今回の作品を試聴し、

下書きに勤しんでいた今月最後の金曜日

チェックしていた、ウチで出せるような新譜が

8枚もリリースされましたorz

多すぎィ!(。>д<)

自分の理想とするひと月の新譜よりやや少ない枚数が

1日でドカッとリリースされるのはなかなかツラい…

週間リリース枚数では今まででトップなのでは…?

9月頭にはライブも2本あるし、

8月の新譜レビューいつ終わるかな(。-∀-)ハハ…

どうも、トトです。



とはいえ、書いていかないと終わることもないので

粛々と進めていきます。

そんな今年72枚目の新譜レビュー

ウチで取り上げるのは前作に続いて2回目かな?

何気に先行曲が良くて、

今作のリリースも楽しみにしていました。

そんなバンドの最新作はこちら。




20230818_003042
Bearings
『The Best Part About Being Human』
01. Scenery
02. Don't Wanna Forget About It
03. Gone So Gone
04. Go Long
05. Ocean Dream
06. Howie, You're A Freak
07. Slip
08. Live Forever Never Die
09. I Want To Heal
10. Human




カナダのPOP PUNKバンドBearings

3年ぶり3枚目のアルバムとなる

The Best Part About Being Human

Pure Noise Recordsから8/18にリリースされました。


先行曲で期待を煽ったのはもちろん、

POP PUNKバンドが所属するレーベルとして

今や他の追随を許さないPure Nosie Records

前作同様、そのレーベルから出てるのも○

だからこそ今作も良作を期待したいです。

そんなBearingsの最新作、

早速、聴いていこうと思います。




Scenery
カセットをデッキに入れるSEから始まり、
そのままそのカセットから流れるようなボーカルから
大々的にシンセを鳴らして始まるオープニングトラック。
こんなシンセ盛り盛りPOP PUNKで始まる雰囲気は
前回レビューしたMagnolia Parkを彷彿とさせますね。
サビもそのままPOP PUNKを展開し、
明るく楽しい雰囲気のまま突き進みます。
Bメロにはサークル捗る疾走パートもヾ(* ゚∀゚)ノ
終始ポジティブサウンドを鳴らすPOP PUNKは
この暑い季節に聴くのにピッタリな爽快ナンバー\(^o^)/





Don't Wanna Forget About It
小さくギターを掻き鳴らし、
そのままアップテンポに勢い良く始まる2曲目。
ボーカルの入りと共に少し落ち着いた様子を見せ、
サビで再びテンポアップし、ほんのりエモーショナルな
耳馴染みの良いPOP PUNKサウンドを展開します。
エモーショナルな雰囲気でもアップテンポなら
無問題なんですよね(* ゚∀゚)b


Gone So Gone
イントロからキャッチーな縦ノリ感ひとしおの3曲目。
ラップ調にも思える早口ボーカルで捲し立てながら
サビはやはり縦ノリのポップナンバーに。
ちょっとState ChampsDerekを感じる
ボーカルパートが耳を突いてきます。
ややユルでポップさで言えば、前2曲の遥か上。
Bメロのサビ後に出てくる
ヾ(* ≧∀≦)ノ ホォーーーゥ!!
と、テンション高い感じも、聴いててこっちも楽しくなる。


Go Long
4曲目はミドルテンポに幕を開けます。
そのままエモーショナル寄りなPOP PUNKを展開し
耳馴染みの良いサウンドを繰り広げていきます。
Bメロは少しテンポアップしPOP PUNKの方を強めに。
全体的にはミドルテンポであるものの、
モッシュやジャンプではなく、頭振りたくなるリズム感。


Ocean Dream
ギターと共にエモーショナルに始まる5曲目。
サビではテンポアップしてPOP PUNK感を出すも、
やはりどちらかと言えばエモーショナル要素が強い。
しかし、今作の中ではかなり印象的な部分があり
それがBメロあとのサックスパート!
やっぱサックス良いわー好きだわー(*´ω`*)
と思えるほどのソロパートが素敵すぎる。
後ろに下がりはするけど、そのままラストサビにも加わり
フェードアウトするアウトロも担ってるのがgood(゚∀゚ *)


Howie, You're A Freak
ここで再びアップテンポに展開し、
POP PUNK全開になる6曲目で上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
落としたあとは上げる!やはりこれは鉄則です。
ヾ(* ≧∀≦)ノ I tried!! (so hard to be alone)
と、シンガロングから入るサビもテンション高めで◎
こういうわかりやすいシンガロングパートがある
POP PUNKだからこそ上がるんだよな\(^o^)/
そういうとこも含めて、
個人的にも今作の中で上位に好きな曲です。


Slip
続く7曲目もPOP PUNK感ひとしおですが、
冒頭はエモーショナル寄りの雰囲気に。
しかし、サビに向かう中でテンポアップし、
POP PUNKサウンドの裏で鳴る鍵盤サウンドがgood(゚∀゚ *)
サビはやはりエモーショナル寄りとなるものの、
後半、あーあーコーラスパートからラストサビまで
全体的に歌メロ含めたメロもキャッチーさはひとしおです。





Live Forever Never Die
イントロから緩くPOP PUNKな雰囲気を醸す8曲目。
こちらも漏れなくキャッチーなサウンドで進み、
上向きサウンドなポップさでは前曲よりこちらが上。
サビはテンポも少し落として少しエモーショナルに。
しかし、どっかで聴いたことある雰囲気なんだけど
そのバンドが思い出せなくてモヤる…(。-ω-)
ラストサビはAメロ、Bメロと違い
アップテンポにPOP PUNKして締めてくれます。
ここまでの中で最もコメディ色強いMVも面白い。





I Want To Heal
イントロから骨太なベースが響く雰囲気は
オルタナロック風な印象を受ける9曲目。
要所でPOP PUNK的ではあるけど、
やっぱり全体的にはオルタナロック寄りに感じます。
サビ前のクラップできそうなパートと、
Bメロサビのアップテンボなサウンドは
しっかりPOP PUNKな面を押し出してくれます。
マスロックのようなギターのアウトロも良いですね。


Human
ラスト10曲目は、小さくギターを掻き鳴らしながら
静かに歌い始め、本格的にスタートすると
軽快にアップテンポなサウンドに切り替わり、
サビにくる頃にはストレートなPOP PUNKになっていて
ライブでもモッシュが捗りそうなテンポ感は
聴いてるこちらも上がりますヾ(* ゚∀゚)ノ
曲調上向きなPOP PUNKサウンドによる
終わり良ければ全て良し!を味わえる1枚でした。
しかし、アウトロは静かに弾き語り調で締めるのも
エンディングの雰囲気があって○です。





以上、

Bearings『The Best Part About Being Human

でした。

前作はレトロ感のあるシンセが際立つ作風でしたが

今作は真っ当にPOP PUNK部分を強めた感じで

個人的にも好きな1枚でした。

前作も良かったけど、どっちが良いかと言われたら

やっぱPOP PUNK感強めな今作かなぁ( ´∀` )

前作同様シンセ要素はあるし、

POP PUNKとは切っても切れないエモーショナルさもある。

それでもやっぱりPOP PUNKが最前に来るような作風は

やっぱ問答無用で気に入る作品でした(* ゚∀゚)b


先行曲から期待していましたが、

その期待に見事、応えてくれた作品でした。

Bearings『The Best Part About Being Human

やっぱPure Noise産のPOP PUNKは良いな!

と思える、1枚です。

是非ぜひ、ご一聴。





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