新たなPUNK/HC系フェスが誕生したのは喜ばしいけど

会場がO-NESTって、どんだけ小規模フェスよ…

せめてEASTかWESTじゃないのか。

それで国内外20組以上って、昼からやるのか。

それだと出入りも不可の缶詰系になりそうだけど

小箱で1回入ったら出れないのとか嫌だなぁ…

O-Group系列を使ったサーキット形式でもなさそうだし

海外勢の人気・知名度、バンドの数さえも

お察しレベルなのかしらね…(´・ω・`)

と、思うのも時期尚早ではあるので

追加情報を待つのみでしね。

どうも、トトです。



8月分のレビューを終え、

ようやくたどり着いた9月リリース分

それを聴き出したのはFor The Winライブの翌日

9/11(月)からでした(。-∀-)-3

そんな9月分は、前作からレビューし始めたバンドで

まさかの2年連続アルバムリリース!

そんな当ブログでも2回目となるバンドで

今年79枚目の新譜レビューはこちらの作品。





20230901_011705
Just Friends『GUSHER』
01. Zaza In The Sun :-)
02. Life I'm Living In
03. Brain Hurt Bad
04. Better 2 Be Around
05. Love Bug
06. 5th Dimension
07. Circle Pit of Love
08. Clown On You
09. Cream & Sugar
10. 1-800-SEXY
11. JUMP
12. I Miss You, Bitch
13. U & Me





US産ファンクロックバンドのJust Friends

4枚目のアルバムGUSHER

Pure Noise Recordsから9/1にリリースされました。


昨年、収録曲数申し分ない前作をリリースしつつ

今年も全13曲という十分な数が収録されたアルバム

10曲、下手すりゃそれ以下の曲数で"アルバム"とし

かつ、数年リリースもせんような昨今のバンドとは大違い。

この創作意欲の高さは素晴らしすぎますねヾ(* ゚∀゚)ノ


前作レビュー前から多少は聴いてたものの、

前作をレビューしたことで本格的に聴き出し、

少なくとも自分が聴いてるバンドの中では

唯一無二とも言えるファンクロックを鳴らし

大いにハマッたバンドでもあります。

そんなJFの最新作も、聴いていこうと思います。




Zaza In The Sun :-)
1曲目から海外式の顔文字が目を引く
遊び心のあるタイトルがおもしろいですね。
そんなオープニングトラックは
掻き鳴らすギターと共にBrandonのボーカルで幕を開け
そんなBrandonのボーカルの裏に出てくる
ヾ(*≧3≦)ノ フッフー♪
というコーラスのノリの良さは、こちらも口ずさみたくなる。笑
ホーンサウンドも取り入れた楽しい雰囲気満点で
笑顔の顔文字が付くタイトルの通り、
聴いてて自然と笑顔になるポジティブトラックd( ´∀` )


Life I'm Living In
こちらはより大きなギターでイントロを開始する2曲目。
It's just the life I'm livin' in♪
と、タイトルを繰り返すキャッチーさが○です。
これを繰り返すパートも多いので、
聴いてるだけで自然とタイトルを覚えてしまうレベル。笑
コーラスと共に歌う賑やかさもあるので、
こちらも漏れなく一緒に歌いたくなる感じもgood(゚∀゚ *)

MVは今年もレトロビデオ部門撮りそうな感じで
そしてまた楽しそうな雰囲気が良い。笑





Brain Hurt Bad
BrandonBrondのツインボーカルで始まる3曲目。
冒頭から2人で交互にラップ調で展開します。
この掛け合いのようなボーカルスタイルも良いですね。
そうしたラップトラック的でもあり、
サウンド面はリズム感○なJFらしさも損なうことなく。
金管サウンドによる快活さや賑やかさもあり、
冒頭3曲の楽しいテンションの高さは良い( ´∀` )b


Better 2 Be Around
タイトルを含んだ歌詞を繰り返すところから始まる4曲目。
その後も同じように繰り返す部分も多いのは2曲目同様
それによる抜群のキャッチーさがgood(゚∀゚ *)です。
ここへきて、曲調的にもチルい癒し感が出るのも○
チルさもあるけど、ポップな感じのが強めか。
ラストサビで少しテンポアップする様を見せて締め。





Love Bug
少しレトロ感のサウンドにベースが映える5曲目。
雰囲気的には陰性寄りなんだけども、
Brondボーカルによるキャッチーさと
ファンクロックならではのリズム感の良さが◎
Brandonが歌うパートになるとバンド感強めに
しかし、そのまま彼が歌うBメロは
Aメロ冒頭と同様の雰囲気で展開していきます。
You got it!!  I caught it!!
と繰り返すパートはこの曲にもあり、
後半ではギターも際立つロックサウンドがクール。


5th Dimension
勢い良く始まったと思ったら、
ここでも冒頭からベースのグルーヴ感最高の6曲目。
冒頭では早口で捲し立てるようなBrondが先行する。
サビでは疾走感を感じるほどのアッパーなサウンドを展開。
前作から本格的にJFを聴き始めた自分にとっては
こんなライブ映えするような攻めるサウンドは
かなり意外だし、新鮮さもあります(* ゚∀゚)
Bメロ以降はそれ以上の勢いはないけど、
Brondのボーカルに追従するようなコーラスもあり、
モッシュが捗りそうなアップテンポな部分だけでなく、
ライブで盛り上がりそうな雰囲気は十分です。


