ニューメタルっぽい、また新機軸な曲出してきましたねWSS
てか、Lozのその頭なんだw
曲調よりもそっちのが驚きだよw
どうも、トトです。
よぉぉおおおやく!
8/25分のレビュー終わる…orz
8枚なんてただでさえ枚数多いのに、
本記事でレビューしたくなるほど
良作も多かったのは嬉しい悲鳴だわ( ;∀;)
あとは蔵出しを挙げて、
長かった8月の新譜レビューも終わらせられます。
というか、最近のバンドの傾向からして
試聴前はコレも蔵出しで書く気満々でした。
そんな8月分最後の作品、こちらの予想に反し
本記事に昇格した今年78枚目の新譜レビューはこちら。

Asking Alexandria
『Where Do We Go From Here?』
01. Bad Blood
02. Things Could Be Different
03. Let Go
04. Psycho
05. Dark Void
06. Nothing Left
07. Feel
08. Let The Dead Take Me
09. Kill It With Fire
10. Holding On To Something More
11. Where Do We Go From Here?
メタルコア(ポスコア)からハードロックへ
そして今作はどうなっているのか…
UKのロックバンドAsking Alexandria
2年ぶり、今作で通算8枚目となるアルバム
『Where Do We Go From Here?』が
Better Noise Musicから8/25にリリースされました。
さて、直近の作品では微妙な感じが続いていたAA
正直、アルバム聴くのも戦々恐々ですが
先行曲を聴いた時点では
おや…?(* ゚ω゚)
と思えたのも事実です。
期待と不安が入り交じりつつ、聴かなきゃ判断できない。
ってことで、聴いていこうと思います。
Bad Blood
タイトルを言い放ち始まる1曲目は
イントロのヘヴィサウンドから上がるぞ!(* ゚∀゚)
そのあと、Dannyのボーカルと共に落ち着きますが
サビではコーラス増し増しでブラストを展開するという
かなりアグレッシブな感じでまた上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
全体的にかなりダークな雰囲気を醸していて、
Dannyの咆哮と共に落とす後半のブレイクダウンも
コア感バッチリでこれは上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
コレは…良いな!
と、久々に本記事でレビューできるのでは?
と思わせるには十分なオープニングトラックでした。
Things Could Be Different
ゆっくりフェードインしてきて、わずかなシンセのあと
クールでヘヴィなリフがシンセと交わる2曲目。
比較的アップテンポに展開するのも聴きやすく、
サビではテンポを落とすものの、
そこは前曲同様に大きなコーラスでカバー。
大きな会場でも映えそうなアンセミックな曲で、
後半は頭振りたくなるブレイクダウンを展開します。
ラストもコーラス込みで全員で叫び、盛り上がれる
そんな展開で幕を下ろします。
Let Go
攻めの姿勢が存分に見えた前2曲から打って変わって、
シンセと女性コーラスから始まる聴かせる3曲目。
しかし、Dannyのボーカルが良いのは今さらなので、
こういう曲でも聴けちゃうのは大きいよなぁ。
加えて、サビではここでもシンガロング衝動に駆られる
コーラスもあり、バンドサウンドのロックバラードなので
ガッツリ歌ものって感じも抑え目なのもgood
EDMのような展開で上げていく後半のパートにも
冒頭の女性コーラスで歌われてますが、
これ歌ってんの誰なんでしょうね?
聴いたことあるような声な気もするけど…
どこ探しても全く名前が出てないんだよな(。-ω-)-3
Psycho
アコギで静かに始まる4曲目。
サウンドは重い部分もあり、ほんのりダークさもあり
でも、全体的にはかなりポップな雰囲気。
なんかちょっとSet It Offっぽさあるんだよな。
おーおーコーラスは口ずさみやすいキャッチーさがあり
そういうとこもポップな雰囲気を印象付ける。
後半は疾走サウンドとブレイクを交互に展開し、
ラストサビはやはりおーおーコーラスの映える
ヘヴィかつキャッチーなサウンドで締めます。
サムネに見るようなホラーめいた演出で
Dannyの顔、表情が高速で切り替わっていくMVは
まさにサイコな感じして良いですね。
半分、ライブビデオになってるのも○
Dark Void
コーラスと共にフェードインしてくる5曲目は
Dannyの大迫力な咆哮から幕を開けます。
ヘヴィな部分と、ライトな部分を交互に展開し、
サビはこれまたコーラスによる合唱感が映える。
その後、Bメロでもコーラスはガッツリ、
ほんのりR&B調なDannyのボーカルも垣間見えます。
後半にはフラグ通りに溜めに溜め、
一気に叩き落とすブレイクダウンへと突入!
そこから疾走感と大きなコーラスを纏い、
ラストへ向かう展開はオールドファンも納得では?
Psychoと同様の効果を使っているMVは
今作で最初に公開されたものとなり、
約4ヶ月で170万を超える再生回数となっています。
まぁ、AAにとって100万、200万なんて通過点だろうし
これがどこまで伸びるかも見ものです。
Nothing Left
静かに歌うDannyのボーカルから始まる6曲目は、
その後、冒頭から早くもブレイクダウンへ突入。
その後の疾走感のあるドラムが個人的にはツボ(* ゚∀゚)
バックに流れるシンフォニックなシンセもgood
サビに入ってもそれは健在で、
どこか壮大さのあるサウンドはとても良いですね。
ストリングスあり、そこからテンションを高め、
一気に落とすブレイクダウンも上がります。
ギターソロを挟んで、再び壮大なサウンドと共に
終幕へ向かうラストサビの雰囲気も(* ゚∀゚)イィネ!
