Normandieも新曲リリースが増えてきました。
まだアルバムのアナウンスはないものの、
早ければ年内、遅くても来年には
各日に次のアルバムがリリースされるんじゃないか
と思えるレベルの新曲リリースペース。
この曲では、Bury TomorrowのDanielという
意外なゲストも。
アルバムが楽しみだ―(* ゚∀゚)
どうも、トトです。
それでは今年87枚目の新譜レビュー
今回のバンドのレビュー、ウチでは3枚目?4枚目?
ってくらい、1枚出したら次まで割と期間空きがちな
欧州バンドにしては、一定の期間で
しっかりリリースを続けているバンドです。
初来日があった2018年から早5年
メンバーが変わりつつも
その間、絶えずしっかり
新譜をリリースしてきたバンドの最新作です。

Annisokay『Abyss Pt.1』
1. Into the Abyss
2. Human
3. Ultraviolet
4. Throne of the Sunset
5. Calamity
6. Time
ドイツのポスコアバンドAnnisokay
2年ぶりの新譜となるEP『Abyss Pt.1』が
Arising Empireから9/22にリリースされました。
いつぞやの冒頭でも新曲を挙げましたが
楽しみは楽しみだったけど
EPかぁ…(´・ω・`) 感は拭えませんでした。
来日時の予習だってアルバムが中心、
ウチでアニスを取り上げてきたのもアルバムですしね。
とはいえ、安心安定タイプのバンドなので
作品、作風としては全く不安には思ってない。
そんな最新作、早速聴いていこうと思います。
Into the Abyss
オープニングはおよそ2分のショートトラック。
今作タイトル、そしてこの曲のタイトルからして
最近「メイドインアビス」一気見した自分には
非常にタイムリーでタイミングの良いタイトルです。笑
そんなアビスの底を彷彿とさせるような
ヘヴィでダークな雰囲気のサウンドながら、
どこか未知の雰囲気を感じさせるところもgood
Human
イントロからヘヴィサウンドから始まり、
お馴染みのChristphのクリーンで幕を開ける2曲目。
ChristphとRudiが同時に展開してから
Rudiのスクリームと共にサビへ入っていきます。
サビは安定のChristphがメインで歌います。
サウンドの重さに反比例してRudiの出番は少ないけど
Bメロではガッツリ!叫んでくれているし、
やはり後半のブレイクダウンでは主役です(`・ω・´)b
重さの面では今作イチかもしれません。
アウトロはChristphによるピアノの弾き語り感で
ゆっくり幕を閉じていきます。
MVは公開から約半年で
再生回数170万回に迫る勢いなのはさすが。
この伸び率は今作No.1であり、
何ならこれまでの曲でも上位の伸び率では?
Ultraviolet
変わってこちらはシンセと共に始まる3曲目。
Christphクリーンは素敵なのは相変わらずですが、
ここではRudiがラップを披露します。
Bメロでは叫びながらのラップ調も良い。
そうした面もあり、ヘヴィでミドルテンポな曲調で
Annisokay式のニューメタル感があります。
しかし、コア感たっぷりのブレイクダウンも健在。
ブレイクダウン前の荒ぶるバンドサウンドも(* ゚∀゚)イィネ
Throne of the Sunset
4曲目もヘヴィなギターが先行して始まります。
ここでは先にRudiのスクリームから幕を開けます。
そのままRudiを前に、Christphが後ろで展開し
その流れで上手くChristphが前にスイッチする。
サビではそんなChristphのクリーンが安定で、
ここでの裏声がまた聴いてて気持ちえぇ(*´∀`*)
後半のブレイクダウンは相変わらず破壊力あって◎
Calamity
シンセと共にChristphクリーンで幕を開ける5曲目。
その後の冒頭の展開が少しリズミカルで
最初に聴いた時、これまでのアニスっぽくないけど
…これは(* ゚∀゚)イィゾ
ってのを、試聴1周目から思いました。
サビに入るとアニスらしいけど、サビまでの展開
特にAメロ冒頭の雰囲気は新鮮さがありましたね。
最近のR&B系ポスコアっぽくてgood(゚∀゚ *)
安心安定なバンドが新しい要素を取り入れ、
かつ、それがこちらも気に入ると耳に残りますね。
今作最初のお気に入りトラックとなりました。
そんなオサレなだけでは終わらない、従来通りに
Rudiの咆哮と共に落とすブレイクダウンもバッチリ。
Time
ラスト6曲目はイントロから適度にアップテンポで、
バンドサウンドを邪魔しないシンセ要素に
ChristphのクリーンメインのTHE Annisokayなポスコアナンバー
こういうのを聴けば聴いたで安心するもんです。笑
Rudiはほとんどバッキングでの活躍に徹しています。
Christphのクリーンはその声質ゆえの透明感や、
言葉通りのクリーンさもあるけど、それだけじゃなく
ややハスキーな感じもあるとこが良いんだよな。
ただクリーンでハイトーンなだけじゃなくてね。
声質もだけど、そういうとこが他のポスコアと差別化できてる。
そんな今作ラストの曲の締めは、タイトル通り
時計の針音で締めるのも○です。
以上、
Annisokay『Abyss Pt.1』
でした。
相変わらずのAnnisokayっぷりで満足ヾ(* ゚∀゚)ノ
惜しむらくは、これがEPってことくらいか。
Pt.1 なので、次に来るのもEPがほぼ確だと思うので
そこだけは少し残念(´・ω・`)
しかし、作風自体は安定のアニス節全開で
Christphのクリーンをメインにグイグイ引っ張ってく。
このクリーンは間違いなくバンドの核でしょうしね。
そんな中で、M5. Calamityで見せた
これまでのアニスにはあまり印象になかった
R&B系ポスコア的な要素。
これ良かったー(* ゚∀゚)スキー
今後はこういう路線も少し入れてみて欲しいですね。
何なら『Pt.2』にも是非!
そんな二部作的な作品になるであろう第一弾
Annisokay『Abyss Pt.1』
これまでのアニスが好きなら今作も大丈夫。
これを聴いて、続く第2弾も楽しみに待ちましょう。
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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