Circle Pit of Love
タイトルからは疾走感を感じさせますが
このバンドに関して、それはない(。-∀-)ノシ 7曲目。
しかし、JFにしてはアップテンポな方だし、
「愛のサークルピット」と言ってしまえば、
なるほど、らしいサウンドでとても良いです。
こちらもサウンド自体は少しレトロな雰囲気を感じる。
サビで軽快にチャカチャカ掻き鳴らすギター(* ゚∀゚)スキー
ラストはBrandonをメインに、
賑やかコーラスを加え声量も賑やかさを出しつつ、
徐々にフェードアウトしていきます。


Clown On You
快活な金管サウンドと共に勢い良く幕を開ける8曲目。
しかし冒頭は体を揺らしたくなるユルい展開(~ ´∀`)~
サビはホーンサウンドを加えアップテンポに、
明るく楽しい雰囲気を高めます。
そんな楽しい雰囲気のまま入るアウトロは
It's okay 'cause you clown on me too♪
のフレーズを繰り返して終わります。


Cream & Sugar
9曲目はベースが面白い音出して始まります。
Brondの歌い出しはゆったりスタートに。
サビでは、ここでもタイトルを繰り返すパートが
非常にわかりやすくキャッチーさを演出します。
BメロはBrandonによるラップ調のボーカルに乗せて
ユル~い展開、Brondによるコーラスも良い感じです。


1-800-SEXY
10曲目のスタートも聴いてて面白いサウンドから。
ホーンサウンドを取り入れながら、
心地良いリズムで、リズミカルに展開します。
そのサウンドに乗せたボーカルもラップ調に。
やっぱこのノリとリズム感に乗せた感じ良いなぁ。
後半にはギターソロがあるのも注目ポイント。


JUMP
軽快なギターから始まる11曲目は、
そのすぐあとにベースが追いかけてくるグルーヴ感。
そしてBrondのボーカルで本格的に幕を開けます。
ちょっとレトロ感ある?サウンドと共に
Brondのボーカルも徐々にテンポアップしながら
Everybody JUMP!!
と入るサビは、そのフレーズ通りに
縦ノリ感のあるサウンドでジャンプを煽るリズムに。
ここでホーンサウンドも取り入れている賑やかさもあり
一気に曲調も上向きになるのが楽しいヾ(* ゚∀゚)ノ
M6. 5th Dimensionに次ぐライブ曲だと思います。
みんなであーあー叫ぶ賑やかなボーカルワークと
アウトロのベースがまた良い味出して締め。

縦向き3面のMVはやっぱ今時を意識したものかな?
SNSとかで共有したら中央のものだけ表示され、
スマホでそのまま縦向き視聴にも使えそうですしね。
メンバーの挙動がフツーに面白いので
それを3面で見てても笑えるけどなw





I Miss You, Bitch
ここでもギターとベースが先行して始まる12曲目。
ビッチが恋しい…なんてタイトルに反して、
JFらしいユルい曲調なのはギャップに笑うわ。笑
でも、Brondによるボーカルは
どこかちょっとセクシーな雰囲気なのはgood(゚∀゚ *)
同じフレーズでもテンション変えて歌うとこが面白い。
後半は転調してBrondの艶っぽいボーカルが響き、
ハイトーンなボーカルの裏でBrandonがが賑やかし
その雰囲気のままゆっくり幕を閉じます。


U & Me
スローにギターが鳴り始まるラスト13曲目。
まずはBrondが先行するボーカルも同様に
ゆったりスタートになります。
Brandonが加わりツインボーカルスタイルになっても
このスローテンポな雰囲気は変わりません。
歌詞の内容的にも、こっちのがmiss you感はある
今作ラストのラブソング。





以上、

Just Friends『GUSHER

でした。

前作に続き、今作も良いなぁ(* ゚∀゚)

ファンクならではのリズム感の良さ、

特にベースがかなり良い。

ホーンサウンドも加えてのノリの良さと、

体を揺らしたくなるリズム感の良さは

まさにファンクな部分で

聴いてるこちらも楽しくなりますヾ(* ゚∀゚)ノ

同じフレーズを繰り返す歌うことによるキャッチーさ

わかりやすさも抜群であり、

Brondによるボーカルも耳馴染みの良さの一端を担います。

Brandonとの男女ツインボーカルスタイルも魅力で

2人ともラップもイケるし、

ユルくチルいサウンドに乗せるラップを聴くと

レゲエ感が出てくるのも良い。

あっちはあっちで独特なリズムなので、

ファンクとは別物ではあっても

曲調、曲の雰囲気としては似たものがありますしね。


って感じで、

今作も存分に聴いてて楽しい作品でした。

Just Friends『GUSHER

スカやレゲエが好きなら

ファンクも聴ける人は多いんじゃないかと思います。

そんなファンクの入り口にも良いかもしれない

ファンクロックバンドの最新作

是非ぜひ、ご一聴。





関連記事