still Frame"とCatch Your Breathの"Shame On Me"、27日リリースはSunsleepの"Moonlight Euphoria"が気になります。昨年Rain City Driveのセルフタイトルアルバムをレビューしていたと思いますが、Catch Your BreathはRCDと同じThriller Records、A Foreign AffairとSunsleepはRCDがSlavesとしてその前にアルバムを出したSBG Records所属です。3組ともRCDに通じるモダンでキャッチ―なメロディーが特徴のポストハードコアバンドですがいずれもレーベルと契約したのは最近で、自分は3、4年前から応援していて待望のデビュー盤なのでとても嬉しいです。A Foreign Affairはタイトルトラックがないので最初にリリースされた"Worst Enemy"を、他はタイトルトラックを聴けばバンドの雰囲気は掴めると思います。新譜チェックに追われている中、長々と書いてすみませんがご参考までに。
トト (toto_not_ba
nd)
が
しました