前回、SABLE HILLS Preで

Like Moths To Flamesの初来日を見届けてから約２週間

今年８本目のライブで渋谷へ。

既に何度も来日してくれていますが、

このジャンルをちゃんと聴くようになったのが

ここ２～３年である自分は今日が初見となります。

Polyphiaは敢えなくキャンセルとなってしまいましたが

台風も近付いていた中、このバンドはしっかり来日

日本での公演、最終日を迎えます。







タッピングマスターYvette Young擁する

マスロック、テクニカルバンドのCovet

４月にリリースされた３枚目のアルバム

『Catharsis』を引っ提げての来日公演。

ちょうど１ヶ月ほど前、東京２公演の内

代官山SPACE ODDがsoldした報を受け、

この来日公演爆増中の今年、すっかり忘れてて

慌てて今日のチケットを買いに行きました。

もう整理番号も後ろの方だろうなぁ…と思いつつ

198番と、キャパを考えたら早めではありました。

しかも、チケット買う頃にはサポアクも決まっていて

最終日であるQUATTRO公演にはichika

マジかよやった！(* ﾟ∀ﾟ)

ichikaはPolyphiaの方にも決まってたけど、

キャンセルになったせいで見れなくなったからね。

ichikaも見たかったから、

これはむしろ今日を選んで正解なのでは？(* ﾟ∀ﾟ)

なんて思いつつ、会場へ向かいます。




QUATTROに来るのもだいぶ久々。

2019年のSOTYぶりなんじゃないだろうか。

QUATTRO級のバンドのライブってあんま行かないし

今回みたいに都内複数公演あって、

その内のひとつがQUATTROだったら

まず選ばないもんなこんな柱がクソ邪魔な箱(。-∀-)笑

相変わらず、その柱も健在でした(# ＾ω＾)

その柱を背もたれにできるところで開演を待ちます。




ichika
最後に見たのがThe Afterimage来日時の
Tragic Hero Tour以来、およそ５年ぶり。
その頃から技巧派ギタリストとして名を馳せてましたが
昨今では、日本のギタリストとして
トップクラスに知名度がある存在なのでは？
なんてことすら思わせます。
そんな今日もギター１本、余計なことは一切せず、
時間通りに暗転し、サッとステージに登場し、
スッと演奏に入る様はカッコいいですねー(* ﾟ∀ﾟ)
そして、その演奏力の高さを遺憾なく発揮。
その音色はアンビエントなようにも感じられ、
聴いてるだけで癒されるようなサウンドに。



軽くMCも挟みつつ、そこで多少の笑いも取りつつ。笑
彼の今、所属するDiosが明後日にアルバムリリース、
日本でソロライブの予定はないが、EUツアーがあり、
来年１月はSteve Vai主催の
変態ギタリストが集まるイベントinフロリダに
日本から出演と、ワールドワイドに活躍しているのを実感。

そして、ラストは昨年12/31にリリースされた
"The World is Beautiful"で締め。
シャネルのコレクションかなんかで
テーマ曲かなんかになってなかった？
この曲、良いッスよねぇ(*´ω｀*)
これはさすがにギター１本とはいえ、同期も流してたけど
キレイな音色の合間に短く、ｼﾞｬｶｼﾞｬｶ！って
掻き鳴らすとこがツボなんだよなぁ(*´∀｀*)
これもいつかフルバンドで聴いてみたいなぁ。
贅沢言うならLuke Hollandとのプレイでw
コラボと言えば、新曲の"Reflection"
これをYvetteにボーカル歌わせてやるなんてのは
さすがになかったけど、ちょっと聴いてみたかったなw
ともあれ、久々に見たichikaはやっぱりスゴかった。






次はメインのCovetなワケだけど…

転換はやっ！

ichikaはソロだし、ギター１本だからわかるけど

Covetのそれぞれのサウンドチェックも

タラタラ出てきて、タラタラ音合わせしてないもんな。

ちゃんと本人が楽器もって、サクッと終わらせ、

一旦、袖に捌けるでもなく、そのまま始まりました。

こういうバンドだからこそ

もっと凝るのかと思いきや

むしろ最初からある程度やってたのか

サポアクからメインまでの転換時間が

こんなに短くスピーディーなの初めて見た。




Covet
ってことで始まったCovetのライブは
YvetteのMCからスタート。
久しぶりの日本だし、
新メンバーのba/Brandonとds/Jessは
初めての日本だからってのもあり、
まず最初に喜びと感謝を述べてくれました。

そしてプレイされていく曲の数々。
これを書いてる時点でセトリは出回ってないけど
ネットにあった大阪のセトリとそんな変わらないかな？
メンバーが変わったのもあってか、
最新作と前作中心のセトリだったと思います。



前作の"atreyu"や、最新作の"firebird"、"bronco"と
軽快さがあり、ポップな面もあるような曲では
YvetteもBrandonも本当に楽しそうに弾くね！
見てるこっちまで楽しくなる。
そして、生Yvette Young可愛い！(*≧∀≦)
見た目もだけど、挙動も含めてかわいいぞ！
親指ぐーd(≧∀≦ *)にして腕突き上げたとことか
なんだよかわいいな最高かよ(*´ω｀*)

