YouTubeのトップに出てきたことで知った
Air Drawn DaggerというUKガールズロックバンド
なかなか(* ゚∀゚)イィネ!
EPが10/13にリリース予定らしいけど
しっかり5曲以上収録されてることを祈ります。
どうも、トトです。
結局、7月同様に
最後の金曜日にどどっと新譜が出た8月。
その「どどっ」と加減は7月の比じゃないですが(。-∀-)
まぁ、海の向こうじゃ年度末的なとこもあるし
それゆえのリリースの多さは理解するんですけどね。
そんな8月の新譜の中から
3枚
蔵出しとなった作品を挙げていこうと思います。

Wilmette『Hyperfocused』
01. No Conviction
02. Hyperfocused
03. I don't Even Want To Be Around Anymore
04. Playing Dead
05. Circa '99
06. Small Talk
07. Everybody Wants Me Dead
08. No One Knew
09. Sunflower
10. Out Of My Hands
USはイリノイ州出身のPOP PUNKバンドWilmette
待望のデビューアルバム『Hyperfocused』が
Mutant League Recordsから8/4にリリースされました。
前々作EPは蔵出し、前作EPは本記事レビュー、
そしてまた蔵出しに逆戻りとなりました。笑
ストレートにPOP PUNKしてるのは好感なんだけど
なんかなぁ…上がりきらんのよね。
結局エモーショナルで押してる感がちょっとね(。-ω-)
上がるポイント、布石なんかも感じるんだけど、
そっから上がらん、勢いに乗らんのかい!的な。
そんな中でも個人的に良かったのはアルバム中盤。
(M4. Playing Dead)
M5. Circa '99
M6. Small Talk
M7. Everybody Wants Me Dead
の4つ。
M5. Circa '99は、冒頭から勢い良く始まる
今作でも上位の上げ曲では?
こうして聴いてて気分が上向く、
曲調としても上向きなのが良いのよ。
ほんのりEASYCOREの名残を感じるような部分も○
M6. Small TalkはゆるノリPOP PUNK
Bメロはテンポアップして勢いに乗ります。
軽く疾走感を感じるくらいのアッパーさはgood(゚∀゚ *)
M7. Everybody Wants Me Deadは
イントロから上がるアッパーPOP PUNKのノリ。
シンガロング感あるコーラスもgood(゚∀゚ *)
曲調を落とすにしても、この曲のラストサビ前みたいな
こっから上げるぞ
的な、含みを持たせるような下げで、
その通りにそのあとは上げるような落とし方が良いのよ。
M4. Playing Deadをカッコ付きにしたのは
冒頭の勢いからそのまま上げてこなくて拍子抜け。
こういうの今作にかなりあった印象です。
Bメロには今作唯一の疾走パートがあり、
ラストに上げてくれるけど、その勢いを曲中に
なんなら今作全体に散りばめて欲しかった。
って思う曲が多かったのが本記事で書けなかった原因かな。
本記事で書くにはあと一歩足りなかった。
結果、前作EP > 今作 > 前々作EPって感じに。
エモーショナル寄りなPOP PUNKバンドにしては
しっかりPOP PUNKはしてるものの、
上がる要素が多少ある、そうした曲もやってきたなら
そっち方面に傾いて欲しかったのが正直なところ。

Point North『Prepare For Despair』
01. Like a Weapon
02. Psycho
03. Prepare for Despair
04. Safe and Sound feat. The Ghost Inside
05. Below the Belt
06. Your Wish Is My Command
07. Social Suicide
08. Up on a Hill
09. Recover
10. Someone You Don't Know
11. Dark Days feat. Jeris Johnson
良質POP PUNKバンドが、気付けばポスコア化していた
US産のPoint North
2枚目のアルバムとなる『Prepare For Despair』が
Hopeless Recordsから8/18にリリースされました。
前作はイマイチ感があったゆえでの蔵出しでしたが
今作は8月最終週にバカみたいに新譜が出たせいで
捌ききれん!(。>д<)
ってとこに主な理由がある蔵出しに。
今作はM1. Like a Weaponから早々に
ポスコア全開となっているようなサウンドで
そこにシャウトもガッツリしてて驚いた。
続き、M2. Psychoは今作イチのハイテンポ感を見せ
かつ、要所でギターにツボる。
静かなピアノの旋律から耳を突き、曲中にも
そのピアノ要素のあるM4. Safe and Soundでは
ゲストにThe Ghost Insideを迎え、
ブレイクダウン+Jonathanの咆哮と
今作イチとも言えるコアサウンドを展開します。
さらに、続くM5. Below the Beltでは
ゲストなしでした全力シャウト+ブレイクダウンをぶちこむ。
M8. Up on a Hillでは、少しダークな喜劇的雰囲気、
M10. Someone You Don't Knowではダークなホラー感
加えて壮大なストリングスを加えていて、
どちらの曲にもシアトリカル感があったのが◎
ラストM11. Dark Daysでは、
近年、Bring Me The Horizonの
"Can You Feel My Heart"のRemixで
名前を見たのが記憶に新しいJeris Johnsonが
ゲストに選らばれており、ハスキーなボーカルを披露。
と、時間に余裕さえあれば
漏れなく本記事で書けたであろう作品です。
POP PUNKから離れてしまったのは残念だけど
こっちの方向でいくならいくで、
自分も今作で受け入れ態勢は整いました。
次作こそ、もう少し余裕が持てるときに
本記事でレビューができれば…(。>д<)