アウトロは小さく焚き火が燃えるような音が鳴り続け
20秒以上かけて、ゆっくりフェードアウトしていきます。
Feel
タイトルからして歌ものな雰囲気のある7曲目。
その予想も外れることなく、
冒頭は落ち着いた静かな始まりを見せます。
アンビエント感のあるシンセもありつつ、
サビではしっかりバンドサウンドを展開します。
後半にはDannyも叫ぶブレイクダウンも。
Let The Dead Take Me
8曲目は冒頭のギターからアッパーな雰囲気ありで
Dannyのボーカルが入ってもそのテンポ感を緩めず、
アップテンポに始まる感じが(* ゚∀゚)イィゾ-
コーラスはどこかサーカスのような
ダークなカーニバル感があり、ストリングスも交えて
シアトリカル的な雰囲気があるのがとても良いなヾ(* ゚∀゚)ノ
中盤で一旦、落としたあと、イントロの同様のギターから
再び上がるラストサビへとなだれ込みます。
ラストのダークカーニバル感ある雰囲気が良く、
Ice Nine Killsとかも浮かぶし、今年最初に出た
Falling In Reverseの"Watch The World Burn"っぽさも。
(* ゚∀゚)イィネ!この曲好きだわー
Kill It With Fire
9曲目は冒頭から走る気満々!(* ゚∀゚)
その通りに、一気にPUNK感全開の疾走感ヾ(* ゚∀゚)ノ
確実にサークルが風を巻き起こす疾走感で、
わずか66秒で駆け抜けるスピード感が素晴らしいね!
今のAAがこんなんもやるんや!できんるんやん!
と、短いながらもクソ上がりますね。
ボーカルも汚ったなく叫ぶのが良いわw
Holding On To Something More
上げ曲を2つ挟んだあとの10曲目は
再びテンポを落とし、歌もの寄りな展開に。
しかし、そこまでガッツリ落としたワケでもなく、
サビではむしろアップテンポにはなるし、
上がる展開が全くのゼロではありません。
後半にはブレイクダウンもしっかりありますしね。
Where Do We Go From Here?
ラスト11曲目はタイトルトラックで締めます。
まずアコギでの弾き語り感ひとしおで幕を開けます。
こういう感じのDannyのボーカルって良いんだよなぁ。
やっぱボーカル、歌唱力の点では、
間違いなく魅力あるボーカリストの1人ですからね。
中盤あたりでは徐々に盛り上げていき、
しかし、一旦ピアノでの弾き語りのような静穏を挟み
最後はバンドサウンドを展開してラストへ向かいます。
歌いながらも叫ぶDannyのボーカルと、
後ろで歌うコーラスも雰囲気もバッチリ。
オレたちはここからどこへ行くのか
自分たち自身に問いかけているようにも思えるし、
今作を聴いたファンやリスナーにも問いかけているようにも。
そんな雰囲気も感じさせる曲で締めるのもgoodです。
以上、
Asking Alexandria
『Where Do We Go From Here?』
でした。
直近の2作…いや、3作と言っていいかもしれないけど
それがあったからこそのギャップってのも
存分に影響してるのかもしれないけども…
めっちゃ良いジャン!(* ゚∀゚)
今作の雰囲気なら、個人的にはかなり好きなんだが。
え、文句なしなんだがw
先行曲でほんのり淡い期待を抱きましたが、
アルバム1枚として、ここまで良い作品になるとは。
こんなに楽しくレビューできるとは思わなかったw
今作でもギャオるような初期ファンが満点出すほど
コア感たっぷりなメタルコア、ポスコアではないけど
そういった点もあるし、
全体的にヘヴィサウンドでまとまってるのは○でした。
Dannyのボーカルに関しては
直近の作品でも別にそこまでマイナスに捉えてないし
レビューでも言った通り、"歌う"方のDannyも
元々けっこう好きでしたからね。
結果、いちばんリピートしてるのは
タイトルトラックだったりしてるワケですし。
でも、今作では久々にけっこう叫んでる部分もあったし
叫んでも歌っても、やっぱどっちも良いもん持ってんスよね。
ただ、ここに到るまでには
微妙だった直近の作品もあったからと考えれば
微妙だとは言え、離れず新譜をチェックし続け
今作を聴けたのは良かったです。
こういうことがあるから、微妙盤が出たとしても
見限ることなく、追い続けるのは大事だと
改めて思います。
もちろん、それで微妙盤の評価が覆ることはないですが(。-∀-)笑
なんて言いつつ、聴き返してみると
思わぬ良さに気付いたりもするから油断ならない…笑
タイトルで問いかけられている回答としては
個人的にはこっち路線で行くなら
これからも応援するぞ!ヾ(* ゚∀゚)ノ と言いたい。
Asking Alexandria
『Where Do We Go From Here?』
ある種、復帰・復調の兆しにも思える作品でした。
初期ファン現行ファン問わず、
まずは是非ぜひ、自分の耳でチェックしてみてください。
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