そんなYvetteのボーカル入りの曲
"parachute"、"control"もプレイしてくれました。
parachuteの方はgood(ﾟ∀ﾟ *)だったけど、
controlの方はサウンドが轟音すぎて、
ボーカルがほとんどかき消されたけどもw



まさかの"interlude"もプレイするとは思わなんだ。
ちゃんと鍵盤も持ってきてくれてましたね。
スポットライトのように照らされ、
Yvetteが鍵盤を弾く姿は神々しさすらありました。
しかしこの曲、個人的には
『ENDER LILIES』ってゲームの曲っぽく聴こえるんだよな。
アレもピアノを基調とした曲が多いし、
あの作品の曲を手掛けたMiliもピアノ曲多いんだよね。

ずーんとヘヴィな楽曲"smolder"なんかも
その重さゆえよグルーヴ感も満点でした。
"merlin"のラストなんかも、徐々にテンポを落としていき
最後のどスローになるとことかヤバかった！



そうしてバンドの根幹、
屋台船や支柱なんかにも例えられる
ds/Jessのプレイをかなり見ていました。
Covetと言えばやっぱYvetteのタッピングプレイだけど
最前でもない限り、
その細かなプレイスタイルの詳細は見えない。
その分、ドラムは体全体を使ってプレイするし
何がどうなってるかは手元を見るギターやベースより
遥かにわかりやすい！
元々ドラムが好きだからってのもあるし、
３ピースでセンターがガッツリ空いてるからこそ
普段はあまり見れない見えない
ドラムのプレイを見るにはこれ以上ない環境！
ってことで見てたけど、スゴいなー(* ﾟ∀ﾟ)
Yvetteの作る曲をプレイするってだけで、
ベースもドラムも、一定以上の実力は必要だと思うし。
そんな曲のリズム感、テンポ感を主に担うのは
間違いなくドラムだと思うんだけど
あんなにガンガン転調する曲でも
乱すことなくきっちり叩いてんだもんなぁ(* ﾟ∀ﾟ)
自分は単なるリスナーだし、
楽器や音作りことなんて素人以下でも以上でもないけど
Covetの曲をプレイしてる、できてるJessは
やっぱスゴいんだなって思います。



ラストは「Shiuya in 渋谷」で笑いを取った
"Shiuya"で締め。笑
日本来て、何なら渋谷でライブしてんのに、
Shiuyaやらないワケないもんなヾ(* ﾟ∀ﾟ)ﾉ
そうして日本にも所縁ある曲できっちり締め、
最後にステージからの写真を撮って終幕。

アンコールなしで終わってしまったのは残念だけど
19時ピッタリに始まり、終了時間も21時前。
やっぱあの転換時間のスムーズさが効いてるのか
きっちり終わったのもスゴいな。
これだけテクニカルに音もキレイに出せるバンドが
あそこまでサウンドチェックに時間かけずにやるのに
他の全バンドも見習って欲しいくらいだわ。




と、フロアをあとにし物販へ。

Tシャツ２種類、どちらも4,500円…高ぇ……

これまで3,000～3,500円くらいで売ってたのが

この値段ってやべぇっすよね円安マジ死ねよ。

と、今年はライブで物販見るたびに言ってますがw

でも、そのせいか結構あまってましたね。

ツアー最終日なのに２つとも全サイズあったし。

それでも、デザイン的にも気に入ったのでこちらを購入。



これ、Japan Tourじゃなく

Asia Tourのデザインと同じヤツですよね。



Tシャツの方は薄いグリーンって色みも

なかなか見ないので

そこも購入を決めたポイントです。



QUATTROを出たのも21時過ぎ。

サクッと帰れて、レポも早めに取りかかれて何より。




と、こうしてレポを書いてますが

Covet良かった！ヾ(* ﾟ∀ﾟ)ﾉ

インストバンドのライブは初…だったかな？

でも、これだけ演奏力が高いバンドのライブだと

こうも音に集中して楽しめるんだな！

ってのは新発見だし、新鮮でした。

それゆえか、オーディエンスも

その音をじっくり聴き、体に浴びている人が

とても多かった印象です。

ichikaも言ってたけど

ichikaやYvetteみたいなギターオタク、

しかもボーカルなしのインストバンドなんて

客層読めないよねw

他にどんなライブ行ってんだろうか。

でも老若男女、国内外、本当に多種多様なお客さんだったし

それでいて、ちゃんと"聴ける"オーディエンスだったのは

確かだと思いました。


となると、やっぱPolyphia見たかったなぁ…

あっちZepp DCTをsoldするほどになってたし、

多少は客層も変わってるかもしれないけど

それでも、あのデカさのキャパで見る

インストバンドってのも非常に見てみたかった(。>д<)



何はともあれ、個人的には初見でしたが

とても良かったし、行って良かったCovetライブ＼(^o^)／

次の来日がある際は、

その時も是非ぜひ、見に行きたいですね。





Next Live Show
For The Win Japan Tour 2023
＠渋谷 THE GAME