Concrete Castle『Brand New Me』
01. Immortal
02. Kill The Lights
03. Disappear (Like Magic)
04. Smile
05. So Addicted
06. Jealousy
07. Running From The Daylight
08. Dollhouse
09. Where Are You Now?
10. Lucky
11. You Won't See Me Again
2021年に結成したばかりの新星POP ROCKバンド
紅一点vo/Audra率いるConcrete Castle
2枚目のアルバムとなる『Brand New Me』が
8/25にリリースとなりました。
何がキッカケで見つけたかは忘れましたが、
見つけてからはシングルリリースが続き、
辟易しつつも、曲自体は嫌いじゃなかったので
冒頭ネタで上げたりしつつ、アルバムを待ってました。
が、残念ながら蔵出しになるというね(。-∀-)笑
しかもフタを開けてみれば、
トラックリスト全てにリンクを貼るのがクソ面倒な
収録曲のすべてがシングルカットされてる
前作から今作までのシングルコレクション的な感じが
クソほど大きなマイナス点なのも痛い。
まぁ、そうでなくても、見つけた頃に感じた
POP ROCK/POP PUNK感が薄かったことが原因かと。
全体的にダークなイメージが強かったんですよね。
M1. Immortalはストリングス要素あるダークロックだし。
M7. Running From The Daylightなんかは
アルバム全体のダークな雰囲気は踏襲しつつ
今作で数少ないアップテンポ寄りな1曲。
M2. Kill The Lightsは
コーラスの賑やかさとリズム感がSIOっぽかったり、
M3. Disappear (Like Magic)なんかは
ほんのりシアトリカル感のあるリズミカルロック
みたいな曲もあったけど…っていう。
今作のような作風が続くのであれば
そもそもの認識をPOP ROCKから改めないといけない。
でなきゃ、ずっと蔵出しで書くことになるわ。笑
なんて思ってるとM8. Dollhouseあたりから
縦ノリ感あるキャッチーなロックしてるのが出てきて
M9. Where Are You Now?で今作の中でも
前向きさのある曲調で送る割とストレートな
POP ROCKしてるのがあったり、
続くM10. Luckyでも、クラップによるキャッチーさ、
ノリやすいPOP ROCKしてるのがあって困る(。-∀-)
ここらへんの後半のノリで固めたの出してよ!w
たぶん、最初に見つけた時は
このへんの曲を聴いた印象だったんだろうなと。
と、けっこう真逆な曲調で分かれたアルバムであり、
前半がちと印象と違ったので蔵出しにはなりましたが。
キャッチーなPOP ROCKしてる曲があるなら、
そっち路線で攻めて欲しいところ(。-ω-)-3
Audraがもう1つやってるバンド
First To Elevenの方に期待するかね。
以上、
8月の蔵出しレビューでした。
奇しくも、今回の3枚は
POP ROCK/POP PUNK系のバンドだったワケですが
そういうのが好きだからこそ、
評価が厳しくなってるという自覚はあります。
というか、音楽なんて好きで聴いてりゃ
それに対する「好き」はどんどん明確になるし、
それをブログなんかで言葉にしてレビューしてりゃ尚更です。
そういうところはブログの良くも悪くもな点です。
まぁ、それはさておき
8月は最後の金曜日である25日リリースの新譜が
驚愕の8枚ってことで死にましたが、
ふと、過去の蔵出しをつらつら見ていると
昨年の10/14には、一気に10枚出てた、と(。-∀-)w
何ならその時の10月は他の金曜日も
そこそこの数のリリースがあったようで、
最後だけドカッと出た今年の8月よりも
遥かに厳しい月だったっけな…と思い出しました。
かといって、1日8枚が楽になるとか
そんなこと絶対にありませんが(。-ω-)-3
そんなこんなで
9月も後半に差し掛かってきている時期に
ようやく8月分の新譜レビューを終えました。
引き続き、9月分の新譜に取りかかろうと思います。
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