今回取り上げる新譜リリース時期に

Novelistsの新曲も公開されました。



またボーカル変わってる!

てか女性ボーカル?!Σ(°ω°ノ)ノ

こりゃまた思いきって変えてきましたね。

気付けばバンド名から「FR」も消えてるし。

まぁ、所属していたバンドがチラつく前任ボーカルより

ここまでガラッと変えた方がむしろ気持ちは良い。

このボーカルでアルバム作るなら

それはそれで楽しみですね。

どうも、トトです。



それでは今年84枚目の新譜レビュー

いつぞやにYouTubeのトップページに出てきて

それをキッカケに知ったバンドです。

YouTubeのオススメ機能は

Spotifyほどの精度はないものの、

たまぁーに、こうして良きバンドを引き当てるので

そこまで無下にできないのも正直なところ。笑

そんな当ブログでは初めて取り上げるバンドの

最新アルバムはこちらです。





20230918_194326
Resolve『Human』
01. Human
02. Death Awaits
03. Older Days
04. Continuum
05. Bloodlust
06. In Stone
07. Comfortably Dumb
08. Ignite
09. Move To Trash
10. New Colors
11. Moonchild





フランス産メタルコアResolve

デビューアルバムから2年ぶり

2枚目となるHuman

Arising Empireから9/15にリリースされました。


最近、あまりフランス産のバンドは

取り上げてない感じもするので、久々ですね。

近年だとLANDMVRKSとかThe Dali Thundering Concept

過去にはNovelistsDAGOBAなどなど、

これに加え、自分が好きなPOP PUNK勢もいるし

時間があればフランスバンドの推薦記事も書けそう

時間があれば、ね(。-∀-)


そんなフランス産バンドの仲間入りを果たすResolve

ここでは初めて取り上げるこの最新アルバム

早速、聴いていこうと思います。




Human
今作のオープニングはタイトルトラックから。
海の中のソナーみたいなシンセから始まります。
そこからアグレッシブサウンドを叩きつけるも、
バックに鳴るソナー的なシンセもそのままに。
冒頭はクリーンとスクリームを上手く混ぜ、
それに沿ったサウンで進んでいきます。
サビでは浮遊感と合うクリーンボーカルがメイン。
しかし、バンドサウンドは重めなギャップが○
攻めに転じたアグレッシブパートから、
プログレっぽい変拍子感を見せ
そのままブレイクダウンに落とす攻め展開good(゚∀゚ *)
最後は歌ものトラックのように静かに歌って締め。





Death Awaits
クリーンでタイトルを歌うとこから始まる2曲目。
イントロからアップテンポに展開し、
クリーンメインな良質ポスコア感かと思ったら、
メタリックなリフから疾走パートへ繋げ、
そのままブレイクダウンで落とすというメタルコア展開!
サビはアップテンポにクリーンメインの
良質ポスコアサウンドへと回帰します。
後半のブレイクダウンでは、
プログレ系みたいなリフで刻んでいくの(* ゚∀゚)イィネ!
始まりはクリーンでタイトルを歌いましたが、
終わりはタイトルを叫んで締めます。
テンポ感、攻め感共に、今作で上位な聴いてて上がる曲。

曲調にあったようなアツい雰囲気を見られる
ライブビデオ風のMVも(* ゚∀゚)イィネ!





Older Days
Spotifyの方には名前がなかったから不安でしたが
初っぱなからAaron Mattsの低音呻きボーカルから始まり
しっかり先行通りのゲストありverで安心した3曲目。
過去にシングル版とアルバム版はゲストありなしで違う
ってこともありましたのでね。
もう一方、スイスのPaleface SwissからZelliも参加。
ボーカル3人でラップ、クリーン、スクリームを使い分け
シンセやストリングスも取り入れていて、
重低音にHip-Hopの要素を絡めた
今作でも唯一無二の曲に仕上がっています。

いつぞやの冒頭でも出しましたが、
カメラ一本で回りながら置き3人映し出していく
ある種の1カットMV的な感じもgood(゚∀゚ *)
ゲストの影響もあるかもですが、およそひと月で
再生回数40万回に届きそうな勢い、伸び率は
今作のMVの中でNo.1です。





Continuum
クリーンボーカルにクリーンなサウンドで始まる4曲目。
曲中の大半はそうした歌メロが映える
クリーンな雰囲気で展開していきますが、
ヘヴィサウンドとザラついたスクリームと共に
鬼気迫るブレイクダウンでガッツリ落とすことで豹変。
そのままヘヴィサウンドで終盤まで攻め立てていき
ラストサビでは煌めき系シンセを鳴らして
再びクリーンパートで締めます。
The Amity Afflictionにも似たドラマティックな1曲。


Bloodlust
ピッチ速めに、そして高めにスクリームしつつ、
短くタイトルを吐き捨てるような形で始まる5曲目。
そこから冒頭はクリーンパートメインで、
時折、咆哮を上ながら進んでいきます。
サビでもまずはスクリームと共にアグレッシブに、
サウンドの重さはそのままに、
ボーカルはクリーンに切り替わります。
ここでのクリーンはシャウトとの中間な感じで
While She Sleepsっぽさを感じさせます。
そして後半のブレイクダウンは
そこからさらにブレイクダウンを重ねがけしてきます。
ラストも短いブレイクでサクッと終わります。


