POP PUNKの新曲がもりもり出てきて

盛り上がって参りましたヾ(* ゚∀゚)ノ

どれもアルバムが楽しみだ\(^o^)/

どうも、トトです。



それでは今年83枚目の新譜レビュー

今回はかなり久々なバンドです。

キャリアを考えれば、初期…と言っても許されるかな

くらいな頃から追ってはいるバンドですが

如何せん、マルチな才能のあるボーカルが多忙!

まぁ、そうでなくても

近年はアルバムリリース期間長めでしたけどね。

いつぞやには過去作もレビューしました。

そんなバンドの最新作です。






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Thirty Seconds To Mars
『It's The End of The World But It's A Beautiful Day』
01. Stuck
02. Life Is Beautiful
03. Seasons
04. Get Up Kid
05. Love These Days
06. World On Fire
07. 7 : 1
08. Never Not Love You
09. Midnight Prayer
10. Lost These Days
11. Avalanche





前作『America』をリリースした2018年

長年ギターを務めていたTomoが脱退し、

JaredShannonLeto兄弟によるユニットとなった

Thirty Seconds To Mars

そんな前作から5年ぶり6枚目のアルバムとなる

It's The End of The World But It's A Beautiful Day

UnversalグループのConcord Recordsから

9/15にリリースされました。

Tomo脱退後、兄弟ユニットとなってからは初のアルバム

世界の終わりだけど、美しい日だ

というタイトルも素敵( ´∀` )b


NMEの取材によると、

今作の為に200曲を書き下ろした

と、Jaredは答えています。

海外だとこういう大量の曲を作ってから

アルバムに収録する曲を精査していく

みたいのをよく聞きますね。

創作能力、意欲がホントすげw

その中から選りすぐりの11曲が収録された今作

早速、聴いていこうと思います。





Stuck
静かなギターの音色に乗せてJaredが歌い始まる
今作で最初に公開された1曲目のリードトラック。
本格的に幕を開けると、タイトルを歌い、
シンガロング感に駆られたと思ったら
今度はクラップと共にリズミカルに転調。
このリズムに合わせて足を前に出したくなる感じは
ウォーキングするのにもってこいのリズム感。
何ならサウンド的にはランウェイを歩きたくなるw
Ram-dam, da-da-da♪
からクラップと共に入る後半のパートもキャッチーで
共に歌い、手を叩きたくなります(゚∀゚ノノ"☆パンッパンッ

もうじき公開から5ヶ月が経とうとしてるMVは
再生回数1,500万に届く勢い。
この記事がUPされる頃には突破してるかもですね。
このへんはさすがに人気バンドって感じですね。





Life Is Beautiful
ピアノによる短いイントロから幕を開ける2曲目。
そのピアノに合わせてJaredが静かに歌い出す。
そこから切り替えて転調したサウンドは
声を張るボーカルに勢いづくサウンドに。
こういうのも前作、前々作から続く雰囲気の曲かも。
Time to rise up again (再び立ち上がるとき)
と、後半からラストにかけて繰り返すのは
このタイトルにして、という部分もあってgood(゚∀゚ *)


Seasons
アコギで弾き語りのように始まる3曲目。
最初のボーカルこそ、これJaredか?って思うけど
聴いてくとJared…かなぁ、なんて思える不思議。
しかし、ビックリするほどポップであり、
そのボーカル、この曲調はPost Maloneのよう。
Post Maloneを聴き始めたのも決して早くなかったけど
今のPost Maloneはフツーに好きだし、
そんなPost Maloneテイストを感じるこの曲も
フツーに好きです(* ゚∀゚)
何なら今作で最初に気に入った曲かも。
しかし…やっぱボーカル2人いるように感じるなぁ。
ゲストいたり、まさかのShannon歌ったりしてない?笑


Get Up Kid
Jaredのおーおーボーカルから幕を明け、
ピアノの弾き語りのような形でスタートする4曲目。
そのまま落ち着いた雰囲気で進んでいきます。
Shannonの力強いドラムと共に
曲調も上向き、勢いづいていきます。
ラストサビ前のおーおーパートはこれまたシンガロング必須。


Love These Days
エフェクトのかかった声のようなシンセと、
ギターを鳴らして幕を開ける5曲目。
ゆったりしながらも、徐々にリズムとテンポを上げる。
そうしたリズムとテンポを担うであろうShannon
金属製、プラスチック製のバケツや
木片などを叩いてるような
色んな音を出すパーカスが面白いな(* ゚∀゚)


World On Fire
遠くから聴こえてくるような
Jaredのおーおーボーカルから始まる6曲目。
エレクトロ系DJのような曲調でもありつつ
サビでタイトルを歌うところもわかりやすくキャッチーで
Jaredのボーカルと共に歌いたくなるコーラス感。
ヾ(* ≧□≦)ノ ぅわーあーあー
ヾ(* ≧□≦)ノ ぅうわーあーあー
と、後半で歌う部分も同様です。
こういう歌いたくなるコーラスは30STMならではであり
30STMだからこそとも思えますね。