In Stone
6曲目は再び歌ものの雰囲気で展開します。
一定のリズムで鳴らされるイントロのギターから
静かに歌い出すクリーンからスタート。
掻き鳴らすギターに、ストリングスも徐々に加わり
さらには壮大なコーラスも展開していきます。
サウンドも壮大化すると共にギターソロに入る。
曲の進行と共に力強さを増していきますが、
ラストはしっとり静かに幕を下ろします。


Comfortably Dumb
下げたあとは冒頭からぶち上げてくる7曲目。
のっけからヘヴィな疾走感で幕を明ける
このサークルが捗るスピード感(* ゚∀゚)イィゾー!
エコー感増し増しのコーラスを追い、
スクリームしていくところもアツいです。
Bメロに入り再び、走りながら叫びまくる!ヾ(* ゚∀゚)ノ
後半は少し勢いも落ちるけど、
ここまできてやらないなんてことはあり得ない!
タイトルを叫び、ブレイクダウンで落とします。
そこで耳を突いてくるシンセも○
間違いなく今作で最もメタルコア色が濃い1曲だと


Ignite
浮遊感のあるコーラスに反発するような
ヘヴィサウンドと同時に幕を開ける8曲目。
しかし、よくよく聴いてみるとなんか…なんか…
POP PUNKっぽい!Σ(゚∀゚ *)
サウンド面はヘヴィだけども、
POP PUNKしてる!ヾ(* ゚∀゚)ノ イヤッホゥ!!
と、POP PUNK好きなオレ得な展開は嬉しいね。
ヘヴィなバンドサウンドと浮遊感のあるシンセという
この組み合わせも聴いてて面白いです。
反発しそうな感じでも、上手いこと調和してる感がgood(゚∀゚ *)


Move To Trash
クールでヘヴィなギターから幕を開ける9曲目。
そのあとのイントロはどこかリズミカルで、
それでも重さは微塵も妥協ないのが良い。
フィンガースナップでパチッとキッカケで
アグレッシブなスクリームに入るの(* ゚∀゚)オッサレー
Bメロはアップテンポに、緩めの疾走感を展開。
そこからどんどんテンポを落としていき
一瞬の無音のあとはもちろんブレイクダウンを叩き込む。
そこからまた徐々に上げていき、ラストサビへ。
曲の展開がいちいち凝ってて面白いな。
合間合間に、フィンガースナップなり、
スイッチのような音なり、マウスのクリック音なり、
音始めのキッカケ的なところで使われている音が
色々あって、聴いててとても面白い。


New Colors
フェードインしてくるシンセから、そのシンセを交えた
ヘヴィなイントロから幕を開ける10曲目。
今作最長となる、およそ6分にも迫る曲は
ボーカルはクリーンが主体ってのもあってか、
サウンドは重いのに、歌メロの映える展開は
どこか綺麗な雰囲気を感じさせる。
以前、レビューしたデンマークのVOLAっぽいというか。
サビに入るとシャウトと織り交ぜ力強い歌声を響かせます。
そして、もちろんブレイクダウンは荒ぶってますがw

先行でこの曲のMVを見た時に、曲調もセットでだけど
そのサウンドありきで、映し出される背景の映像が
(* ゚∀゚) キレー…
と、思って目と耳を奪われたのを覚えてます。





Moonchild
重めなギターを長く鳴らして始まるラスト11曲目。
ボーカルを少し入れたあとのイントロで鳴るギターは
クラシックなロックで鳴るギターのよう。
そうした往年のロックスタイルのようでありながら
ピースフルな多幸感を感じる雰囲気は何だ(* ゚ω゚)
後半には、冒頭と同じような雰囲気のギターソロ
さらにそこにラーラーコーラスを加え、
多幸感に溢れ、ピースフルな雰囲気から一転
終幕に向け、どんどんダウンテンポに落としていく
ギャップがありすぎるブレイクダウンを展開し、
アウトロは少し長めに余韻を残し、
カセットテープを取り終えたような音で終わります。





以上、

Resolve『Human

でした。

試聴1周目の時点では

…あれぇ?(。-ω-)

と思ってしまった為、30STMを先に出しましたが

改めてこうしてリピートしていくと

(* ゚∀゚)イィゾ…
ヾ(* ゚∀゚)ノ イィゾー!

と、もりもりハマってきました。

サウンド面の重さはあるが、ダークな雰囲気は薄い

というかむしろ、闇属性よりも光属性な気がします。笑

しかし、そうした反発するもの、反対の属性が

上手いこと調和しているような曲の数々は◎

そうしたヘヴィサウンドに響く美メロであったり

ゴリッゴリにメタルコアしてる曲があったり

まさかのPOP PUNKな曲まであったりして

ホント、聴いてて楽しいアルバムでした。


まだ2枚目のアルバムですが、

各MVの再生回数がけっこう良い感じに伸びてるのも

バンドが注目されてることに対する

1つの証明じゃないでしょうか。

Resolve『Human

新たなフランス産メタルコアの最新アルバム

是非ぜひ、ご一聴。





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参加ゲストのバンド