7 : 1
変わって、少しダークかつポップなシンセで始まる7曲目。
サビの中盤から終盤にかけて
(* ゚Д゚) oh-oh, ayy-oh
とコーラスのように歌うところはこれまで同様、
こちらも歌いたくなる衝動を駆られる部分ですね。
同時に前作、前々作の雰囲気も感じさせます。
後半にはJaredも力込めて歌う部分もあり、
そこから入るラストには壮大なストリングスを加え
幕を下ろします。


Never Not Love You
静かにしっとり歌うJaredから始まる8曲目。
ここでも低めの音域で鳴るピアノが良い感じ。
サビに向かって上がっていくボーカル、
こういうの聴いてると30STMっぽさあるなぁ
ってのも思ってしまいます。
Bメロは再びピアノと共に静かに歌い、徐々に上がる。
過去作のように、ここから完全ぶち上げてアンセミックに!
ってほどとはならずとも、おーおーコーラスを従え
ラストは盛り上がる展開で、そうした"らしさ"もありつつ
それをしっかり今の30STM色に仕上げた感じ。


Midnight Prayer
ここでも静かに歌うとこから始まりますが
雰囲気は陰性で、ラップ調なボーカルも。
サビに入るとサウンドも大きくなり、ダークポップに。
どこかSet It Offのような感じも見て取れる気も。
Bメロのシンセはどこかレトロ感を感じる部分もあり
意外とこういう曲が気に入ったりする(* ゚ω゚)
深夜の祈り、なんていうタイトルも曲調と合ってて○


Lost These Days
今度はアコギでの弾き語りでスタートする10曲目。
ボーカルの雰囲気が一部、DGDのTilianのよう。
こういうしっとり系も良いと思えるのは、
Tilian然り、Jared然り、ボーカルの歌唱力や魅力の賜物。
後半は転調してリズミカルにアップテンポに。
雰囲気は依然、陰性で下向きではあるけど
そのリズミカルさでノリはグッと良くなります(* ゚∀゚)b


Avalanche
レイヤーで高音と低音に分けたボーカルで始まる11曲目。
そうした冒頭のアカペラパートを抜けた際には
このラストに来て、ようやくの軽快なドラミングが(* ゚∀゚)
Shannonさんきてるよーヾ(* ゚∀゚)ノ
そのドラムと上向くシンセをバックに
伸びのあるボーカルで歌うJaredも(* ゚∀゚)イィゾー
こうした上向きの陽性な曲調で
共に歌い、叫びたくなるのが30STMだろ!ヾ(* ゚∀゚)ノ
ってのを思い出させてくれます。





以上、

Thirty Seconds To Mars
It's The End of The World But It's A Beautiful Day


でした。

前作、前々作みたいなんだったらどうしよー…

という不安はあったし、

事実として、その2作あってこその作風だとも思いました。

しかし、1週目の試聴の時点で

あ、これは好きかも(* ゚ω゚)

と、初聴で前作よりも受け入れられました。


タイトルからくる世界観、

サウンド構築が上手くいってるのか

ダークな部分はあっても、救いがあるような。

1枚聴き終わってみると、どの曲にも

前向き、上向きなとこがあったのが印象に残る。

世界の終わりだけど、美しい日だ

まさに今作のタイトル通りな作風だと感じました。


そしてやはりJaredのボーカリストとしての魅力

歌唱力が抜群なのはわかりきってますが

こんなに色んな声色で歌うJaredを聴いたのは

初めての作品かもしれません。


近年は役者業も好調だからなー

そういうとこも作品に影響してるのかね。

俳優、ミュージシャン、どちらの方が支持されてるのか

もしくは両方を追ってる人がどれほどいるのか

ってのは不明ですが、30STMとしては

アリーナ、スタジアム級になって久しいバンドだし

大型フェスのヘッドライナー級の存在です。

親日バンドでもあるのに

日本でアリーナ、スタジアムでやったとしても

埋まらんだろうなぁ…(。-ω-)-3

サマソニ、フジでもヘットライナーはキツいでしょう。

甘めに見て、メインステージのトリ前かトリ2つ前

2ndステージのトリとか、そのへんじゃない?(´・ω・`)

そうして海外での人気知名度が隔離した状態で

次はいつ、どの規模で、日本で見れるんでしょうねぇ…


と、日本の海外バンドの現状を考えると

どうしてもネガティブなことばっか浮かんできますが

久々に良き作品をリリースしてくれました。

Thirty Seconds To Mars
It's The End of The World But It's A Beautiful Day


近年から入った人も、初期から聴いてる人も

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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